インフィニット・ストラトス~女尊男卑から男尊女卑へ 【更新停止】   作:鬼ヒメ

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スランプなんて間違ってる。


その名は槍と竜

一夏side

「よくもまあ、持ち上げてくれたものだ。それでこの結果か、馬鹿者が」

 

「うぐ…すみません…織斑先生」

 

千冬姉に大輝みたいに罵られてる。でも俺はそれよりも気になってる事がある。

 

「俺、どうして負けたんだ?」

 

「まあこの際だから教えてやる。あれは雪片の特殊能力、《バリア無効化攻撃》だ。」

 

「と、言いますと?」

 

今度は箒が聞き返した。

 

「言い方を変えると、《エネルギーを無視できる刀》だ。相手のバリア残量に関係なく、切り裂いて直接ダメージを与える。そうするとどうなる?篠ノ之」

 

「え、えっとですね…ISの《絶対防御》が発動して…シールドエネルギーを大幅に削ることができます」

 

「そうだ。私がかつて世界一の座にいたのもその《雪片》の能力が大きい。では織斑、それらを踏まえて何故負けたのかを言ってみろ。」

 

負けた理由か…確か雪片はエネルギー無効とか言うめっちゃ強い攻撃が出せるんだよな?でもそんな強い攻撃をするには多分エネルギーを沢山使うはずから…

 

「えーっと…雪片の特殊能力を使うには沢山のエネルギーを使う、で、使いすぎてエネルギー切れですか?」

 

「まあ良いだろう。これからはそれらを踏まえて訓練に励むように。とりあえず話はここまでだ。山田先生、森山を呼びに行ってもらっても?」

 

「は、はい!」

 

 

 

 

 

 

 

暫くして山田先生と大輝が戻ってきた

 

「織斑先生、直ぐに始まりますか?」

 

「後、10分程だ。オルコットはエネルギーを補給している。」

 

「了解です」

 

よし。今がチャンスだ!

 

「なあ大輝、1つ聞いて良いか?」

 

「何だ?」

 

「どうして俺にここまで協力してくれたんだ?」

 

そう。俺はこれが気になってた。ISを動かせないのに俺よりも的確に指示を出してたしISについても理解しているように感じたからだ。

 

「そうだな…理由は色々あるが…一番の理由はお前にも金髪ロールを倒してほしかったからだ。あんな考え方をしていたらいずれ身を滅ぼす。だから初心者に負けさせることによって渇を入れてやろうと思ってな。」

 

あー成る程な。結構オルコットさんの事を恨んでると思ったけど実際はオルコットさんの事を良く考えていて……

 

「ほう。で?本心は何だ?」

 

「初心者に負ける無様な姿を見たかったから」

 

「」

 

おおい!そっちが本音かよ!ちょっと感動してたのに台無しじゃねえか!

 

「はぁ…全く、お前が本当に世界一なのかと疑いたくなる」

 

「と言っても勝手にそう呼ばれてるだけだから実際戦ったら分かりませんよ?」

 

言われてみれば確かに大輝がルーンを使ったのを見たのってあのときのニュースだけな気がするな。あ、一応オルコットさんが喧嘩売った時にはちょっとだけ見たけどあの時はそんな場合じゃなかったからなぁ。千冬姉と戦ったら互角とかになったりするのか?

 

「私を数分で倒した奴が何を言うか。しかも手を抜いていただろう?」

 

ん?

 

「失敬な。手なんて抜いてませんよ。」

 

「その割りには随分と遊んでいるように思えたが?」

 

んん?

 

「ならそう見えただけです。気のせいです。」

 

「ほう?まだ否定するか?」

 

「え!?ちょ、ちょっと待ってくれ!数分で倒したって!?」

 

「入学試験の話だ。形だけでも受けろみたいなこと言われて織斑先生と戦った。それだけ。」

 

「え…?大輝ってそんなに強いんですか?」

 

「こいつは強いぞ。勿論ISとルーンの差もあるが単純に武器の扱いが上手い。並みの相手なら5秒もつかどうかだ」

 

「以外ですね。そんなに評価してくれてたんですか。」

 

「私だって誉める時は誉めるさ。

 

さて、そろそろ時間だ。」

 

「ええ、行ってきますわ。」

 

お、始まるのか?なら俺も別室に移動して…

 

「ああ、織斑。お前は移動しなくても良い。」

 

「え?何でだ?」

 

「自分が良いと言ったんだ。大人しく聞け負け犬。」

 

「うっ…」

 

それを言われると弱いな…負けたのは本当だしな。でも何でまた急に…いや、聞くのは止めておこう。聞いたら聞いたで『それくらい時分で考えろ馬夏』とか罵りが付いてくる気がする。うん。自分から罵られに逝くのはやめよう。俺賢い。

 

「さて、今度こそ行ってきますわ」

 

「森山…」

 

「何ですか?」

 

「…やり過ぎるなよ?」

 

「…それは保証しかねます」

 

そう言い残すと大輝はアリーナに向かっていった。

 

 

 

 

 

side無し

「待たせたな。それじゃあ早速だが始めよ「待って下さい…」…何だ?」

 

「あの…この間の件について謝罪したいのです…」

 

「この前って言うと…あれか?代表決めるときの事か?」

 

「それもありますし今まで失礼な態度をしまった事に対してもです。申し訳ありませんでした。」

 

「成る程な。何があって変わったか知らんがお前なりに考えたみたいだな。」

 

「はい。ですから「答えはNOだ」な、何故ですの!?」

 

「だってよ…いくら何でも自分勝手すぎない?あれだけの事を言ってまさか謝罪1つで許してもらえると思ってるのか?」

 

「そ、それは…」

 

「ああ、別に何か物をくれって言ってる訳じゃ無いぞ?ただ都合が良すぎるなって思っただけだ。…それによ、織斑にも謝罪するのか知らんけどよ、もしあいつも許してくれなかったらどうするつもりだったんだ?」

 

「…そんな事ありません!「一夏さん」は優しい人です!しっかりと受け止めてくれるはずです!」

 

「ほお…?じゃあ聞くが

 

 

 

優しい人って何だ?」

 

「え?えーっと…」

 

「自分の思い通りに動いてくれる。望む返答をしてくれる。それがお前にとっての優しい人か?」

 

「そ、そんな事は…」

 

「お前の言い方からするとそうなるんだよ。それに所詮優しさなんて紛い物。信用できるか。」

 

「…どうしてですの?どうしてそんな事言うのですの?」

 

「教える気はない。知りたかったらそのISで問え。自分はこれで答えてやる。」

 

「槍…ですか?」

 

「言っておくが自分は強い。止めるなら今のうちだ。」

 

「止めませんわ!この力を持って貴方を止めます!」

 

「そうか?ならかかってきな。…お前の全てを否定してやる。」

 

「行きなさい!ブルー・ティアーズ!」

 

「む?いきなりか?」

 

ブルー・ディアーズから放たれたミサイルは正確に大輝を狙っていた。そしてそれは着弾して大きな爆発を起こした。

 

「いくら貴方が強くてもこれだけ当たれば…」

 

だが現れたのは全くダメージを受けてない大輝だ。ダメージどころか傷1つ負わせることが出来なかった。

 

理由は簡単だ。槍には《ガード》という能力がある。これは自身の回りにシールドを纏いダメージを減らす能力だ。

そして相手の攻撃がヒットする瞬間にガードを纏うと《ジャストガード》が発動してダメージを0にできる。これが無傷の真相だ。

 

「温すぎ。今度はこっちから行くぞ。」

 

大輝はスキルを発動させる。

 

「クロノサークル!」

 

「きゃあ!」

 

「もう1発!」

 

再びクロノサークル…もとい凍刻陣をヒットさせるとセシリアの体に変化が表れた。

 

全身が水色に染まっているからだ。

 

「お?スロウが入ったか?」

 

「何ですの…スロウって…急に体が重く…それに体の色も変に…」

 

「こいつの追加効果だ。さて狙いは十分。終わらせるぞ。」

 

大輝は構えをとる。すると大輝の持つ槍から黒い竜が表れた。

 

「ヒッ…」

 

怯えるのも無理はない。普通竜を見る機会なんてあるはずがないからだ。

 

「槍よ…」

 

「い、嫌…嫌…」

 

「竜を纏え!」

 

すると竜の口からアリーナを埋め尽くすような巨大な黒い竜巻が発生。

 

「きゃあああああ!」

 

『ブルー・ティアーズ シールドエネルギーエンプティ 勝者 森山大輝』

 

「ま、こんなもんで良いか。」

 

大輝は気絶してるセシリアを放って去っていった。

 




ワンサマーと森山くんの戦闘どうするかな…

てかヴァイオレントエインって竜巻発生であってるよね?違ったら脳内変換お願いします。
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