始まりのサイヤ人が幻想入り   作:白藍ハートネット

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第17話〜働くサイヤ魂 繊細な建築家〜

「【鬼火】月の瞳」

 

 

 

自分の周囲に青白い炎を浮遊させ、光源を確保する。コレでまだ薄暗い早朝も大いに活動出来る。日常生活専用のスペルって、使ってるの俺以外にいるのだろうか。冷たい風を感じながら、川に向かって歩く。鍋いっぱいに水を汲んで、ゆっくりと拠点に帰る。

帰った所で、早速朝食の準備をする。あの後、わかさぎ姫と赤蛮奇は手伝う準備をすると言って帰った。流石にあの人魚の前で魚を捕まえて食べようとは思わず、昨夜は深夜になってからイワナを4匹掴み取りした。

 

 

 

「手伝うって言われてもなぁ・・・邪魔にしかならねえだろう。特に人魚・・・」

 

 

 

陸を歩けずに何をどう手伝うのか。後、あいつが来るだけで魚を食べるのも調理するのも確保するのもアウトな気がする。必然的にタンパク質の抜けた休憩飯になる為、客として呼びたくない姫さんなのだ。

 

 

 

「もう1人増員するとか言ってやがったが、どんな奴かねぇ・・・・・・」

 

 

 

赤蛮奇は、昨日の去り際にすっ転んで、首が外れるというトンデモ描写が展開された。轆轤首とは聞いたが、あの絵面は結構衝撃的だった。グロ耐性はある。むしろ昔は原住民を殺してその場で解体、食した事もある。首が外れ、断面が見え、ソレで生きているというのが驚きだ。種族の特性として見ても慣れそうに無かった。言葉でわかる通り、力仕事は全力で阻止しないと、首がポロッ→グシャッなんてありそうだ。

 

 

 

「・・・・・・まぁ、姫さんが来る前にさっさと調理してしまおうか」

 

 

 

昨夜食べたイワナの骨とアラを網で充分に炙って、鍋に水と一緒にぶっ混んで出汁を取る。10分も煮れば綺麗な黄金色が完成した。濾し取ったアラは砕いて、拠点近くの木の根元にばら撒く。多分肥料として役立つだろう。

刻んだ大根とイワナの骨から削ぎ落とした少ない身を塩で炙り、飯の上に乗せる。最後に出汁を注いで、茶漬けの完成。少し手間がかかるが、朝の茶漬けは活力が漲る。寝起きのスイッチを入れるのに、うってつけの一品だ。・・・・・・姫さん用に椎茸を準備しておいてやるか。出汁も取れるし身も食える。

 

 

 

「・・・・・・俺も、丸くなったもんだ・・・」

 

 

 

他人の気を使うとか、本当に変わったと思う。トマ達に見られたら、何て言われるのやら。

と、変な事を考ながら朝食を食ってると、足音が近づいてきた。

 

 

 

「やぁ、バーダック。手伝いに来たよ」

 

「おはようございます、バーダックさん」

 

 

 

昨日の2人が来た。わかさぎ姫を抱えている茶髪の女性が、赤蛮奇の言ってた助っ人だろう。

だが、その娘はバーダックを見つけるなり、目つきを鋭くしてきた。威嚇・・・では無い。嫌悪に近い雰囲気を感じた。

 

 

 

「あー、助っ人さんよ、俺が気に入らねぇのか?」

 

「っ!!」

 

 

 

瞬時に見抜かれてしまい、少し驚いてしまう女性。わかさぎ姫を抱えたまま、赤蛮奇の後方に回り込んでこちらを睨んできた。

 

 

 

「・・・・・・影狼ちゃん、どうしたのさ?人間じゃ無いし昨日の感じから友好的な人だよ・・・多分・・・」

 

「・・・・・・ガルル・・・」

 

「・・・・・・お前らで少し向こうで話して来い・・・」

 

 

 

面倒なので、俺無しで会議をさせるように促すと、茶髪ちゃんは姫ちゃんを抱えたまま赤蛮奇の首根っこも掴んで、スタスタと言ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「影狼ちゃん、どうしたのさ?あの子、何か気に触ることしたの?」

 

「・・・・・・アイツ、猿だ・・・」

 

「・・・はい?」

 

「・・・・・・猿・・・嫌い・・・」

 

 

 

まさかの犬猿の仲だった。そもそも大猿になることはもう無いような感じではあったが、それでも分かる人には分かってしまうのだろう。連れて来た助っ人に出合頭で嫌われるとは、バーダックも気の毒だ。本人はそんな事微塵とも思わない、身勝手な自由人ではあるが。

 

 

 

「まぁ、困ってる妖怪同士は助けてあげようよ」

 

「うぅ・・・」

 

 

 

嫌悪の塊を手伝うなんて、まっぴらごめんだ。むしろ、親友2人に邪な事とか強要するに違い無い。男って生き物は大抵そういう連中だ。じっくり見張って、本性を掴もうと瞳に闘志を燃やしている。

 

 

 

「えっと・・・その目は手伝ってくれるのかな?」

 

「・・・・・・やる」

 

「えへへ。やっぱり影ちゃんは良い子だね♪」

 

 

 

多少・・・否、かなりの食い違いが発生しているが、結果手伝うことになった影狼。バーダックへの敵対心は燃える一方だが、果たしてどうなる事やら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「目印は・・・この辺りで良いか。奥行きは、2メートルもあれば十分だな」

 

 

 

バーダックは、壁に4つの目印を打ち込んだ。配置は縦250cm、横450cmのほぼ長方形。まずは手始めに、全体を手前20cmほど削り始める。

 

 

 

「む、やはり削るのは難しいな。一気にぶち割るのは簡単なんだがなぁ・・・」

 

 

 

拳を打ち付け、徐々に強くしていく。鈍い音が続くが、急に乾いた音が聞こえると、ヒビが入ったことが分かる。ほんの少しずつ削るのは、結構根気がいる。壊しすぎると重心が脆くなって崩れてしまう。四角形の上辺に合わせて縦奥行き20cmで、横方向に40cmほど削ったところで、手伝い3人が帰ってきた。相変わらず影狼とやらは目つきが鋭い。俺、本当に何かしたっけ?

 

 

 

「まあ、手伝いっつっても、この場ではお前らは何も出来ん。資材を持ってきて欲しい」

 

「資材、ですか?」

 

「人里に『杉屋』って木材を扱う木こりがいる。そいつに注文をしてきて・・・・・・どうした?」

 

「里は・・・ちょっと・・・」

 

「人間は・・・苦手で・・・」

 

「ガルル・・・」

 

「これ以上嫌われたくないの・・・だから私は、眼を・・・」

 

 

 

お前ら妖怪だろうが。人間を警戒とか、臆病にも程があるだろう。

 

 

 

「はぁ・・・俺も行くから、少しは慣れとけ・・・」

 

 

 

事情は知らんが、最低限の交友は必要だと思うが、どうだろうか。目印を分かる範囲で済ませ、金を持って3人を連れて里へ向かう。姫さんを抱えようとしたら、影狼にぶん取られた。アレって、警戒に分類されるのか?あぁ、そうか。親友だからか。

 

 

 

「ちょっと、影ちゃん・・・流石に失礼なんじゃ・・・」

 

「ガルル・・・」

 

「俺を嫌うのは別に構わん。だが、お友達にそういう事を言わせるのはどうかと思うぞ」

 

「うぐ・・・」

 

 

 

自分に向けての好意なんかこれっぽっちも気にしない、一匹狼のバーダック。孤独感をモロに出されてしまい、ココで少し影狼が怯んだ。

 

 

 

「ほら、茶屋にも寄ってやるから、運ぶの手伝え。行くぞ」

 

「むぅ・・・」

 

 

 

友達が居ないのかと思った3人。少なくともココは手伝ってあげようと思った。

 

 

 

なお、友人が居ないのは本当である。交友や絆はあるが、誰一人として友人と思ったことは無い。戦友や仲間とは思っている。が、プライベートでまで深く付き合うつもりはさらさら無い。

 

白藍「そこがカッコイイよね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶屋で饅頭を食べ終わると、真っ直ぐに木材を買い占めた。太さ15cm、長さ300cm、重さ40kgを計20本。

さて、どうやって運ぼうか。一人でも楽に運べるが、このお荷物共が好意で手伝うって言ってるし、不自然にならない様な協力のさせ方を考える。そう言えば、姫さんの能力は『水中で力が増す程度の能力』だったはず。

まあまあ良い方法を思い付いた。早速始めるか。

 

 

 

「ついでだし、食料や道具をある程度買い溜めしておこうか。おやっさん、買った木だが、この紙の通りに通りに加工しといてくれ。戻ったら手伝うし、追加料金も払うからよ」

 

「??」

 

 

 

 

 

米一升、大根二本、縄20m、器三つを購入した。

木こりの元へ帰ると、半分以上作業が進んでいた。流石、職人。注文内容は、丸太の横から縄が通る穴を開けてもらうことだ。

 

 

 

(手伝い省略)

 

 

 

穴を開けた木は計12本。横に並べ、穴に縄を通して結ぶと、簡易のいかだが完成した。その上に残りの8本と購入した食料道具を乗せる。3人とも知識と技術に驚いている。

 

 

 

「俺と姫さんで引っ張って河を昇る。影狼と赤蛮奇はいかだの上で荷物が落ちない様に頼む。影狼は、竹林の状態も頼むな」

 

 

 

もう一度言うが、里から河をどんどん登ると、やや開けた平地→迷いの竹林→太陽の畑→妖怪の山と続く。竹林の中を通るのはまだ不安があるが、影狼がいればそこそこ対処出来る。・・・・・・と、全員に活躍が出来る様に言い渡すと、3人ともまあ良い笑顔を見せた。本当は一人で飛べば速いのだが、空気を読むスキルを会得したバーダックは本音を封印した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぅおおおおおおおおおお!!!!」バシャバシャ!!

 

「ぅわあああああああああ!!??」わたわた!!

 

「・・・・・・ガルル」ジトー

 

「・・・・・・・・・」

 

 

 

三者三様に騒がしい。まず、姫さんが水中でテンション上がってうるさい。次にイカダの後ろの方で赤蛮奇の頭が外れ、激流登りに恐怖し、頭を抱えてうるさい。影狼は姫さんを応援したり赤蛮奇を支えたりと笑顔を浮かべているが、放ったらかしの荷物をイカダの中心に持って行こうと降下すると、鬼の形相で睨んできて、顔がうるさい。

もう、どうでも良いや。そもそも姫さんに興味を持った自分が悪いのだから、諦めるしかないのだ。家創りをさっさと終わらせたい。

このペースで拠点までずっと飛び続けた。バーダックは、姫さんの泳ぐ方向を瞬時に見極めて、自らが上下左右に動き回り、荷物を落とす事を避けるという、離れ業を披露した。が、結果、大根一本と器2つを落としてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丸太の片方を尖らせ、地面に突き刺す。もう片方は、あらかじめ作っておいた窪みにはめる。等間隔にぶっ刺してはめ、ぶっ刺してはめを繰り返し、断層の一部を下から支える形が完成した。これで、岩盤を掘り進んでも崩れることはない。ここからはペースが急速に上がった。岩盤が崩れないように支えの丸太をぶっ刺しながら、岩盤を削り進めていく。5日も作業を進めれば、奥行き2mを削り切った。後は壁をさらに器用に削れば、調理器具を引っ掛ける為のフックや、腰を下ろす為の椅子も簡単に出来上がる。これから徐々に寒くなってくるだろうし、小さな囲炉裏も作ってしまおうか。壁には、人里で束ねた藁をすだれのようにかければ、高い通気性や簡単に取り外し可能の、万能を採用した。これの利点は、中で火を焚いても煙が籠らないことだ。他にもまだ必要なものや設備は沢山あるが、今は稔りの秋。冬までに時間をかけてゆっくりやることにしようか。

 

 

 

「ほえ〜・・・ものの一月で、よくここまで作り上げたねぇ」

 

「ふふ。ご近所さんが増えて、少し嬉しいですね♪」

 

 

「うむむ・・・・・・」

 

 

 

こいつらも地味に役立ってくれた。計算された部屋の構造予定通りにするには、素手で直接削る必要がある為、必然的に俺は壁から離れられなくなってしまう。食料調達や火起こし等を赤蛮奇と影狼に任せることにした。姫さんの活躍は、以外にも里との交流となった。俺が動けない状況の中、川を利用する事で拠点と里を最も早く往復出来るのだ。おまけに、また作った簡易版イカダに壁を取り付け、箱状にすると購入した物を落としてしまう事なく運べてしまう。生活の知恵とは、ここまで優秀なのか。

 

 

 

「よし、もう完成で良いだろうな。お前ら、今日は泊まっていけ。今から仕込めば、明日の朝食に大福が食えるぞ」

 

「な・・・誰が貴「「大福!!ゴチになります!!」」

 

「え、ちょ・・・」

 

 

 

突然の誘いに、猛反対の影狼。だが、大好きな親友二人の嬉しそうな顔を見ると、言い出しにくくなってしまう。

 

 

 

 

 

「お友達にそういう事を言わせるのはどうかと思うぞ」

 

 

 

 

 

初めてバーダックと出会った時を思い出す。もうその気になってしまい、ワクワクを隠しきれない2人がいる。今更『私は帰る』って言えない。嫌でしかないが、今日だけは諦めるしかない。親友が・・・そう!!親友と猿という低脳な畜生を一緒にして一晩なんて危険だ。私が見守る必要がある。それに大福を食べる機会なんて、そう逢える物じゃない。食べられるなら、そのチャンスを逃すのも勿体無い。

 

 

 

「よ・・・よ・・・よろ・・・・・・」

 

「うん?お前はどうすんだ?」

 

「・・・・・・私と食卓を共に囲える事を、光栄に思いなさいね」

 

(・・・・・・ま、こいつにしては頑張った方か)

 

 

 

その夜、奮発してハンバーグなる物を振る舞った。イヌ科にNGな食材に気を付け、タネはひき肉・山芋・ゴボウ・卵を混ぜた。味付けの塩も、通常のハンバーグに使う量では多すぎるやもしれない。干し椎茸の出汁と、人参をすり下ろして絞り出した汁を合わせ、片栗粉でとろみを付けてタネに混ぜてみた。野菜特有の繊細な甘みが、とても受けた。付け合わせの人参(絞りカス)とサヤエンドウの炒め物もまあ美味かった。久しぶりに手の込んだ物を作り、バーダック自身もややテンションが上がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、餡子も完成だ。後は布で包んで、朝まで寝かせる・・・作業終わり」

 

 

 

食事が終わっても、バーダックは後始末や洗い物、大福の下準備に手をつけていた。仕事の疲れと、美味しい物を食べた幸福感に包まれたお客さんは、早々に寝てしまったようだ。

今日は、空が晴れている。満月ではないが、それでも月明かりは夜の山をそこそこ歩ける程度の照明を作っている。ようやく作業も終わった事だし、川で汗を流すのも悪くないだろう。普段使っている水汲みのポイントから少し上流に行くと、一部流れがとても緩やかで、深さもそこそこある場所があったはずだ。

行って見ると、そこには先客がいた。

 

 

 

「・・・ふぅ。気持ち良い・・・♡」

 

 

 

影狼さんが一糸まとわぬ姿で水浴びをしていた。普段からあちこちを走り回っているためか、キュッとしまった体を、月明かりが妖艶に照らす。髪の毛も水で湿っており、更に艶やかな雰囲気を醸し出している。

と、狼の嗅覚が不愉快な匂いをキャッチしてしまった。

振り向けば、そこにはバーダックの姿。

 

 

 

「・・・・・・ぅ・・・ぅ・・・」

 

「・・・大声は止めろ。2人とも寝てるんだからな」

 

「あ・・・・・・グルル・・・」

 

「わーったよ。出直すから、ごゆっくりな」

 

 

 

拠点に帰ろうと振り向いたバーダック。1人になり、影狼は済々した気分になった。・・・のだが、

 

 

 

「・・・・・・待ちなさい」

 

「あ?」

 

「まぁ・・・貴様も今日まで無休で頑張ったようだし、ご飯も美味しかったし、今夜だけ特別に同席を許可してやっても良いわよ」

 

「・・・・・・さいですか」

 

 

 

予想外の展開を持ってこられた。良いって言ってくれてるんだし、衣服の上半身だけを脱ぐバーダック。脱いだ胴着と身体を拭く為に持ってきたタオルを影狼に投げ渡した。影狼はタオルを腰に巻き、胴着で胸元を隠す。

 

 

 

「・・・・・・」

 

 

 

不本意ではあるが、世話になったお礼を言おうと誘ってみた影狼だが、どうにも言葉を言い出せない。沈黙の時間がしばらく続いた。

およそ6分の沈黙を破ったのは、バーダックだった。

 

 

 

「お前が、俺のことを毛嫌いにする理由だが、姫さんにもう教えてもらった」

 

「っ!?」

 

「別に構いやしねえって。お前は俺のことが嫌い。別に悪いことでもねえだろうが」

 

「え・・・」

 

 

 

自分が嫌われることに全く動じない発言をするバーダック。卑屈な奴かと一瞬思ったが、口ぶりは余りにも優しい。トーンと内容が噛み合わず、少し動揺してしまう影狼。

 

 

 

「き・・・貴様は嫌われて良いのか?」

 

「お前は狼。俺はサイヤ人。犬猿の関係で俺のことを強く警戒するのは、本能として当たり前だ。ソレって、差別か?」

 

「え・・・あ・・・」

 

「嫌いな奴と無理して仲良くしようなんて、偽善だ」

 

「あ・・・その・・・・・・」

 

 

 

 

 

「無理に仲良しごっこなんざ、精神に負担だ。お前は自分のやりたいように振る舞いな」

 

 

 

 

 

影狼の顔を見て、ぶっきら棒に言い放つバーダック。いつもの少し不機嫌そうな表情だ。

だが、影狼には悪く見えなかった。友人に気を使わせてしまうのではないか、と、ずっと1人で葛藤していた。心の奥底で、親友2人にも気付かれなかった事が、こいつにアッサリと見抜かれてしまった。それどころか、解決法まで。

今まで、赤蛮奇とわかさぎ姫以外に心を許すものは一切居なかった。これからもきっとそうなのだろう。人間は怖いし、巫女も警戒する。

だが、自分を嫌っているというのに、その前提を変える必要は無いだって?

この男、これまで会ってきた連中とはどこか根本的に違う。猿なんざ、畏怖でしかない。こいつの事も勿論大嫌いだ。

・・・・・・でも。

 

 

 

「・・・ふん。別に貴様に言われることは何も無いね。・・・だけど、料理の腕だけは、その、み・・・認めてやる・・・」

 

「・・・・・・ありがとよ・・・」

 

「か・・・感謝するんだな・・・」

 

「感謝ね。寝る前に、月の下で酒でもと思って持ってきたが、お前もどうだ?」

 

「・・・・・・・・・貰う・・・」///

 

 

 

そこら辺の畜生に見られてると思って適当にあしらっていたが、今になってだんだん恥ずかしくなってきてしまった影狼。頬の紅潮を誤魔化すのに、酒は良い理由になる。

2人は川に足を入れたまま、半裸で盃を交わした。言葉は全く弾まなかった。バーダックはどうか知らないが、影狼は、今までの不愉快は少し消え失せ、夜風の心地よさとは違う何かを感じていた。




よう、バーダックだ。稔りの秋ももうすぐ最盛期だ。美味いものがたくさん増えるらしいな。特にサツマイモ?が絶品だそうだ。ちょっとした祭りらしいし、顔を出してみるのも・・・ん?どうも様子が変だ。アレは・・・妖怪?いや、あの邪心の塊は違う!!アイツ、祭りをぶち壊す気か!?
次回、始まりのサイヤ人が幻想入り
【妖魔の襲撃!? 秋を防衛せよ!!】
絶対に見てくれな。



海外研修、フリーデイにてグランドキャニオンのツアーに参加しました。地球が誇る、最大の美しい大地を前に・・・・・・



眼鏡が壊れたああああああああああああ!!!!!?????



なしてや!!??俺が何をした!!??70ドルも払って、ホテルから片道5時間もバスに揺られたんやぞ!!!!こんなにも悲しい事があるかああああああ!!!!!!



まあ、レンズを無理矢理はめ込み、眼鏡を常に手で固定する事で事なきを得ました。余りにも間抜けな話だよね・・・・・・。
と、まあ、帰ってまいりました。シルク・ド・ソレイユの舞台は、誠に素晴らしいものでした。世界最高峰の演技集団は、やはりオリンピックアスリート等とは全く違う、独特の美しさがありました。見て損することはまずあり得ないでしょう。皆さんも、ベガスに足を運ぶ機会があれば、是非とも観に行ってみてください。
もう良いや。これ以上話すと、ただでさえ本文が1000字も多いのに、ここで更に字数を使うのは『稼ぎ乙』と言われかねません。
では、今後も閲覧、よろしくお願いいたします。
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