夏編は、もうすぐで終わります。
「潮~!!ほらぁ!!!」バシャァ
「ちょ、曙ちゃん~、止めてよぉ~。」
「なのDEATH!!!」
「ちょ、波消しブロック投げないで欲しいかも!!!」
「電ぁ~、投げちゃってぇ~、殺っちゃってぇ~!!!」
「ちょ、いくら艦娘でも高速修復材や、ドッグがなきゃ死んじゃうかも!!!」
「大丈夫なのです!!!高速修復材なら沢山あるので、何回も何回も波消しブロックをぶつけられるのです!!!」
「何言ってるのか分からないかも!!!」
「かもかもうるせーんだよ、なのです!!!」
曙と潮が水をかけ合っていたり、電が秋津洲に波消しブロックを投げようとしていたり、その電の行為を笑い、そして、叫びながら文月が見ていたりしていた。そう、今日は皆で海水浴に来ていた。なお、場所は大洗海岸である。皆水着を着ている。
「君の友人も連れてきたのか?」
神谷が聞いてきた。
「あ、はい。そちらの方は?」
耀は神谷の横にいる男性に気づいた。その男性には、水着姿の時雨がピッタリとくっついていた。その横には、頭が太陽みたいに輝いている男性がいた。
「ああ。彼は
「檜山だ。よろしく。」
「神谷前総理、ちょっと黙ってもらってもいいですか?」
あ、田奈がキレた。
「そういえば、檜山さんってどうして艦これ始めたんですか?」
ふと疑問に思ったので、耀は檜山に問いかけてみた。
「ああ、それはな、俺が防衛大臣だった頃、当時の文部科学大臣が勧めてきたんだよ。それでやり始めたんだが、意外と楽しくてな、今ではケッコンカッコカリを10人以上としてるんだ。まあ、一番最初にケッコンカッコカリをしたのは時雨だけどな。」
そう言いながら檜山が時雨の頭を撫でると、時雨は「うにゅー」と言った声を出した。うん、可愛い。でも、自分には、曙が居る!!!曙一筋だ!!!
「この国本当に大丈夫なのかなぁ・・・。」
「大丈夫だろう。ローゼン閣下もいるし。」
耀は呟いたように言ったが、檜山に聞こえてたらしく、檜山が答えた。しかし、答えた答えは酷いものだった。もうこの国は大丈夫なのか?大丈夫じゃないだ。大問題だ。(というか、お前が言うな。)
その後、皆でバーベキューをした。何か秋津洲の分が全て電と文月に食べられていたのは秘密である。
閣僚グループと別れた、帰りの列車の中、耀を除くみんなは、ぐっすりと寝ていた。耀は、窓から外を見ながら、夏休みの宿題を考えていた。
「あー、まだ何も手をつけてない・・・。どうしよう・・・。」
耀は、誰にも聞こえない声で呟いた。その時、それに答えるように微かに列車の警笛が〝ピーッ〟と、聞こえたような感じがした。
少しずつ夏の終わりは近づいてきている・・・。