今回は冬木の終わった後になります。
それでは始まります。
少年は男の夢のを見た。
男はいつも写真を撮っていた。
しかしまるで男を拒むようにいびつなものになっていた。
そして男は世界を巡る旅に出た。
自分を受け入れる世界を探すため、崩壊する世界を救うために。
「・・・またあの夢か・・・。それにしても、ここはカルデアのマイルームなのか?」
悠馬は目を覚ました。そしてどうして自分がマイルームで寝ているのかを思い出した。
「っ!!そうだ!マシュ!」
「マシュなら元気だよ。」
悠馬は声を掛けられた方向に顔を向ける。そこには一人の女性がいた。
「あんたは、誰だ?」
「おっと、これは失礼。いきなり知らない人が入ってくるとびっくりするよね?私の名前はレオナルド・ダ・ヴィンチだ。よろしくね、門矢悠馬君。」
「レオナルド・ダ・ヴィンチ?まさか、サーヴァントなのか!?」
「そうだよ?ロマニに召喚されたものさ。」
「そうなんだ・・・。そうだ!マシュはどこにいるんだ!?」
悠馬はダ・ヴィンチにマシュの居場所を聞く。カルデアの管制室にドクターロマンと一緒にいると聞き、すぐに管制室に向かった。
「あ~あ、行っちゃったか・・・。後でこれを持っていってあげないとね・・・。」
そう言って、ダ・ヴィンチは悠馬が眠っていたベッドの枕の横に手を伸ばす。そこには、悠馬がレイシフトした先で拾い、変身するときに使ったベルトが置いてあった。
悠馬は管制室に向かい扉を開ける。そこにはカルデアの制服を着たマシュと、ドクターロマンがいた。
「マシュ!無事だったのか!」
「はい、先輩も無事で本当にです良かったです!」
「悠馬君、お疲れさまだね。さて、二人とも今の状況について説明するね。」
お互いの無事を確認した後でドクターロマンから状況を説明された。人類史が焼却されたこと、カルデアの外は先ほどのレイシフトした時代と同じような惨状になっていること、現段階でカルデアスの観測では7つほどの特異点が見られていること、そしてこのままだとカルデアも消滅するかもしれないことが説明された。
「以上のことからこれからこの7つの特異点を調べてレイシフトしてもらうことになるけど悠馬君、これは君にしかできないことなんだ。別に強制はしないけど、してくれるなら僕たちもマスターである君を全力でサポートをする。どうかな?」
「・・・すみません、少し考えさせてもらってもいいですか?」
「所長のことかい?」
「はい、でももしやるとなったらその時は返事します。だから、少し俺に時間を欲しいんです。」
「そうなんだ・・・。なら、僕はここで待ってるからよく考えてきてね。」
悠馬はそのあと廊下に出る。そして、ある程度歩いた距離で壁を思い切り殴る。何度も、何度も血がにじむほど殴り続けた。
「・・・ちくしょう。」
悠馬は後悔していた。オルガマリー所長が目の前にいたのに助けることができなかったことを。三人とフォウと一緒にカルデアに帰るという約束を守れなかったことを。悠馬の頭の中にはそれに対する後悔が渦巻いていた。
いかがでしたか?
今回はいつもよりかなり短めになりましたがよろしければ感想をお願いします。