ダンジョンに家族(てんせいしゃ)がいるのは間違いじゃないだろうか 作:口から砂糖会
「--いいか、ベル。男だったら、ハーレムだぁ!」
「ハーレム?」
「そう。男の浪漫。男の理想。英雄になるための長く険しい道のり!」
「であいをもとめて、ハーレムになれば、英雄になれる?」
「うむ!--よしベル、儂に続け!男だったらハーレムだ!」
「おとこだったらハーレムだ!」
「よいしょ!ハーレムだ!!」
「ハーレムだぁ!」
「もういっちょう!ハーレムだ!!」
「ハーレムだぁ!」
「ハーレムハーレムハーレム!!」
「ハーレムハーレム!」
「----うるさい!」
「「ぎゃん!?」」
とある田舎の村。そんな中にある家の中で見えた懐かしき景色。
「近所迷惑です。夕ご飯です。殴るですよ?」
「もう殴ってるよ、すず!?」
「しかも、儂には鍋でとか酷くないか!?」
「もう一発、です?」
「「勘弁してください!」」
「なら、ご飯です」
「「はーい」」
「ねぇ、おじいちゃん、ねえちゃん?」
「ん?」
「どしたです?ベルおにい」
「ハーレムってなに?」
「ガハハハハハハァ…………何ぃ?」
「…………おじい?」
「いや、鈴、流石の儂もこの純真無垢100パーセントのベルにハーレムどうこうは、その、な?」
「たりまえです。じじさまのハーレム理論を話したら、モグデスヨ?」
「何をじゃ!?」
「じじいの暗殺予定じゃない方のムスコを」
「やめて!?どっちもごめんじゃあ!!」
「――ベル?」
「なに?」
「――――ハーレムってのは、女の子を幸せにできる英雄様が持てる特別なもののこと」
「やっぱりえいゆうになれるんだね!?」
「うん、だから、女の子を哭かせても、泣かせないように強くならないとダメ。日常的にも夜的にも」
「鈴ぅ!?早いぞぉ!?ベルはもちろん、幼女のお主にも早いぞぉ、色々と!?」
「ーーでも、ベルにいさんは将来苦労する、絶対。今のうちに仕込んどくべき」
「お主は何を見ているんじゃあ!?」
「ん~、未来を少々?」
だって、ベルがハーレムに巻き込まれるのは運命だろうし。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか。通称、ダンまち。
それの主人公のベル・クラネル。新人冒険者になりたてのベルがダンジョンに潜って早々に、命の危機に襲われる。それを美少女、アイズ・ヴァレンシュタインに助けられ、一目惚れの初恋をし、憧憬と共に少女の背中を追って成長していく。その中で様々な女の子と出会い、フラグを立てていく。
英雄の冒険譚とラブコメを混ぜ込んだライトノベル。
そんな空想の物語であったはずなのに、私はここで生きている。
なら、ベルの家族として、ベルとファミリアのみんなを幸せになるように、生き抜いてやろう。それが、私の人生(ものがたり)だ。
――その中で、ラブラブしているベルたちのハーレムを間近で見てても、別にいいよね、家族だし。
オリ主設定
鈴・クラネル
多分、転生者。気付いたら義爺やベルと共に家族になっていた。どっちが兄、姉?と口論になったので、どちらも兄で姉で、弟で妹であるという謎の着地点で落ち着いた。
ダンまちの話はなんとなく程度にしか覚えてない。2巻でたしか新しいヒロインと出会うとか、肉食女神さまに狙われているとか、その程度。
前世の記憶もなんとなくあるかなぁ。ぐらいしかないので役に立たない。ただ、ラブネタは大好物だった。
容姿は黒髪、赤目。Bカップ。アカメが斬るのクロメをボブカットにした感じ。
読んでいただき感謝です。
誤字脱字がありましたら、教えていただけると幸いです。