超次元ヒーロー ネプテューヌ×ネクサス 作:ハードモード
僕たちはバーチャフォレスト最深部に向かい現在最深部の入口まで来ていた。
「ここにゲイムキャラが・・・」
「あぁ眠っているはず」
「なら急ぎましょう!」
「善は急げです!」
急がば回れとも言うけど、でも時間に余裕のない僕たちは最深部に進んでいく。
「グワァァァ!」
「このモンスター急に黒く!?」
「汚染されたのね、モンスターは犯罪組織と特にビーストの影響を受けやすいからね」
「パワーも段違いに上がっているから気を付けるです!」
「待って、ここは僕に任せて」
ネプギア・アイエフ・コンパは戦闘態勢に入るが僕はバッと右手を広げて止める。
「どうするつもりなの?」
「まぁ見てて」
僕はブラストショットを取り出しソードモードに切り替え撫でるように右手にスライドさせると刀身が緑色に輝く。
「ウルトラコンフォート・・・」
僕は汚染されたモンスターに向かって緑色の光を放射し元々はウルトラマンギンガの技「ギンガコンフォート」改め「ウルトラコンフォート」というモンスターや怪獣を静める鎮静光線を浴びせる。
「ガルゥゥゥ・・・グワァ?」
「帰るんだ、お前たちの住処に」
すると汚染モンスターは元に戻り僕の問いかけで住処に戻って行った。
「もしかして・・・浄化したんですか?」
「あぁ元々あのモンスターはそこまで凶暴な種じゃないからね、汚染されて凶暴化しただけなんだ」
「モンスターにまで気を配るなんて・・・本当にお人好しね」
「でもそこがコウちゃんの良い所です♪」
僕が笑顔で頷くとネプギアも嬉しそうに頷いていた。
「さぁ先を急ごう」
僕はそう言い最深部を進んで行く。
探索してから数分後・・・
「あれって・・・」
「多分あれだな・・・ちょっと待って!」
「誰かいるです!」
「ゲイムキャラを壊そうとしています!!」
僕たちはゲイムキャラらしき紫色のディスクを見つけるがどうやらこのイベントも回避不能みたい。
「待ちなさい!、一体何をしてるの!?」
「あぁ?、何をしているかって見れば分かるだろう?」
「ゲイムキャラさんを壊そうとしているです!」
既にゲイムキャラの目の前には犯罪組織マジェコンヌの構成員リンダ(通称下っ端)が鉄パイプのような得物でゲイムキャラを壊そうとする。
「お前・・・犯罪組織の者だな」
「へぇ~鼻が効く奴がいるんだなぁ~、お前に免じてよ~く教えてやるから耳の穴かっぽじって聞いとけよぉ」
僕は一応お前の事を知っているけどね、お前の上司も。
「犯罪組織マジェコンヌが誇るマジパネェ構成員リンダ様たぁ・・・」
「構成員?、じゃあ下っ端って事じゃない?」
「なっ!?」
「下っ端さんです」
「お前ら!」
「下っ端ですね」
「誰が下っ端だ!?誰が!」
そう言えばネプギアたちには一度も名前で呼んでもらえなかったっけ?、せめて僕だけでも名前で呼ぶか・・・
「そんな事よりもリンダ、お前がゲイムキャラを壊すのならお前と倒さなきゃいけない、そこをどいてもらえないか?」
「ふんっ、どけと言われてどくわけないだろう!」
「下っ端のくせに生意気よ!、すぐにどきなさい!」
遂に戦闘になりリンダの鉄パイプとアイエフのカタールがぶつかり合うが。
「オラァ!」
「きゃぁぁぁ!!」
軽くリンダに押し負けアイエフは吹き飛び近くの壁に叩きつけられる。
「アイちゃん!?」
「ぐっ・・・」
「そこをどいてください!!」
「しゃらくせぇ!」
次はネプギアが挑むが全く歯が立たずリンダから一撃を浴びせしまい大きく後退してしまう。
「これもマジェコンヌのシェアが強まっているせいなの?」
「恐らくね・・・アイエフ立てるか?、コンパ治療を!」
「はいです!」
「させる訳無いだろう!!」
僕はアイエフを支えコンパに治療を頼んだ直後、リンダが襲い掛かり咄嗟に僕はコンパに向かってアイエフを突き飛ばしブラストショットソードモードで鉄パイプを受け止め回し蹴りを浴びせようとするが間一髪でリンダは避ける。
「へぇ~お前はそれなりに見込みがあるなぁ~、マジェコンヌに入る気はないか?」
「すまないがそんな物には興味もないね」
「コウヤさん・・・」
僕とリンダが話しているとネプギアが少し恐れを抱いた表情で見ていた、僕はそれに気付くと。
「ネプギア、ここからは君が戦うんだ!」
「えっ!?」
「コウヤ何を言っているの!?、ネプギアはまだ・・・」
「君の中にはリンダを倒せる力がある!、それに昨日僕が言ったはずだ君は決して1人じゃない!、1人で戦っているわけじゃない!!」
僕はネプギアに伝えネプギアはハッとした表情になり僕やアイエフやコンパを見る。
「何をごちゃごちゃ言ってやがる!!」
「グッ!!」
「コウヤさん!?」
僕はリンダの攻撃を会えて受け地に伏す。
「へっ!、結構呆気ないなお前から先に始末してやる!!」
リンダは僕に向かって鉄パイプを振り下ろそうとするが・・・
「ダメ・・・こんなんじゃダメ!!」
ネプギアの身体が光だし僕たちも注目する、ようやくだね。
「守ってもらうだけじゃダメ!!、今度は・・・私が守っていきます!!」
ネプギアは決意と共に眩い光に包まれる。
「貴様・・・女神だったのか!?」
「覚悟してください!、あなたは私が倒します!」
光が収束するとプロセッサユニットを纏ったネプギア又の名をパープルシスターが降臨した。
パープルシスターside
プラネテューヌから帰って来てから変身出来なかっかけどようやく変身出来た!
「変身出来たからってなんだっていうんだぁ!!、蹴散らしてやらぁ!!」
「全力で行きます!」
下っ端さんの鉄パイプと私のM.P.B.Lが鍔迫り合いになります、ですが!
「はぁぁぁ!!」
「なにっ!?」
私が押し返し1振り浴びせようとしますが下っ端さんは紙一重で避けます。
「ばかな!?、ガキんちょにこんな力が!?」
「これで決めます!!、
私は下っ端さんが怯んでいる隙にM.P.B.Lの銃口を下っ端さんに向け高出力のビームを下っ端に浴びせます!
「くっ!、クソッ!!、こうなったら!!」
ビームは下っ端さんの左肩を掠めると下っ端さんは私ではなくゲイムキャラが宿っているディスクに向かいます・・・まさか!?
「やめなさい!!」
「やめるわけ無いだろうが!!」
下っ端さんがゲイムキャラに向かって鉄パイプを振り下ろそうとします、ここからじゃ間に合わない!!
すると何処からの波動弾が下っ端さんの鉄パイプに命中し手から弾き飛ばされるとコウヤさんがいつの間にか下っ端さんの懐に潜り込み掌底を浴びせて下っ端さんを大きく後退させました。
「コウヤさん!!」
「これ以上にやるならもう容赦はしない」
「くっ!・・・覚えてろぉー!!」
下っ端さんは良くありそうな捨て台詞を残して去って行きました。
「逃げ足だけは早いわね・・・」
「それよりもゲイムキャラさんが無事で良かったです~」
「コウヤさん・・・すいません、危うくゲイムキャラを・・・」
「いや上出来だったよ、流石はプラネテューヌの女神候補生だね」
コウヤさんはそう言って私の頭を撫でました、お姉ちゃんとは違う安心感と温もりがとても・・・気持ちが良いです。
「いつの間にか2人が仲良くなっているです・・・」
「それにネプギアの顔も緩んでいるし・・・」
「えっ!?、そうですか!?」
「別に悪い事じゃないしたまには良いじゃない、ねぇ?」
いつの間にか顔が緩んでいたようですがコウヤさんが笑顔でそう言ってくれると本当にそう思えます。
「そんな事より、早くゲイムキャラを起こさないとね」
「でもどうやって起こすですか?」
「流石にさっきの戦闘で目を醒ましているでしょう・・・」
「醒ましていますよ?」
すると突如ディスクから声が聞こえました、本当に目を醒ましてようです。
「女神・・・いえまだ女神候補生ですか、それと・・・この方は?」
ゲイムキャラはコウヤさんをまじまじと見つめます、1人だけ男性だからでしょうか?
「ゲイムキャラさん、いきなりですいませんあなたの力を貸してもらえないでしょうか?」
私はそう懇願すると。
「分かりました、あなたなら私の力を正しく使ってくれるでしょう、それに・・・「希望の光」もどうやらあなたたちを見届けている事ですし」
ゲイムキャラはそう言って私の手元に光を放ち光はゲイムキャラの力が篭った一枚の紫色のディスク「パープルディスク」になりました。
「では私はまた場所を変えて眠りに着きましょう、女神候補生そして・・・希望の光・・・」
最後にコウヤさんを見て言うとゲイムキャラは消えてしまいました、その時のコウヤさんの表情は少し動揺しているようでした。
「これでなんとか1つは手に入れたわね」
「先ずは一度プラネテューヌに帰ってからイストワールに報告だね」
「はい、そうですね」
私はコウヤさんが動揺していた理由を聞こうと思ったけど何故か聞けなかった、まだ聞いてはいけない・・・そんな感じがしたから。
するとコウヤさんは何かを察知したように後ろを振り向く。
「みんな早く逃げるんだ!」
「えっ?、どうしたのいきなり?」
「っ!!、何かこっちに向かってくるです!!」
「あれは!?」
私たちも釣られて後ろを振り向くと空を飛ぶ明らかにモンスターとは違う異形の物体が私たちに襲いかかってきます!
「あいつは・・・」
「ブログタイプビーストペドレオンのフリーゲンね、という事は近くに親が!!」
「という事はあれがスペースビーストなんですか!?」
「はいです!、3年間ビーストも全く姿を見せていなかったんです!」
「それなら何故名前が分かったんですか?」
「コウヤが犯罪組織から奪ったデータの中にビーストの情報があってね、私たちも本物を見るのは初めてよ!」
そういえばコウヤさんってアイエフさんと同じ諜報部員でしたね、するとコウヤさんが私の前に出ます。
「ここは俺が食い止める、みんなは早く逃げろ!」
「あんた1人残して逃げれる訳じゃない!」
「コウちゃんも一緒に逃げるです!!」
「コウヤさん、ここは私に任せてください!、これぐらいなら私でも倒せます!」
私は空を飛びペドレオンフリーゲンというビーストを前にM.P.B.Lを構えます、あなたたちに恐怖は感じません!、あるのはみんなを守りたいと思う思いのみです!
「はぁぁぁ!!」
「ギュオォォォン!!」
私は一体のペドレオンを切り裂き消滅しますが続々と向かってくるペドレオンたちにはビームを放ち接近したペドレオンは切り裂きます。
「空中だけじゃない、地上にもいる」
「これじゃキリがない!!」
「倒しても倒しても沸いて出てくるです~・・・」
地上でもペドレオンの別個体クラインとコウヤさんが戦っていてアイエフさんやコンパさんには徐々に疲れが見えていました、でもコウヤさんだけはそんな様子は見せず逃げ道を作ろうと一点突破をしようとしていました。
その時コンパさんの足がペドレオンの触手に絡め取られます!
「きゃあぁぁぁぁぁ!!」
「コンパ!?」
アイエフさんが気付き助けようとしますが他のペドレオンに邪魔をして向かえません、なら私が!
「ギュオォォォン!!」
「しまった!?、きゃぁぁぁ!!」
一瞬の隙を突かれてペドレオンの突進を受けてしまい地面に叩き付けられてしまいます、このままじゃコンパさんが!?
コンパさんの足を絡め取ったペドレオンは自分の目の前までコンパさんを引き摺り大きな口を開き捕食しようとします!
「もう・・・ダメです!」
私やアイエフさんもそう思った時!
「諦めるな!!」
コウヤさんのその激励と共に波動弾が打ち込まれペドレオンは瞬く間に消滅しました!
「コウちゃん・・・」
「さっきの言葉・・・まさかそんな事・・・」
コウヤさん涙目で見るコンパさんにコウヤさんは頷きます、アイエフさんも何か思い当たるような素振りを見せます。
「っ!?、ネプギア後ろだ!!」
「っ!!」
気を取られていた私は背後から私を捕食しようとするペドレオンに気付かず硬直してしまい目を瞑ってしまいます!
『ドゴォォォォォン!!』
その時、巨大な地響きが鳴り響き私は恐る恐る目を開けると眼前には巨大な銀色の拳がペドレオンを叩き潰していました。
「ウ・・・ウルトラマンネクサス?」
突如として現れた銀色の巨人ウルトラマンネクサスは私の問い掛けに無言で頷きました、まるで「良く頑張った、後は任せろ!」と言わんばかりで私はとてつもない安心感と優しさに包まれていましたが既に何処か覚えのある感じでした。
ネプギアの復帰も束の間に遂にビーストも動き出しました、ビーストについても少し設定を変えています。
次回はEpisode.9 出発-ディパーチャ-です、ネクサスVSペドレオンの対決から始まります、ネクサス=光矢は3年間のレベル上げの成果を活かせるのか?、そして次回で今章は最後になります。