超次元ヒーロー ネプテューヌ×ネクサス 作:ハードモード
Episode.1 任務-クエスト-
僕は今ギルドと呼ばれる仕事斡旋組織がある施設に向かった。
勿論仕事を請け負う為に来たのだけど・・・はっきり言って目の前のコンソールの使い方が分からなかった。
言い訳をすると僕は機械が苦手な上に明らかに僕が転生する前の現代より遥かに進んで見た事もない機械だらけだった。
「もしかしてお困りですか?」
もの凄いほんわかした聞き覚えのある僕は顔を向けるとそこにはメーカーキャラであるコンパが困っていた僕を助けようとしていた。
「あのぉ・・・恥ずかしながらこれの使い方が良く分からないんです・・・」
「どうしたのコンパ?、また誰かにナンパでもされているの?」
「あっアイちゃん~、大変です!、この人タッチカウンターの使い方が分からないみたいです!」
また何処かで聞いた声が聞こえると次は腰に9つの携帯電話を持つメーカーキャラアイエフと出会いアイエフはうんざりしていたように頭を抱えていた。
「その年でタッチカウンターの操作を知らないなんて・・・もしかして別の世界の人とか言わないでしょうね?」
「いや~あのぉ・・・実は山奥で暮らしているんですか父が倒れて急にお金が必要になってクエストを受けようと思って来たのですが・・・」
アイエフのズバリな推理に僕は咄嗟に嘘をついてしまう、アイエフは疑っていたがコンパは涙目になっていた。
「そうだったんですか!?、大変ですね~・・・任せるです!、私とアイちゃんでしっかり教えるです!」
「ちょっとコンパ!?、またそんな安請け合いして!?」
「困った人を見捨てたら看護師の名折れです!」
アイエフは根負けしてコンパと一緒に僕にタッチカウンターとやらの使い方を教えてもらった、まさか初日からこの2人に会うとは思わなかったけど、まさか機械の触り方まで教えてもらうとは・・・機械だけは苦手だけどいきなり迷惑を掛けちゃったな・・・
僕は2人に教わりながらクエストを何個か受注する事が出来た。
「すいません・・・見ず知らずの僕なんかの為に時間を割いてもらって・・・」
「気にしないでくださいです、「困った時はお互い様」です!」
「まぁ大した事なかったから別に良いわよ・・・それよりも」
コンパは天使の笑顔で答えてくれるがアイエフは僕を怪しむように見る
「あなた・・・本当に人間なの?」
僕は思わず顔を引きつってしまう!、まさか1回も変身していないのにバレるとは思わなかったから。
「アイちゃん!、なんて失礼な事を聞くのですか!?」
「だってコンパも感じない?、何か分からないけどこの人を見ていると何処かネプ子やネプギアたちと近いものを感じるの」
「確かに私たちもそう思っていたのですが、それはこの人が優しい人だからです」
ウルトラマン・・・っていうかもう僕と守護女神たちって近い存在なのかな?って考えているとコンパが勘違いしてくれてアイエフも納得したような素振りを見せていた。
「確かにとてもじゃないけど誰かを傷つけるような事を全くしそうにないのは確かね」
確かにこの方人を殴った事なんて一度もない・・・自慢できるような大層な事じゃないけど。
「そう言えばあなたのお名前は?、私はコンパって言うです」
「私はアイエフ・・・まぁよろしく」
「僕は緋剣光矢って言います、憶えにくいと思いますので光矢で良いです」
実は2人はゲームをやっているから良く知っているんだけどね・・・取り敢えず自己紹介したけど2人はちょっと困惑していた。
「コウヤさんですね?、改めてよろしくお願いしますです♪」
コンパに握手を求められ応じてアイエフにもするよう促されアイエフとも握手する(アイエフは嫌々そうだったけど)
「・・・暖かい」
アイエフはそう呟き僕とコンパがアイエフを凝視するとアイエフは慌てて僕の手を払い除ける。
神様、やっぱり俺ってキモオタみたいです、思いっきり手を払い除けられました・・・orz
「で・・・ではコウヤさん、また会う時を楽しみしているです」
「はい、こちらこそ楽しみにしています・・・」
コンパとアイエフはそう言って去っていき一度振り返ると申し訳なさそうにコンパがお辞儀をしてくれた。
コンパが優しいだけなんだよな多分アイエフの反応が正しいと思う。
ちょっと気持ちは沈んだけど僕はクエストを達成する為にバーチャフォレストという森に向かう事にしたが距離もあるしどうせならストーンフリューゲルで行こう。
流石に市街地の真っ只中では呼べないので僕は路地裏まで移動しブラストショットを取り出し銃のような形をなるガンモードに変形させて真上に向かって撃ちまるで信号弾のような光弾が発射される。
すると程なくして上空から石柩のような原作では
そういえばストーンフリューゲルって念じるだけで好きなライドメカに変化するんだっけ?、なら物は試しに原作ネクサスで登場した戦闘機クロムチェスターαをイメージする。
するとストーンフリューゲルが光り輝くと一瞬で本物のクロムチェスターαに変化した!
僕は目を輝かせて見ていたが戦闘機なんて動かした事ないし、どうやって乗ったら良いか悩むと今度は僕が光になりクロムチェスターの搭乗席まで移動してしまう。
僕は驚きの連続だが取り敢えず「オプチカモフラージュ(俗に言う光学迷彩)を展開してバーチャフォレストまで向かって」って念じると本当に展開してバーチャフォレストまで向かっていた。
ウルトラマンの力ってスゲーって思ったりしたけど、もう多分僕は「緋剣光矢という人間がウルトラマンの力を手にした」ワケじゃなく「緋剣光矢という人間の姿と名前を持っているウルトラマンその者」になったって事だよね。未だに実感は沸かないけど詳細とアイエフの態度を見る限りもう僕は人間ではなくなったんだよな。
別段人間でいたいとは思わなかったしウルトラマンの力を手にするんだからそれなりに覚悟は最初から出来ていた。
それよりも僕はもう目の前で誰かが苦しんだり悲しんだりするのは見たくない!、だからこそ僕は今度はウルトラマンとしてみんなを守って見せる!・・・なんて意気込みながら僕が住むことになった守護女神パープルハートが治めているプラネテューヌを見て決意を固めた。
そういえばアイエフもコンパも街の外に向かっていたような・・・?
クロムチェスターαの乗ってからわずか5分でバーチャフォレストの入り口に到着した。
僕はまた光になって外に出るとクロムチェスターも光となって霧散し消滅してしまう。恐らく異次元にでも保管されているんだろう。
僕はブラストショットを構えて森の中に入っていきまずはクエストの1つ薬草を摘み始める
この感じだと薬草のクエストは余裕だな、出来れば少し多めに取っておこうと摘んでいた時
「ヌラ~」
特徴的な鳴き声と共にバーチャフォレストだけでなくどこのダンジョンでも出没する雑魚モンスター「スライヌ」が現れる。
「やっとおでましか・・・お前には恨みはないがこれも生活の為だから」
僕はブラストショットをグリップとバレルを真っ直ぐに変形させたエアーバーストモードに変形させバレル下部をポンプアクションしスライヌに向けてトリガーを引く。
すると球状の波動弾が発射されスライヌに直撃すると瞬く間に消滅した。
「ヌラー!」
断末魔を挙げながら消滅するスライヌを見て言いようのない罪悪感に襲われる。
僕は今さっき命を奪った、モンスターとは言えそこに生きてる命を僕は自分勝手な理由で奪ったんだ、綺麗事ってのは重々承知している、これから怪獣と戦ってもっと多くの命を奪う事になるんだから早く慣れなきゃいけない・・・でも本当に慣れなきゃいけないのか?
「「「「「ヌラ~」」」」」
そんな事を考えていると十体以上のスライヌの他にダイコンダ―や馬鳥に加えスライヌの集合体ビックスライヌまで控えていた。
「どうしよう・・・ポンプアクションのブラストショットだけじゃ数が多すぎる・・・そういえば詳細には」
と呟くと家に置いてあったはずの詳細本が光と共に現れ僕が見たいページが自動的に開かれる、これももう僕の力の一部ってわけね。
「え~と何々・・・エアーバーストモードでポンプアクションしてトリガーを引かず軽く振ると・・・」
僕は詳細通り行うとブラストショットの銃口から光の刀身が伸びてきた。
「これが「ソードモード」か・・・っ!?」
僕が感心している間にモンスターたちが僕の目の前まで迫るが僕はある事に気付く。
モンスターの動きが・・・一度も武術も喧嘩もした事もない僕でも簡単に見切れるほど遅い?
余裕のない僕はソードモードでモンスターを切り裂いていきどんどんと消滅していった。
さっきの戦闘から数分後、僕はバーチャフォレスト奥の地下洞窟にいた。
さっきのモンスターだけど3分もしないうちに倒してしまった、多分武器が強すぎるだけだと思う。
それにさっきの戦闘で分かったけどモンスターの動きは遅くなっていない、多分ウルトラマンその者になった僕の動体視力なり感覚が常人よりも遥かに強化されたんだと思う。というかそれしか説明が出来ない。
未だに人間の感覚の僕からしたらなんだか自分の身体じゃなくなったようでちょっと気持ち悪いがすぐに慣れるだろうと深刻には考えていなかった。
「それにしてもいないなぁ~・・・もしかしても誰かが倒したのかな?」
何故僕が地下洞窟にいるかっていうと最後のクエストである「地下洞窟に潜むエンシェントドラゴンの討伐」を達成する為だけど・・・確かバーチャフォレストはLv1らへんで攻略する一番最初のダンジョンなのにもうドラゴンタイプのモンスターっていたっけ?・・・もしかしてRe;Birth2のモンスターの配置なのか?
「ア・・・イチャ・・・逃げ・・・です!!」
「い・・・わよ!、コン・・・だけ・・・なさい!!」
すると僕は洞窟の奥から聞こえる微かな声を捉えた!、間違いなくピンチと分かる状況に僕は声のする方向に走っていく!
およそ4㎞ぐらいか・・・間に合ってくれ!ってなんで距離が分かるんだって無粋なツッコミは今はなしだ!
僕は1分弱で洞窟奥の広い空洞の中に出る・・・もう脚力については何も言わない。
するとそこにはエンシェントドラゴンじゃない!?、エレメントドラゴンに互いに庇いながら追い詰められるアイエフとコンパの姿があった。どうやら2人も僕と同じくエンシェントドラゴンの討伐クエストを請けていたみたいだ。
今まさに火球を放とうとドラゴンは溜めてアイエフとコンパは諦めたように互いに寄り添う!
僕は一心不乱に走る!
「間に合ってくれー!!」
僕はそう叫ぶと身体が光り出しまるで高速移動しているようで一瞬で2人の目の前に到着し僕は2人を庇う。
ドラゴンは何回か火球を放ちものすごい爆破音がしたけど・・・僕たちは丸焦げにはなっていない?
僕は不思議そうに辺りを見ると僕たちの目の前には水面に生まれる波紋のような青色に輝く円形状のシールド「サークルシールド」が僕たちを守ってくれていた。
「あ・・・あなたは!?」
「コウヤ・・・さん!?」
2人はいきなりの僕の登場に驚いていたけど僕は2人も庇うように立ちブラストショットガンモードをドラゴンに向ける。
「早く逃げてください!、こいつは僕1人で戦います!」
「そんな無茶よ!、こいつは普通はここにいるのがおかしいぐらいの危険種なのよ!!、あなた1人で戦えるワケが!?」
「そうです!!、一緒に逃げるです!!」
2人の申し出は嬉しいが僕も一緒に逃げたらこいつは必ず追いかけて来る、それだけは避けないと!
「ありがとうございます、でも大丈夫です、ここは僕に任せてください」
僕は2人にそう言い頷くと2人は見合い・・・そして。
「分かりましたです、でも私たちが逃げたらコウヤさんもすぐに逃げるです!」
「はい、僕はかなり臆病者ですから」
僕はそう言うと2人は出口に向かって走りドラゴンはそこを狙い撃ちしようとするが僕はポンプアクションをし信号弾ではなく攻撃用の光弾を発射し火球と相殺させドラゴンの目の前にそびえ立つ。
アイエフは不安げな表情で振り返りすぐに戻りコンパと共に逃げた。
確かに僕は頼りないし臆病者だけど・・・今度は逃げるわけにはいかない!
「よしっ!、いくぞ!!、うおぉぉぉぉぉ!!」
僕は雄たけびを挙げながらドラゴンに向かいドラゴンはその腕を振り上げ僕をその爪で切り裂こうと振り下ろす!
だが僕はその動きを見切り振り下ろした直後、跳躍して回避し優に10mはあるドラゴンよりも高くジャンプしていた。
僕は咄嗟にソードモードに切り替えバク宙を決めて遠心力を加え。
「デェヤァァァァァ!!」
僕はドラゴンを一刀両断にしドラゴンも大きく仰け反る!
だがまだ倒しきれずドラゴンは一矢報いようと火球を放とうとする。
「ごめん・・・」
僕は火球を放つ前にエアーバーストモードに切り替え波動弾を放つ!
「ギャオォォォォォ!!」
波動弾はドラゴンに命中し虫の息だったドラゴンは断末魔を挙げながら消滅した。
僕はこの上ない嫌な感覚にブラストショットを握り締めるが洞窟の出口に向かって歩いていく。
だが僕の身体はまるで何tクラスの鋼がのしかかったように重くなりそのまま倒れてしまう!
恐らくこれまでの戦闘による疲労と生身でウルトラマンの技を使ったのもあると思う。
サークルシールドもそうだけど僕は咄嗟に使った高速移動「マッハムーブ」もウルトラマンに変身しないと使えない技だからね。でもサークルシールドは原作でも人間の時に使っていたっけ?
僕はそんな事を考えているとどんどんと意識も遠のいていきそのまま洞窟の中で倒れてしまった。
アイエフとコンパは無事に逃げてくれたと願いながら・・・。
既に正体を感づかれそうになったり初回から体力切れを起こす辺り光矢はバカですが、愛すべきバカを目指していきます。
次回はEpisode2襲来-スペースビースト-です。一応光矢はネクサスなので怪獣もといΧ獣であるスペースビーストたちと戦ってもらいます。
もしかして「災厄」というのは・・・?