「さて、お前ら・・・。」
と、言うと教卓に立っている2学年の担任が、クラスの中を何回も見渡す。
「修学旅行の季節が来たぞぉぉぉ!!!」
「「「「YEEEEEE!!!」」」」
その一言でクラスは歓喜に包まれる。(うるさい)
「行き先はお決まりの・・・」
「「「「Okinawa!!!」」」」
「そーう!!!沖縄だぁぁ!!!」
言葉で言い表せない程五月蝿くなった教室にいる耀達は静かに席に座っていた。前話から急に時期が飛ぶが、現在、耀達は高校2年生。クラスはなんと、朧を除いた7駆の全員、朝潮、青葉、木曾、智也(登場自体久しぶり)、五十鈴と同じになったのである。こうなってしまった経緯は、2年生から文理が分かれるが、みんな文系を選び、しかも、地歴選択は、全員日本史B。その為、クラスが一緒になったのだ。(尚、朝潮はまたクラス委員長)
「じゃあ部屋割りくじ大会を始めるぞぉ!!!」
「「「「YEEEEEE!!!」」」」
担任が叫ぶとクラスメートも叫ぶ。夏休みが終わり、1ヶ月が経過しているのにかなり元気だ。くじは、男子が引いたあと、女子が引くという事だった。
耀のルームメイト
・
・
・
曙のルームメイト
・
・
・
漣と潮のルームメイト
・
・
青葉のルームメイト
・
・
・
朝潮、木曾のルームメイト
・
・
と、いうようになった。
家に帰った後、耀が入浴中で今にいない時、曙が「クソ兄貴、部屋別れちゃったね・・・。」と、ボソリと呟いた。
「性別違うんだから無理でしょ?」
「まあ・・・。そうだけどさあ・・・。」
漣に言われ、曙は少しシュンとしながら言っていた。青葉は嬉しそうに長座布団にうつ伏せになっていて、漣のLINEには、朝潮から「部屋交換して」というLINEが多く届いていた。
修学旅行まで、あと少し。