世界の破壊者の聖杯探索   作:ガンダムラザーニャ

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こんにちは、ガンダムラザーニャです。
今回は投稿が遅れてしまいすみませんでした。
それでは始まります。


通りすがりの仮面ライダー

 

 

 

「俺は門矢 悠馬。マシュのマスターで、通りすがりの仮面ライダーだ!!」

 

悠馬が叫ぶ。騎士の頂点に立つ王に。

 

しかし、騎士王はほくそ笑みながら言う。

 

「ほう、仮面ライダーとは面白いことを言うな・・・。」

 

剣を構え、魔力を集中させる。つまり、宝具を使うのである。

 

「ならば、もう一度わが剣を受けて消えるが良い!!」

 

「先輩!逃げてください!」

 

「いや、大丈夫だ。マシュは下がっていてくれ!」

 

悠馬はそう言ってベルトの側面に取り付けられたカードケースを取りだした。

 

その瞬間カードケースが銃のような形態に変化し、騎士王にめがけて撃つ。

 

「ぐっ!なかなかやるな・・・。だが!」

 

騎士王は少し怯みはしたが剣に集まっている魔力は止まらない。

 

「なら、これならどうだ!」

 

悠馬はカードケースからカードを取り出し、バックルに挿入する。

 

『ATTACK RIDE BLAST!!』

 

軽快な音と共に、銃形態のカードケースが分身するかのように増え、騎士王にめがけて放たれる。

 

「ぐあ!」

 

騎士王は放たれた銃弾の雨に耐えきれず吹き飛ばされる。

 

その衝撃で剣に集められていた魔力が切れ、宝具発動を中断される。

 

「よし、今のうちに接近して畳み掛ける。マシュ、まだ戦えるか?」

 

「はいっ!!まだ戦えます、先輩!」

 

マシュは立ち上がり、盾を構える。

 

悠馬はカードケースを銃形態から剣形態に変えて叫ぶ。

 

「行くぞっ!!」

 

悠馬とマシュが騎士王に目掛けて突っ込む。しかし、宝具を中断された騎士王は怒りを覚えるどころか、不敵な笑みを浮かべる。

 

「近接戦で私に挑むのか、面白いっ!!」

 

騎士王は剣を構える。そしてマシュが正面から突っ込み、悠馬はマシュの後ろから騎士王に斬りかかる。

 

しかし、騎士王はマシュの攻撃を剣で受けると同時に剣を器用に動かしマシュの盾の向きをずらし横に転ばす。

 

そして悠馬は剣形態にしたカードケースを振り下ろし、騎士王は剣で受け止め、つばぜり合いになる。

 

「くっ!!」

 

「なかなか良い斬り込みだな・・・、だが!」

 

騎士王は剣をつばぜり合いの状態から悠馬の剣を弾き、距離を取る。

 

「先輩っ!!」

 

「それでは、私の剣よりも劣るぞ?」

 

「くっ!・・・?これは・・・!?」

 

騎士王は悠馬に剣を突きつけ、冷徹な目で悠馬に言う。しかし、悠馬は諦めずに体勢を立て直した。その時にカードケースからカードを取り出す。そのカードには武将の鎧を纏った戦士の絵が描かれていた。

 

「やっぱり、剣には剣か!変身っ!!」

 

悠馬はそのカードをバックルに挿入する。

 

『KAMEN RIDE GAIM!!』

 

軽快な音とともに、悠馬の頭上からオレンジを思わせるような大きな物体が出現しそのまま悠馬の頭を覆いかぶさる。

 

するとその瞬間、オレンジのような大きな物体が開くかのように展開されやがて先ほどのカードに描かれていた武将風の戦士になり、両手には日本刀とオレンジの断面を思わせるような刀を持っていた。

 

「先輩の姿が変わった!?」

 

『それじゃない、ステータスも変化してるのか!?』

 

悠馬の姿が変わったことに驚愕するマシュとドクターロマン。そして、騎士王は関心のあるような眼で悠馬をにらみつける。

 

「ほう、姿を変えるとは面白いことをするのだな貴様は・・・。」

 

「お前も剣なら、こっちもそうするまでだっ!」

 

悠馬は二つの刀を構え、騎士王に突っ込む。そして、騎士王も剣を構え、同じく悠馬に目掛けて走り出す。

 

悠馬は右からオレンジの断面を刀で、左から日本刀で騎士王に斬りかかる。

 

しかし、騎士王は左右から繰り出される2本の刀にそれぞれ剣を使って対応し、一振り一振りに強い一撃を与えている。

 

つまり悠馬が刀を2本持って手数を増やしても、騎士王の力には程遠いということだった。

 

しかし、悠馬は何か思いついたか自分から後ろに飛び体勢を立て直す。

 

「二刀流とは面白いものを見せてくれるな。」

 

「ああ、だがこれならどうだっ!!」

 

悠馬は、両方の剣同士の柄の部分を接続し薙刀状にする。

 

そして、悠馬はそれを回転させながら騎士王に斬りかかる。

 

「はあっ!!」

 

「なっ!?くっ!!」

 

二刀流から薙刀になったことに驚いた騎士王は対応しようとするが、薙刀を使った流れるような動きにはついていけず防ぐ一方になる。

 

そして、防ぎきれなくなり剣ごと後方に弾き飛ばされてしまう。

 

「せ、先輩・・・すごい・・・!」

 

マシュは先ほど騎士王に転ばされてから悠馬の戦いを見ていた。

 

自分を軽くあしらった騎士王に悠馬は姿を変えながら戦っていることに、驚きを隠せなかった。

 

しかし、マシュは自分だけ見ているだけということはいやだった。自分は悠馬のサーヴァント、それなのにマスターである悠馬だけを戦わせるなんていやだった。

 

その時だった。騎士王を弾き飛ばしてすぐに悠馬が膝をついた。おそらく、騎士王の力が強すぎて疲労したのかもしれなかった。

 

騎士王はすぐに体勢を立て直し、剣を構えて宝具発動の準備に入った。

 

悠馬はそれがわかったのか、避けようするが疲労のせいか、うまく動けなかった。

 

このままでは悠馬がやられる。先ほどは変身した時の光が盾になって守られていたけど、今の状態ではまともにくらってしまう。

 

だからマシュは立ち上がった。

 

「はあああああああああああっ!!」

 

盾を構えて騎士王に突っ込む。

 

悠馬と戦っていてマシュの存在に気づかなかった騎士王はマシュの攻撃を受けて、宝具の発動を止められてしまう。

 

「ぐはっ!?」

 

「マシュ!?」

 

「先輩、大丈夫ですか?」

 

「・・・!?・・・ああ、大丈夫だ。ありがとう。」

 

悠馬は立ち上がり、マシュは悠馬の隣に立つ。

 

「おのれ・・・!不意打ちをしてくるとは・・・!」

 

騎士王は怒りに震えていた。

 

「マシュ、騎士王の力は半端じゃない。気を付けろ・・・!」

 

「はい!」

 

「はあああああああああっ!!」

 

騎士王が剣を構えて悠馬たちに斬りかかる。先ほどよりも格段に速くなっていた。

 

「マシュっ!」

 

「はいっ!!」

 

悠馬はまるでそれがわかっていたかのように、マシュに前に出るように言う。

 

マシュは前に出て盾を構え騎士王の攻撃を耐える。

 

その隙に悠馬はカードケースからカードを取り出す。そのカードには、鬼を連想するような鎧を纏った戦士の絵が描かれていた。

 

「次は力比べだっ!!変身っ!!」

 

悠馬はそれをカードケースに挿入する。

 

『KAMEN RIDE HIBIKI!!』

 

軽快な音が聞こえたと同時に悠馬の体が炎に包まれる。

 

「先輩!?」

 

マシュが声を上げたが、すぐに炎が消えた。

 

するとまたしても悠馬の姿が変わっていた。先ほどの武将風の鎧の戦士から挿入したカードに描かれていた鬼のような鎧を纏った戦士の姿に変わっていた。

 

「また先輩の姿が変わった!?」

 

『いや、それだけじゃない!またステータスが変わってるよ!?』

 

「・・・っ!?」

 

悠馬の姿が変わったことにマシュとドクターロマン、そして、騎士王も若干ながら驚いていた。

 

「ほう、またしても姿を変えるか・・・。」

 

先ほどよりか落ち着いた表情で騎士王は言う。

 

「マシュ、もう大丈夫だ。下がってくれ。」

 

「は、はいっ!!」

 

マシュは悠馬に言われた通り下がり、騎士王と距離を離す。

 

「待たせたな、今度は力比べだ!」

 

悠馬はカードケースからカードを取り出し、バックルに挿入する。

 

『ATTACK RIDE ONGEKIBOU REKKA!!』

 

軽快な音とともに悠馬の両手に鬼を彷彿させるような棒が出現した。

 

「これはまた変わった武器を使うのだな・・・。」

 

「ああ、行くぞ!」

 

悠馬は両手の棒を構えて騎士王に向かって走り出す。

 

「はああああああああああっ!!」

 

騎士王も剣を構えて悠馬に向かって走り出す。

 

そして、激突したときにお互いが自分の武器をぶつけ合う。

 

それも今度は力負けはしていなかった。

 

むしろ悠馬はだんだん騎士王に力で押していた。

 

「くっ!なかなかやるな貴様!!」

 

「それはどうもっ、だっ!!」

 

「ぐっ!!」

 

悠馬の一振りが騎士王を後方に吹き飛ばす。

 

しかし、悠馬は棒を構えながらある疑問を抱いていた。

 

なぜ自分はこの力の使い方を知ってるのか、と。

 

変身だって、さっきの宝具を弾き飛ばした時が初めてだった。

 

様々な戦士に変身したり、カードケースを武器に使ったりするなど自分自身全く知らなかったのにそれが不思議とできた。

 

まるで、自分は今までこれを使って戦ったことがあったように。

 

しかし、悠馬には心当たりがなかった。

 

さっきのアサシンのことも、アーチャーの時もそうだった。

 

わからない。なんで自分にそんなことができたのか。

 

その時だった。

 

バックルから先ほど挿入した戦士のカードが飛び出した。

 

それを手に取った時に悠馬はきづいた。

 

「!?これは・・・!?」

 

そのカードに描かれていた戦士の絵が薄れて最終的に真っ白になってしまった。

 

それと同時に悠馬の姿が先ほどのピンクを中心に黒のラインが入った鎧を纏った戦士の姿に戻っていた。

 

「ふん、貴様の方も限界のようだな。」

 

騎士王はほくそえみながら立ち上がり剣を構え、魔力を集める。

 

「ならば、そろそろ決着を着けるぞっ!!」

 

「!?マシュ、衝撃に構えてくれ!!」

 

「はい!しかし、それでは先輩が・・・!」

 

「大丈夫だ、俺も決着を着ける!!」

 

悠馬はカードケースからカードを取り出す。

 

そのカードは今の悠馬の姿である戦士の顔が描かれた金色のカードだった。

 

悠馬はそのカードをバックルに挿入する。

 

『FINAL ATTACK RIDE DE DE DECADE!!』

 

軽快な音が鳴った瞬間、悠馬と騎士王の間にいくつかの光の壁が出現し、悠馬は高く飛び上がりその光の壁に目掛けて飛び蹴りをする。

 

「はああああああああああああっ!!!」

 

「『約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)』!!!」

 

騎士王も宝具を発動し、黒い斬撃を悠馬に放つ。

 

悠馬と黒い斬撃が衝突し、すさまじい衝撃波と爆風が生まれ煙が巻き上がる。

 

「先輩・・・!!」

 

マシュは盾を構えて衝撃と爆風に耐えながら悠馬の戦いを見守る。

 

やがて煙が晴れたときにマシュは見た。

 

黒い斬撃が消え悠馬と悠馬が飛び超えている光の壁は消えず、むしろ勢いが増していた。

 

そして、そのまま騎士王の胴体の鎧をを蹴りつける。

 

「ぐはぁっ!!」

 

騎士王は蹴り飛ばされ鎧が粉々に砕け散る。

 

そして騎士王の手から剣が離れ立ち上がることはなかった。

 

 

 

 

 

こうして、悠馬は騎士王を倒したのである。

 

しかし、悠馬たちは知らなかった。この戦いはまだ始まりに過ぎなかったことを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




以上がディケイドになった主人公の初戦闘です。
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