BRAVE10S~二つの力   作:花札

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「お・ね・だ・り……してごらん」

「テメェ、調子ん乗っ…ぶっ」


口答えしようと、顔を上げた瞬間男は鎌之介の頭を思いっ切り地面に叩き付けた。そして彼の服を掴み、無理矢理仰向けに倒した。


「ハイ、どうぞ!」

「っっ……」

「あー、ゴメンねぇ。

ガン決まりで言えなかったよねぇ」


自然に宿る神々

“バン”

 

的に目掛けて、クナイを投げる幼い才蔵……しかしクナイは、的に当たるものの弾き返されてしまった。

 

 

『意味分かんねぇ!!』

 

『ハイハイ、文句言わなーい。

 

それに意味分かんないじゃなくて、才蔵の心構えがなってないだけなんだよ』

 

『クナイで鉄板なんか、抜けるわけねぇじゃねぇか!!』

 

『じゃあちょっと見ててご覧』

 

 

そう言うと、男はクナイを取り出し投げた。するとクナイは、鉄板の的に見事命中した。

 

 

『……』

 

『これにちょっと、風の力を借りると』

 

 

そう言い、クナイをもう一本投げた。クナイは風に乗り勢いを増し先程刺さったクナイの持ち手に当たり、その勢いのまま鉄板の的を貫通し破壊した。

 

 

『……』

 

『ね?』

 

『ね?じゃねぇよ!!全然分っかんねっつの』

 

『んー』

 

『あれで解りゃ、誰も苦労しねぇんだよ!

 

大体テメェの教え方は、いつもアバウト過ぎ』

 

 

文句を言う才蔵に、男は足払いし倒した。起き上がろうとした才蔵に、男は手を翳した。

 

 

『しー……そのまま。

 

 

そのまま静かに、目を瞑って』

 

(……風と…水…川の……音がする)

 

『ね?色んな音がするでしょう?

 

これは神様達が、内緒話をしている音なんだよ』

 

『……はぁ?』

 

『そんな目で、人を見るのは辞めなさい。

 

 

ほら才蔵……

 

風には風の神……

土には土の神……

森には森の神……

 

それぞれ「神」が宿ってる。それを束ねる自然は、即ち「大神」。この国は雄大な神で包まれている。

 

我々はその「大神」の中で生かされている存在。実にちっぽけなものなのさ。

 

 

ちっぽけだから、力を少しわけて貰うんだ……「大神」から。

私の技は、それが基本。

 

 

だからちゃんと、お願いしないと「テメェ何かにゃ、貸さねぇぞ」って、弾かれるからね。

 

そう……「印」は大切な、お願いの言葉だからね』

 

『フーン』

 

『ちゃんと解った?』

 

 

『師匠ー!!』

 

 

森の中から、凍り漬けにした魚を手に幼いアナスタシアが帰ってきた。

 

 

『今日のおかずは、これでいーい?』

 

『ほら、アナはちゃんと出来てるじゃん。

 

才蔵の方が兄弟子なのに追い越されちゃったねぇ』

 

『俺もすぐに出来るようになるっつーの!!』

 

『そ』

 

(嫌な予感……)

 

『じゃあ、出来るようになってきて』

 

 

男は起き上がった才蔵を押し、彼を崖から突き落とした。

 

 

『このクソ師匠!!』

 

『自分の属性も、見極めてきてねー』

 

 

「!!」

 

 

目を覚ます才蔵……息を切らし手で汗を拭った。

 

 

「夢か……最悪。

 

 

!?」

 

 

怪我を負っていたはずの腹部に、包帯が巻かれていたのに気付いた才蔵は、素早く飛び起きた。中はどこかの民家の家の中だった。すると家の戸が開き外から桶を持った佐助が入ってきた。

 

 

「目覚めたか」

 

「……おう」

 

 

目が覚めた才蔵に、佐助はお茶を出した。そして手当てした腹部について質問した。

 

 

「その怪我は?」

 

「会ってズドン」

 

「?」

 

「……伊……

 

伊佐那美(イザナミ)にやられた」

 

「っ!

 

どこ!?」

 

「奥州」

 

「奥州……」

 

 

その地名を聞いた佐助は、すぐに立ち上がりそこへ向かおうとしたが、その彼を才蔵は手を掴み止めた。

 

 

「今は無理だ。

 

今は、伊佐那海じゃねぇ……伊佐那美なんだ」

 

「……」

 

「どういう経緯で、辿り着いたか知らねぇが……

 

今は独眼竜に囲われているようだ。あの鳴き喚く雲男も一緒だ」

 

「でも……どうする?」

 

「……分っかんねぇ。

 

伊佐那海と伊佐那美……どうすりゃいい……一人に二人……

 

どうすりゃ……」

 

「お前どうしたい?才蔵」

 

「?」

 

「我、伊佐那海に戻って欲しい……それだけ」

 

「……」

 

「何?」

 

 

ジッと見る才蔵に、佐助は睨み返した。すると彼はコップを置き佐助の胸を軽く拳で叩いた。

 

 

「オメェの答えは、いつも明快だな」

 

「……」

 

「それに、間違っちゃいねぇ(迷ってばかりの俺とは大違いだ)」

 

「応!」

 

「オッサンがいつも言ってた「必然」……

 

陰陽太極図……光と影……

森羅万象を形作る十の根源……

そしてその根源を作り出した神(オッサン(幸村)は色々知ってるはずだ……

 

伊佐那海は闇。

 

真田家に代々伝わる古文書は、古代文字を解読するためのものだ。

 

濁された出雲文字の答え……全ては真田に伝わる古文書か……)」

 

『ない、焼いた』

 

「あぁんのオッサン!!

 

何か隠してやがんなぁ!!」

 

「才蔵、うるさい!!」

 

「分かってて言わねぇのか言えねぇのか……

 

直接聞きてぇが、今は九度山に近付けねぇ!」

 

「何の話?」

 

「佐助」

 

「?」

 

「俺等、十勇士……そして俺等を支える勇士は何で、集まったと思う?」

 

「……必然?」

 

「だよなぁ(ブレねぇ……本当ブレねぇ)」

 

「我、至急伊佐那海の事、幸村様に報告。

 

お前は?」

 

「……ちょっと、根源だの「神」だのに、詳しい奴に会いに行ってくる」

 

 

 

場所は変わり、鎌之介がいる山の中……彼はムスッとした顔をしてその場に正座をしていた。

 

 

「名前は?」

 

「何でテメェなんかに、名乗んなきゃなんねぇんだよ!!」

 

 

その言葉にキレたのか、男は傍に落ちていた小石を鎌之介目掛けて飛ばした。小石は見事に鎌之介のおでこに命中した。

 

 

「言う事聞かないと、もう一回落とすよ」

 

「……由利鎌之介」

 

「鎌之介……ふ~ん」

 

「?」

 

「私は「百(モモ)」百様でいいよ!

 

もしくは師匠」

 

「ハァ!?師匠!?

 

テメェに教わる事なんてねぇよ!!」

 

「「テメェ」は禁止」

 

「痛!!」

 

「君、今のままじゃ才蔵って奴に勝てないよ。

 

負けたんでしょ?そいつに」

 

「……最初は互角だったんだ。

 

 

三つ編み野郎と闘った時も、力の差なんてなかった。

 

なのにいつの間にかアイツ……腕上げやがって……ズリィよ」

 

「ズルくないでしょ。

 

強くなるのは、そいつが努力したからでしょ」

 

「努力ってナニよ?」

 

「……君、いつから「風」使える?」

 

「さぁ?いつの間にか」

 

「そっか……それじゃあ、努力しないよね。

 

その力があれば、大抵勝てちゃうもん。

 

 

でも、そうじゃない相手もいたでしょうよ。その相手をどうしたい?」

 

「負かしたい。

 

一番強ぇのは、俺だ!!才蔵を殺るのも俺だ!!」

 

「じゃあ、お強請りしなさいって。強くしてあげるから」

 

「死んでも嫌だ!」

 

 

即答した鎌之介の額目掛けて、百は小石を投げ付けた。キレた鎌之介は、立ち上がり反撃しようと思った……だが、百は立ち上がろうとした彼の頭に人差し指を付け立てなくした。

 

 

(な……んだ……

 

立てねぇ!!)

 

「二つに一つだよ。私に教えを乞うか、ここで殺されるか。

私の強さが、分からないほど馬鹿じゃないでしょ」

 

「!!」

 

「さぁ、どうする?」

 

(こ、こいつ……)

 

「早くお強請りしないと……ね?」

 

 

 

とある南の離島……数日前の夜。

 

 

「お、いい月」

 

 

海に差し掛かる床に、甚八は仰向けに横になり月を眺め煙草を吸っていた。

 

 

「まるで、アナの色だな。

 

冷てぇ金色……一見冷ややかだが、実は脆い」

 

「なんだ、本命でも出来たのか?」

 

 

月を眺めていた甚八に一人の男が、酒瓶を持ち現れた。

 

 

「俺より美人か?」

 

「とびきりな」

 

「ほう……その壊れた腕と何か関係が?」

 

「ねぇよ。

 

これは俺のヘマだ」

 

「そうか」

 

「……ここ(海)はいい。

 

陸みたいに、くだらねぇ線引きもねぇし、武士だ農民だっつう差もねぇしな。

陸の奴等は、身分っつう線を互いに引きやがる。それで上下を決めるなんざ、阿呆臭くて仕方ねぇ。

 

そして、割を喰うのはいつも「下」の人間だ。今も昔も……」

 

 

甚八の記憶に蘇る戦の風景……燃えさかる家の前に、幼き自分が武士に抑えられ、目の前に母親が別の武士に捕まっていた。

 

 

「お前はそれが、気に喰わなくて海に飛び出したんだもんなぁ」

 

「……気に喰わねぇよ」

 

『母さん!!』

 

 

フラッシュバックで蘇る記憶……捕まった母親は、自身の目の前で武士に殺された。

 

 

「「上」の奴ってのは、気に喰わねぇ。

 

陸の武家共は、搾取するだけの人間だ。

 

 

ただ、あの殿様はそうじゃねぇ……何かがあると思ったんだ。紫苑も優助も、自らの意思でそいつに仕えた。紫苑なんて武田以外には絶対仕えなかったのに……

 

でも所詮は、人を駒に使うのに長けただけの「上」の人間だ。人の気持ちなんか、考えねぇ。

 

あの女がどんな苦しい思いをしてるのか、分かっててやってんのがなお悪い」

 

「お前、女のことで、頭に血が上ったな。

 

暑苦しい男よの」

 

「……確かに上ってたよ。お陰で殿様殴ってこのザマだ」

 

「(何だ、やっぱり女絡みじゃないか)そんな無体を働いてよく、首をはねられなかったの」

 

「それより重い、氷の槍を突き刺されたみてぇだよ。

 

何でもかんでも、突っぱねやがってあの女……

 

強がってる女は……見ちゃいられねぇよ。

 

あの女は、水面に映る月だ。いつもユラユラ揺れてる」

 

「……ベタ惚れだの」

 

「おお、そうよ。

 

気が付いたらどっぷりだ。初めて紫苑と出会った時みてぇに、どっぷりな」

 

「私はお前のそういう所が大好きだ!

 

実に男臭くていい!」

 

 

嬉しそうに男は、甚八に抱き着いた。

 

 

「男に好かれたって、嬉しくねぇよ」

 

「ハハハ!つれないの」

 

「オメェ、たまに爺臭いよな」

 

「そりゃあ、長いこと生きてるから……

 

 

よこしな。その腕を。

 

また行くんだろ?その女の所に」

 

「……今は無理だが、強くなって必ず」

 

「熱い熱い」

 

「うるっせ!」

 

「しかし、派手に壊したね」

 

「そういや前から気になってたんだが、これなんて書いてあるんだ?」

 

 

義手に書かれている文字を見ながら、甚八は男に質問した。その文字は『建御雷之男神(タケミカヅチ)』……そう書かれていた。

 

 

「お前に力を貸してくれる神様の名前さ」

 

「何だ、ただのまじないか」

 

「だね」

 

 

 

京都外れ……廃墟となった社の中で、雷之介は座り頭達と対面していた。明日花は社の外の階段に座りながら、後ろを振り返り彼等を眺めていた。

 

 

「それで」

 

「ん?」

 

「なぜお主が、紫苑と優助の子供を預かっておるんだ?!」

 

「だから、さっきも言っただろ?

 

紫苑に頼まれて、預かってるって」

 

「お主は紫苑に会っておるのか?!」

 

「会った会った。

 

半年前にな。それ以降はずっと、倅と一緒だ」

 

「……」

 

「そんで、一体何用だ?」

 

「……数日前、お主徳川関係の者の首を取ったか?」

 

「……

 

あぁ、とったぜ。倅と一緒にな。他にも明るみに出てねぇが、四、五人。

 

 

まぁ、全て殺ったのは倅だがな」

 

「何ゆえ、そのような事を!?」

 

「何故って……そりゃあ、ムカついたから。それ以外理由はねぇ」

 

「……」

 

 

「雷之介!まだか?!」

 

 

叫びながら、明日花は社の中を覗いてきた。

 

 

「お前は待つことを覚えろ」

 

「嫌だ。待ちたくない」

 

「あのなぁ」

 

「紫苑にそっくりだな……」

 

「待たねぇ所がな」

 

「早く行こうよ!

 

私、早く才蔵達の所に行きたいんだから!!」

 

「急かすな。今俺は、この馬鹿共と話し合い中だ」

 

「雷之介!!」

 

「誰が馬鹿だ!!」

 

 

 

「お師匠様……

 

もっと強くして欲しいの。お・ね・が・い」

 

 

女の子座りをし、百に頼む鎌之介……だが百は、シラけた表情を浮かべながら、彼を見詰めていた。

 

 

「これでどうだ!!

 

何日も何回も駄目出ししやがって!!言われた通りやったぞ!!これで強くなれるんだろ!!」

 

「(この子、アホの子だ)

 

う、うん……いいよ。

 

じゃあ、少し風を起こしてみて」

 

「しゃらくせぇ!!オラァ!!」

 

 

百の言う通りに、鎌之介は風を起こした。

 

 

「それは風圧でしょ?そうじゃなくて、自然にこう」

 

「あ!?いっつもこうだけど!?」

 

「フ~ン……鎖がとっかかりなんだね。後は無意識か……

 

じゃ、最大まで風起こして、私を吹っ飛ばしてみてー!」

 

「おうよ!!

 

由利鎖鎌奥義!巨旋風!!」

 

 

鎖を回し、最大の風を起こし鎌之介は百に攻撃した。だが百は、それに対抗するかのように、鎌之介と同様の風を起こし反撃した。

鎌之介の風は消され、彼は呆気なく百の攻撃に当たった。

 

 

「風を使えるのは、自分だけだと思ったら、大間違い」

 

「テメェ!!俺の風盗んだな!!」

 

「へ?

 

あー違う違う。君の風じゃないよ。

風はこの世にただあるだけさ。君も私もその力を、少し借りてるだけなの」

 

「全然意味分っかんねぇ!!」

 

「あ~~……何年か前にも、同じやりとりしたなぁ。懐かしい」

 

「あ?……!」

 

 

突然百は、隙の出来た鎌之介に足払いを食らわせ地面に倒した。起きようとした彼の前に、百は足を翳した。

 

 

「静かに……そのまま話を聞きな」

 

「才蔵って奴の術は覚えているかい?

 

何か唱えてたりしたでしょ?」

 

「唱え……

 

ああ、そういやオン何とかかんとか……

 

 

最近じゃ「霧隠式(キリガクレシキ)って、叫ぶなぁ」

 

 

その言葉を聞いた途端、百は吹き出し笑い出した。

 

 

「き・り・が・く・れ・式……!!?クックック!!

 

自分の名前とか……ダ……ダサー!クックッククックック!」

 

「才蔵の野郎、俺の奥義名から捩ったんだろうよ。

 

俺のカッコいい技、羨ましかっったんだな」

 

「クククク!!お腹痛い!!

 

君達最高!お腹つる!!」

 

「で?それが何?」

 

「それが、才蔵の強さの秘密。

 

その印と呪言で、技を発動させてるのさ。

 

 

あまねく神々から、力を貸して貰ってね」

 

「はぁ?神とか何それ?」

 

「そんなこと言ってると、強くなれないよ。

 

一生、才蔵って奴には敵わない」

 

「それは嫌だ!」

 

「神様って奴が分かると、君も技使えるようになるよ。素質はあると思うから」

 

「マジか!!」

 

「うん、ホント」

 

「よっしゃよっしゃ!!パパッと見つけてやるぜ!神様よぉ!!」

 

「神様は小さいオッサンとかじゃないからね。

 

いい?人間っていうのは、空に海、土に風、川に光……「自然」によって生かされてる。

これがなければ、生きていけない。そして自然は莫大で絶大な力だ。

 

 

海が荒れたり、大風が吹いたり、大地が揺らいでも、その大きな力に人間は為す術もない。

その大きな力……神の力を引き出して、術とする。

 

そのためにまず、「神」を感じないと……

 

 

静かに目を閉じて、風だけを感じて」

 

(風の音……草の匂い……土の匂い……

 

これが神様ねぇ。

 

 

風……

 

風……

 

 

風を感じる)




『父さん』

またこの声……

『父さん』

そうだ……この声は、明日花。

『優』

紫苑?



目を覚ます優助……


「お!やっと起きたか!」

「君は……」

「晃三!!隊長、起きたぞー!」


暗闇から姿を現す晃三……優助は、目付きを変え彼を睨んだ。


「そんな顔しなくてもいいだろ?隊長さん」

「ここは?」

「俺等のアジトだ」

「明日花は?」

「……教えたいのは山々だが、お前に頼みたいことがあんだ」

「頼み事?」

「紫苑と協力して、真田を殲滅しろ」

「?!

何を考えているんですか?!真田が滅べば、主が守り抜いてきた信濃が」
「徳川に就いてんだろ?

真田信幸」

「……」

「アイツが、俺等を売った。

そのせいで、明日花は徳川から狙われ始めた」

「……


例えそうだとしても、僕は」

「……聞かねぇなら話は別だ。


明日花の命は無い」

「?!」

「取引と行こう、隊長さん。


俺等の命令に従ってくれたら、娘は無事に返す。
けど、命令に従わねぇって言うなら、さっき言った通り命は無い」

「……」

「さぁどうする?

言っとくが、紫苑も参戦させて貰う」

「何故紫苑まで?!」

「紫苑とお前の二人で、やって貰わねぇとな。

じゃねぇと、失敗する」

「……」

「さぁ、どうする?隊長さん」
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