超次元ヒーロー ネプテューヌ×ネクサス   作:ハードモード

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Episode.6 帰還-プラネテューヌ-

 僕は光球となってプラネテューヌの教会に帰り急いでイストワールの元に向かう。

 

「コウヤ!、無事だったんだ!?、良かった・・・」

 

「怪我はないですか?」

 

「あぁ全くないよ、それよりも女神様の容態は?」

 

「大丈夫です、少し寝れば回復するでしょう」

 

 身体の問題なしか・・・後は心の問題だね。

 

「皆さんもネプギアさんが回復するまで休んでいてください」

 

「僕はイストワールに報告にするから先に休んでいて」

 

「ごめんコウヤ・・・もうクタクタで」

 

「後はお願いするです、コウちゃん」

 

 アイエフとコンパの表情を見る限り疲れているのは目に見えていたからね、それに僕はイストワールに言わなきゃいけない事がある。

 

「・・・お2人は行きましたね」

 

「あぁ・・・すまない、守護女神たちまでは救う事は出来なかった」

 

「そうですか・・・あなたの力をもってしても駄目でしたか・・・」

 

 今回守護女神救出に使ったは精々1人を助けるのが限界だった、だから残りの守護女神は僕が助ける算段だった、あの時落雷がなければ!

 

「コウヤさん、自分を責めないでください、時間は掛かりますがまだ方法はあります、あなたも休んでください」

 

「分かっている、ありがとう」

 

 僕を気遣ってくれるイストワールを背に僕も部屋を出ようとする。

 

「そういえば・・・本の乗り心地はどう?」

 

「はい、貸してもらって以来快調そのものです、お陰で仕事も捗っていますよ♪」

 

 今イストワールが乗っているのは僕が神様に貰った詳細本でイストワールが興味を持って読んでいたから今は貸していてこの本に乗っていると何故か調子が良いらしい、一応僕の力の一部らしいし守護女神の力に似ているからかな?

 

 僕は笑顔を見せ教会の休憩室で休む事にした。

 

 

 

 

 

 僕はネプビタンCを飲みテーブルに置いてから少し救出の時の事を思い出す。

 

 まずジャッジが僕の正体に気づいた事、いくらゲイムギョウ界で見られない技でも僕の正体に気付くとは到底思えない、恐らく僕の力を感知したような言い方からしていたがなぜあの戦闘狂がそんな力を持っているんだ?

 

 それにあの落雷は間違いなく守護女神の救出を妨害しようとする意思を感じた。

 

「間違いなく神様の行っていた災厄・・・「アンノウンハンド」って言えばいいか」

 

 確かにあの落雷と3年前のガルベロスを召喚した黒い雲は僕の力の正反対・・・闇の力を感じた。

 

『ドックン・・・』

 

「ネプギアが目覚めたか・・・イストワールの所だろう」

 

 エボルトラスターで感じた守護女神の反応で僕はネプギアが目を覚ました事に気付きイストワールの所に向かった。

 

 

 

 

 

「失礼します」

 

「良いタイミングですねコウヤさん」

 

「あなたは・・・」

 

「僕は諜報部員の緋剣光矢です、先程は女神様救出の為に同行していました」

 

「そんな堅苦しくなくても良いでしょう?」

 

「そうです、ギアちゃんは私たちの友達ですからコウちゃんの友達でもあるです」

 

 一応僕の職場のトップだから敬語で話すがアイエフとコンパに言われ僕は小さく頷くがネプギアは困惑している様だった。

 

「あっあのぉ・・・私はプラネテューヌの女神候補生のネプギアです、あの時はありがとうございます」

 

「気にしないでください、仕事ですから」

 

「コウヤ、別に敬語じゃなくても良いでしょう?」

 

「ギアちゃんも良いですよね?」

 

「はい・・・構いません」

 

「そう?、じゃあこれから宜しくね」

 

 僕はネプギアに握手を求めるがネプギアは応じず俯く、もしかしてネプギアって男性が苦手だったりしたのか?

 

「あぁそういえばギョウカイ墓場で手繋いだっけ~一方的だったけど~」

 

「確かに一方的だってわね///」

 

「でもいつもの暖かい優しいコウちゃんの手でした///」

 

なんか2人が照れていたけどネプギアも僕が握った右手を抑えていた、もしかしてそんなに嫌だったのかな?

 

「ネプギアさん、よければ皆さんでリハビリにクエストでも請けてみないですか?」

 

「えっ・・・はっはい・・・」

 

 一瞬僕を見たけどやっぱり嫌なんだろうな。

 

「クエストの内容は「バーチャフォレストのスライヌ討伐」です、詳しい内容は先程渡したNギアに転送しています」

 

「じゃあ僕は他の仕事があるからこれで・・・」

 

「待ってください!・・・一緒に付いて来てもらって良いですか?」

 

 僕は部屋を出ようとした時、アイエフやコンパよりも先にネプギアが呼び止める、えっ良いの?

 

「でも・・・」

 

「お願いします!」

 

「コウヤさん、今日の業務は別に今日やる必要はありませんのでネプギアさんに同行してあげてください」

 

「・・・分かった、でも本当に良いの?」

 

「良いに決まっているでしょう?、変に気を使う必要もないでしょう?」

 

「みんなで行けば楽しいです♪」

 

 僕も同行する事になるが相変わらずネプギアは不安そうな表情をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コウヤさん・・・で良いですか?」

 

「別にさん付けじゃなくて良いよ」

 

 僕たちはバーチャフォレストに向かう道中で他愛のない会話をしながら向かっていたがネプギアの表情は固かった。

 

「コウヤさんとアイエフさんとコンパさんって何時からお知り合いなんですか?」

 

「3年前にばったりギルドで会ったんだよ」

 

「その時のコウヤってタッチパネルの使い方すら知らなかったのよ?」

 

「えっ!?、そうだったんですか!?」

 

「恥ずかしながら・・・」

 

「でもあのおかげでコウちゃんもと友達になれた気がするです」

 

 懐かしいなぁ~もうあれから3年も経ったんだよな、年も取らなくなったからそんな実感が沸かなかったけど。

 

「そうなんですか・・・あのもう一つ良いですか?」

 

「あぁ僕で答えられるのなら」

 

「ギョウカイ墓場で見た銀色の巨人・・・ウルトラマンネクサスって呼ばれているみたいですけど、あれは・・・」

 

「私たちの味方よ、3年前にもビーストの確か・・・ガルベロスからプラネテューヌを守ってくれたヒーローよ」

 

「身を挺して守ってくれたんですよ!、3年間現れなかったんですけどまた私たちのピンチを救ってくれたです!」

 

 2人が熱弁するが僕はそっぽを向く。

 

「コウヤさん?」

 

「コウヤは否定派だからね、あまりネクサスの話を聞きたくないのよ」

 

「否定派ってなんですか?」

 

「ネクサスを悪さをするモンスターやビーストと同じように退治しなきゃいけないって言っている人たちの事です」

 

「えっ?、あの巨人を!?」

 

「そう可笑しな話でしょう?、ネクサスは私たちの仲間なのに」

 

「なら3年間もの間姿を見せなかったんだ?、それにあのタイミングでギョウカイ墓場にネクサスが現れた事自体何か裏があるとは思わないの?」

 

「なんでそんなに巨人・・・ネクサスについて疑うんですか?」

 

 ネプギアは信じられない様子で尋ね僕は思わず目線を逸らす。

 

「良いのよ、コウヤはネクサスの事だけはこんな事しか言わないから」

 

「普段はいつも私たちを気遣ってくれて優しいのに・・・ウルトラマンネクサスって言う名前を付けたのは実はコウちゃんなんです」

 

「えっ?」

 

「・・・早く行こう、じゃないと日が暮れる」

 

 僕はみんなを急かしバーチャフォレストに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 僕たちはバーチャフォレストに到着しそれぞれの武器を取り出し僕もブラストショットを取り出す。

 

「コウヤさんの武器って銃にも剣にもなるんですね」

 

「うん、結構使い勝手も良いよ」

 

「それにここのマークって・・・ネクサスの胸のゲージの形に似ていますね」

 

 そのネプギアの1言でアイエフもコンパもまじまじとブラストショットを見る。

 

「確かに似ているわね・・・」

 

「本当です!、気付かなかったです」

 

「そんな事ないよ・・・」

 

 僕は茶を濁して先に入っていき3人も後を付いてくる。

 

「あっ・・・いた・・・」

 

「じゃあさっさと片付けましょう、ネプギア行ける?」

 

「はい・・・」

 

 複数のスライヌを見つけ戦闘態勢を取るが不安げに答えるネプギアはやっぱりあまり戦える状態じゃない、何かあった時にはフォローしないとな。

 

「ヌラ~」

 

「よしっ行くわよ!」

 

「行くです~!」

 

「トドメはネプギアが刺すんだ!」

 

「はっはい!」

 

 僕たちは一気にスライヌたちに詰め寄りアイエフはカタールで切り裂きコンパは巨大注射器で突き刺し僕はソードモードで薙払い最後の一体をネプギアがビームソードで切り裂いた。

 

「まぁざっとこんな物ね」

 

「いや・・・まだいるぞ」

 

 僕はモンスターの気配を感じるとさっきの戦闘で呼び寄せてしまったのか森に居るモンスターたちが集まりつつあった。

 

「どうするです・・・」

 

「僕が活路を開く、3人は左右を抑えてくれ」

 

「分かったわ、2人とも行くわよ!」

 

「はいです!」

 

「わっ分かりました!」

 

 僕は一番集まっていた正面に切り込み次々とモンスターを倒していく。

 

 3年間のレベル上げのお陰でここら辺のモンスターには余裕で戦えるぐらいになっていた。

 

「きゃぁ!?」

 

「っ!、ネプギア!!」

 

 だがその時ネプギアは尻餅をついてしまい僕は咄嗟にブラストショットをエアーバーストモードに切り替え波動弾を放つ。

 

「ヌラー!」

 

 波動弾はネプギアを襲うとしたビックスライヌに命中しネプギアに駆け寄る。

 

「大丈夫!?、怪我はない!?」

 

「はっはい・・・大丈夫です」

 

「コウヤ!!、粗方片付いたわよ!」

 

「分かった!、ネプギア立てる?」

 

「はい・・・すいません」

 

 僕はネプギアを支えながら立たせ僕たちは出口へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここまで来れば大丈夫だね」

 

「ちょっと危なかったわね」

 

「ヒヤヒヤしたです」

 

 僕たちは出口まで走るともうモンスターも追ってこなくなり胸を撫で下ろす。

 

「コウヤさん・・・ありがとうございます」

 

「気にしなくて良いよ、まだ目覚めて間もないんだからね」

 

 僕はそう答えるがネプギアの表情は晴れなかった。

 

「強いんですね、まるで・・・お姉ちゃんみたい」

 

「ネプギア・・・」

 

「ギアちゃん・・・」

 

 引き摺らない方がおかしいか、自分だけが助けられた事・自分の姉がまだ捕らわれている事、色んな不安がネプギアに伸し掛っていているんだな、ゲームでは全く分からない気持ちが僕には伝わっていた。

 

「とにかく今はプラネテューヌに帰ろう、クエストの報告もしないとね」

 

 僕はそう言いプラネテューヌに帰る事にした、ゲームではアイエフのおかげで抜け出すが早く不安から抜け出して欲しいと僕は心から思った。

 

 




次回はEpisode.7 悩み-ネプギア-

原作とは違うオリジナル展開になります。
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