この日ミスティは、休暇を利用して軽い旅行に来ていた。
ミスティ「良い景色ねトビー。久しぶりの旅行は楽しいわね。」
トビー「そうだね姉さん。たまには、遠くに出掛けるのも良いね。」
姉弟仲良く歩いている後ろに、3人用の荷物を持った男がついてきていた。
トビー「大丈夫ですか鬼柳さん?少し休みましょうか?」
鬼柳「このくらい大丈夫だ、何ともない。それよりも、目的地まであとどのくらいなんだよ。」
ミスティ「わざわざ、私達の荷物も持ってもらって、本当にごめんなさい。」
ミスティは鬼柳の方を見ながら、頭を下げた。
すると鬼柳は、顔を赤くしながらそっぽを向いた。
鬼柳「べ、別に鬼にする事無い。俺が運びたくて運んでるだけだ。それに、女性と子供に重い荷物を持たせる訳にもいかないしな。」
トビー「子供だと!バカにするなよ。」
そう言って、鬼柳から自分の荷物を取るとトビーは歩き出した。
鬼柳「あっ!こらトビー、勝手に歩いてくなよ!まてこら!」
トビーの後を、鬼柳は急いで追いかけていった。
ミスティ「フフッ、やっぱり男の子っていくつになっても、子供のままなのね。
全く、私も速くついていかなくちゃね。待って2人とも。」
こうしている内に、3人は目的のホテルの前に到着していた。
見るからに高級な外見に、ドアボーイ。
それに、高価な迎えの車を見て鬼柳は、やはりミスティはスーパースターなんだと、改めて感じたのだった。
トビー「凄いホテルだね姉さん。もしかして、自腹なの?」
ミスティ「流石に違うわ。このホテル代や旅行の料金は、全て事務所が負担してくれたのよ。」
鬼柳「事務所の負担かよ…。しかも、1番高いスウィートルームだなんてな…。」
ミスティのあまりの優遇っぷりに、鬼柳は呆れて言葉も出て来なかった。
~~~スウィートルーム~~~
トビー「流石スウィートルームだ。窓から見える景色が最高だ。」
ミスティ「こらこら、そんなにハシャがないで。」
トビー「まだ沢山部屋があるみたいだ!姉さん、ちょっと見て回ってくるよ!」
そう言ってトビーは、リビングから出ていった。
ミスティ「やれやれ、トビーもまだ幼いわね。ねぇ鬼柳…。」
ミスティは鬼柳の方を見てみたが、そこに鬼柳はいなかった。
ミスティ「どこに行ったのかしら?鬼柳、どこにいるの?」
ミスティは鬼柳を探して、部屋を歩き回っていた。
そしてベランダにいる鬼柳を見つけた。
ミスティ「あら、いつのまにこんな所に移動したのよ。」
鬼柳「ミスティ、すまんな。まだ、何となく黄昏たい気分だったんだ。」
ミスティ「…そうね。じゃあ私もお供させてもらうわ。」
ミスティは、鬼柳の横に腰掛けながらそう言った。
なんだか最近、誰からも感想がありません…。
やっぱり、更新の頻度が遅いからなのでしょうか?
それとも、その程度の作品だったと言う事でしょうかね。