前髪枠系美少女?一夏君によるインフィニット・ストラトス   作:銭湯妖精 島風

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いつかイギリスに行ってみたいな

 

 

あれから何もトラブルは起こらず、2時間目のISに関する基礎の授業を受け、予習をしたおかげで無理なく授業について行けたので良かった、これも予習に付き合ってくれた三春のおかげだね

 

「ちょっと、よろしくて?」

 

少し続きが気になってしまったハードカバーを開こうと机に手を突っ込んだ所で背後から声を掛けられ、少しビクッとしてしまう

 

「ひゃいっ」

 

音鳴りさんが有っても完全じゃないから凄いビックリしてしまい、何か変な声で返事してしまった

 

「あら、驚かせてしまいましたね。ごめんなさい」

 

「う、ううん。大丈夫、だよ?うん」

 

彼女も悪気が有った訳じゃ無いだろうし、とりあえず繕っておく

 

「それで、何か用かな?」

 

「少し挨拶を、と思いまして」

 

声からして自身に自信を持っている人だな、この娘は

 

「それは、わざわざ ありがとう?えーっと・・・」

 

返答の正解と彼女が誰か分からず首を傾げていると

 

「まぁ、イギリス代表候補生 セシリア・オルコットをご存知無いと?」

 

「あぁオルコットさんか、ごめんね?まだ個人の声と名前が一致して無いんだ」

 

名前は音鳴りさんにインプットされているけど、まだ一致できる程の声を聞いていないから識別が難しい

 

千冬姉さんと三春、束さんは音鳴りさん無しで普通に分かるよ?

 

「そう言えば、眼を患っていましたわね。申し訳ありません」

 

「いいよ、気にしないで?えっとオルコットさん、よろしくね?知ってると思うけど、僕は織斑一夏だよ」

 

「分かりましたわ織斑さん、それと もし分からない事など有りましたらお教えしますわよ?」

 

思ったより、いい娘なのかな?この娘

 

自尊心が高いけど、他人を気遣える心を持っている

 

言うなれば・・・そう、貴族的な?

 

「ありがとう、今の所は予習のおかげで無理なくついていけてるよ。もし躓いたら、その時は お願いしようかな?」

 

「分かりましたわ、では織斑さん また機会があれば」

 

「うん、ありがとうオルコットさん」

 

何かオルコットさん以外からの視線が強くなった気がするけど・・・気のせいだよね?ね?

 

に、しても・・・僕にわざわざ挨拶をしにくるのは何でかな?

 

確かに僕以外に男子生徒は存在しないけど・・・わざわざ挨拶をする程なのかな?

 

でも乗れる事が分かった直ぐ後くらいに変な人にモルモットにならないか勧誘されたしなぁ

 

それだけ希少なんだろうけどさ?

 

希少だからこそ、なのかな?

 

と言う事は四方八方 僕を狙う刺客?

 

いや、ないか。うん

 

だから箒ちゃん、睨まないで お願い

 

僕には分かるよ、君が僕を睨んでいる事を

 

大丈夫だよ、浮気じゃないから。

 

まぁ付き合ってないけどさ?

 

 

 

 






さすがにセシリアも この一夏には噛み付かないよね?

噛み付いたらロクデナシだよね〜w

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