現代に来た第7駆逐隊   作:しがみの

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どうも。Aobaです。はい。もう4月なのにまだ去年の10月の話をしているので、急ですが、修学旅行編終了します。
余談ですが、大和型を建造しようと大型建造を何回かやりましたが、来たのはマイクチェックと不幸姉妹と伊勢型でした。大和型来ないので那珂ちゃんのファン辞めます。


第51話 修学旅行編 3、4日目 帰

阿賀野達とLI〇E交換が終わった後、居間には能代だけが居た。耀は、ふと疑問に思うことがあったので、能代に「そういえば、能代さんたちの提督はどちらに?」と、尋ねてみると、能代が「仕事で東京に出張中よ。」と、少し寂しそうに答えた。すると、空気をぶち壊すような感じで、阿賀野がドアを思いっきり開け、居間に入って来た。ゲーム機が沢山入った箱を両手に持ちながら・・・。

 

 

 

 

「ゲームしよっ!!!」

 

そして、阿賀野が居間に入ってきて言った第一声がこれである。空気を読めないにも程がある。この阿賀野の発言に能代は頭を抱えた。長女がフリーダムだと次女は相当苦労するはずだ。耀は、そう考えながら無意識に箱からゲーム機を取った。

 

「ちょっ!!!耀!!!何取ってんだよ!?」

 

「いや、自分より艦級が上じゃん。だから逆らえないかなって・・・。」

 

那珂に止められたが、耀は駆逐艦だからなのかわからないが、(と言っても護衛艦だが・・・)阿賀野にあまり逆らわず、素直にゲーム機の電源を入れた。

 

その後は、阿賀野達とテレビゲームのW〇iやPS3や、PS2、PSPなどで遊んで1日が終わった。民泊は、普通は地元の料理を手伝ったり、農作業をするのが一般的だが、耀のグループはゲームして、夕食食べて、風呂入って、ゲームして寝た。そう、耀達は阿賀野のせいで沖縄らしい事すらして無かったのだ。耀達はは、寝る前に民泊ってこんなんだっけ?と、思いながらも、口に出さずに眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁーっ・・・。」

 

耀が眠りについた後、居間では能代がため息をついていた。横では、風呂上がりで、お湯で濡れた髪の毛を乾かしていた矢矧がため息なんてついてどうしたのかと能代に尋ねると、能代は「阿賀野姉はあの子達にゲームしかさせなかった・・・。あの子達には、沖縄の伝統的な事を1つでもして欲しかったのに・・・。」と、呟いた。矢矧は、頭の中で、「まあ、阿賀野姉だからね。仕方ないね・・・。」と、思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、那覇空港の搭乗ゲートには、約240人の私服姿の生徒達が集まっていた。耀達もそのうちの1人に入っていた。搭乗ゲートには、見送りに来た民泊先の人がごった返していた。耀達はゆっくりと、搭乗ゲートに向かっていくと、耀を呼び止める声が聞こえた。耀は、民泊先の人の群衆を見ると、そこには、阿賀野型姉妹4人が居て、阿賀野が「気をつけてねー!!!」とこちらに叫んでいた。

 

耀達3人は空港に送りに来た阿賀野達の呼びかけに答えるように「「「それでは、行ってきます!!!」」」と答え、海軍式の敬礼をし、しばらくその場に留まった。阿賀野達も耀達の敬礼を見たら、それに答えるように敬礼をした。能代や片岡が泣いていたが、耀はどうせまた会えるだろうと思いながら敬礼を解き、阿賀野達に手を振りながら羽田行きの航空機に乗り込んで行った。


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