ルイズ「ただいま龍亞。ごめんね、少しだけ時間かかっちゃったよ…龍亞?」
ルイズがセキュリティ本部から帰ると、龍亞はテレビをじっと見ていた。
ルチアーノ「お帰りルイズ。龍亞に何を話しても意味無いよ。」
リーシャ「テレビに夢中で、私達の事を意識して無いわ。」
すると龍亞は、テレビのスイッチを切るとその場から立ち上がった。
龍可「いきなり立ち上がって、どうしたの龍亞?」
龍亞「良い…、決めたよ!皆で今から、海水浴に行こうよ!」
龍亞は目をキラキラさせながら、皆の方を見てそう言った。
突然の龍亞の提案に、ルイズ達はキョトンとしていた。
龍亞「さっきテレビで、海水浴の特集をしてたんだ。俺はまだ海に行った事が無いから、皆で行ってみたいんだよ。」
龍亞の境遇を知っている4人は、龍亞の理由を聞いて双子両親に怒りと殺意を感じていた。
龍可「でも、海水浴に行くって言ってもどこの海に行くのよ?歩きで行ける場所に、海なんて無いわ。」
龍亞「そうだよね…。ごめんね皆、いきなり無茶な事言って…。」
悲しそうな顔をして、龍亞は頭を下げた。
ルチアーノ「そんな顔をしなくても大丈夫だよ龍亞。ボクが特別な場所に案内してあげるよ。」
龍亞「それって本当に!ありがとうルチアーノ!」
龍亞はとても喜んで、ルチアーノに抱きついた。
突然の事で面を食らったルチアーノだが、すぐに今の状況を理解し嬉しそうにしていた。
ルイズ「それよりもルチアーノ、速くその特別な場所に案内しなよ…。」
龍可「そうよ、速くしないと夜になっちゃうよ…。」
ルチアーノ「ま、まぁまぁ落ち着いて2人とも。ハイライトが消えてるよ…。」
ルイズと龍可は、龍亞からルチアーノを無理矢理引き剥がした。
龍可「龍亞を海水浴に連れていってくれるんだよね?だったら、速く行こうよ?」
ルイズ「そうだよ。速くしないと、ボクはお前に何をしでかすか…。」
ルチアーノ「わかったわかった!今すぐ連れてくから!それにルイズ、お前は本当に洒落にならないから!」
リーシャ「全く、落ち着きのない子達だよね龍亞?」
龍亞「本当に、ルイズと龍可とルチアーノは仲が良いよね。」
~~~イリアステル本部~~~
Z-ONE「なるほど…、そう言う理由ならば自由に使って下さい。」
ルチアーノ達は、イリアステル本部に行き事の経緯を話した。
するとZ-ONEは快く了承してくれた。
龍亞「本当ですか!やった!これで皆と一緒に海水浴が出来るよ。」
プラシド「Z-ONE、本当にあの場所を使わせるのか!こいつらは、普通の人間だぞ。」
Z-ONE「この子達だからこそですプラシド。この子達、特に龍亞君のお陰で、私達の未来は救われたのです。これは少しばかりの恩返しですよ。」
Z-ONEの考えに、プラシドはあまり納得していなかった。
Z-ONE「そうだプラシド、子供達だけは危険なので君が保護者として同伴して貰います。」
プラシド「えっ…、俺も行かなくてはならないのか?」
Z-ONE「えぇ、これは決定事項です。」
こうして、龍亞の初めての海水浴が始まろうとしていた。
龍亞の初めての海水浴です。
ちよっと季節外れかもしれないですが、まぁ気にしないで下さい。
話は変わりますが、ジャンプで連載中の『たくあんとバツの日常閻魔帳』の主人公のお母さんの誕生日、8月16日でしたね。
なんだか、同じ誕生日だと嬉しいです。
同じ誕生日のキャラは、十六夜アキとそのお母さんしか知りませんが、他に誰がいるのでしょうね?