郵便が届いてから5日が過ぎ、いよいよWTGP 本番の日になった。
龍亞「あれルチアーノ?Z-ONEさんは一緒じゃ無いの?」
ルチアーノ「そうなんだ。なんか、Z-ONEは後からボクと合流するんだって。」
そんな話をしていると、町の入り口に迎えの車がやって来た。
深影「ごめんね皆。少し道に迷っちゃって遅れちゃったわ。」
龍亞「お久しぶりです深影さん。それに、俺達もさっき来たばっかなので、心配しないで下さい。」
深影「そう…なら良かったわ。それじゃあ、WTGPの会場まで案内するわ、乗って。」
そうして、龍亞達は深影の車に乗り込んだ。
~~~車内~~~
深影の隣、助手席には龍亞が座っていた。
ルイズ「別に、お前なら文句は無いけど何で、龍亞が助手席何だよ?」
深影「そんなの決まってるでしょ?貴方達だったら、誰が隣になるかでもめるでしょ?
だったら、私の隣に座るのが無難だと思ったからよ。」
深影の最もな意見に、ルイズ達はぐうの音も出せなかった。
そして、少しの間車内に沈黙が流れた。
ルイズ「そう言えば深影、どうしていきなりWTGPなんか開催しようと思ったんだ?」
沈黙が嫌だったのか、ルイズが深影にそう聞いた。
深影「確かに、急な開催だったわね。その理由は、つい最近、シティとサテライトを結ぶあのダイダロスブリッジが無事に完成したわ。
だからその記念と、治安維持局新局長不動遊星の初の大きな仕事なら、デュエル関係が良いと思ったからよ。」
深影の答えに、ルイズは遊星が局長になった日の事を思い返していた。
あの日から、そんなに月日が経っていないのにもう完成させた、治安維持局の技術力に感心した。
深影「WTGPは、前大会のフォーチュン・カップよりも必ず盛り上がるわ。
局長が選んでチケットを渡した、選ばれしデュエリストと、予選大会を勝ち抜いた一般参加のデュエリスト達による、最高のデュエル大会ですもの。」
龍亞「そうなんだ。じゃあ、俺達は予選抜きで出場出来るんだね。」
ルチアーノ「でも気に入らないね。さっきポスターを見たけど、この大会のスポンサーはあのディヴァインのいた、アルカディアムーブメントじゃないか。」
ルチアーノの言葉に、龍亞達の表情が強ばった。
アルカディアムーブメントは、あまり良くない噂ばかりだし、龍亞にとっては嫌な思い出しか無いからだ。
深影「貴方達の言いたい事はわかるわ。でも、安心して良いわ。今のアルカディアムーブメントは、私達治安維持局公認の、全うな組織になったわ。
さぁ、会場についたわよ。」
ついに、WTGPが始まろうとしています!
果たして、どんなデュエリスト達による熱いデュエルが、繰り広げられるのだろうか楽しみです。
アルカディアムーブメントって、本来どんな組織だったのか良く覚えていない私です…。