超次元ヒーロー ネプテューヌ×ネクサス 作:ハードモード
僕は体力を使い切りそうだったにも関わらずウルトラマンネクサスに変身しなんとかアイエフを助ける事が出来た。
「アイちゃんー‼、大丈夫ですか!?」
「えぇ・・・」
戦闘機を降りるアイエフにコンパが駆け寄りアイエフの無事な姿に涙ながらに喜んでいた、コンパも中々の無鉄砲というか何というか・・・
「この巨人さんは一体誰ですか?」
「分からない・・・でも私を助けてくれた・・・」
やっぱり気になるよね僕の事・・・ここで名乗るわけにいかないなって考えていた時、背後から危険を察知し僕は思いっきり右手で薙ぎ払う。
するとガルべロスの吐いた火球を弾き返す事に成功し僕はファイティングポーズを取るが今の自分の姿をまじまじと見てしまう。
銀と黒の組み合わせをした身体に両腕にネクサスの特徴であるエルボーカッター「アームドネクサス」そして一番特徴的な胸のY字状のコア「エナジーコア」、本当に僕はウルトラマンネクサスに変身していた。
するとガルべロスはそんな僕をお構いなしに突進し気を取られていた僕はその突進をまともに受けてしまう!
「ウワァァァ!?」
僕は吹き飛ばされしまうも空中で態勢を立て直しおぼつかない足取りだけどなんとか着地する。
自分に見とれている場合じゃない!、今は僕がウルトラマンでガルべロスを倒さなきゃいけないんだ!
僕は全力疾走しガルべロスも何回も火球を吐き続ける。
僕はまた弾き返そうとするがそこで街の建物を見る。
まだ建物内に逃げ遅れた人が取り残されておりもし僕は火球を弾いた際に建物に直撃したら・・・
そう考えた僕は両手をクロスして火球を受け止めながら走り火球が一瞬収まった所でジャンプしガルべロスの真ん中の頭に目掛けてパンチを浴びせ着地した同時に回し蹴りを叩き込む!
「ガオォォォ!?」
ガルべロスは悲鳴を挙げながら大きく後退し僕を睨む、僕ももう一度構えを取るがさっきの火球を受け止めすぎたのか両手が火傷をしたように熱い。
「なんであの巨人さんは火球を弾かったのですか?、弾いた方が自分のダメージが少ないはずです」
「まさか・・・街の被害を抑える為にワザと・・・」
それはそうだよアイエフ・コンパ、僕はこいつを倒す事以上にプラネテューヌを守る為に戦っているんだから!
僕は再びガルべロスに駆け寄り3つの頭に噛みつかれないように気を付けて組み付きガルべロスのパワーに負けそうになるが何とかガルべロスのプラネテューヌの玄関口まで投げ飛ばし僕もそれを追ってジャンプする。
僕はガルべロスの目の前で着地しガルべロスが立ち上がっている隙に僕は右手を顔の近くまで上げて左手を右手に持ってきてアームドネクサスをくっつける。
すると左手のアームドネクサスが光ると僕は左手を大きく身体の左側に持ってきて一回引くと左手を空に向かって突き出し光線「フェイズシフトウェーブ」が発射される。
すると光線が花火ように散りまるで黄金のシャワーのように広がり僕とガルべロスの周りを包んでいく。
「キレイ・・・です・・・」
「確かに・・・神秘的とも言えるわね・・・」
そして黄金のシャワーは一層輝きを増しアイエフとコンパを包み込んだ!
イストワールside
この巨人は・・・やはり来てくれたんですね。
避難した人たちは最初は「ゲイムギョウ界の終わりだ・・・」「きっと女神様がやっつけてくれるさ!」と恐怖や不安の声が挙がっていた。
守護女神は・・・ネプテューヌさんもネプギアさんも犯罪組織に捕まってしまっている事を知っている数少ない私ですが何故か不安も恐怖もなかった。
何故ならもう私たちの傍にこの怪物から私たちを救ってくれる「希望」がいたのです。
その「希望」を咄嗟に住民の皆さんにお見せすると「この巨人は・・・俺たちの味方なのか!?」「きっとそうよ!」「もしかしたら女神様の新しい姿かも!?」「でも銀色だよ?」とたちまち恐怖も不安も消し去ってしまい人々に活力が戻ってきました。
「ゲイムギョウ界に災厄が訪れる時、希望の光となってこの世界を守る者たちと共に戦う勇者あり、その名は・・・」
「ウルトラマンネクサス、そしてそれに変身する者はあなたなんですね・・・」
「緋剣・・・光矢さん」
アイエフ・コンパside
「アイちゃん・・・ここって?」
「私にも分からない・・・でも」
私たちはプラネテューヌから謎の異空間とも言える場所にいたけど不思議と不安はなかった。
「なんだかとっても気持ちが良いです♪」
「えぇ・・・なんだかコウヤの手の温もりと同じなような気がする」
「えっ?、コウヤさんがどうかしたんですか?」
「あっ!?いや別に!?」
なんでコウヤの名前が出たんだろう?、言っておくけど別に私はコウヤが好きとかそんなんじゃないんだから!?・・・もうこれじゃあ何処かのツンデレ女神様じゃない!!
「ガオォォォ!」
「ハッ!、デェヤァ!!」
するとさっきの怪獣と巨人の声が聞こえ少し歩いていくと・・・
私たちから少し離れた所で巨人と怪物が戦っていた!
ネクサスside
僕はメタフィールドにガルべロスを引き込む事に成功し、パンチやキックを浴びせ途中ガルべロスの尻尾を鞭のように食らいながらもなんとか僕の優勢で進めていく。
このメタフィールドでは簡単に言うとビーストの力が削がれネクサスの力が上がるだけじゃなく街や人の被害を避けて戦う事が出来る異空間だ!
だけどメタフィールドを展開すると僕に身体には2倍の負荷が掛かる、早い話が2倍の速度で僕の体力が削られていく、だからこそ早くガルべロスを倒す必要がある。
だが相手はビーストの中でも格上の存在、そう簡単に必殺技を撃たせてくれるチャンスを見せてはくれない。
すると僕は妙な視線に気付き振り向くとそこにはアイエフとコンパがいた!
確かメタフィールドには普通の人間は入ってこれないのに何故取り込まれているんだ!?、僕は2人が巻き込まれないように玄関口で展開したはずなのに!?
隙と見たガルべロスは僕に突進し両腕の鋭い爪で切り裂こうとする。
僕はなんとか弾くが噛みつこうとするガルべロスを僕は受け止め腹部を疎かにしてしまう。
その間にガルべロスの鋭い爪の連撃を腹部に血のような火花を散らす!
「グワァァァ!?、ハァァァ・・・ディヤァァァ‼」
僕は激しい痛みとダメージに態勢を崩しそうになるが膝蹴りを浴びせガルべロスを投げつける。
僕は倒れたガルべロスを追撃しようとするが腹部の痛みと圧し掛かっているような異様な身体の重さに僕は膝を着いてしまう。
「グルゥゥゥ・・・」
するとガルべロスは獲物を見つけたように僕ではなくアイエフとコンパを見つめ・・・2人に向かって火球を吐く!
「ハッ!セィヤァァァ‼」
僕は何回か側転し2人の前に立つとサークルシールドを張るが一瞬で消滅する。
(しまった!!、もう体力が!?)
本当はもう変身できる体力も残っていない上で変身しているにも関わらずに技が使えるはずがなく、というよりメタフィールドを張れたこと自体奇跡に近かったのかも知れない。
「ウワァァァァァ!!」
僕は火球を何度も受けてしまい身体を大きく吹き飛ばされてしまい思いっきり地面に叩き付けられる!
「巨人さん!?」
『ピコンピコンピコン・・・』
コンパが心配そうに叫ぶのと同時に遂にエナジーコアが点滅し僕にもう残り体力が尽きる事を教える。
「まさかもうボロボロの状態で私たちを守ったの!?、なんて無茶な!?」
そんな無茶をやるのがウルトラマンなんだよアイエフ、僕はボロボロの身体を何とか起き上がらせようとする。
「巨人さん・・・ファイトです!!」
(お願い・・・立ち上がって!)
2人の声援と期待に僕は身体から力が湧きそれを表すかのようにエナジーコアが点滅ではなく軽く2回輝く。
ガルべロスはトドメと言わんばかりに口に炎を溜めて火球を吐こうとするが僕は咄嗟に左手の手の平を右手のアームドネクサスに添えて左手をガルべロスに向かって突き出すと光刃「パーティクルフェザー」を放つ!
パーティクルフェザーはガルべロスの左頭の目に命中しガルべロスは悶え苦しむ!
「ハァァァァァ・・・デェヤァァァァァ!!」
僕はこの機を逃すわけにはいかない!、僕は撃てるかどうか分からないけど抜刀のようなポーズを取り両手にエネルギーを溜めると十字に組み必殺光線「クロスレイ・シュトローム」をガルべロスを腹部に浴びせる!
「ガオォォォォォ‼!」
僕は30秒ぐらいか浴びせ続けるとガルべロスは断末魔と共に勢いよく倒れ爆発しガルべロスを撃破した!
「やったです~!!」
「えぇ!!やったわ!!」
2人はガルべロスの撃破に手を取り合って喜び僕も安堵の笑みを浮かべる。
「巨人さん、ありがとうございましたです!!」
「ありがとう・・・銀色の巨人」
2人は深々と頭を下げてくれるがお礼を言いたいのはこっちの方だ。
2人の声援が僕に力をくれたから光線を撃つことが出来た、理屈じゃなく僕はそう確信していた。
僕は片腕だけのガッツポーズを決めると2人も同じポーズを取ってくれた。
僕はとてつもなく嬉しかったがいつまでもメタフィールドを展開するわけにはいかない、僕は両腕の突き出しクロスさせてメタフィールドを解除する。
すると元いたプラネテューヌに戻るがガルべロスが残した被害は甚大だった。
「これから忙しくなりそうね・・・」
「巨人さんのように頑張るです!」
そう言う2人だが瓦礫に埋もれている人や怪我をしている人はたくさんいる、僕は少しでも助けになれるように上空に飛びプラネテューヌ全体が見える高度で浮遊する。
僕は両腕をクロスさせアームドネクサスが光ると手の平をプラネテューヌにかざし光を照射していく。
「一体何を?」
「っ!?、建物を見るです!!」
「うそっ!?」
僕は元々はウルトラマンコスモスの技「ミラクル・リアライズ」改め「ネクサス・リアライズ」という壊れた物質を元に戻す光線で壊れた建物を直してしていく。
「巨人さん・・・」
「なんでそこまで・・・」
それはアイエフやコンパと同じだよ、1分も照射すると街は元通りとなりシェルターや建物から次々と人たちが出て来る。
僕はその様子を見ると変身を解除しネクサスとしての僕は薄れるように消えた。
アイエフ・コンパside
「巨人さんのおかげで逃げ遅れた人や瓦礫に埋もれていた人も全員無事です!」
「そう・・・良かった・・・でもなんで銀色の巨人はそこまで・・・」
確かに銀色の巨人のゲージは点滅しもう本当に倒れそうな程辛そうだったのに街の復興まで・・・
巨人はネプ子やネプギアが変身したって言う人がいたけど、間違いなく2人でもなければ他の女神様でもない。
女神様とネプギアはマジック・ザ・ハードに敗れギョウカイ墓場に捕らえられている。それに女神様たちの力と銀色の巨人の力はかなり似ているけど何処か違う、あの異空間にいた時にそう確信できた。
「アイちゃん?、具合でも悪いんですか?」
「いえ・・・逆に良いぐらいよ」
あの異空間にいたおかげかあの怪物と戦った時に軽い擦り傷も出来たけど既に跡が分からないぐらいに完治していた。
「あっ!?、コウヤさん!?」
「えっ!?」
「お・・・お2人とも・・・怪我がなくて良かった・・・です」
見るからにコウヤは半分死にかけようで頑張って平静を装っているようだけど額から流れる尋常じゃない汗やおぼつかい足取りですぐに分かった!
するとコウヤは笑顔を見せるがそのまま倒れてしまう!
「コウヤさん!!」
「コウヤ!!・・・アチッ!?」
私たちはコウヤに駆け寄り肩を支えるが全身が灼けるように熱くコンパがコウヤの上着を脱がし服も脱がすと上半身だけでも火傷をしたように赤くなっていた。
「コウヤさん、私とはぐれていた男の子の為にあの時のドラゴンのように庇ってくれたです!、もしかしたらその時の火傷かもしれないです!!」
「そんな・・・コウヤ!!、しっかりしてコウヤ!!、コウヤ!!!」
「コウヤさん!!、しっかりするです!!、コウヤさん!!!」
私たちは必死に自然と涙を流しながら呼び続けるもコウヤは全く起きてくれず、すると救急隊員が駆け付ける。
「重傷者ですか!?、車に乗せますので離れてください!」
救急隊員がコウヤを救急車に乗せて私たちも乗り込みコンパは右手を私は左手を握り締める。
すると微かに私の手を握り返してくれて最初に握手した時の暖かさも感じる。
コンパも感じたのか私を見て今度は嬉し泣きをすると私も嬉し泣きをしていた。
声援で強くなるのはウルトラマンの基本ですね♪
それにアイエフとコンパの様子が!?、特にアイエフなんて1話から見ると凄い変わりようだと我ながら思います。
次回はEpisode4 予言-プレディクション-です。
次回で序章は終了し本編に入ろうと思います。
訂正ですが、マジック・ザ・ハードの部分をトリック・ザ・ハードに間違えていたので訂正しました、あのペロリストも強いですけどねいろんな意味で・・・深くお詫びします。