世界の破壊者の聖杯探索   作:ガンダムラザーニャ

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こんにちは、ガンダムラザーニャです。

あと少しすればクリスマスですね。

それでは、始まります。


訓練 その1

サーヴァント ヨシヒコを召喚したときに自動的に発動した宝具『冒険のお供(アドベンチャー・パーティー)』でヨシヒコの仲間が出現したことに驚いていた悠馬たちだがそのあと数分で冷静さを取り戻した。

 

「・・・君、というか君たちは四人で一人のサーヴァントじゃなく本当に一人のサーヴァントの宝具で召喚されたんだね?」

 

ドクターロマンが怪訝な顔でヨシヒコたちに質問する。

 

「はい!本体は私で彼らは宝具で召喚された者たちであり、生前の仲間です!」

 

ヨシヒコがそういった途端紫の髪をした少女がヨシヒコの肩を掴む。

 

「おいヨシヒコ、てめえ本体だからって調子こいてねえで私らにも自己紹介させろよ!!」

 

「むっ、そうだな。ダンジョーさんとメレブさんも良いですか?」

 

ダンジョーとメレブと呼ばれた二人の男は呆れながら言う。

 

「おいおい、名乗る前に名前を出してどうするんだ?」

 

「ヨシヒコ、お前の口からもう俺たちの名前、出ちゃってるから・・・」

 

「そ、そんなバカな!?」

 

「私はまだ言われてないぜ?」

 

悠馬たちをほったらかして好き勝手に喋っている四人に悠馬は声をかける。

 

「なぁ、自己紹介まだか?」

 

悠馬の言葉を聞いてようやく体を悠馬たちの方に向けるヨシヒコたち。

 

「そうでしたね。

それでは改めてまず私の隣から、

もみあげが特徴的な人がダンジョー、

紫の髪をしたのがムラサキ、

金髪のキノコ頭はメレブです」

 

「おう、よろしくな」

 

「よろしく頼むぜ、ヨシヒコのマスター!!」

 

「よろしく・・・

ヨシヒコ、最後、俺の自己紹介雑じゃなかった?

確かにキノコ頭は認めるけど、杖とかさ・・・」

 

三人の自己紹介をしたヨシヒコ。

しかし、メレブと呼ばれた男は自己紹介に対して不満な様子であった。

 

「あぁ、こちらこそよろしく。

俺は門矢 悠馬、お前たちのマスターだ」

 

「私はマシュ・キリエライト、悠馬先輩のサーヴァントです」

 

「僕はロマニ・アーキマン、ドクターロマンと呼んでくれるかい?」

 

「私は万能の天才であるレオナルド・ダ・ヴィンチさ、よろしくね~」

 

「ねぇ、人が話をしてるのに無視するの?ねぇ!?」

 

メレブは非難するがそこは気にしない悠馬たちであった。

 

 

 

 

「さて、互いの自己紹介も終わったし、悠馬君、君のベルトの確認とヨシヒコたちの力を見るためにシミュレーションルームに向かおう」

 

「えっ、今からですか?」

 

ドクターロマンのとつぜんの言葉に驚く悠馬。

 

それに対して申し訳なさそうにドクターロマンは答える。

 

「いやぁ、本当に申し訳ないけど、次の特異点に行けるのはいつになるのかわからないから、今のうちに悠馬君のベルトが機能するのかを確認しようとおもうし、それにヨシヒコなんて英霊は聞いたことがない。だから、そのデータを調べるのにもこれは機会だと思うしね」

 

「マスター、ベルトとは?」

 

ヨシヒコは悠馬に興味津々な眼差しで問いかける。

 

「・・・後で見せるから行こう」

 

悠馬はヨシヒコにそう言ってドクターロマンの後に続き、マシュやヨシヒコたちもついていく。

 

 

 

 

 

 

召喚場所からシミュレーションルームへと移った悠馬たち。

 

そこは、草原が広がっていた。

 

「ここが、シミュレーションルームなのか?」

 

「まるで、私たちがいた世界にいるようですね・・・」

 

「そうみたいですね、しかし本当はこんな草原が広がった場所ではなかったのですが・・・」

 

悠馬たちがそれぞれでしゃべっている時に青空からドクターロマンの声が聞こえる。

 

『それは当然だよ。そこは今稼働させているからそのように見せているからね』

 

「ドクターロマン!?まさか通信でしゃべっているのですか!?」

 

『そうだとも~、外の環境に近いものすると現地で戦ってるように感じるからね~』

 

「今度はダ・ヴィンチの声に変わってる・・・」

 

「うわー、なにこれ天の声みたいな感じだよこのポジション」

 

『今から君たちには、こちらで用意した敵と戦ってもらおうと思っているんだ。もちろん、悠馬君とマシュもね。』

 

ドクターロマンの声に変わり、悠馬とマシュも戦うよう指示をする。

 

すると、マシュの体を光だし、巨大な盾を持った騎士の鎧姿になった。

 

ヨシヒコは鎧姿になったマシュをまじまじと見ながら

 

「すごい・・・!」

 

「ヨシヒコ、マシュの胸を見ながら言うのやめろって、ただの変態にしか見えないから。

ほら見てよ、マシュが冷たい目で俺たちを見ちゃってるよ・・・」

 

メレブがヨシヒコを諫めているとマシュが赤面になりながら口を開く。

 

「ヨシヒコさん、最低です・・・」

 

「胸を見て何が悪いんですか!?」

 

「そこは否定くらいしろよっ!?」

 

「あいつら、何してるんだ?」

 

マシュ、ヨシヒコ、そしてメレブのやり取りを見ていた悠馬は呆れながらバックルを取り出す。

 

「あれ?

マスターのそれ、何か特撮っぽくない?」

 

「これが特撮か?

とりあえず、変身してみるから皆見てくれ」

 

悠馬はバックルを腰に当てる。

 

その瞬間、ベルトに変形し、左側面にカードケースが出現する。

 

悠馬はベルトのバックル部分の中心部を展開し、カードケースから一枚のカードを取り出す。

 

そこには、ピンクを中心に黒のラインが入った鎧の戦士が描かれていた。

 

「変身!!」

 

カードをバックルに挿入し、中心部を閉じる。

 

『KAMEN RIDE DECADE!!』

 

音声が流れると同時にいくつもの影が出現し悠馬を覆っていく。

 

そして影は消え、悠馬の姿はカードに描かれていた鎧姿に変わっていた。

 

「なんだ、あれは!?」

 

「うわー、これ絶対特撮ものだよー!!」

 

「や、やりましたね先輩!!」

 

マシュたちの方へ振り向く悠馬、仮面で表情はわからないが笑っているような、嬉しそうな声が聞こえる。

 

「あぁ、そうだな!」

 

すると、ダンジョーとムラサキがくる。

 

「おお、これはまた大層な鎧だな、マスター!」

 

「なかなか良いじゃん!!」

 

「あぁ、ありがとう」

 

悠馬たちが話をしている時にドクターロマンが声を出す。

 

『うん、どうやらまともに機能しているみたいだね。

それじゃあ、今から敵を送り込むから、くれぐれも油断しちゃダメだよ?」

 

ドクターロマンが言った途端、草原の奥から3体の獣人が現れる。

 

「わかりました、ドクターロマン!

皆、行くぞっ!!」

 

悠馬は身構えしながら言う。

 

「了解です、先輩!」

 

「はい!共に戦いましょう、マスター!!」

 

マシュとヨシヒコが勢いよく返事をし、マシュは巨大な盾を、ヨシヒコは剣を構える。

 

ダンジョーとムラサキ、そしてメレブは身構えようとするがどういうわけか、体が動けなかった。

 

「あれ?何で俺たちの体が動けないんだ?」

 

「ちょっと待ってよ!

敵が目の前にいるじゃんか!!」

 

「うわー、なにこれ、スッゴい心当たりがある。

これきっとRPGのあれだよ・・・」

 

「そんな・・・!?

三人とも動けないだと!?」

 

 

三人の様子を見た悠馬は驚いてしまったが、獣人が接近し襲いかかってきそうなので身構える。

 

「くっ!

三人で戦うしかないのか、マシュ、ヨシヒコ、油断するなよ!」

 

「はい、先輩!」

 

「油断いたしません!!」

 

三人は駆ける。

 

訓練とはいえ、敵と戦うために。

 

そして、悠馬たちは知る。

 

なぜダンジョーたちは動かなかったのかを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?

今回は箇条書きをしてみましたが読みやすかったですか?

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