そして次の日、不動博士達は朝食を終えモーメントのある研究室にいた。
だが、何かの違和感を感じていた。
サイス「あれ?何かおかしい様な…足りないような…。」
暦「そう言えば、ディヴァインはどこだ!」
ディヴァインがいない事に気がついた皆は、辺りを見渡した。
すると、モーメントの近くに1人の知らない男と、その男に銃を突きつけられているディヴァインがいた。
不動「君はいったい誰なんだ!誰かは知らないけど、その子を開放してもらおう。」
男「これはこれは、自己紹介がまだでしたね。俺の名前は、オルドロス・アリア・後藤。サイキック・ワークスの社員です。」
レクス「博士、サイキック・ワークスと言ったら、私達のスポンサーの中で、1番資金援助をしている会社です。」
サイス「なるほどね、これまでは言葉の催促だったが、ついに強行手段に出たわけだ。
そして、ディヴァインは人質って事だな。」
サイスの推理を、オルドロスは満足そうに聞いた後に、ニッコリと笑った。
オルドロス「その通りだ正解。そう言う訳で不動博士、ちゃっちゃとモーメントを起動させて貰おうか。」
不動「それは出来ない!今の状態でモーメントを起動すれば、その凄まじいエネルギーのせいで、ネオドミノシティに甚大な被害が及んでしまう。」
オルドロス「あっそう…、折角最後のチャンスをやったってのにな。」
そう言ってオルドロスは、ディヴァインを人質にしながら、ゆっくりと1台のパソコンへと近づいていった。
オルドロス「これが起動のスイッチか、何とか俺でも操作出来そうだな。」
ディヴァイン「ね、ねぇ…、放してよ。このままだと、僕も一緒に死んじゃうかも知れない…。」
怯えるディヴァインの頭を、オルドロスは力強く撫でた。
オルドロス「心配すんなガキ。お前には、俺達と同じサイコデュエルの素質がある。
だから、お前だけは無事に逃がしてやるよ。」
そう言ってオルドロスは、ディヴァインを銃で殴り、気絶させた。
オルドロス「さて諸君!モーメントを起動させ、鬼が出るか蛇が出るか、楽しみでしょうがないな!」
ルドガー「クッ!博士、レクス、サイス、暦!速くここから脱出するぞ!」
ルドガーの言葉に押され、暦達は急いで研究室から走り出した。
オルドロス「逃げられたか…。まぁ良い、もしモーメントが無事ならば、サイキック・ワークスの手柄、逆にネオドミノシティがメチャメチャになったら、不動博士の責任だな。」
オルドロスはモーメント起動のスイッチを入れ、その場からディヴァインを連れたまま、消えてしまった。
こうして、あの忌まわしき事件、ゼロ・リバースが起こされてしまったのだ。
このゼロ・リバースにより、シティとサセライトは完全に分断されてしまった。
全ての悲しみは、ここから始まったのだ…。
以上が、なめらかプリン丸番、ゼロ・リバースの真実です。
ディヴァインが連れていかれたサイキック・ワークスは、後にアルカディア・ムーブメントになります。
次回は、本編を終えての私の想いや、本編を書こうと想ったきっかけ等です。
お楽しみに。
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