時系列としては17、5話となっております。
それではどうぞ。
朝起きると、影狼布団で寝ていたことが判明した。
「いや、何でだよ!?」
訳がわからない。俺はこのニホンオオカミと親密な関係になった記憶を持ち合わせていない。むしろ、どちらかと言うと嫌われているはずなのだが・・・。
「ん・・・ふみゅ・・・?」
「おはよう。そして、どけ」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「うぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
うるさ!!??空洞状の住居の中で馬鹿でかい声出すと、変な方向に反響しまくって耳が割れる!!
「なんで今日に限ってこんなに早起きなのよ!?このバカにー!!」
泣きながらどっか行った。未だハリボテ感漂うドアをぶっ壊しやがった。今度、饅頭を餌に重労働を・・・・・・・・・
「バカにー?」
何それ?初めて聞く単語。『バカ』は分かる。罵倒を意味する言葉だ。うん、いつも通りの影狼。・・・・・・のはずなんだが、『にー』が分かんねえ。『このバカにー!!』って言い方だと、どう考えても俺の事だよな。何のこっちゃ分からん。
まあ良いか。昨日今日で2日間の休日だ。早朝前に寝て昼前に起きる生活がワークライフになっている為、休日だけでも一般的な生活をしてみたいものだ。昨日は農民共の手伝いで、売り物にも自分たち用にも使えない野菜を大量にもらった。久しぶりに妖夢の所にでも行ってみるか。
んで、道中。黒い何かがこちらへやって来る。少しばかりうんざりしてるが、仕方がない。頭を殴るタイミングが来るまで付き合ってやるか。
「あややや。最近中々顔を見ませんでしたが、どうやらお元気のようですね」
「退屈しないからな。お前が知らない所でもそこそこ楽しめてるんだよ」
「ふっふっふ・・・何を隠そう、私は!日常的なことに興味はありません!!新聞の記事に載せられそうな事件を求めて今日も西へ東へ!!そして、今朝も『サイコロ』と名高い神聖な儀式の結果、こちらの方向へ来た暁です。そして出会えたU・N・ME・I☆これはもうsh」
ガツン!!
「良い加減に懲りてくんねえかな?」
「くぅぅ・・・相変わらず・・・・・・
兄さんは容赦ないですねぇ・・・」
はい?ちょっと待て。今このカラス、なんて言った?俺の耳がエラーでも起こしたか?
「いつもいつも、顔を合わせるたびに頭を殴られて・・・妹を何だと思ってるのでしょうねえ・・・?」
「・・・・・・・・・」
「ま、まぁ兄さんがそういうのがお好きなのでしたら?いくらでも頭を差し上げるのですが?」
「・・・・・・・・・」
「あ、満足いくまで殴ったら、今度はこちらの要望もお聞きくださいな♪記事にしますよ♪」
「・・・・・・・・・」
「中々会えなかったのですし、たまには私の家でゆっくり・・・・・・って居ねえし!?ちょっと、兄さん!?何処へ!!??」
何だコレ。何だコレ。何だコレ。あのカラス、ついに頭が湧いたようだ。放ったらかしておくのが良い薬だ。超サイヤ人の圧倒的スピードで、冥界の門目指して一直線に飛んで行った。
「入るぞ」
返事は聞かない。勝手に白玉楼の門を押し開ける。地上の秋空の下は肌寒く感じているのだが、なぜか冥界は暖かい。残暑厳しいあの時は、冷んやりした空気が心地良かった。冬の気温と比べると、やや暖かいという事か。つまり、ここの気温は年中通して一定。便利だ。
今回は妖夢の待ち伏せは無いか。まあ当然か。冥界の門をくぐった時から、いわゆる『半霊サイヤ人』の状態になっている。パワースピード、その他のスペックは元の『純粋サイヤ人』と変わらないが、霊力を放っている以上は、少なくとも得体の知れない侵入者が近づいているとは感知されていない、と。
少し探ってみると、妖夢は庭(という名の修行場)に居るようだ。持ってきた食料をまずは見せてやるか。幽々子なんぞに見つかったら、速攻で奪われる。
庭に足を踏み入れると、瞑想をする妖夢が目に入った。二本の刀は鞘に収められた状態で地面に突き刺さっている。腕は肘を抱え込むように組まれており、いつか見た少女の笑顔とは真逆の、凛々しい剣士の表情をしていた。
音を立てずに縁側まで移動し、自分も座禅で瞑想を始める。後は、いつの間にか侵入されていた事に気付かれるのを待つとしよう。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
〜半霊コンビ瞑想中〜
「・・・・・・ふぅ・・・今日はこれくらいで良いでしょう・・・」
「よう、お疲れさん。精が出るな」
「あ、来ていらしたのですね。お久しぶりです、兄様」
「・・・・・・・・・」
「え・・・どうかしましたか?」
うん、分かった。コレは異変だな。どうしよう。幻想郷で数少ない常識人の妖夢までもが闇に堕ちてしまっている。
と言うか、まさか幻想郷全域に感染してたりしないよな?
「あぁ、うん。いくつか食材持って来たから、差し入れだ」
「あ・・・うわぁ♡旬の食材がこんなに・・・形は悪いけど、状態はとても良いですね。あ、宜しければ、お昼を共にしませんか?」
「あ、良いや。今日は正午から仕事があるからな。(嘘)悪かったな。また別の日にでも食いに来る」
「むぅ・・・残念です・・・またいつでも来てくださいね、兄様♡」
うん。すごく可愛らしい笑顔。怖いわ。とっとと逃げよう。
去り際に、何となく妖夢の頭を撫でてやった。目を細めて、幸せそうな声をあげた。
取り敢えず、紅魔館まで逃げて来た。もちろん、嫌な予感しかしない。どうしたもんか。門前で少しばかりウロウロしてると、美鈴が歩いて来た。
「あ、バーダックさん・・・」
「お、美鈴か。休憩してたか?」
「確保おおおおおおおおおおおお!!!!」
「んなああああああああああ!!??」
突然襲って来た門番。不意打ちで関節を固められた。俺がなんかしたか!!??
「ふん。本当にどうしてくれようか、この愚か者は・・・・・・」
全身グルグル巻きにされた俺は、玉座に座るレミリアの前に放り投げられた。咲夜に背中から重心を直に踏まれているため、身動きも取れない。後、ヒールが食い込んで痛い。
「俺が何をしたと?」
「どこぞのスキマからかなりの金を請求されたわ。請求先は白玉楼。内容は建築の修理」
あー。アレか。忘れてたなぁ。うん。確かに俺のせいだな。どうしたもんか。
「てか、そのことで俺を折檻するのは、タイミングが遅すぎやしないか?何で今?」
「物語展開の上で、その事で怒るタイミングが無かったのよ!!」
「何言ってんの、お前!?」
「どうせ、本編には何も関係ないわよ!!」
「遂に頭のネジがぶっ飛んだか!!」
「うるさい!! 全く、出来の悪い愚兄を持つと、本当に参るわ・・・」
あぁ、こいつもなのか・・・。むしろ、少し安心した。
「とにかく、これから2ヶ月の賃金は無しね。キビキビ働け、愚兄」
「うん、良いよそれで。タダ働きドンと来い。つーわけで、帰る。じゃあ・・・なっ!!!!」ドオオン!!!!
超サイヤ人への変身の衝撃波で全員を怯ませた。後は、ダッシュでこれ以上の損害を出さないように気を付けながら、館の外へ逃げる。
バカにー、兄さん、兄様、愚兄。それぞれ呼び方が違うのか。ここまで来ると、次は誰がどう呼ぶのか気になってくる。怖いもの見たさというか・・・。よし、人里にでも行ってみようか。
さてと。来てはみたがどこに行こうか。まあ、寺子屋位しか無いんだがな・・・。薬で容姿を幼くしてから里の門をくぐった。
いつもの昼前の里だな。野良仕事の休憩に来た農夫が多いくらいで、あまり変わった事は無い。あまりにも平和なのが、逆に恐ろしい。確認のためにも、寺子屋に向かって真っ直ぐに歩いていく。
寺子屋はやはりというか、休日のため子供の姿は無い。来てみたは良いが、よく考えたらガキの姿で慧音に兄扱いされると、どうも違和感しかない。ならどうなる?まあ、あいつしかいないよなぁ・・・。
「む?休日にどうした、バーダック?手伝いにでも来たのか?」
「あ、お兄ちゃん。こんにちは♪」
はい、正解。そりゃ、大妖精しかいるわけねえよな。こいつ、本当にいい娘だ。休日も先生のお手伝いか。
「よう、大妖精。暇なのか?」
「あ・・・えっと・・・チルノちゃんが・・・・・・」
「やっほー、チルノちゃん。今日はどこで遊ぶ?」
「んげ!?大ちゃん!?あ・・・えっと・・・今日は良いかな?れんsh・・・なんでも無い!!」
「へ?何か用事なの?」
「あ、う、うん。そう!!今日は別の予約がね!!」
「手伝おうか?」
「い、いや!!サプラ・・・じゃなくて・・・大ちゃんはけーね先生のお手伝いに行かせるみたいだよ?」
「あぁ・・・・・・そ、そう言えば先生にそんな事言われてたような・・・」
「そ、そうなんだ!!じゃあ、早く行ってあげてね!!」
「チルノ・・・・・・不器用にも程があるだろ・・・」
「あはは・・・・・・」
何かしらのドッキリでも仕掛けるつもりなんだろうか。『お手伝いに行かせる』の言い方は、多分ミスティアリグルとかも絡んでるだろう。
「まあ、せっかく来てくれたんだ。バーダックも少し手伝ってはくれないか?」
「・・・・・・・・・」ヒクッ
「うわぁ、凄い嫌そうな顔」
「大丈夫ですよ。お兄ちゃんの分まで私が頑張りますので」
「妹の手伝いを嫌がるなんて、酷いお兄さんだな」
「元から薄情だ。問題あるか?」
「せめて身内にくらいは・・・」
冗談じゃない。覚えのない妹に優しく出来るか。
「そもそも、大妖精の好意で君を知ったんだぞ?だから幻想郷のルールや歴史を教えてあげられる。その結果が、君の地位だ。そこそこ高く、信頼も徐々に付いてきている。これも全て・・・」
「だああああ!!!!うるせえ!!!!大妖精!!手ェ出せ!!!!」
「ふぇ?」すっ
バチーン!!
「痛あああああああ!?」
「コレで団子食え!!!!はい、お疲れ!!!!」
バーダックはとっとと帰ってしまった。大妖精の少し赤く腫れた掌には、5銭がのっている。
お金を確認した慧音と大妖精は、少しの間見つめ合ってやや呆れた笑みをこぼした。
さてと。後行ってないところは・・・・・・永遠亭?竹林を1人で歩くのはもう勘弁だ。八雲の賢者にでも連れて行って貰えないだろうか。八雲、八雲ねぇ。
「・・・・・・・・・」
ちょっと大問題でも起こしたら現れてくれたりしないだろうか。
「危ない事は考えて欲しく無いのですけどねぇ」
「案外早かったな」
「冗談でも、許されない事なのです。少々お説教が必要ですね♡」ブゥン
「はい?・・・・・・っっ!!??」
背後に妙な気配を感じたが、気付けばもう手遅れだった。周囲は360°スキマ。重力とか視界とかがぐわんぐわん回り、気持ち悪くなってくる。初めて永遠亭に行った時のアレは、かなり気を使っていたらしい。
少しの間ぶん回され、急に空間が安定した。周りを見ると、まあまあ良い物件だ。
「八雲の根城か。意外と普通だな」
「やはり言葉が少々悪いですね。久しぶりの顔合わせだというのに・・・」
「どちらかと言えば、藍の印象が強かったんでね」
スカーレット姉妹との決闘後、永遠亭で八雲の3人と顔を合わせたが、紫は重要点のみ言い渡し、後は気まぐれになっていた。その中で藍が核心を突く質問をしてきたのであれば、そりゃそうなる。大賢者とあろうものがそんなんで良いのか。
「そう、藍よ。あなたに会いたがっていたの。だからご招待いたしましたわ」
「何で?あの一回以降、全く見なかったんだがな」
「貴方の家の台所にでも聞いてみては?」
なんか特別なもの作ってたっけか?魚の内臓の『うるか』。柚子で代用してみた『レモンカード』改め、『柚子カード』。3回目にしてようやく完成した『自家製豆腐』。椎茸出汁をたっぷり吸わせた『油揚げ』。甘さ控えめ『手作り饅頭』。うわ、けっこうあるぞ。どれだ?藍を虜にする食い物でもあったのだろうか。
とりあえず紫にある物を伝えると、スキマから食い物を召喚した。うん。ガッツリ俺の保存食だ。冷めた目で紫をじっと見つめる。
「あら?殿方にそんなにもまっすぐに見つめられた事ありませんのよ?」
「・・・・・・・・・」
「それはまぁ、とてもお強いですし、たくましい体つきでもありますし♡」
「・・・・・・・・・」
「事故とはいえ、貴方が幻想郷に招かれてからというもの、色んな絆が生まれました♪」
「・・・・・・・・・」
「やはり、貴方の存在は世界に対して必要なモノなのでしょう」
「・・・・・・・・・」
「共に生きる仲間として、貴方のことを誇りに思いますわ♡」
「・・・・・・・・・」
「幻想郷を愛する者とし「いつまで続くんだ!!!!」がー!!
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」ニコニコ
「・・・・・・・・・」イライラ
「貴方を素敵な殿方として見る者も意外と多いことご存知でしたか?」
まだ続けるか!!!!
「紫様、ただいま戻りました」
藍の声が聞こえた。紫の話を右から左へ受け流すことかれこれ20分。もはや耳がゲシュタルト崩壊しそうだった。むしろしてる。心無しか、元気な癖っ毛も若干萎れてしまっている。
「お・・・兄上ではないか。久しぶりだな」
「・・・・・・・・・」←余計にぐったりする
「む、どうかしたのか?」
「バーダックさん、こんにちは♪」
紫は面倒臭い。藍はおかしい。橙は癒し。八雲の連中はどういった集まりなんだ・・・。
「さて、藍。お兄さんの何を食べたいの?」
「あ・・・その・・・あぶらげを、食べたい、かな・・・」
「あ!藍しゃま!私、紫様と一緒にうどん作ったの!みんなで食べましょうよ♪」
「何だと!?兄上お手製のあぶらげを橙と紫様の作ったうどんに!?何その楽園・・・」
「うどんよりもオムライス食べたいな♡」
「バーダックさん、よろしいかしら?」
「もう勝手にしろ・・・・・・」げんなり
藍と橙が調理を開始したが、バーダックはもう力尽きた為、部屋の隅っこでぐったりしていた。紫が何か話してきたが、もう全く聞こえてない。
結局はバーダックもキツネうどんを食べたのだが、心が若干壊れてしまった状態ではあまり美味しさを感じられなかった。心が落ち着いた頃に、また作ってもらおう。
気がつくと眠っていたようだ。目を開けると、おっぱい(着衣)があった。
「何でじゃああああああ!!!!????」
一気に飛び起きると、藍の吃驚した声が聞こえた。
「あ、その・・・おはよう兄上・・・・・・」
「ひ・・・ひざ、まくら・・・・・・」
重度の疲労と適度な満腹感で少し落ちてしまっていたようだが、藍は何をしていやがった?
「う、そのぉ・・・・・・兄上、中々構ってくれないから・・・寝てる間だけ、でも・・・甘えたくて、な・・・・・・///」
こいつ、こんな性格だっけか?『幻想郷は全てを受け入れる。それが破滅であっても』と言っていた凛々しい姿は俺の記憶の間違いか?
「うぐぅ・・・すごく悪い目覚めだな・・・・・・」
「う・・・・・・ごめん・・・・・・」
「・・・・・・また油揚げ食わせてやるから、今度はお前らが来い。うどん持参な」
「え・・・あ・・・・・・あぁ!!了解だ!!」
この異変が終わっても約束は成立するのだろうか。とにかく、今度こそキツネうどんを味わって食べてやる。
「とりあえず、ここから出たい。場所は・・・・・・・・・永遠亭で頼む」
「永遠亭だな。使い捨てスキマの棚は・・・ここだ。永遠亭・・・・・・コレだね。兄上、準備出来たよ」
「お疲れさん・・・・・・」
使い捨てって・・・。結構万能な能力なのに、今のでとてつもなく価値が下がっている気がするのは俺の気のせいか?この様な応用が効くと見るべきなのか?
スキマを通る際に、10銭を床に落としておいた。食事代+交通費としてだが、どうだろうか。藍の顔を見ないでさっさと行ってしまう。
永遠亭は、なんかドタバタしている。ドッスンガッシャンパリーンと、中々に物騒な音がする。
「死に晒せええええええええええ!!!!!!!!!!」どぱあああああああん!!
「砕け散れええええええええええ!!!!!!!!!!」ゴオオオオオオオオオ!!
追加で物騒な声もする。
「いやああああああああああ!!!!」
そして、可哀想な声もする。決闘と言う名の殺し合いがまさか屋内で行われていようとは。流石に今日のコレは止めておいた方が良い気がする。鈴仙の寿命がストレスでマッハだ。竹林の外れで被害を振りまくこと無しにやってほしいものだ。
さてと。
「帰ろ」
誰も俺が止めるとは言ってない。心で思う事と実行するかはまた別の問題なのだから。
帰路に向かう。迷いの竹林でも、兎を探せば後は案内してくれるだろう。外に出してくれたら美味い人参料理を食わせてやると言えば大丈夫だろう。つーわけで、180度の方向を向く。と、早速兎がいた。
「あ、久しぶり♪」
何時ぞやの俺をハメたイタズラ兎が立っていた。まずはゲンコツを喰らわす。
「くぅ〜・・・やっぱり度胸あるねぇ。そして強い」
「もうお前で良いよ。竹林の案内をしろ」
「そんな事よりも、お兄さん。良い仕事があるよ♡」
「ソレは身内的な意味か?それとも商売か?」
「なーに。簡単な内容さ。あの2人の喧嘩を止めておくれよ」
「面倒クセェ」
「10文(バーダックの5ヶ月分)用意してるけどいかが?」
「よし、乗った」
現金なバーダックであった。
〜悲報〜
今回は番外編のため、バトルの描写はオールカットで放送いたします。皆様方の期待を裏切る行為をしてしまい、誠に申し訳有りません。お詫びとして、昔描いたイラスト(作者の超最高傑作)を同封いたします。
さてと。閲覧料を頂くウサ。お前たちの世界のお金で、1人あたり89,006円ウサ。お兄さんに10文(およそ30万円)渡すのに協力しろウサ。
「ぜぇ・・・・・・ぜぇ・・・・・・」
こいつら・・・不死性が邪魔をして、抑え込むのにかなり手こずってしまった。結果、2人同時に首に衝撃を与えて気絶させる事にしたが、自分自身もかなり損傷してしまう。
「突然巻き込んでしまって申し訳ありません」
「悪いと思うなら、保護者としてしっかり監視しとけ・・・」
「今ではこの様なお礼しか用意出来ませんが、どうぞ」
「む、助かる」
永琳が出した湯飲みの中には緑色の液体が入っている。香りから上等なお茶と判断し、一気に喉を通過させる。
そして思い出す。この先生はかつて、俺をガキの姿にして楽しんでみようと思っていた事を・・・・・・。
全身が痺れてしまい、湯飲みを落としてしまう。
「が・・・ぐ・・・テメェ・・・・・・」
「フフ・・・サイヤ人の生命力には計り知れないものがあるの。少し調べさせてね♡」
どこに持っていたのか、注射器とメスと試験官とビーカーと・・・・・・
「お、おい・・・バカ、止めろ・・・来る・・・な・・・・・・」
「大丈夫♡痛くしないわ♡」
ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
「はっっっ!!!!!!」
辺りを見渡すと、いつもの俺の家が目に入ってきた。寝汗が酷く、かなり気持ち悪い。
「ゆ・・・夢・・・・・・」
とんだ悪夢だ。うん、夢で本当に良かった。
汗を流すために、水浴びに向かうか。手ぬぐいを持って扉を開ける。
「どうも、鈴仙です。うなされていた様なので、【永遠亭】のお薬をお持ちしました♪」
ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
アホオオオオオオオオオオ!!!!!!俺のアホオオオオオオオオオオ!!!!!!一大イベントに入るから投稿スピードが遅くなるってのに、妙ちくりんなモン書きやがって!!!!こんなんだから本編が進まねえんだバカタレ!!!!バカな事やってるからドッカンフェスの10連ガチャ2回引いて、超ゴジータがダブるんだ!!!!それも3枚目って!!!!親子三大かめはめ波悟飯の覚醒メダルが揃う頃に未所持の悟天メダルが14枚!!!!頂上決戦のLR予定の悟空の必殺技レベルを上げるために、三週間入り浸って初回以降手に入らなかった?「まったなし超本気の超決戦」で一日でLV6まで上げられたわ!!!!バーカバーカ!!!!(泣)
はい、とてもお見苦しい心の声を出してしまい、誠に申し訳有りません。
と言う訳で、年末特別企画、如何だったでしょうか?あの番組と一緒に大いに馬鹿笑いして頂けたら、それはもうとっても嬉しいなって。一応、妹達は『本編でそこそこ親密な関係の連中』といった共通点を持っております。文?てゐ?アレは物語のフラグ的な意味です。藍様?作者の嫁ですが何か問題でも?
てゐが勝手に見せたあのイラストですが、高校時代に文化祭で美術部員(笑)として展示した作品です。案の定、展示ブースで異彩を放っておりました。確か4ヶ月かかった気がする。もうあんなの描かない。あの苦労はもう味わいたくないです。コレのコンセプトは思い切り夏祭りですが、皆さんの脳内フィルターで年末の博麗神社を妄想してください。
はい、今回はココまで。掲載を始めて早7ヶ月。UA数14,099件。お気に入り登録数59件。感想が20件と言う記録を残しました(12月31日18:00現在)。自分では満足してます。皆さんの応援もあり、続けられることに大きな喜びを感じています。2017年も【始まりのサイヤ人が幻想入り】をよろしくお願いします。