世界の破壊者の聖杯探索   作:ガンダムラザーニャ

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こんにちは、ガンダムラザーニャです。

まだ正月で寒いですね。

それでは始まります。


お告げ

 

 

悠馬たちの前に現れたいい加減な雰囲気を醸し出す仏。

 

そして、その仏は悠馬たちが一度も口を出していない『特異点』という言葉を出した。

 

それにより困惑めいた状態で、ダ・ヴィンチが口を開く。

 

『あの・・・君は仏って言ったのかい?

それで、今特異点と言ったのかい?』

 

『いかにもその通りだが?』

 

仏は怪訝な表情でダ・ヴィンチに答える。

 

ダ・ヴィンチはまるで冷や汗をかいているような、言いづらそうな口調で言う。

 

『いや、別に特異点のことは良いんだよ?

こちらとしても、情報提供していただいて助かるからね?

ただ・・・話をする前に良いかい?』

 

『ほう、何かね?』

 

仏の問いかけに、ダ・ヴィンチが口を開く。

 

それはとてもこの状況下では予想外な言葉だった。

 

『実は、君の出現に驚いてロマニが倒れちゃったんだ・・・。

すぐに起こすから待って欲しいんだが、どうかな?』

 

『う、うーん・・・。

仏なんてありえないよ・・・』

 

『え?

あ・・・うん、なんか・・・ごめん』

 

かすかにだがダ・ヴィンチの声のほかにドクターロマンのうめき声が聞こえていた。

 

目の前で仏が出たということが信じられなくてそのまま気絶したようだった。

 

とりあえず、ドクターロマンが起きるまで待ってもらうことにした。

 

 

 

 

 

『え、えーと初めまして、貴方は仏ということで間違いないんですよね?』

 

ドクターロマンが目を覚ましてようやくまともに話が聞ける状態になった。

 

『いかにも、私は仏だ・・・。

それでは、全員聞ける状態のようだし、お告げに入ろう・・・』

 

仏も厳かな口調でお告げを行おうとする。

 

「頼むぜ、仏」

 

「仏様、どうかお告げをお願いします。

私たちは何をすればいいのですか?」

 

「ヨシヒコはともかく、マスターはあまりこのクソ仏に期待するなよ?

いい加減なことしか言わないから、お告げって言っても」

 

悠馬とヨシヒコは急かすように仏に言うが、メレブはまるで疲れた様子で仏に悪態つけるように言う。

 

『おい、そこの腐れほくろ。

いい加減さ、仏のお告げをいい加減なものみたいに言うのやめてくんない?』

 

さすがにこの期に及んでお告げをさせてもらえず邪魔されてしまい怒り口調でしゃべる仏。

 

「つーか、てめえ今までまともにお告げやったの少ねえだろうが!

お告げすんなら、もうちっと具体的に話せよ!!」

 

『具体的にしてますー!

お前たちがちゃんと聞いてないだけですぅー!』

 

ムラサキも割って入ってしまい、なぜかしらを切ろうと仏が変な口調で言い返す。

 

「あの、皆さん!

今は言い争ってる場合では・・・」

 

マシュは止めに入ろうとするがもはや入れるような状態ではなかった。

 

するとダンジョーがしびれを切らしたのか、大声を上げる。

 

「うるさぁぁぁい!!!

マシュの言う通りだ、さっさとお告げをしろ!」

 

ダンジョーの声により、一同は黙り込む。

 

しかし、仏はすぐに我に返り気を取り直す。

 

『う、うむ・・・そうだな。

では、君たちは今回人理修正のためにフランスのオルレアンに行っておらう』

 

「オルレアン?

どこですか、そこは」

 

「おそらく、ヨーロッパじゃないのか?

それで、人理修正っていうからにはどこの時代かもわかるのかよ」

 

『いや、そこははっきりとわかってない・・・。

しかし、戦争していたころの時代だろうな。

そこではその・・・、鳥っぽいやつが飛んでて町が襲撃されてんのね。

うーん、それでそのー、なんか一狩り行こうぜみたいな感じになってんだよね・・・うん』

 

『つまり、フランスのオルレアンでなんらかの戦争が起きた時代ですね?

それでその鳥っぽいものとは?』

 

『うーん?

爬虫類的な?

でもでも、誰かが火刑されてすぐの世界だね、時代は』

 

「なるほど、それでそこに行くにはどうしたらよいのですか?

いくら我々サーヴァントでも、タイムスリップはできません」

 

ヨシヒコは仏に質問した途端、ドクターロマンが提案する。

 

『それなら、僕たちカルデアのスタッフに任せてほしい。

仏の言葉でいくらかヒントが出たからね。

色々とありがとうございます、仏様』

 

「うむ、礼には及ばん。

それではヨシヒコとそのマスター、悠馬よ!

必ずや特異点を修正し、人類史を救うのだ!!』

 

「はい、お任せください!

私たちは必ずや特異点を修正し、世界を救って見せます!」

 

「ああ、もう所長の二の舞はごめんだ!!」

 

『その意気だ!

それではこれでお告げは終わりだ。

・・・いやー今回は噛まずに言えたー』

 

何やら後半変なことを言いながら仏は消える。

 

悠馬はほほ笑みながらマシュたちを見る。

 

「・・・さて、それじゃあマシュ、ヨシヒコ、みんな。

人類史を、世界を守るために一緒に戦ってくれ!!」

 

「はい、一緒に頑張りましょう先輩!」

 

「ともに頑張りましょう!!」

 

「まあ、今回もヨシヒコとともに冒険するってんなら俺たちも手を貸してやるぜ!」

 

「正直人理修正って言われてもピンと来ないけど楽しそうだし、行こっか!!」

 

「うむ、我が呪文も披露せねばな?」

 

 

 

 

そして、仏のお告げから数日が経ち、レイシフト先の特異点が特定された。

 

西暦1431年 百年戦争終盤の時代

 

カルデアのマスターにして通りすがりの仮面ライダーは様々な時代と世界を駆け巡り、その瞳は何を見るのか?




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