自分でかけた鍵の開け方は誰も知らない…   作:おやつ&お菓子

3 / 5
感情は滲み出し、心は潤う…

セグルの言葉でラピスの目から光は消えた。

「知らなくていいよ。知ったら…何でもない☆ちょっと用事あるから待ってて♪」

そう言ってラピスは走り去ってしまった。

そんなことがあったときいきなり男から話しかけられた。

「ラピと何かあったさ?」

セグルはこの質問の意味がわからなかった。

俺はただ質問しただけだ。

わからない。

男は微かに笑った

「髪のこと聞いたんだろ。あいつは混血だからいわゆる嫌われ者何だよ。それだけ言っとくよ。それより何であいつといたんだ?」

セグルは微かにある男の殺気に気付いた。

この男はこう言いたいんだろう。

あいつに近付いたのは何故か?

「捕まった…だけだ」

「ぶっははは。すまないな。私はハーフエルフのマジアだ。よろしくな。ちなみにラピの友人だ」

マジアから殺気は消えた。

マジアは家名は無いのだろうか…?

そんなことを考えているとラピスが戻ってきた、

「あっマジマジもいるや♪ちょうどいいや、頼みごとあるんだけど…」

たのみ…ごと…?

セグルは久しぶりに聞いた言葉だ。

ずっと1人であるひとつの信念で動いていた自分は何も無くなった。

「人間の血を軽蔑するこの国を変えない?」

ラピスは笑っていた。

セグルの信念とは“国を壊すこと”だった。

仮面を被り。

全てを壊そうとした。

が失敗した。

ラピスは混血だから色々な苦しみを味わっただろう。

だが国を壊そうとはしない…

 

変えようとしている

 

セグルは思ったこいつの最後を見てみたいと。

自分が無くした信念よりも難しい信念…

セグルは不可能だと思う。

だがこうも思ったもう一度やってみたいと…

マジアはこちらを見て微かに笑う。

目が語っていた。

 

諦めるのか?

 

末恐ろしいやつだ心を見透かしている。

「諦めるかもな…いやもう諦めている。でもこいつの最後をみたい。

ついて行きたい…」

セグルの鍵が緩まり。感情が滲み出す…

セグルはこう呟き、口だけが笑った。

「あぁ…その幻想物語つきあってやるよ…」

ラピスは頷き、マジアを見た。

「マジアは?」

「ラピの道が私の道だよ。」

ラピスは嬉しかった。

ラピスはでも悲しかった。

ラピスは辛かった。

ラピスは泣きたかった。

でも…

「行きましょうか…国を変えに…」

「そうだね。でもに夜行こうか。準備とかあるし」

「そうね…夜前門集合ね☆」

 

そして夜

 

「揃ったわね?」

セグルとマジアは頷く。

何も音がしない静かなヨル。

月は未だに赤い。

戦争からずっと。

だが月明かりは赤くない。

セグルは笑う。

マジアセグルの笑いに気付き、言う。

「始まりだな…」

 

「そして終わりでもある」

 

「「「 !! 」」」

誰かの声がした。

すると空からディフィルが落下してきた。

「さぁ楽しい夜を始めようか」




セグルは昔ある信念を抱いた。
こんな国壊そう。
そしてラピスは自分より厳しく皆が幸せになる方向へ進み出す。
セグルはついて行きたいと思った。
緩まる鍵、滲み出す感情。
次話もよろしくお願いします(。-_-。)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。