現代に来た第7駆逐隊   作:しがみの

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はい。大変遅れました。すみませんでした。諸事情があったので・・・。
ていうか、修学旅行編長くないですかね・・・。


第48話 修学旅行編 3日目編 ビーチにて

軽い騒動っぽいのがあったり、2日目の夜は何やら騒がしかったが、無事に3日目を迎えた。

 

3日目は、クラス別行動だった。耀達のクラス、3組はグラスボートに乗るというものだった。グラスボートというのは、船の中央部分の床がガラスになっていて、海の中が見えるというものだ。名護市にあるかしゆりビーチで、そのボートに乗るのだ。

 

かしゆりビーチは、海岸事務所とコンビニが一体化している珍しいビーチである。一応、コンビニから海岸に直行も出来る(砂は落としましょう)。

 

 

かしゆりビーチにある浮き桟橋には小型の船が停泊していた。その船に耀達は乗るのだ。耀達、3組43人が乗ると、浮き桟橋と船を繋いでいた舫いが放たれ、船は動き始めた。

 

動く船の中で潮の横に座っている青葉は気分が悪くなったのか、蹲っている。

 

「どうしたの?」

 

耀がそう青葉に尋ねながら身体を揺さぶると、青葉は

 

「実は、青葉、船酔いするんです・・・。」

 

と、青い顔を向けながら答えた。

 

「え?どうしよう・・・。」

 

耀が考えていると、青葉の横に座っている潮がある一言を言ったことにより、クラスメイトは全員引くことになる。

 

「青葉さん、海に吐けばエサになるじゃないですか?だからとっとと吐け。さあ、早く!!!早く吐け!!!」

 

そう。この言葉だ。海に吐けば魚の餌になるというとってもクレイジーな発想だ。しかも、大人しそうな女の子なのに、「吐け」という汚い言葉を連呼するのだ。これが正常だという女子は神通さんの訓練を受けた人か、変態か、そして男子っぽい人、恥を捨てたなどくらいだろう。

 

「え!?海に吐けって言うの!?」

 

「そ。」

 

青葉が泣きそうな声でいうが、潮は、〝お前は何を言っているんだ?〟と言わんばかりの顔で青葉を見つめている。

 

「青葉やだよそんなの!!!」

 

「いいから吐け。」

 

青葉は重巡洋艦。当然、神通さんの訓練を受けたことがない。そのため、吐くのに恥じらいがあるのも当然のことかもしれない。しかし、潮は、そんな事すら気にかける素振りも無しに海を指さす。

 

「それだけは止めて!!!エチケット袋とか無いの!?」

 

「そんな物無いですよ。もし仮にあっても、使わせない。海の魚のエサにしろ。」

 

青葉は顔を青くしながら必死に海に吐くのを拒否するが、潮は気にせず笑顔で海面を指さす。

 

「え!?いやぁぁぁぁぁ!!!うっ!!!」

 

そして、ついに青葉の口から魚の餌がエメラルドグリーンの海原に放出された。クラスメイト達はその場から目をそらしていたが、潮だけニコニコしながらその現場を見ていた。悪魔だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グラスボートが乗り終わり、3組43人は、これから民泊をしに糸満市に向かう。青葉は、そのバスの中の隅の席に座っていた。

 

「青葉。はい。アイス。」

 

青葉はあるクラスメイトからアイスを受け取った。

 

「古鷹、ありがとう・・・。」

 

青葉は、そのクラスメイトにお礼を言った。そのクラスメイトは、古鷹(ふるたか)奈々(なな)という名前だ。茶色のボブヘアー、そして目の色が異なるオッドアイを持つちょっと変わった容姿をしているおり、男子が「戦艦って良いよなー。」とか言うと、「重巡洋艦の方が凄いよ!!!魚雷も撃てるし、高火力だよ!!!」とか言ったりする、一風変わった子だが、クラスメイト達からは特に気にされていないようだ。一部の人達からは「艦娘〝古鷹〟ではないのか!?」とか噂が立てられている。そして、青葉とはかなり前から親友だったらしい。そのため、今でもほとんど一緒に居る。

 

「恥ずかしいんだって・・・。」

 

そんな大天使古鷹さん(男子達から言われているあだ名)が耀の耳元にぼそっと言った。

 

「まあ、しばらくはそっとしておこう。」

 

「そうだね。耀提督。」

 

古鷹は、そう言いながら耀を見た。その後、クラスメイトの男子から「耀提督ー。」と連呼されたのは言うまでもない。

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