超次元ヒーロー ネプテューヌ×ネクサス 作:ハードモード
僕たちはプラネテューヌの教会に帰った後、解散し僕も自分の家に帰っていた。
「大変だよね・・・これからがもっと・・・」
僕は椅子に座りエボルトラスターを取り出してそう言う。
明日からは恐らくゲイムキャラを巡る旅の始まりになる、手始めにプラネテューヌのゲイムキャラだが障害はないわけがなくゲームだと下っ端・・・リンダと戦うことになりそこでネプギアはアイエフのおかげで立ち直る。
しかしアンノウンハンドにビーストに極めつけの僕の存在がもうこれでもかとこのゲイムギョウ界に干渉している、ゲーム通りにいかないと思っていいだろう。
『ピンポーン』
「は~い、今行きます~」
誰かな?、僕を尋ねて来るってあの2人しか・・・
『ドックン・・・』
「ネプギアなのか?」
エボルトラスターが女神の反応を示し少なくともネプギアがいると考え扉を開ける。
「コウヤ?、上がっても良い?」
「あぁ全然良いよ」
「なら今日は私がご飯を作るです~♪、早くギアちゃんも入るです~」
「おっお邪魔します・・・」
案の定アイエフとコンパそれにオドオドしながらネプギアの僕の家に上がる。
「ねえコウヤ、あのゲームやってみた?」
「あぁ結構楽しめたよ、そうだ!みんなでそれをやろうよ!、コントローラーも人数分あるし!」
まだ夕飯には早かったのでゲームをやろうと提案するがネプギアは慣れないのかソワソワとしていた。
「ネプギアもやらない?、結構面白いよ」
「良いんですか?」
「勿論遠慮することないよ、狭いけど自分の家だと思って寛いで」
普通に寛いでいるアイエフやお茶を入れているコンパを見てネプギアは頷きアイエフと一緒にゲームをやり始める。
「ギアちゃん、やっと笑顔になったです」
「うん・・・ずっとあの笑顔のままでいてほしい・・・コンパにもアイエフにも」
「コウちゃん・・・」
笑顔でゲームをやっているネプギアを見て僕はそう答える、本当は戦って欲しくないけど僕1人だけで出来る事なんて少なすぎる。
「ちょっと食事の前に運動してくるよ、腹を空かしておかなきゃいけないからね」
「ならコウちゃん、これ買い忘れたので買ってきてもらって良いですか?」
「了解」
僕はコンパからメモを貰って外に出るがその姿をネプギアがしっかりと確認していた。
「よしっ、これで全部買ったな」
僕はコンパからのメモに書かれていた品を1通り買い家路に着くと。
「あれっ?、ネプギア?」
「コウヤさん・・・あっあのぉ・・・」
何故かネプギアが僕を待っていて何か言いたそうにしていた。
「ここだとあれだから公園でも行って話そうか?」
「はい・・・」
僕の提案で近くの公園のベンチに座りネプギアも隣に座る。
「良かったら飲む?」
「ありがとうございます」
僕は買い物袋からヒーロードリンクを取り出し1本をネプギアに渡しもう1本は僕が飲む。
「何か僕に用があるんじゃないの?」
「はい・・・あのギョウカイ墓場にいた大きい黒いのを知っていますよね?」
「あぁでもそれがどうしたの?」
ジャッジ・ザ・ハードの事か、でもあいつがどうかしたのか?
「私の攻撃が全く効かなくて・・・私より前に戦っていたコウヤさんの攻撃の方が効いていたんですよね」
「どうかな~マグレじゃないかな?、ネプギアは起きたばかりで本調子じゃなかったらダメだっただけだよ」
そういえばあいつそんな事を言っていたような・・・でも別段気にすることもないと思うけどな。
「本調子でもダメだったかも・・・」
「えっ?」
「私、3年前にもお姉ちゃん達に付いていってマジック・ザ・ハードと戦ったんです、でもお姉ちゃん達が手も足も出なくて私は何も出来なくて・・・今回も結局何も出来ずにコウヤさんたちやネクサスが助けてくれたからどうにかなりましたけど・・・」
今回の事と3年前の出来事が重なってしまったのか、無理もないか。
「こんな私がお姉ちゃん達を助ける事なんて出来るのでしょうか?」
「さぁねぇ~・・・「1人」じゃ無理だね」
「そうですよね・・・」
「僕でも無理だよ、きっとウルトラマンネクサスでも無理だと思う」
「えっ?」
「「1人」では無理でも「みんな」で協力すれば出来ると思わない?」
そう僕だけじゃ無理でもみんなで頑張ればきっと出来る。
「みんなで・・・」
「あぁ決して君は1人じゃない、今はアイエフにコンパにそれと僕、それに君の心の中にはお姉さんの思いもあるはずだよ」
ネプギアは胸を抑え何かに気付いたようなハッとした表情になる。
「ごめんね知ったような事を言って」
「いえありがとうございます!、なんだか吹っ切れたような気がします!」
晴れやかな表情で言うネプギアに僕は微笑みながら頷きベンチから立つ。
「じゃあ帰ろうか、もう夕飯には良いぐらいだし」
「はい・・・最後に1つ聞いても良いですか?」
「良いよ、何?」
「どうしても分からないんです、こんなに助言をしてくれるコウヤさんがネクサスを認めていない事に、今回の事ではっきりと分かったんです、コウヤさんといるとお姉ちゃんと似ているけど何処か違う安心感があって、最初にネクサスを見た時と全く同じだって」
やっぱりネクサスの事か・・・アイエフとコンパに感化されたようだね。
「じゃあ何故ネプギアはネクサスを信じられるんだ?」
「ネクサスを見て感じたんです、ネクサスも私たちと同じゲイムギョウ界を守る者、守護神じゃないかって」
「違う!、ネクサスは守護神なんかじゃない!!」
僕は思わず声を荒らげてしまいネプギアは驚いていた。
「・・・1つ教えてあげるよ、ネクサスもビーストも同じビーストサーチャーで捉える事が出来る」
「えっ?、それじゃあ・・・」
「ネクサスとビーストは似たような存在って事、姿や行動に惑わされてはいけない、ネクサスはただ邪魔な仲間を倒しているだけかもしれない」
結構な嘘をついたがこうまで言わないと本気で信じかねないからね、でもネクサスとビーストが同じビーストサーチャーで捉える事が出来るって言うのは原作ではそうだったしこの世界でも変わらないだろう。
「それでも私は信じます、ネクサスは私たちの味方です」
真っ直ぐな目で答えるネプギアに僕は目を背けてしまう、僕たちは僕の家に帰りコンパの手料理を食べた後、解散し僕は後片付けをしてベットに寝転がりながりエボルトラスターを取り出しネプギアが言っていた事を思い出す。
僕には理解できなかった、ネクサスとビーストが同じかもしれないって聞いてもネプテューヌや僕に似ているってだけで僕を・・・ネクサスを信じれる事が。
次の日、僕は職場である教会に向かうがアイエフと一緒にイストワールに呼び出されイストワールの待つ部屋に向かうと既にコンパとネプギアがいた。
「アイエフさん、コウヤさんおはようございます!」
「おはよう、なんか今日は調子良さそうじゃない」
昨日と違って活力のある挨拶にアイエフはそう尋ね僕は頷いていた。
「皆さんお揃いですね、では本題に入ります」
イストワールの言葉で僕たちはイストワールに注目する。
「現在私たちだけでは守護女神の救出は不可能です、そこで各国にいる女神候補生とゲイムキャラの協力を得ましょう」
「女神候補生は分かりますけど、ゲイムキャラは何ですか?」
「ゲイムキャラは各国の土地に宿り繁栄をもたらすと同時に有事の際にはその時の女神を助け悪を滅ぼすだけの力を秘めています」
「簡単に言うとその国の守護者だね」
イストワールと僕がゲイムキャラについて説明しネプギア・アイエフ・コンパは決心したように頷き合い僕とイストワールも互いに見合って笑みを浮かべる。
「プラネテューヌのゲイムキャラはバーチャフォレストの最深部で眠りに着いています」
「じゃあみんなで向かいましょう!」
「えぇ!」
「はいです!」
アイエフやコンパが返事をするとネプギアは僕を見つめる。
「コウヤさんも・・・お願いしてもいいですか?」
「G.I.G!」
「なんですか・・・それ?」
「ある防衛チームの合言葉で「分かりました」って意味だよ」
僕は某無限の友情を秘めたウルトラマンがいそうな防衛チームの言い方で言い僕を含めて4人でバーチャフォレスト最深部を向かう事になった、一応僕は神様からネプギアと行動を共にするように言われていたけど。
その後僕たちは準備を整えプラネテューヌの玄関口に集合した。
その時に見たネプギアの表情は不安や恐れは消え真っ直ぐに前だけを見つめた輝いた目だった。
次回はEpisode.8 女神化-パープルシスター-です。
次回を含めてあと2話で今章は終わりたいと思います。