超次元ヒーロー ネプテューヌ×ネクサス 作:ハードモード
僕はピンチに陥ったネプギアにアイエフとコンパの視線が釘付けの隙にエボルトラスターを取り出し引き抜き天に掲げウルトラマンネクサスに変身しネプギアを襲おうとするペドレオンフリーゲンを拳で叩き潰した。
恐る恐る目を開け僕の姿を見て驚くネプギアに僕は後を任せるように頷く、ネプギアは理解してくれたかは分からないけど目を輝かせて僕を見つめていた。
「ウルトラマンネクサス!、近くにペドレオンの親がいるはずよ!、気を付けて!」
アイエフの忠告に僕は頷き両手を突き出しクロスさせアームドネクサスが光ると僕はガッツポーズを取り全身から赤いオーラを周囲に溢れ出させる。
「「「「「ギュオォォォン!!」」」」」
辺りにいたペドレオンは赤いオーラで浴びた途端消滅していくが・・・
「この光は・・・ビーストだけを倒すみたいね・・・」
「私たちには・・・とっても暖かい心地良いです~」
「この光の温もりは・・・」
逆にネプギアたちには何の問題もなくただの暖かい光になる以前のオーラミラージュを発展させた技「オーラバースト」というビーストだけを狙い撃ちに出来る技なんだ。
これで小型ビーストは片付けた、後はこいつらを生み出した親だ!
「ギュオォォォン!」
「ッ!?、セヤァ!」
突如背後から聞こえ振り向くと小型のペドレオンを生み出した親ペドレオングロースがまさに火球を放ち僕は火球を弾く。
「デヤッ!」
僕はジャンプしペドレオンに飛び蹴りを浴びせ着地したと同時にアッパーを浴びせミドルキックを叩き込む。
「ギュォ!?」
ペドレオンも触手で応戦しようとするが僕はそれを掴みジャイアントスイングのようにペドレオンを振り回しそして大きく投げた。
「ギュオォォォン・・・」
「ハッ!、デヤァァァ!」
僕は追い打ちをかけようと地面に叩き付けられたペドレオンにパンチを浴びせようと駆け寄る。
「ギュオォォォン!」
「ッ!?」
だがペドレオンは口から衝撃波を放ち僕は回避しきれず吹き飛ばされてしまう、だけどその能力は既に知っていた!
「フッ!、セヤァッ!!」
僕は足元にサークルシールドを作り足場にしてジャンプをしペドレオンの頭部に踵落としを決める。
ペドレオンも僕の右手を触手で絡めとり電撃を浴びせる。
「ウワッ!?、ハァァァ・・・」
流石に右手に激痛が走るけど右手のアームドネクサスに力を集中させエルボーカッターが光りそして・・・
「デヤァァァァァ!!」
「ギュオォォォン!?」
僕はエルボーカッターで切り裂きペドレオンは悲鳴を上げると僕は回し蹴りを浴びせペドレオンを吹き飛ばす。
完全に弱りきっているペドレオンに止めを刺そうとクロスレイ・シュトロームを放とうと構えを取り十字を組みそうになった時
「ハァァァァァ・・・ッ!?」
「あれは!?」
「ガルベロスを呼び出した時の黒い雲です!」
突然ペドレオンの真上にどす黒い雲が現れ僕は思わず中断してしまう、間違いなくアンノウンハンドだ!
「ギュオォォォン!」
その隙にペドレオンは火球を放つがその標的は僕じゃなくネプギアたちだった!
「セヤァァァ!」
僕は火球とネプギアたちの間に立ち火球を受け止める。
その時黒い雲はペドレオンを粒子に変えて吸い込んでいき全て吸い終わると瞬く間に消えてしまった!
僕は辺りを見渡すがペドレオンは影も形もなくなりこのままいても仕方ないので変身を解こうとする。
「ネ・・・ネクサス!」
するとネプギアが僕に話し掛け僕は首を傾ける。
「ありがとう・・・」
別に礼を言う必要もないと思うけど、本当に律儀だな・・・取り敢えず僕は頷き変身を解きネクサスとしての僕は霧のように消えた。
ネプギアside
ネクサスとペドレオンの戦いは終始ネクサスが圧倒し黒い雲が現れペドレオンを吸い込んでしまい決着はつかなかった、あの黒い雲はネクサスとは真逆なとても禍々しい邪悪な力を感じた。
「あの黒い雲は3年前にも現れたんですか?」
「えぇ、しかもあの雲はガルベロスを召喚して今回もまたペドレオンを撤退させたように見えたわ」
「でもあの雲は一体何ですか?」
「それは私たちも分からないです、でも間違いなくビーストの味方です!」
「それはどうだろうね?」
私もコンパさんの意見に賛成するけどさっきまで姿が見えなかったコウヤさんが現れる。
「コウちゃん!、何処に行っていたのですか!?、心配したです~!」
「別の場所でビーストと戦っていたんだ、僕もさっきの戦闘を見ていたけどこれでますますネクサスは怪しくなったね」
「コウヤ・・・それはどういう意味?」
涙目になって言うコンパさんにコウヤさんは優しく言うもネクサスに関してはきつく言い放ちそれにアイエフさんが少し怒った様子で尋ねる。
「2人にもネプギアにも言ったよねネクサスはビーストと同じかもしれない、あの黒い雲なんて僕は全くネクサスと同質だと感じた、つまりあれはネクサスが作り出したかもしれない」
「流石に冗談が過ぎるわよ・・・なら3年前と今日となんでビーストを召喚したり逃がしたのよ?」
「簡単に言えばテストじゃないかな?、ビーストの召喚と能力を試し自身の力を試したのが3年前、今日は更に強くなった自身とビーストの能力をテストをし粒子に変換して逃がせれるか試したんだよ」
「じゃあなんで私たちを助けたのよ!!、そんなの何の意味もないでしょう!!」
「意味ならあるさ、実際にメタフィールドに入った人間のサンプルとして生かし自身の実験を邪魔されないように意図的に人間から信頼を得ようとした、これなら一番辻褄が合う」
アイエフさんの怒りが込み上げるのが分かるけどコウヤさんはお構いなしに質問に答えると遂にアイエフさんはコウヤさんに掴み掛る!
「アイちゃん!?」
「あんたはなんでそんな弄れた見方しか出来ないの!?、いつもあんなに優しくて・・・思いやる事が出来るのに!!」
「前にも言ったよね?、姿や行動に惑わされてはいけないって」
アイエフさんは掴み掛るも怒りながらも涙目になり力もそんなに入れていないのに対しコウヤさんは溜め息をつきそう答えアイエフさんの手をどける。
「それに僕の方が理解できないよ、あんなに人間を超越し下手をすれば女神すら超えかねない力を持つネクサスを全く恐れるどころかはっきりと味方だって言えるのが」
「何も恐れる事なんてないです、ネクサスは私の味方だって心で感じたです」
「私もです、それに私はネクサスのあの強さの秘密を知りたい、ただ力だけじゃないもっと根源的な・・・意志の強さを感じました!」
コンパさんと私でそう答えるとコウヤさんの目は明らかに泳いでいた。
「あんたはどうなのよ?」
「僕は・・・末恐ろしいと思ったよ、あの力が少しでもゲイムギョウ界に向けられると思うとゾッとする」
「そんな事は絶対にありません」
コウヤさんは背中を向けてそう言い私はそう答えアイエフさんやコンパさんも頷く。
「・・・早く帰ってイストワールに報告しよう、ラステイションに向かう準備をしないとあのリンダももう向かっていると思う」
コウヤさんはそう言ってプラネテューヌに向かい私たちも後を追いかけました。
今の私はコウヤさんが一体一人で何を背負い苦しみ敢えて自分を陥れる事ばかり言っていたのかそのほんの一部分も理解していなかった。
光矢side
僕たちはプラネテューヌの教会に戻りイストワールに今回の事を報告した。
「無事ゲイムキャラの協力を仰げたのですね、そしてやはりビーストとあの黒い雲・・・呼称としてアンノウンハンドと呼びますがそれまでも動き出したようですね・・・」
「でもネクサスは現れて私たちを守ってくれました!」
「その際の記録映像を撮っています!、これを流せばよりネクサスを理解してくれるはずです!」
イストワールはネプギアとアイエフの意見を聞いて僕を見るがやはり僕は気分が良い話ではなくそっぽを向く。
「そうですね今回の戦闘は国民の皆さんにビーストが再び現れたという意識付けとネクサスの再来を伝える為にも流しましょう」
「・・・それじゃあ早くラステイションに向かおう、のんびりしている時間はないよ」
僕はみんなを急かしラステイションに向かおうとするがネプギアは立ち止まる。
「いーすんさん、今回の戦闘は察知したんですよね?」
「はい、ビーストサーチャーに反応がありましたから」
「そのビーストサーチャーにネクサスの反応もあったんですか?」
「ネプギア、もしかして僕が嘘を言ったと思っているの?」
「信じたくないんです、ネクサスがビーストとアンノウンハンドと同じなんて・・・」
この期に及んでまだそんな事を・・・でも原作でも同じサーチャーで捉えられているんだ事実を知れば3人も考え直すかも知れない。
「実はその事ですが・・・」
だけどイストワールは言いにくそうにしその時のビーストサーチャーの波形を表示する。
「確かにビーストが発する振動波とアンノウンハンドが発するマイナスの特殊振動波は検出されました・・・」
「ネクサスはどうでしたか?」
いくら推奨派でもイストワールが嘘を言うはずがない、イストワールは意を決した様子でペドレオンが現れてから消えるまでの時間の一覧を表示するが僕は驚きを隠せなかった。
「ですがビーストが現れてから消えるまでの時間と念の為に消えてから皆さんが帰ってくるまでの時間まで計測しましたが一切ネクサスと思われる振動波は確認できませんでした」
「という事はネクサスは・・・」
「このデータからもビーストとアンノウンハンドとは同質ではありません、私が保証します」
3人がその事実に喜んでいる中、僕は目を皿にして一覧を見るが原作では検出されていたネクサスの反応であるプラスの特殊振動波は全く見えなかった。
「誰に吹き込まれたか知らないけどアテが外れたわね」
「コウちゃんももうネクサスを認めるです、ネクサスは私の味方です!」
アイエフとコンパに畳み掛けられるが僕は今の姿勢を崩すつもりはない!
「実はもう1つの興味深い事が分かりました」
「興味深い事?」
「ビーストサーチャー以外にもあらゆる計測装置で測った所、ある1つにネクサスと思われる反応を計測しました」
「その1つって何ですか?」
コンパの問いにイストワールはビーストサーチャーとは違う波形を表示した。
「以前ネプギアさんが仕事を放棄して逃げ出したネプテューヌさんを捜索する為に作った「メガミサーチャー」です」
「あぁあの時の・・・」
アイエフがうんざりしたように答える、ネプテューヌは仕事が大嫌いだったな・・・じゃなく!、なんで女神を発見する為の計測器に僕が反応するんだ?
「それは単にネプギアの反応では?、あの時ネプギアは女神化もしていたし」
「はい、確かにネプギアさんの反応を確認していますがそれとは別のとても大きな反応も計測できました」
イストワールはそう答え計測された2つの波形を重なる、確かにネプギアとは違う波形は比べるととても大きくパターンも一見似ていたが微妙に違っていた。
「確かに違うけどこれをネクサスと言える根拠は?」
「実はこの波形ですがビーストサーチャーが捉えた時にはネプギアさんの反応しか捉えていないんです、それから少ししてこの波形が計測されてビーストが消えた後も計測されています」
「それって完璧にネクサスの反応じゃない!」
「じゃあネクサスは私やお姉ちゃんたちと近い存在という事ですね!」
「はい、そう言って差し支えないでしょう」
僕がネプギアたち女神たちと近しい存在?、僕は新たな事実に頭が混乱していた。
「多分皆さんは最初からそう思っていましたよ、私も初めてコウヤさんを見た時に感じました、あなたはネプギアさんやネプテューヌさんたちと近い存在だと・・・少しは自分の事を認めてあげても良いと思います」
「・・・だからってみんなが僕を認めるはずがない、1人でも僕を認めない人がいる限り僕はこの姿勢を崩すつもりはない」
イストワールが僕の耳元で語りかけるも僕ははっきりとそう答えた。
「コウヤ~話し込んでないでラステイションに向かうわよ~おいて行くよ~」
「あぁすまない今行く~」
「お気を付けて・・・」
「・・・行ってきます」
僕はイストワールに挨拶を済ませてアイエフたちの元に向かう、その時の表情が憂いを秘めた表情だった。
「お待たせ」
「もう~本当に置いて行くわよ~」
「って言ってもあんな喧嘩をしたのにコウちゃんをちゃんと待っていたです♪」
「コンパ~・・・それどういう意味かしら~?」
「自分の心に聞いてみるです♪」
なんだかコンパがアイエフを茶化していて3年前から結構このやり取りをしていて飽きないなぁ~と思いながら微笑ましく見ていた、だけどネプギアは何かに気付いた様な表情をしていた。
こうして僕たちは次の目的地であるラステイションに向かった。
今回のオリ設定はペドレオンが分裂して小型ペドレオンになっているのではなくグロースが親として小型ペドレオンを産み落としている設定に変更しました、光矢以外のネプギアたちが倒したペドレオンの破片はネクサスのオーラバーストで全て消滅させています。
ネクサスについては設定紹介でも追加しますが光矢はあくまでウルトラマンノアとは違う為にビーストサーチャーに捉えられないという設定です。
次回はEpisode.10 黒の大地-ラステイション-
次回からは新章に突入します!、黒だからと言ってあの魔人や悪魔は「まだ」出ません。