現代に来た第7駆逐隊   作:しがみの

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どうも。Aobaです。



ただの駄文です。ありがとうございました。


第32話 遠足

9月下旬、1台のハイエースは、耀達の通う学校に向かって走って行く。

 

正門のロータリーまで来ると、その車は止まり、中から私服姿の7人の男女が出てきた。そう、耀と、7駆の4人と、木曾、そして、青葉である。7人を正門のロータリーに降ろしたハイエースは、元きた方向に走り去って行った。

 

今日は遠足、各クラスで決めた行き先に行くのだ。

 

「じゃ、ここで。」

 

耀は、朧、漣、青葉、木曾と別れると、、既に止まっていたクラスのバスに曙と乗り込んだ。

 

しばらくすると、クラスメイトがバスに次々と乗ってきた。最後に担任が乗ってきて、朝潮が人数確認を終えると、バスは動き出した。

 

 

行き先は、東京。と言っても、クラスによって違う。朧のいる1組は、上野動物園を見たあと、自由行動、2組は、浅草寺を見たあと、自由行動、漣のいる4組は、霞ヶ浦を水上バスで、遊覧後、首都圏外郭放水路の貯水槽を見に行く担任が決めた自由行動なし、青葉のいる5組は、隣の栃木県の牧場に行き(東京ですらない)、潮のいる6組は、江戸東京博物館を見たあと、自由行動という計画になっている。

 

え?3組は?

 

 

 

☆上野駅前で即解散☆

 

 

 

 

グループ分けはした・・・。

 

 

だが・・・

 

 

 

 

 

 

☆個人行動OK☆

(班編成はただの飾りです!!!偉い人にはそれが分からないのです!!!)

 

 

 

 

である。遠足ですらない。ただの旅行である。

 

 

 

 

そして、耀と曙の乗ったバスは、上野駅に向かって走り去って行った・・・。

 

 

『まもなく、3番線に、東京、品川方面行きがまいります。危ないですから、黄色い・・・』

 

 

人で覆われているホームには、男性の自動放送が流れてくる。

 

 

1分程すると、黄緑色の帯を纏ったステンレスボディの環状線の電車がホームに滑り込んできた。

 

『上野ー。上野です。ご乗車、ありがとうございました。』

 

到着放送と共に電車から人が吐き出される。

 

プルルルルルルルル『3番線、ドアーが閉まります。ご注意ください。』

 

発車ベルが鳴り終わり、戸締め放送と同時にドアが閉まる。

 

キュィーン↓キュィーン↑キュィィィーン↑↑ギュイーン↑↑↑↑

 

環状線の電車は、独特のインバータ音を出しながら、ホームから走り去って行った。

 

「ねえ曙・・・。」

 

電車が駅から走り去って行った後、ホームに取り残されていた耀は、曙に問いかけた。

 

「何?クソ兄貴。」

 

「改札内に入ったのはいいものの、何もすること無い・・・。行きたいところもないんだけど・・・。」

 

「アタシもよ。」

 

「新宿の書店でも行く?」

 

「そうするわ。」

 

曙は、耀の提案した事を直ぐに受け入れた。

 

テロテロテーン『まもなく、3番線に、東京、品川方面行きがまいります。危ないですから、黄色い・・・』

 

「じゃ、決まりだね。」

 

耀は、曙にそう言うと、やってきた環状線の電車に乗った。

 

 

 

 

 

 

なお、その後、本ばかり買って本棚に入りきれなかったのは言うまでもない。

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