超次元ヒーロー ネプテューヌ×ネクサス 作:ハードモード
ユニside
「やっぱりネプギアは強い、1人でもアタシより・・・仲間にも囲まれている・・・」
正直アタシはネプギアに勝てるつもりでいたけどネプギアは諦めず何度も立ち向かいそしてアタシは最後まで耐え切れず負けた、ネプギアは実力では拮抗していたけどその前にアタシより「心」が強かった・・・
「それに比べてアタシは・・・」
ネプギアにはコウヤを初め沢山の支えてくれる仲間がいる・・・でもアタシには・・・
「そんな事ないよ、ここにいるだろう?「ユニの仲間」が」
「えっ?・・・」
声が聞こえ私は振り向くとそこにはコウヤがアタシに歩み寄りアタシのライフルを手渡す。
「・・・さっきの独り言、聞こえていたの?」
「あぁこれでも結構五感は鋭い方なんだ」
ニコニコしながら答えるコウヤにアタシは俯く。
「・・・アンタはネプギアたちの仲間でしょう・・・」
「確かにね、でもユニの仲間・・・と言うか友達かな?」
「えっ・・・友達?」
アタシは意外な単語に顔を上げて尋ねコウヤは微笑みながら頷く。
「ネプギアだってみんなだってそうだよ、一時でも一緒に旅をしたんだ、その時点でユニはネプギアたちの仲間であり友なんだ」
「そんなわけ・・・」
「だからユニは決して1人じゃない、1人になれるわけがない、さっき戦ったネプギアとも戦いを通して心と心は絆の光で繋がっているんだ」
「絆の光?」
「そう・・・光は心と心を繋げる絆だからね、今はギョウカイ墓場にいるユニのお姉さんとも絆で繋がっているはずだ」
「・・・絆」
アタシは胸に手を当ててそう唱えると確かにそんな感じがしてきた。
「さっきの戦いのアドバイスだけど、ユニに足りなかったのは持久力と判断能力」
「えっ・・・」
「ガンナーとしては仕方ないかもしれないけど動き回っていたネプギアより明らかに持久力が低かった、それとすぐに倒したと過信してネプギアの不意打ちに対応しきれなかった、特に戦闘では状況判断は悪い方へと考えるべきだよ」
「うっ・・・」
尤もなアドバイスにアタシは・・・悔しくて涙が出そうになる。
「あともう1つ・・・あまり悔しい時には悔しいって泣きたい時には泣いて発散する事、溜めていると自分を腐らせちゃうよ~」
アタシは自分の心を見透かされたようでそっぽを向くけど全てを包むような優しい笑顔にアタシの心の何かが崩壊した。
「うわぁ~ん!!」
「おっと・・・時には大きな声を出して泣く事も必要だよ」
アタシはコウヤを押し倒してコウヤの胸元で泣き叫んでいてそんなアタシをコウヤは優しく頭を撫ででいた。
光矢side
僕はユニを励ました後ラステイションに帰ってきたが僕とユニは5mぐらい空けて歩き僕の右頬は張り手を食らったように大きく腫れていて僕は右頬を摩りながら歩きユニはそっぽを向き顰めっ面で歩いていた。
「じゃあ僕はここでネプギアたちを待たなきゃいけないから・・・」
「ふんっ!」
取り付く島もなくてがっくりと僕は項垂れるがユニは何か見つけ僕もその視線を先を見るとクレープの出店があった。
「あっ待っててすぐに買ってくるから」
少しは機嫌が良くなると思い僕は出店に向かう。
「いっらしゃい、何にします?」
「じゃあ・・・このストロベリーと・・・ブラックベリーを」
「かしこまりました、少々お持ちください」
一応無難な物を選んでもう一度ユニを見るとチラッとこちらを見てすぐにそっぽを向いた。
「はいお待ちどうさまです、彼女のご機嫌取りですか~?、お兄さんも苦労してますね~」
「あっいえ彼女じゃなくて友達なんです、ちょっと怒らしてしまって・・・」
「そうなんですか?、いつかはそうなると良いですね~」
店員さんと他愛のない話しをしながら僕はクレジットを払いクレープを受け取る。
その時ユニは最初店員さんの言葉で赤面して俯くけど僕の一言でバッと顔を上げて何故か残念そうにしていた。
「お待たせ・・・あれ?、もしかして両方とも嫌いだった?」
「あっいや別に・・・」
何故かしおらしく答えるユニの真意に僕もそしてユニ自身もまだ気付く事ができず僕は困惑していた。
「じゃえ~と・・・どっちを食べる?」
「・・・こっち」
ユニはストロベリーの方を指差し僕はユニに手渡し僕はベンチを食べ始めるけどユニもベンチに座るが僕は端に座ったのに対しユニはほんの数十cmしか離れていない距離で食べる。
「アンタ・・・コウヤは彼女とかいるの?」
「っ!?、なっなんでそんな事を聞くの?」
「だって・・・さっききっぱりと否定したじゃない」
さっきの店員さんとのやり取りを聞こえていたのか・・・でもユニがそんな事を気にするんだ?
「・・・別にいないよ」
「そう・・・」
転生前は彼女を作る暇もなくバイトに勉強に明け暮れていたしゲイムギョウ界でも・・・ウルトラマンとしてレベル上げと諜報員として働いてそんな暇がなく我ながら花のない人生だなっと思う、まぁでも今はアイエフとコンパと知り合ってイストワールにネプギアやREDや日本一それにケイやユニたち美少女たちと知り合ったんだから今はまだマシかな。
「作ろうとは・・・思わないの?」
「今は旅をしているからそんな気になれないし・・・その人を幸せにする自信がないんだ」
ウルトラマンとして戦いの宿命を背負っている僕には誰かを守る事は出来ても到底幸せにする事なんて出来るとは思えなかった。
「・・・コウヤのクレープ、一口食べさせてもらっても良い?」
「えっ?、うんいいけど・・・」
僕は軽く驚きながらもまだ口にしていない部分をユニに向ける。
「むっ・・・・パクッ!」
「えっ?、なんで?」
ユニはわざわざ僕が口にした部分を食べて今度はユニが自分のクレープを僕に向ける。
「コウヤも食べなさい」
「あぁ・・・じゃあ一口・・・」
お返しと言わんばかりにグイっと向けて僕は食べようとし僕は渋々まだユニが口にしていない部分を食べ僕はラステイション国民の皆さんに心の中で謝罪する。
「美味しい?」
「あぁ・・・とても・・・」
僕はオドオドしながら答える、こんな事実をラステイション国民の皆さんに知られたら間違いなく血祭りに上げられるだろうな・・・
だけどユニは気にせず食べ始め僕はやっぱり気になるけど埓が明かないので食べ進める。
「コウヤなら出来るわよ・・・誰かを幸せにするぐらい・・・アタシだってコウヤに勇気を貰ったんだから」
「ユニ・・・ありがとう」
ユニの励ましに僕は礼を言うと照れたようにそっぽを向くけど軽く頷いた。
僕はユニと別れて数分後、ネプギアたちと合流しラステイションのゲイムキャラがいるセプテントリゾートの奥へと進んでいた。
「そう・・・あの子元気になったみたいのね」
「流石は私の婿だね!」
「うんうん・・・ヒーローはただ強いだけじゃなくて誰かに勇気を与える存在じゃないとね!」
「別に普通に話してだけだよ」
「でもあんな気難しい子をよく励ませれたらわね」
「コウちゃんの特技の1つです♪」
僕はさっきのユニとの出来事の一部を言いみんなが口々に答えるとネプギアは嬉しそうに微笑みながら頷き僕も微笑みながら頷く。
「そういえばラステイションの教祖、なんかコウヤがいなかった事を残念そうにしていたわね」
「えっ嘘でしょう?」
「本当ですよ、アイエフさんが答えた時に落ち込んでいるように見えました」
あのケイが?、う~ん想像できないなぁ・・・ヘッドハンティングが失敗したと思ったのか?
「あっもうそろそろです」
「分かった」
ネプギアがゲイムキャラにいる地点に到着する。
「どこにいらっしゃるんでしょうか?」
「多分見た目はプラネテューヌと変わりないはずだと思う」
「あっ見つけた!、きっとあれじゃない?」
僕たちはゲイムキャラを探していると日本一が黒いディスクを発見する。
「あなたはラステイションのゲイムキャラですか?」
「如何にも・・・お前はプラネテューヌの女神、いや女神候補生か」
日本一が見つけたのは正解であり僕たちは一先ず安心する。
「今回は起きてるわね」
「やはりそれだけラステイションのシェアが落ちているんだろうな・・・」
「っ!、お前は!?・・・・・成る程、希望の光は既に舞い降りていたか」
僕とアイエフが話しているとゲイムキャラが何か気付いたようにそう言い僕は焦ってしまうけどみんなは意味が理解できずにしていた、正直ゲイムキャラが僕を見て言ったように感じたからバレたかと思った。
「お願いします!、私たちと一緒に来てください!」
「唐突だな、訳も分からず同行など出来るはずもない」
「女神たちがギョウカイ墓場に捕まっています!、助ける為にも力を貸してほしいんです!」
「・・・やはり女神は余所の地に捕らわれていたのか・・・ならば尚の事ここを離れる訳にはいかない」
「やっぱり教祖さんが言っていたように一筋縄じゃいかないですね」
「あぁ・・・それだけ重要な役目を背負っているから仕方ない」
やはり交渉は難航してしまい僕たちは悩んでしまう。
「私の使命は女神の身に何かが起きた時、代わりにこの地を守護する事、この地を離れてしまうと守れる者がいなくなってしまう」
「希望の光はあくまで希望・・・我らが使命を全うせぬ限り輝きはしない・・・私がこの地を離れるという事は希望の光に頼る事になり古の女神の約束を破る事になる・・・私はそれだけは守らなければいけない」
「それじゃ女神が捕まったままでいいの?」
「私の使命はあくまで女神の代理、女神を助ける事ではない」
「そんな・・・」
ゲイムキャラの決意は固く僕たちはお手上げ寸前だった。
ワレチューside
「むう・・・一体どこにいるっチュ・・・」
吾輩は今ゲイムキャラを探してセプテントリゾートにいるっチュ、だが結構な時間を探しているっチュだけど全然見つからないっチュ。
「プラネテューヌのダンジョンで会ってから愛しのコンパちゃんとも会えないっチュ、恥ずかしくなって逃げたのが大失敗」
マジ天使なコンパちゃんとの出会いを夢見ながら探していると薄らとコンパちゃんの姿が見えたっチュ!
「遂にコンパちゃんの幻影まで・・・っチュ!?、幻影じゃないっチュ!」
現実だと気付いた吾輩はコンパちゃん(とその他)に駆け寄るっチュ!
「あれ?、この間のネズミさん?」
「覚えててくれたっチュ?、感激っチュ!」
マジ泣きそうっチュ~、なんか後ろにいるダンジョンで見かけなかった男が何やら思い出したかのように不味そうな表情をしていたっチュけどお前なんかには興味ないっチュ!
「今大事な話しているからアッチに行ってよ~」
「バカな事を言うなっチュ!、コンパちゃんより大事な事なんて・・・あああああ!?」
なんか龍を巻きつけた生意気な小娘が言っていたっチュけど奴らの後ろにラステイションのゲイムキャラを見つけたっチュ!
「ネズミさんもゲイムキャラさんをご存知なんですか?」
「なんという運命の巡り合わせっチュ!、コンパちゃんとゲイムキャラを同時に見つけるなんて・・・そうだ!コンパちゃんも一緒にあいつをやっつけるっチュ!」
「やっつけるって・・・」
「このネズミってもしかして!?」
「ゲイムキャラを倒せばご褒美が貰えるっチュ!、コンパちゃんも特別待遇でマジェコンヌに入れるっチュ!」
何を隠そう吾輩はマジェコンヌをマスコットっチュ!、何やらまた男は深い溜め息をついたっチュけど一々なんだッチュか男は?
「ダメです!、この方を倒したらゲイムギョウ界は・・・」
「この世界がまた一歩マジェコンヌの物に近づくっチュ!」
「女神もいない、女神を信じる者もいないゲイムギョウ界なんてあっという間に我々の物っチュ!」
「後の障害はウルトラマンネクサスだけっチュけど、奴はどうせ奴を信用していない人間たちの手で殺されるっチュ、人間も女神も自分より大きな力を持つウルトラマンなんて信じずに絶対に殺そうとするっチュ、自分たちを守ってくる存在なのに本当にバカな連中っチュ」
「そんな!?」
「まさか?」
それにいざとなれば四天王の方々もいるっチュからウルトラマンネクサスなんて恐るるに足りないっチュ。
「だからコンパちゃんも今の内に・・・」
「やめてください!、私は女神さんたちを助ける為に旅をしてるです!、ネズミさん、あなたは私の敵です!」
「ガーン!・・・敵ってことは嫌いっチュか?」
「大嫌いです!、世界をこんな風にしたマジェコンヌなんて大嫌いです!!」
「それに私には・・・これと決めた人がいるです!!」
「大嫌い!?、しかもコンパちゃんには好きな人がいるっチュか!?、うわぁぁぁぁ!!」
吾輩はあまりのショックに暴れ始め、その時男が隣にいたロングコートの女にニヤニヤしながら小突いてコンパちゃんがその内のどちらか1人を見ていたっチュ・・・
「もうダメっチュ・・・恋が破れたのなら仕事に生きるしかないっチュ、全員まとめて死ぬっチュ!!」
吾輩は覚悟を決め割れたディスクを取り出してバラ撒き4体のモンスターを召喚したっチュ!
「やはりこうなるのか・・・ネプギア、説得は後回しでゲイムキャラを護衛を頼む!」
「え?、うわっ!?、いつの間に敵が来ていたんですか!?」
「アンタは本当に集中すると周りが見えなくなるわね・・・」
「アイエフ・コンパもゲイムキャラを護衛を頼む、僕と日本一とREDで迎え撃つ」
「えっ?でも・・・」
「ネプギアはユニとの決闘でかなり体力を消耗している、それにいざ守りがいないとプラネテューヌの時と同じ事になり兼ねない」
「そうね・・・分かったわ、ならお願い」
向こうの話が終わり吾輩たちと男2人?と生意気な小娘が相まみえる。
「婿との初めての共同戦闘だね♪」
「コウヤ!、足引っ張らないでよ!」
「あぁ善処するよ日本一・RED」
「やれっチュ!!」
「「ガオォォォォォ!!」」
「いくぞ!!」
次回はEpisode.15 乱戦-コンフューズ-
次回はやっとバトル回です、章が進む毎にバトルも多くなっていきますがまだ序盤なので今回もキャラ同士の会話メインでしたね。
あまり自分が上手く描けないので見応えのないバトルで気にしていないと思いますが。