インフィニット・ストラトス~女尊男卑から男尊女卑へ 【更新停止】 作:鬼ヒメ
後半はオリジナル設定だから御注意を。今回はギャグ路線がやや強めかな?
ワンサマーが不遇な感じがするのは気のせいだ(白目)
森山side
「い、意味が全く分からねえ……何でこんなにややこしいんだ…」
織斑は机に突っ伏していた。
「流石だな。馬鹿」
「何かナチュラルに罵られた!?」
え?真実を言っただけだけど?
「参考書を捨てたあげく金髪ロールに喧嘩を売る。これでも馬鹿じゃ無いとでも?」
「うっ…」
「参考書はともかく何で金髪ロールに喧嘩を売ったんだ?」
「だってよ!あれだけ言われて黙ってるなんて男じゃねえよ!」
嗚呼、成程。そう言うことか
「お前の気持ちは分かった。だが勝算はあるのか?相手は仮にも代表候補生だぞ?」
「そりゃそうだけどよ…」
恐らくだがコイツはどこかで「何とかなる」って思ってるんだろうな。本番に強いタイプなんだろう。だがそれで勝てたら苦労はせんだろうに。
「念のため言っておくが今のお前なら確実に負けるな」
「…っ!何でだよ!」
まだ分からないか馬鹿者め
「相手は操縦時間が3桁になるほどの訓練をしている。対してお前はほんの少し動かしただけ。知識も皆無。どこに勝算があるんだ?」
今さらになって気がついたのか。てかあの時は自覚なしだったのかよ。あれは誰がどうみても無謀な挑戦だし。
「うう…どうすりゃいいんだよ…」
「お前にとっては負け戦に近いんだ。やれるだけの事はやってみろ。例えばお前の幼馴染の女にISに関することを教えてもらったりとかな。」
「箒にか?」
「少なくともお前よりは知識もあるだろ。」
それにお前が話せそうな女なんてそいつ位しか思い付かん。
「おお!確かに!」
改めてコイツを馬鹿だと思った。
一夏side
「ああ、織斑くんに森山くん。まだ教室に居たんですね。良かったです。」
「はい?」
そこには副担任の山田先生が立っていた。
「えっとですね 寮の部屋が決まりました。」
そう言って俺と大輝に部屋番号の書かれた紙とキーを渡してくれた。…ん?ちょっと待てよ?
「俺の部屋、決まってないんじゃなかったですか?一週間後は自宅から通学してもらうって話でしたけど。」
「そうなんですけど、事情が事情なので…一時的な処置として部屋割りを無理矢理変更したらしいんです。」
「山田先生、自分はどうなってますか?その辺は聞いてないので。」
「森山くんも同じように寮に入ることになってますよ。」
「そうすると織斑と同室ですか?」
部屋も大輝となら大丈夫だな。流石に女子と同室なんて―
「ええとですね…ごめんなさい。女子となんです…」
あったわ…大丈夫なのか?女子と同室って
「織斑、間違っても襲ったり押し倒したりするなよ?」
「俺はそんな事しねえよ!」
うん。俺が「自分の意思」でやったことは無いから大丈夫だよな多分。
「あの…ええと…」
「話を切って申し訳ありませんでした山田先生。それと荷物はどうなってますか?一回戻らないと準備できませんが。」
あわあわしてる山田先生を見て大輝は話を切り替えた。確かにその問題はどうなってるんだ?
「あ、いえ、荷物なら―」
「私が荷物の手配をしてやった。ありがたく思え。」
「あ、ありがとうございます…」
「まあ生活必需品だけだがな。着替えと携帯の充電器があれば十分だろう。」
日々の潤いも大事だと思うんですが。千冬姉。
「森山、お前の荷物も手配しておいた。一応確認しておいてくれ。」
「分かりました」
「何か俺と大輝の扱いが随分と違うような…」
「気のせいだ」
「気のせいだな」
うん。気のせいだな。気のせい。うん。気にしたら負けな気がする。
「じゃあ時間を見て部屋に入ってくださいね。夕食は6時から7時、寮の一年生用食堂でとってください。各部屋にはシャワーがありますけど、大浴場もありますけど…その、織斑くんと森山くんは今のところは使えません」
「え、何でですか?」
「アホかお前は。同年代の女子と緒に入りたいのか?」
「あー…」
そう言えば俺と大輝以外の生徒はみんな女子だった。
「残念だったな。覗けなくて。」
大輝がとんでもない爆弾を落としていった。って!おい待てえ!何言ってんの!?
「お、織斑くん!?もしかして覗きするつもりだったんですか!?は、犯罪です!だっ、ダメですよ!」
駄目だ!ここはしっかり否定しないと!
「いやっしませんから!興味無いですから!」
「ええっ?女の子に興味が無いんですか!?そ、それはそれで問題のような…」
山田先生、話を聞いてくれ!後、後ろの女子は何できゃあきゃあ言ってるんだ!
「何!お前はホモだったのか。織斑先生、早急にコイツの再教育を申請します。」
待て待て!俺を殺す気か?こいつならやりかねねえ!
「では織斑よ、後で私と一対一で楽しい面談でもしようではないか。」
千冬姉も乗らないで!
「やめてくれええええええ!」
森山side
「部屋は…1056号室か」
織斑と別れた後、自分は部屋に向かっていった。女と相部屋とかマジかよ。ちなみに織斑は1025号室らしい
「ここか…」
随分と大きいドアだな。まあノックはしないと不味いからしないとな。
コンコン
「はーい。って森山くん!?何でここに?」
「申し訳無いが暫く同室となった。自分と同室は嫌かもしれんが我慢してほしい。」
「あ、う、うん…」
??side
今私の目の前には森山くんが座っている。何故かと言うと相部屋になったからなの。
森山くんの事を初めて知ったのはテレビの中でだった。そしてその内容に私は驚いたの。だってISを5機同時に相手して無傷で全部倒したんだ。驚かないわけないよ!それから暫くして森山くんは絶対王者と呼ばれるようになって世界に名を轟かせた。
その日から私たち女子にとっての地獄が始まった。それは男子と女子の立場が逆転したから。
そして私の居た中学校は特に酷かった。何故なら、学校で一番偉い人、この場合だと校長先生になるのかな?その人がルーン所持者だったから。加えて広まりつつあった男尊女卑思考の人だった。
女子と言うだけで。それだけの理由で私たちは苛められた。主にやられてたのは女尊男卑思考の女子だった。私や私の友達は男子に手を出したり見下したり偉そうにしたりはしてなかったから私たちは大丈夫だと思っていた。でも回りはそれを許してくれなかった。
誰も助けてくれない。誰も話を聞いてくれない。先生達も完全に放置していた。
話を戻すね。さっきも言ったけど、今、目の前には森山くんが座っている。正直な感想を言うと
「怖い」
この一言だった。
今日だってオルコットさんから侮辱されたときにもの凄い速さで殴りかかってた。あのときの事は今でも良く覚えている。
もしも、彼が極度の男尊女卑思考だったら?
もしも、本気でISを制圧しに来たら?
恐らくだけどあの攻撃は私に向けられるかもしれない。それは私だけでなく女子全員に。
その事を思うとゾッとする。
「さて、改めて自己紹介だ。自分は森山大輝。暫くの間だがよろしく頼むぞ。」
そんな事を考えていたら森山くんが話しかけてきた。
「う、うん。私は
相川清香」
相部屋は相川さんになりました。毎度お馴染みご都合主義&妄想 後悔はしてない。では次回。