インフィニット・ストラトス~女尊男卑から男尊女卑へ 【更新停止】   作:鬼ヒメ

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今回はワンサマーside
ついにIS学園スタートですね。ではどうぞ。


その名は入学

一夏side

今日は待ちに待った高校の入学式。それはとても素晴らしい。喜ぶべきところだ。俺だって間違いなく喜んでいただろう。

 

それが「普通の高校」ならな

 

(これは…想像以上にキツいな…)

 

え?何故かって?簡単な話だ

 

俺以外のクラスメイトが全員女子だからだ。

 

おまけに俺の席が何故か真ん中の最前列なんだ。

そして背中を刺されるかのごとく視線が痛い。痛すぎる。俺は動物園のパンダか何かか!

 

「……くん。織斑一夏くんっ」

 

「は、はいっ!」

 

「あっ、お、大声だしてごめんなさい。でもね、自己紹介、『あ』から始まって今『お』の織斑くんなんだよね。自己紹介してくれる?だ、ダメ?」

 

副担任の山田真耶先生がぺこぺこ頭を下げていた。

えーとっ、一応先生だよね?『子供が無理して大人の服を着ました』的な見た目なんですけど…態度とか見てても本当に教師なのか疑ってしまう。

 

てか、真ん中の最前列なのにまだ『お』なのか。このクラスはやけにあ行が苗字の人が多いんだな。

 

「いや、あの、自己紹介しますから。落ち着いてください。」

 

「ほ、本当に?本当ですね?約束ですよ!」

 

…本当に教師かこの人?仮に新米だとしてももう少し何とかならないものか。とりあえず自己紹介しなければな。

 

「えーと、織斑一夏です。よろしくお願いします。」

 

…やめてくれ。そんな『これで終わり?』見たいな視線を向けるのは…それに山田先生も半泣きになってるしよ…

 

「以上です!」

 

がたたっ。ずっこける女子多数。俺にどんな期待をしていたんだ。無茶言わないでくれ。そしてその刹那

 

パァンッ!

 

「いっ!?」

 

いきなり頭を叩かれた。叩かれた方を見ると見慣れた顔が一人

 

「げえっ!司馬懿!?」

 

「何故そんな中途半端な名を出す。せめて関羽か呂布にしろ」

 

パァンッ!また叩かれた。ちなみにすげえ痛い。あれ出席簿だよな?絶対におかしい音が出てるんだが。

てか千冬姉、わざわざツッコんでくれたのか。…ツッコむ所は違う気がするが気のせいだろうきっと。

 

「あ、織斑先生。もう会議は終わられたのですか?」

 

「ああ、山田先生。クラスへの挨拶を押し付けてすまなかった」

 

「いえっ。副担任ですから、これくらいはしないと…」

 

「さて諸君、私が担任の織斑千冬だ。君たち新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが私の仕事だ。私の言うことはよく聴き、理解しろ。逆らっても良いが、私の言うことは聴け。返事は、「はい」か「イエス」だ。いいな」

 

なんという暴力宣言。流石に不満が出るかと思った。

 

寧ろ逆だった。

 

「キャーーー!千冬様!本物の千冬様よ!」

 

「ずっとファンでした!」

 

「私、お姉様に憧れて北九州から来ました!」

 

「私、お姉様のためなら死ねます!」

 

千冬姉はそれを心底鬱陶しそうな顔で見ている。

 

「…毎年毎年、よくこれだけ馬鹿者が集まるものだ。感心させられる。それとも何だ?狙ってるのか?」

 

それに対した返答はと言うと

 

「きゃあああああ!お姉様!もっと叱って!」

 

「でも時には優しくして!」

 

「そして付け上がらないように躾をして~!」

 

大丈夫かこのクラスは?何か結構ヤバいこと言ってる気がするけど気のせいだよねきっと。

 

「で?挨拶すらまともに出来んのかお前は」

 

「いや、千冬姉、俺は」

 

パァンッ!

 

「ここでは織斑先生と呼べ馬鹿者が」

 

「…はい、織斑先生」

 

そしてこのやりとりの中で姉弟なのがバレてしまった。

 

「え…?じゃあ織斑君って千冬様の弟?」

 

「それじゃあ、世界で唯一男でISを使えるのもそれが関係して…」

 

「いいなぁ! 代わって欲しいなぁ!」

 

もうツッコむのは止めよう。何か無駄な気がしてきた。

そんな時、一人の女子が

 

「織斑先生。どうして織斑君の隣の席が空いているんですか?」

 

そういえばそうだ。何で俺の隣は空いているんだ?まさか初日から遅刻か?千冬姉相手に遅刻とか殺されそう。

 

「お前何か失礼な事を考えなかったか?」

 

えっ?何?千冬姉っていつの間に読心術身に付けたの?それとも分かりやすかった?

 

「…いや、考えてないです。」

 

「まあ良いだろう。織斑の隣は急遽入学が決まった奴だ。事情により少し遅れてくることになっている。」

 

コンコンッ

 

扉をノックする音がする。

 

「どうやら来たようだな。入ってこい。」

 

そして急遽入学が決まったと言う生徒が入って来た。が、その瞬間。

 

「「「「「!?!?!?」」」」」

 

千冬姉と山田先生を除いて。「え?何で?」って顔をしている。どういうことだ?それよりも何で男子が?

 

「遅れてすみませんでした。」

 

「とりあえず自己紹介をしろ。話はそれからだ。」

 

「森山大輝。趣味は鍛練と音楽。急遽入学が決まったがよろしく頼む。ああ、それと

 

 

自分はISを動かせないからそのつもりで。」

 

「「「「「ええええええええ!?」」」」」

 

 

その生徒は

 

男子で

 

ISが動かせなくて

 

一人称が自分

 

 

これだけは言わせてくれ

 

どこからツッコめば良いんだ?




とりあえずワンサマーさんのポジションは決まりました。多分次回辺りで判明しますかね。次はイギリスまで行けると良いなぁ。ワンサマーさんが若干はっちゃけてるのも次回判明させようかと思います。

ではまた次回。
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