ISーnirvana or requitalー 作:零崎良識
この作品は基本オリ主視点ですが、たまに他の人に変わることがあります。
「………ちょっといいか」
「え?」
一限のIS基礎理論授業が終わった休み時間、クラスの女子達がお互い牽制しあっている中で一夏に話しかけた女子がいた。
「……箒?」
「……………」
六年ぶりの再会となる幼なじみの篠ノ之箒だった。
「廊下でいいか?」
(「初恋の人と運命の再会だもんなー。そりゃ話しかけるか」)
《束さんの妹だねー》
(「クオークって束さんのこと知ってんの?」)
《まあね。神様に魔改造されたとはいえ元々は束さんの作ったコアだもん》
(「それもそうか」)
「早くしろ」
「お、おう」
「流もだぞ」
「え?俺も?」
言うだけ言ってスタスタと行ってしまったので、俺も仕方なく追いかけることにした。
「そういえば」
「何だ?」
一夏がふと思い出したように話を切り出す。
「去年の剣道大会で優勝したってな。おめでとう」
そういえばそうだったな。
「おめでとう箒」
「何でそんなこと知ってるんだ」
「なんでって、新聞で見たし………」
「な、なんで新聞なんか見てるんだっ」
相変わらず素直じゃ無いなー箒ちゃん。と、巻き込まれないように退散しとくか。
その後、一夏が千冬さんに叩かれていたのは言うまでもない。途中でいなくなったせいで俺も箒に睨まれたが………。
*
二限目では一夏が必読の参考書を捨ててしまったことで千冬さんに殴られたり、山田先生か暴走したりしていた。
「ちょっとよろしくて?」
「へ?」
二限目も終わり、休み時間になったのだがまたも話しかけてくる女子がいた。
「訊いてます?お返事は?」
「あ、ああ。訊いてるけど……どういう用件だ?」
「まあ!なんですのそのお返事。わたくしに話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるんではないかしら?」
わざとらしいことこの上ないな。つかなんて答えたら正解なのかもわからない。一夏も反応に困っているみたいだ。
「悪いな。俺君が誰か知らないし」
一夏も言い方が悪いなー。女子はなんか色々言っていたが名前がセシリア・オルコットってことしか聞いてなかった。つか原作でもこの頃はただうさいだけだったしなー。
「代表候補生ってなんだ?」
「あなた本気でおっしゃってますの!?」
おおー、ヒートアップしてるなー。まあ、助け舟を出してやるか。
「端的に言えば国家を代表するエリィィィィトってヤツだよ」
「おお、なるほど!」
お前のそういう態度で千冬さんの評価も下がっちまうって分かってんのかね?
「そう!エリートなのですわ!」
「なあオルコット」
「なんですの?」
「ちょっとオーッホッホッホって言ってみてくれないか?」
「は?」
おっと、いきなりすぎたか。だがキャラ的にピッタリなんだよな、スゲー合いそう。
「あなた馬鹿にしてますの?」
「ハハハご冗談を。馬鹿になんてしておりませんの」
「なっ………」
「ーーーーーー」
そこで三限の開始のチャイムが鳴る。つか一夏馬鹿笑いしすぎだよ。声がでないほど笑うって………。
「また来ますわ。逃げないことね!よくって!?」
いや逃げる場所なんて無いしな。つか一夏、そろそろちゃんとしないと、
パァン!
ご愁傷様。
如何でしたでしょうか?
ではまた次回!
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