本編にご感想を下さった、ATMさん、サクヤ姫さん、ハルファスさん、youさん、ビルドデスティニーさん、花鳥風月さん、一旦木綿季さん、ラインバレルさん、紅蓮螺巌さん、虚無さん、天冥龍神さん、九尾の狐90さん、希望龍さん、したっぱさん、アメフトさん、名無しのピエロさん、沼地の魔神王さん、Qoo6934さん、ジョナスさん、そして本編をお気に入りにして下さった皆様、お元気ですか?
もし、こちらも見てくださるのなら、嬉しいです。
~~~とある研究所~~~
サイス「そう言えば、あの話聞いたかルドガー?」
ルドガー「あの話?あぁ、またスポンサーから催促があった事か。
全く、あいつらはこの研究の危険性をわかっていない。」
研究所の長い廊下を、2人の男が話ながら歩いていた。
サイス「まぁ、しょうがない気もするがな。1週間前の地震でシティはメチャメチャだからな。」
サイスはそう言いながら、自分のペンダントを見た。
そうしている内に2人は、とある部屋の前までやって来た。
そしてその扉を開け、部屋の中へと入っていった。
サイス「不動博士、モーメントの調子はどうですか?相変わらず、不安定のままですか?」
サイスは資料に目を通している1人の男、不動博士に声をかけた。
すると不動博士は、手元の資料のページを捲り、あるページで止め、そこに書いてある事を見てため息をついた。
不動「残念ながら、いつも通り危険な状態だよ。このままだと、このモーメントの研究自体を凍結せざるをえないよ。」
暦「博士、新しいデータです。どうぞ。」
暦が渡してきたデータを見て、より残念そうな顔をした。
不動「君やディヴァイン君みたいな子供を、こんな危険な研究に巻き込んで、本当にすまなかったな。」
暦「別に気にして無いですよ。俺は兎も角、ディヴァインはあの地震で家族がいなくなったから、感謝してますよ。」
暦の言葉を聞いて、不動博士は少しだけ安心した様な顔をした。
サイス「そう言えばディヴァインは?それに、レクスもいないし。」
ルドガー「はぁ、またディヴァインの寝坊だろう。レクスもお人好しと言うか、世話焼きと言うか。」
そんな話をしていたら、起きたばかりと思えるディヴァインと、レクスが入ってきた。
レクス「皆すまない。ディヴァインの寝癖を治すのに、少し時間がかかってしまった。」
不動博士「大丈夫だよレクス。今日は急ぎの用が無かったからね。それよりも、まだ眠そうだけど大丈夫かいディヴァイン?」
不動博士の質問に、ほとんど眠気眼でディヴァインは頷いた。
暦「おいディヴァイン。さっさと目を覚ませよバカ。」
暦は、ディヴァインの右ほほを思い切りひっぱたいた。
ディヴァイン「イッタ!おい暦、何するんだよ…あれ?寝ぼけてたみたいだな…。」
ディヴァインは辺りを見渡し、自分の状況を即座に理解した。
そして、恥ずかしそうに微笑んだ。
暦「全く、お前は昔から朝に弱いな。それじゃあ、迷惑かけるだけだぞ。」
ディヴァイン「わかってるよそれくらい。最近は少しずつだけど、起きるのが速くなってるよ。」
暦とディヴァインは、お互いにいがみ合いながら、胸ぐらを掴み合っていた。
ルドガー「まぁまぁ、何がともあれ全員揃った事だし、朝からケンカは無しだ。」
不動博士「そうだよ。さて、朝御飯にしよう。」
サイス「待ってました!博士の奥さんの手料理は、本当に上手いからな。」
大人達の言葉に、2人は嫌々だが手を離した。
そして、朝御飯を食べるために食堂へと皆で歩いていった。
いつまでも続く、何気ない日常。
だが、その日常が最悪な終わりを迎えるなんて、今の暦達には考えも出来なかった…。
まずは、原作でも重要な、ゼロ・リバースのお話です。
原作とは違ったストーリーですので、それを含めてお楽しみ頂けたら、幸いです。