セグルの言葉でラピスの目から光は消えた。
「知らなくていいよ。知ったら…何でもない☆ちょっと用事あるから待ってて♪」
そう言ってラピスは走り去ってしまった。
そんなことがあったときいきなり男から話しかけられた。
「ラピと何かあったさ?」
セグルはこの質問の意味がわからなかった。
俺はただ質問しただけだ。
わからない。
男は微かに笑った
「髪のこと聞いたんだろ。あいつは混血だからいわゆる嫌われ者何だよ。それだけ言っとくよ。それより何であいつといたんだ?」
セグルは微かにある男の殺気に気付いた。
この男はこう言いたいんだろう。
あいつに近付いたのは何故か?
「捕まった…だけだ」
「ぶっははは。すまないな。私はハーフエルフのマジアだ。よろしくな。ちなみにラピの友人だ」
マジアから殺気は消えた。
マジアは家名は無いのだろうか…?
そんなことを考えているとラピスが戻ってきた、
「あっマジマジもいるや♪ちょうどいいや、頼みごとあるんだけど…」
たのみ…ごと…?
セグルは久しぶりに聞いた言葉だ。
ずっと1人であるひとつの信念で動いていた自分は何も無くなった。
「人間の血を軽蔑するこの国を変えない?」
ラピスは笑っていた。
セグルの信念とは“国を壊すこと”だった。
仮面を被り。
全てを壊そうとした。
が失敗した。
ラピスは混血だから色々な苦しみを味わっただろう。
だが国を壊そうとはしない…
変えようとしている
セグルは思ったこいつの最後を見てみたいと。
自分が無くした信念よりも難しい信念…
セグルは不可能だと思う。
だがこうも思ったもう一度やってみたいと…
マジアはこちらを見て微かに笑う。
目が語っていた。
諦めるのか?
末恐ろしいやつだ心を見透かしている。
「諦めるかもな…いやもう諦めている。でもこいつの最後をみたい。
ついて行きたい…」
セグルの鍵が緩まり。感情が滲み出す…
セグルはこう呟き、口だけが笑った。
「あぁ…その幻想物語つきあってやるよ…」
ラピスは頷き、マジアを見た。
「マジアは?」
「ラピの道が私の道だよ。」
ラピスは嬉しかった。
ラピスはでも悲しかった。
ラピスは辛かった。
ラピスは泣きたかった。
でも…
「行きましょうか…国を変えに…」
「そうだね。でもに夜行こうか。準備とかあるし」
「そうね…夜前門集合ね☆」
そして夜
「揃ったわね?」
セグルとマジアは頷く。
何も音がしない静かなヨル。
月は未だに赤い。
戦争からずっと。
だが月明かりは赤くない。
セグルは笑う。
マジアセグルの笑いに気付き、言う。
「始まりだな…」
「そして終わりでもある」
「「「 !! 」」」
誰かの声がした。
すると空からディフィルが落下してきた。
「さぁ楽しい夜を始めようか」
セグルは昔ある信念を抱いた。
こんな国壊そう。
そしてラピスは自分より厳しく皆が幸せになる方向へ進み出す。
セグルはついて行きたいと思った。
緩まる鍵、滲み出す感情。
次話もよろしくお願いします(。-_-。)