「マジア!!何やってんのよ!!」
怒号が飛び交っていた
マジアとラピスが喧嘩しているのである
そんなところをせグルはポケーと見ていた
「うるさいな!!嫌いなの知ってるだろ!!」
「うるさいのはそっちでしょ!!」
-両方うるさい
せグルはそう思う
だいたいこのパターンだと俺に質問が来そうである
まだ喧嘩が続いているうちに逃げたほうが…
「「せグルまて(よ)」」
-めんどくさい
ここはマーダーの街の外、穴平原
穴平原とは不格好な名前だなと思う
名前をつけたやつを見てみたいものだ…
「マジアーどれぐらいで次の街着くのー?」
ラピスの性格がだんだんわかってきた
そそっかしいうるさい奴だ
「さっき出たばかりだろ?」
マジアはよくわからない…
時々変な言い回しをしたり雰囲気が変わったりよくわからない奴だ
これをポーカーフェイスと言うのか?
まぁいい。気をつけたほうがいい…曲者だ…
「というかなんで穴平原って言うの?」
気になる…
「それはだ…」
ズドンッと凄い音と視界を奪う程の砂煙がラピスとせグルを覆った
砂煙が消えてきてマジアがいた場所を見ると消えていた
近づいてみると大きな穴があいていた
「マッマジア!?」
…穴に落ちた?
この平原の名前の意味がわかった
落とし穴があるのかッ!!
そんな気づきと共に叫びが聞こえてきた
「うぁぁぁぁあ」
「マジア!?今行くよ!!」
マジアの叫びが聞こえたと共にラピスが走りだした
ダダダダタ←ラピスが走る音
ガコッ←ラピスが転ぶ音
ズドンッ←ラピスが穴に落ちる音
「きゃぁぁぁあ」
ラピスが…落ちた…
せグルは冷静だった
まず周りを探した
縄みたいなのは……ない
せグルはとりあえず座った
…待とうか
そんな時またマジアの声が聞こえた
「こっちくんなやいやあーうわーあーーーあー」
叫んでるな…
声が聞こえた時火柱が上がった
そしてその火柱の上にラピスがいた
ついせグルは呟いた
「たーまやー…」
そしてラピスが目の前で頭から落下した
「ぐべらっ」
ラピスはゴロゴロして悶絶していた
「そこは受け止めなさいよ!!」
ラピスは泣きそうになりながら叫んで悶絶していた
マジアも息を切らしながらはいはがってきた
「このクソトカゲが…」
どうやらマジアはトカゲが苦手なようである
「マジア!!あんた火の魔法使ったでしょ!!しかも上級の!!当たったじゃない!!」
「キモイのは燃やさないといけないだろ?」
命を大事にしよう
「マジア!!何やってんのよ!!」
「うるさいな!!嫌いなの知ってるだろ!!」
「うるさいのはそっちでしょ!!」
-両方うるさい
そろそろこちらに火の粉が飛びそうだからせグルは逃げようとしたが
「せグル待て(よ)」
こんな感じで今に至るのである…