インフィニット・ストラトス~女尊男卑から男尊女卑へ 【更新停止】 作:鬼ヒメ
「はあ…」
大輝は大きなため息をついている。目の前にあるのはかの有名なIS学園。何故ここに居るのかと言うと、それは少し前に遡る。
「はい…?」
『ですから貴方にはIS学園に通って貰います。』
小さな部屋に居るのは森山大輝と日本の偉そうな人。名前は…知らん。
「いや、何でですか。嫌ですよ。第一自分、ISに乗れないし。それ以前にISなんか嫌いだし。」
『確かに貴方はISに乗ることは出来ません。ですが、これは貴方の為でもあるんですよ?』
「どういう意味ですか?」
『ルーンの能力を世界に公開したことは覚えてますよね?』
「そうですね」
『ISを遥かに凌ぐ性能。我々男からすれば素晴らしい事なのです。…が
、女からしたらどうでしょう。』
「どういう意味…あっ…そう言うことですか。」
『分かったようですね。』
今まではISが最強。女が上 男が下と言う「秩序」があった。
だが、大輝はその秩序を無くした張本人。恨みを買われて命を狙われてもおかしくない。
現に、ルーンが多く発見された国では反乱が多発しており、全て男の完勝。それらの国では今までの女尊男卑とは比べ物にならない位の男尊女卑が生まれていた。酷い所では女=奴隷が当たり前だとか。
「ですが何故それがIS学園に繋がるのですか?」
『それはですね…』
IS学園には次のような校則が存在する。
『IS学園における生徒はその在学中においてありとあらゆる国家・組織・団体に帰属しない。本人の同意がない場合、それらの外的介入は原則として許可されないものとする』
簡単に言ってしまえば、IS学園に在学している限り、本人が了承しなければ外部からのあらゆる命令や勧誘を断れると言うもの。今回はそれを利用しようと言う事だ。
そうすれば少なからず3年は自由となる。
『それに学校で集団生活をすることで人との関わりをもって欲しいとの事です。』
「はい?」
『聞く限り学校にあまり行ってなかったらしいですし、この機会に通って知らない世界から色んな事を学んで欲しいのです。』
「成る程、理由はわかりました。非常に不本意ですが…入学しましょう。」
『そう言ってくれるとありがたいです。…では2週間後にまたここに来て下さい。必要な手続きをします。ああ、それとこれを。』
「何ですかこの分厚い本は」
『ISの参考書です。入学までに覚えろと学園からのお達しです。流石にISの知識が無いのは不味いので。』
「…分かりました。」
森山大輝side
さて、IS学園だ。参考書?普通に覚えたわ。学校なんて家無くなってから行ってないから時間はたっぷりあるからな。余裕だったわ。
まあそれは置いといて指定場所に向かうとするか。
唐突だが、ここで1度、勧誘されたときの言葉を思い出してみる。
あの人が言ってたことは一応筋が通っている。だが、冷静に考えて欲しい。
命が危ない?常にルーンは持ってるしIS使われても蹴散らせる強さは持っている。
校則?所詮3年。それに監視されてる可能性が高いのに自由があるのか?
集団生活?余計なお世話だ。お前は自分の母さんか。そんな事強要させんな。てかそもそも無理だったからな今までの世界じゃ。いや、今も難しいか。
こんな感じに非常に可笑しい所が多い。最後のはかなり可笑しいがな。じゃあ何故自分をIS学園に入れさせたのか?自分の中では答えは出ている。
『IS学園の生徒、教員に、ISは下、ルーンは上と言うものを教え込ませる。』
大方こんな所だろう。まあ別に何でも構わん。
仮に本当だとしても引き受けただろうし。
少なからずIS乗りの女は大嫌いだから屈服させてやるのも悪くないしな。
…さて、指定場所はここか?案内係が来ると行っていたが…
『お前が森山大輝か?』
一人の女が来た。
「そうですが。」
『話は聞いている。ついてこい。』
この女は知っている。かつての世界最強。その名は
織斑千冬
ここまで。ワンサマーさんはまだよ。ではまた次回