東風乃扇です!
この小説の投稿を始めてから1年が経過しました。
ここまで続けられているのは読んでくださる皆さんのお陰です。
これからも頑張りますのでよろしくお願いします!
では第52話、行きましょう!
「では皆さん、明日は学園祭本番となります。外部の方も沢山いらっしゃるので頑張って盛り上げて楽しみましょう!」
学園祭を翌日に控えた教室でクラスに声を掛ける山田先生。
全ての飾り付け等が終わり、普段とは完全に変わった学園内。
こんな環境では全員気が緩んでも仕方ないだろう。
「明日はまず1時間は俺と一夏は接客と…。」
「で、その後は星夜と俺で交代しながら、だな。」
俺─天野星夜─は一夏と明日の流れを確認していた。
「まぁ、そんな暇があるか怪しいけどな。」
「そうか?」
「一夏、入学した直後を思い出してみろ。学園中の生徒がほぼ全員見に来てたろ?」
「あぁ、そうだな?」
こちらの言われてイメージする一夏。
「外部から来た人たちも同じだろう。だからほぼ休みは無いかもって思っておけ。」
「ま、まじか…。」
がっくりとする一夏。
「逆に客が来すぎて俺達を外に出す可能性もあるかもな。」
「な、なるほど。」
さて、明日はどんな1日になるかな…。
──
そしてついに始まった学園祭。
実際には開催30分前から入場が出来るのでそのうちに好きなところへ行って並ぶのだが……。
「多すぎだろ……。」
「な?言ったろ。」
並んでる人の列を見て一夏が驚く。
既にこの時点で待ち時間は1時間を超えるかも知れない。
「とにかく、整理券渡して一度離れてもらおう、このままだと隣でやる2組に迷惑がかかる。」
「うん、天野くんの言う通り整理券作っておいて良かったよ。」
受付担当の相川さん達に話して並んでる人達に対応してもらう。
「問題にならないように気を付けないとね。」
「そうだな。列の整理や空いたテーブルの片付けは早くやらないとクレームが出るかもしれん。」
「ここはお互いの声かけを密に行いましょう。」
ラウラやシャルが接客を行うクラスメイトと話している。
「後5分か…。」
ちらっと時計を見て接客の流れを再度確認、よし。
「よし!各模擬店開始時間だっ!皆!頑張って楽しもうっ!」
「『おーーーーっ!』」
一夏の号令に皆の声が重なる。
入口を開き、人が入ってくる。
「いらっしゃいませっ!」
こうして非常に大変な時間が始まった……。
──
IS学園、校門。
今日は学園祭の為、いつもは閉まっている門は全開であり、真ん中には受付用のテントが出ていた。
「うっひゃー!門からしてすげぇなっ!」
「大声出さない。変な目で見られるよ。」
門を見てはしゃぐ銀河を嗜める北斗。
「島が丸ごと学校てのがすごいよな。」
「正確には人工島だけどね。」
2人は話ながら受付に行こうとする。
「あぁんっ!!どうゆうことだよ!」
「先程からご説明しています通り、招待状の無い方は入場できません。」
受付では何人かの男達が怒鳴り声をあげている。
「銀河、あれって……。」
「あぁ、俺達の学校の不良グループだな。初日に俺達に喧嘩売ってきたから覚えてる。」
聞こえる会話は無理やり入ろうとしている不良グループと止めてる受付係と言った所か。
「あいつらのせいで俺達の評判まで悪くなっちまう。こらしめるか。」
「そうだね、素早く済ませよう。」
2人は近付く。
「おい!他所まで来て迷惑かけてんじゃねぇよ。」
「これ以上の騒ぎを起こすつもりなら、学校にもしっかりと報告するよ?」
「あぁっ!?て、てめぇらは!?」
銀河と北斗を見て驚く不良グループ。
「て、てめぇらなんでこんなとこに居んだよ!?」
「はぁ?それはこっちの台詞だぜ?」
「どう考えても君たちにIS学園の知り合いは居なさそうだけど?」
「う、うるせぇ!てめぇらが招待状持ってんなら寄越しやがれ!野郎共!やっちまえ!」
叫ぶと同時に2人を囲むように不良達が動く。
「はぁ…やれやれ…。」
「悪い奴には容赦しないぜ!」
2人はそれぞれ囲む不良達の司令塔役を見抜き即座に距離を詰める。
「速攻で!」
「決める!」
アッパーカットの要領で相手の顎に掌底を叩き込む。
「かっ……」
「うぇ!?」
不良達がびびり、腰が引けた瞬間を見逃さす2人は一番奥で傍観していたリーダー格の男に詰め寄る。
「ひっ…!?」
「「遅いっ!」」
北斗がしゃがみながら足払いを掛ける。
体勢が崩れ、前に倒れそうな所で銀河が額に拳を叩きつける。
「あがっ……」
男はそのまま倒れる。
『「「り、リーダーっ!?」」』
不良達が声をあげる。
「ほら。ちゃちゃっと持って帰れっ!」
「この件はしっかりと報告しておくから覚えておくように。」
倒れた3人を残った奴等がすぐに担いで逃げ出した。
「お騒がせしました。すみません。」
2人は周りの人達に対して頭を下げる。
「いえ、対処していただきありがとうございます。草薙くん、出雲くん。」
虚が2人に礼を言い丁寧に頭を下げる。
「ん?なんで俺の事知ってんのだ?」
「星夜から聞いてたんじゃない?」
虚が銀河の事を知っていたので少し驚く2人。
「夏のプールでの障害物競争を見ていましたから。」
「あぁ~!あの時かっ!」
「はい。あ、招待状の確認をさせていただきますね。」
「あ、はい。これです。」
「ちょっと待ってくれ…ほいっと!」
2人は招待状を出し、虚に見せる。
「ありがとうございます。では、お楽しみください。天野くんのクラスは大盛況のようですので気を付けてくださいね?」
「わかりました。」
「おうっ!」
虚からパンフレットを受けとり、2人は歩いて行った。
──
「12番!空いたからすぐに片付けてっ!」
「織斑くん!次は4番!天野くんは8番!」
「オーダーっ!コーヒー1、カフェオレ2!」
「サンドイッチセット出来たよ!持っていって!」
模擬店開始から1時間ほどたったが客足は勢いを増すだけだ。
俺と一夏は1テーブル5分と決めて対応しているがそれでもこれは大変だ。
「お待たせいたしました。鈴お嬢様。」
「ほんと、こっちは大盛況ね。」
次のテーブルに向かうと座ってるのは鈴だった。
こいつ本当に来やがった。
華やかなチャイナドレスに身を包んでいたが顔は少し不機嫌そうだった。
「えぇ、お陰さまで常に満席となっております。さて、ご注文はどうされますか?」
「この『執事にご褒美セット』と『執事のご褒美セット』の差は何?」
やっぱりそれか!ちくしょう。
「文字通りに自分もしくは一夏と一緒におやつセットを食べる物ですが、『執事にご褒美セット』はお嬢様が自分に『執事のご褒美セット』は自分がお嬢様に対して食べさせる違いがございます。」
説明を聞き少し顔を紅くしながら考えた鈴は口を開く。
「じゃあ『執事のご褒美セット』で。」
「かしこまりました。『執事のご褒美セット』ですね。お飲み物はどうされますか?」
「紅茶、冷たいので。」
「はい。少々お待ちください。」
お辞儀をし、席から離れて注文の品を取りに行く。
「オーダー、執事のご褒美セット、飲み物はアイスティー。」
「はーい!」
隣の教室で調理担当にオーダーを伝える。
「甘々空間はほどほどにね~?」
「そんな空間作る訳無いだろ…」
予想通りの事を言われながらトレーにお菓子とアイスティーを載せて席へもどる。
「お待たせ致しました。」
「ん、ありがと。」
鈴の前に飲み物を置き、自分の手元にお菓子を置く。
「さて、どれからお食べになられますか?」
「ん~と…。」
皿の上にあるお菓子を見て考える鈴。
「……ポッキー。」
「はい、かしこまりました。」
心を無にしてポッキーをひとつ摘まんで鈴の口元に運ぶ。
「あ~ん……。」
サクサクと音をたてながら食べる鈴。
「いつもと同じお菓子でもシチュエーションが違うだけで変わるものね…。」
「そうですか。それは良かった。」
鈴が嬉しそうに言う。
「次は─」
そのまま鈴が言う通りに次々と口元に運ぶ俺だった。
「鈴お嬢様、名残惜しいですが時間です。」
「ん、そうね。このまま出るからお会計お願い。」
お菓子を食べ終わり、少し話をしていると時間になった。
「はい、かしこまりました。会計はあちらです。」
出口側を指し、誘導する。
「あ、天野くんはそのまま休憩だから行ってらっしゃ~い。」
「……いいの?まだ沢山並んでるけど?」
「いいのいいの、むしろ天野くんが外に出ればとりあえず男性操縦者が見たいって人の気がすむかもしれないじゃん?」
「このままだと2人とも休めずに終わりそうだからね、凰さんとデートでもしてきなよ~。」
ニヤニヤしながら答えるクラスメイト達。
「あら、それなら持ってくから。」
「えっ?マジなのか!?」
聞くや否や俺の腕を掴み、引きずる鈴。
「どうぞどうぞ。」
「ありがとうございました~。」
手を振るクラスメイト達。
「なっ!星夜さんがっ!それならば私も……っ!み、皆さん!何故っ!私を抑えるんですの~!?」
「星夜、茶道部に来る約束を忘れるなよ?」
俺達を見ていたセシリアさんとラウラがそれぞれ反応する。
「わかってる。ラウラ、後でな。」
なんか、セシリアさんに関しては気にしないでおこう…。
──
「じゃ、どこから回る?」
「そもそも鈴のクラスは放っておいて大丈夫なのか?」
「さっきも言ったでしょ?1組のおかげで閑古鳥が鳴いてるのよ。」
「それはすまない…。でも、あの胡麻団子はうまかったな。」
「何人かで作った料理をパックに詰めて売りに行ってるわ。」
「おっ星夜発見だぜ。」
「よかった。星夜のクラスは2時間待ちって言われてどうしようかと思ったんだよ。」
「北斗に銀河じゃないか思ったよりも遅かったな。」
鈴と話していると北斗と銀河が声をかけてきた。
「あれ?なんであんたは2人呼んでるのよ?招待状は1人に1つでしょ?」
「ん?ラウラが使わないからってくれたんだよ。」
「へぇ~。」
俺が2人呼んでる事に疑問を感じた鈴が聞いてきたので答える。
「そうなんだ。その人にはお礼を言わないとね。」
「そうだな。紹介してくれよ!」
「あぁ、茶道部にいるから後で一緒に行くか。」
話をしていると鈴の携帯が鳴る。
「ん?なんだろ……。もしもし……えっ?………マジ?……わかったすぐに戻るわ。」
鈴は携帯をしまう。
「急に客が入るようになって人手が足らないからあたしは戻るわ。」
「そうか、頑張れよ。」
急ぐ鈴を見送る。
「よし、折角だから3人で回るか?」
「おう、いいぜ。」
「僕も賛成。」
そんなこんなで3人で回ることに。
「あ、GEARも来てんだな。」
「あぁ、IS関連の事もやってるからな。」
銀河がパンフレットを見ながら気づく。
そう言えばこの2人はGEARのバイトやってたな。
「吉良国さんいるかな?」
「吉良国さんは居なかったと思うぞ。」
「どんなの出してるか気になるから行こうぜ?」
3人でGEARの展示場へ。
「む?君達か。こんにちは。」
「天野か、クラスの方はどうだ?」
GEARの展示場ではアルテアさんと織斑先生が話していた。
「あ、アルテアさん、こんにちは。」
「こんにちは。」
「こんにちはアルテアさん、クラスは大盛況ですよ織斑先生。」
挨拶を返す。
「そうか、特に問題も無いようだな。その2人がお前の友人か。」
「はい。小学生の頃からの友人です。出雲銀河と草薙北斗です。」
織斑先生に2人を紹介する。
「出雲銀河です。星夜とは家の道場で一緒にやってました。」
「草薙北斗です。2人と違って格闘技とかはやってはないですけどそれなりに運動は得意です。」
2人は頭を軽く下げる。
「私は天野のクラス担任の織斑千冬だ。今日だけだが学園祭、しっかりと楽しんでくれ。こちらは見回りがあるので失礼する。アルクトス、後でな。」
「あぁ。」
織斑先生は他のGEARスタッフに軽く挨拶しながら歩いて行った。
「あの人が…。」
「ブリュンヒルデ…。」
「そうだ。公式戦に置いて一度の不戦敗を除きすべてを勝利した者だ。」
「本人はそう呼ばれるの嫌いみたいですけど。」
「ありゃあ今の俺なんかじゃ勝てる気がしないぜ。」
「あぁ、俺も銀河も踏み込む前に切られて終わるな。」
全員で織斑先生が歩いて行った方を見ていた。
「さて、皆はどうしたんだ?ここに展示してある物など今更見る必要も無かろう?」
「え?銀河と北斗も見たことあるの?」
この2人ってパークのアトラクションとかのバイトじゃなかったか?
「うん、何度か見させてもらったよ。」
「おう。カッコいいよな。あれ。」
「GEOSの可動データを取るのに若い人のデータも欲しいと開発部から言われてな。」
「なるほど。」
「千冬も言っていたが中々来れる所では無いのだから楽しむといい。」
「そうですね。では。」
アルテアさんやGEARのスタッフに挨拶をしてから離れる。
「お、そろそろいい時間だ。茶道部に行こう。」
「えっと、招待状をくれたラウラちゃんって娘がいるんだよね?」
「そ、茶道部らしく、中庭で野点やってるらしい。」
「作法とか堅苦しいの嫌いなんだよな~。」
茶道と聞いて銀河は堅苦しく感じたらしい。
「あぁ、あくまで楽しむためのやつだから安心しろ。」
「おっそうか。」
「中庭は…あっちだね。」
北斗がパンフレットを見て歩く。
「おっ居た居た。おーい、ラウラ~。」
「星夜か、待っていたぞ。後ろに居るのが星夜の友人か。」
野点用に中庭に敷かれた畳。
その前で受付をするラウラを見つけた。
ラウラは着物姿だった。
「はじめまして、僕は草薙北斗。」
「俺は出雲銀河。」
「ラウラ・ボーデヴィッヒ。ドイツ出身だ。よろしく頼む。」
軽く自己紹介済ませて、野点の受付をする。
「星夜たちはあそこだ、座って待っていてくれ。あぁ、べつに正座じゃなくてもいいぞ。」
「わかった。」
案内された所に座り待つ。
「待たせたな。茶菓子は織斑きょ…先生のお気に入りの和菓子屋で買ったものだ。」
茶菓子と道具一式を持ってきて俺達の前に座るラウラ。
「では、始めるぞ。」
ラウラはそう言うと無駄なくテキパキとお茶を点てる。
「今日は茶を知ってもらう為のものだ。作法などは気にせず気軽にしてくれ。」
茶を点て終わり、茶碗を俺達の手前に置きながらラウラが言う。
「「「頂きます。」」」
茶と茶菓子をいただく。
「君のおかげで星夜は僕と銀河を呼べたんだよね。ありがとう。」
「そうそう、ありがとな。」
「ん?あぁ私は呼ぶ人が居なくてな。そのまま捨ててしまうのは勿体無いだろう?だからそんなに気にすることでも無いぞ。」
野点が終わり、最後に北斗と銀河がラウラにお礼を言う。
「星夜、このあとは簪のクラスか?劇がそろそろだろう?」
「あぁ。そうだな。そのあとクラスに戻って一夏と入れ替りだな。」
「では、また後でな。」
「ラウラも頑張ってな。」
「ごっそさん。」
「ありがとうございました、お茶、美味しかったよ。」
「2人と話せて良かった。また、機会があれば。」
ラウラに見送られ茶道部を後にした。
「劇かぁ中学生の時に文化祭でやったよな!」
「そうだね。」
「あの時は主役を誰がやるかで女子が揉めてたな。」
劇を見るために体育館に向かいながら歩いてると昔やった事を懐かしむ銀河。
「あの時は西遊記だったな。」
「銀河が孫悟空で星夜が沙悟浄、僕が猪八戒だったね。」
「で三蔵法師役が……。」
「「「スバル」」」
スバル…アルテアさんやベガさんの弟で俺達と同い年なのだ。
あの兄や姉に影響されてか色々と規格外なところがあったな。
「スバルにも最近会った記憶がないな。」
「そうなの?僕達は結構会ってるよ。」
「GEOSのテストの時とかに居たぜ。普段はアルテアさんとかの手伝いやってると言ってたぜ?」
「へー。じゃ今度GEARに行くときにメールしてみるか。」
話ながら歩いてると体育館に着く。
「ここがいいな。」
「おっよく見えそうだな。」
「えっとタイトルは『カンザシクエスト』?」
「あぁ、主役の名前をそのままタイトルに使ってる。」
「へぇ~。おっ始まるみたいだな。」
『ご来場の皆さま、お待たせしました。1年4組の『カンザシクエスト』の開始時間となります。』
ブザーが鳴り、劇の幕が上がった。
劇の内容としては至って普通に魔王を倒す冒険活劇だがこの劇の真髄はデータウェポン等を使った大胆な演出だ。
何も付けていない生徒をブルのオートプレッシャーでワイヤーアクション張りの動きをさせたり、ドラゴンフレアのクラッシュレイが人体には影響無いことを利用して本当に撃たれたように見せたりした。
あと待機状態のラファールや打鉄の使って剣や鎧を魔法で出現したようにも見せたりしていた。
「す、スゲェ劇だったな。」
「うん、量産型のISを沢山持ってるIS学園だから出来る劇だね。」
「これも1つの『技術の無駄使い』ってやつになるのか?」
「『発想の勝利』…かな?」
「いやぁ、本当に凄かった…。」
3人で感想を話ながら体育館を後にする。
周りの人たちの反応も似たような感じで演出の面で非常に高い評価を得ているだろう。
「おっと、そろそろ時間だから俺はクラスに戻るわ。まだまだ時間はあるから楽しんでな。」
「おう。頑張れよ。」
「頑張ってね。」
銀河と北斗を残し、俺はクラスに戻るのだった。
「さて、とっとと戻って一夏に休みをやらないとな。」
そうしないと確実にシャルのパイルバンカーと箒さんの二刀流の標的になるな。
「ただいま。一夏、次はお前だぞ~。」
「お、お帰り星夜。じゃあ休憩もらうぜ。」
クラスに戻って一夏に声をかける。
一夏は廊下に出ていく。
「では、私も休憩をもらうぞ。」
「僕も貰うよ。」
一夏を追うように箒さんとシャルが部屋から出ていく。
「鷹月さん、俺はどうすればいい?」
「えっと天野くんは…6番のお客さまの所に行ってくれる?」
「わかった。」
周りの状況を確認しながら身支度を整え指示された席に向かうのだった。
今回はここまで、学園祭はなかなか濃いですね~。
次はどうなるのか?お楽しみに!
ご意見、ご感想等はご自由にどうぞ!
────
楯「虚ちゃん、様子はどう?」
虚「はい、先程入口にて多少の騒ぎがありましたがそれはすぐに収まりました。他に問題はありません。」
楯「虚ちゃん、なんか嬉しそうね?」
虚「そう見えますか?」
楯「うん。そうね~まるで会いたかった人に会えて嬉しいって感じね。」
虚「そ、そんなことはありませんよ?」
楯(あっこれは何かあるわ。調べないと。)
虚「急に黙らないで下さい。と、兎に角次の準備に私は行きますからこれで。」
次回!IS戦士電童
第53話《学園祭の楽しみ方?》
楯「さて、あれは何時来るかしら?」