目を覚ますとセグルは闇の中に立っていた。
ふと後ろを見ると少女が立っていた。
セグルは声を出そうとした…
行くなよ行くなよ!!何なら俺も付いて行くよ…だから
でも声は出ない、少女に届かない。
少女はセグルが言いたいことを読みとったらしく、こう言う。
「あなたはこちらに来れないわ、何故なら人として欠けてる物があるから。あなたはこちらの人間じゃないから…」
そう言うと少女は闇の奥へ歩いていった。
あぁ…これは夢なのか…
「…か?」
「ん?私はラピだけど?」
セグルは自分がラピスをあの少女に見間違えたことに気付いた。
何で…
セグルはそう考える…
あぁ…きっとあの夢のせいか…
ガチャリ
またセグルの心にしっかり鍵がかかった。
ここから離れよう…
セグルら立ち上がりフードを羽織った。
「ちょいちょい、私があなたが起きるまで看病してあげたんだぞい!
言うことあるでしょ♪…というか私が殴ったんじゃん!!」
またラピスからてへぺろっと聞こえてきそうであった。
そんなことをまた無視してセグルは扉へ向かい帰ろうとした。
「ちょっ!無視しないでよ…待ちなさいッふゲッ!!」
見事ベストタイミングでセグルは扉を閉め、ラピスは扉にぶつかったのである。
ラピスは床で鼻を抑えてごろごろしていたがセグルのことを思い出した。
「ご飯おごるから待ちなさいよッ話しもあなたのこと色々知りたいのよッあっ本音でちゃった☆」
テッテレーラピスはとセグルを捕まえた。
その頃衛兵団本部。
大きな部屋に置かれている椅子の上でマーダーの街衛兵団隊長
ディフィル・ムーロは煙草を吸っていた。
煙草の煙が上にのぼって行くのをぼんやりと眺めていた。
「暇だ」
何故こんなに暇なんだ?
そうか…新米衛兵以外王都で護衛か…
ディフィルはぽけーとしながら副隊長のことを思い出していた。
「あーこの日はみんな王都行っちゃうからなぁ、副隊長いじれないし…おし外行こう」
この言葉が合図のように新米衛兵の1人が走って来て…
転んだ…
ディフィルは驚きながら考え隊長としての言葉を選んだ。
「…大丈夫か?」
これしかないよな…
副隊長以外煽るのは少し気が引ける…かな?
まぁ新米何だから少し優しくしないと。
「ほっ報告…します…。新米衛兵10人がある男女2人にやられました。衛兵10人は軽傷で…ガタッ」
「ふむ…面白そうだな」
ディフィルは外へ歩きだした。
ラピスはセグルを捕まえて酒屋にいた。
セグルは考えていた何でラピスはわざわざ髪をバンダナで髪を隠しているのだろうか?
髪は女の命だと…あいつも…
「ッ…」
また頭がすり減るような音が頭に響いた。
あいつって誰…だ…
セグルは思い出せなかった大切な誰かを。
「大丈夫?」
ラピスは顔を近づけて心配そうな目で見ていた。
それでもセグルは何も感じない。
ふとさっき考えた問を思い出した。
「何故…バンダナで髪を隠しているんだ?…」
セグルはふと<誰か>を思い出す。でも誰かわからない。
そしてラピスは何故髪を隠しているのか?
セグルはふと質問をした。
次話是非見てください(*^^*)