プロローグ「初めての出会いと再会」
それは、ある少女の出会いから始まった。
???「お・・・・!」
『綾部楽兎』当時13歳。彼は香風家にホームステイとして2週間住む事となった。彼が見てるのは、薄水色のストレートロングヘアで、ポニーテールをして、うさぎのぬいぐるみを持っている可愛らしい少女だった。
少女はの名は『香風チノ』当時6歳。香風家の一人娘。
楽兎「タカヒロさん、この子が。」
タカヒロ「ああ、紹介しよう。私の娘のチノだ。そして君の従妹だ。」
男性の名前は『香風タカヒロ』。チノの父親。
楽兎「俺の従妹か。」
チノは楽兎を見て少し怯えていた。
楽兎「宜しくチノちゃん。」
握手しようと手を伸ばすが、母の後ろに隠れた。
楽兎「あれ?チノちゃん?タカヒロさんもしかして・・・」
タカヒロ「ああ、すまないね、チノは人見知りで家族以外話すのが苦手なんだ。」
楽兎「そうですか・・・」
その後タカヒロはラビットハウスの店で働き、母は別室で家事をし、楽兎とチノは同じ部屋にいた。
楽兎「チノちゃん?お兄ちゃんは悪い人じゃないからこっち来ても良いんだよ?」
だがチノは楽兎から少し離れる。
楽兎「やっぱりそう上手く行かないか・・・」
そこにチノの母が入って来た。
母「大丈夫楽兎君?顔が真っ青よ?」
楽兎「大丈夫ですよ香里さん、人見知りの子と慣れ始めるのも経験の一つですから・・・」
母の名前は『香風香里』。チノの母親。
香里「あまり無理はしないでね?」
楽兎「分かってますよ。俺の母さんも無理せずに色々やって経験してきた女性ですから。」
彼の母親は実は、チノの母である香里の姉で、彼にとって香里は叔母にあたる。因みに父親は1年前病気で他界している。
楽兎「とにかく香里さん、俺は大丈夫ですから、お気になさらず。」
香里「そう?チノの事頼むわね。」
部屋から出て別室に移動した。
楽兎「・・・そうだ!親父が好きだったジグソーパズルでもやるか!」
自分のバッグからうさぎのジグソーパズルを取り出して、パズルを始める。それを見たチノは、少しずつ楽兎に近付く。
楽兎「これ結構難しいんだよな〜、形が合わない・・・」
すると横にチノが座ってきた。
楽兎「え?チノちゃん?」
チノ「私も、やっても良いですか?」
楽兎「!良いよ!やろう!」
2人は一緒にジグソーパズルをやる。そして数分後にパズルが完成した。
楽兎「よっしゃー!出来たー!ありがとうチノちゃん!」
チノ「やりましたね。お兄ちゃん。」
楽兎「お、お兄ちゃん!?」
お兄ちゃんの発言でびっくりしてしまった楽兎。
チノ「あ、あの、私何か変なこと言いました?」
楽兎「いや、急にお兄ちゃんって言ったからびっくりしただけで。あ、呼び方はお兄ちゃん以外でも良いんだよ?」
チノ「ふふっ。では楽兎さん。」
笑顔で楽兎の名前を言うチノ。
楽兎「楽兎さんかぁ、その方が馴染みやすいね。それに笑顔が眩しい。」
楽しく会話をしている2人を香里が微笑ましく見てる。
そして2週間が経ち、楽兎が帰る時になった。
楽兎「タカヒロさん、香里さん、チノちゃん、お世話になりました。」
タカヒロ「こちらこそお世話になったね。チノと遊んでくれてありがとう。」
香里「チノ、楽兎君と遊んで楽しかった?」
チノ「とても楽しかったです。」
楽兎「それでは香風家の皆さん、会える日は分かりませんが、何処かまたお会いしましょう。」
帰ろうとするが、チノが楽兎の服の袖を掴む。
楽兎「チノ、ちゃん?」
チノ「楽兎さん、行かないで下さい・・・」
行かないで欲しいと言うチノ。楽兎は笑顔でチノを撫でる。
楽兎「チノちゃん、会える日が分からなくても何処かで偶然会えるかもしれないよ?だからチノちゃんもお兄ちゃんに負けない位頑張ってね。」
チノ「・・・・はい!」
楽兎「では改めて!またお会いしましょう!」
こうして楽兎は自分が住む町に帰って行く。
あれから7年後、楽兎は大学を卒業し、荷物が入ったバッグを引っ張りながら木組みの家と石畳の町に訪れてた。
楽兎「あれから7年か。こんな日が来るの早いな。昔と変わってないな。」
町を歩きながら懐かしむ。そしてある場所に向かった。その場所は。
楽兎「ラビットハウス。変わってないな。入るか。」
そしてドアを開けて入店すると、あの少女がいた。チノだった。
チノ「いらっしゃいませ。」
???「いらっしゃいませ。」
入店した楽兎はカウンター席に座る。
楽兎「(チノちゃん変わってないね。)お嬢さん、カプチーノ下さいな。」
チノ「かしこまりました。」
楽兎(本当に変わってないな。それにあの紫の髪の子はアルバイトかな?)
カウンターの前には、紫の髪でツインテールをしている少女がいた。チノはずっと楽兎を見ている
???「どうしたんだチノ?あのお客様の事気になるのか?」
チノ「何だか見覚えがあるような。」
そして楽兎のもとにチノがカプチーノを持ってきた。
チノ「お待たせしました。」
カプチーノを楽兎の前に置く。
楽兎「どうも。」
カプチーノを啜る楽兎。
楽兎「美味いね。昔と変わらないこの味。」
チノ「あのお客様、もしかして・・・楽兎・・・さん?」
楽兎「あ、気付いた?そうだよ。君の従兄の、綾部楽兎だよ。」
チノ「!!楽兎さん!!」
楽兎本人だと聞いてチノは楽兎に抱き付いた。
???「チノ!?」
楽兎「チ、チノちゃん苦しい・・・!離してくれる・・・?」
チノ「あ!すみません、嬉しくて。」
楽兎「俺も嬉しいよチノちゃん。おっと!そこの子に自己紹介しなきゃな。初めまして、チノちゃんの従兄の綾部楽兎です。こう見えて20歳です。」
???「従兄でしたか、私はリゼです。」
楽兎「宜しくなリゼ。それと俺と話す時は普通に私語で接してくれればありがたいが。」
リゼ「そうか?じゃあ楽兎でどうだ?」
楽兎「馴染みやすいな。OK!それにしても本当に久し振りだねチノちゃん。」
チノ「はい!お久し振りです!それで楽兎さんは何でここに?」
楽兎「実は最近大学卒業してな、ラビットハウスの定員として働く事となったんだ。この事はタカヒロさんと話しをしたんだ。タカヒロさんはいる?」
チノ「父なら奥の部屋にいますよ。」
楽兎「そうかありがとう。俺今も場所覚えてるから問題ない。じゃあ後でね。」
奥の部屋に向かう楽兎。
リゼ「チノに従兄がいたなんて初めて聞いたな。」
チノ「とても格好良くて頼りになる従兄です。」
タカヒロの部屋。
タカヒロ「楽兎君、久し振りだね。」
楽兎「久し振りですねタカヒロさん。あれ?香里さんは?」
タカヒロ「実は妻は、亡くなってしまって。」
楽兎「そうでしたか・・・昔から病弱って母さんが言ってましたね・・・そんなに落ち込まないで下さい。香里さんは天国から見守ってますから。」
タカヒロ「ありがとう。」
???「わしはここで見守ってるからな。」
楽兎「うお!?アンゴラうさぎが喋った!?もしかしてその声、マスター!?」
アンゴラうさぎのティッピーが喋った事にびっくりした楽兎。
ティッピー「そうじゃ。死んだ後何故か魂がこいつに移ってしまってな。この事はわしら以外内緒じゃぞ?」
楽兎「そうか・・・そんな事よりタカヒロさん。今日からお世話になります。」
タカヒロ「こちらこそ。じゃあ楽兎君、君に制服を差し出そう。私の妻が君の為にと。」
楽兎「え!?香里さんが俺の為に!?」
男性更衣室に案内され、そこに1着の服があった。青い服、白のズボン、白い靴が用意されていた。
楽兎「俺の制服・・・」
タカヒロ「今日から君の制服になる。じゃあ楽兎君、初めての仕事を頑張って。分からなかったらチノやリゼ君に聞くと良い。」
楽兎「ありがとうございますタカヒロさん。」
タカヒロは更衣室を出た。その後制服に着替えた。
楽兎「おお!これはクールだな!さて初仕事行きますか!」
ホールに楽兎が出て来た。
楽兎「お待たせ2人とも。」
チノ「やっと来ましたね。」
リゼ「おお!制服格好良いじゃないか。」
楽兎「ありがとうなリゼ。さて改めて、今日からお世話になります綾部楽兎です。お2人方、宜しくお願いします。」
チノ「宜しくお願いします。」
リゼ「ああ!宜しく!」
こうしてラビットハウスの定員となり楽しく仕事を堪能した楽兎。
「END」
オリ主紹介。
『綾部楽兎』
年齢・20歳
血液型・B型
身長・168Cm
体重・64kg
性格・優しい、マニアック
得意料理・ラタトゥイユ
イメージ容姿・鈴木勝大
髪型・メンズウルフで赤髪
私服・青のシャツ、白のジャケット、紺のジーンズ、白のスニーカー
大学を卒業したラビットハウスの店員であり、香風家に住み込んでいる青年。
実はチノの従兄であり、13歳の頃にラビットハウスでホームステイの経験があり、当時6歳のチノと遊んだ事がある。
チノの母は楽兎の母の妹である。
父親は12歳の頃、病気で他界した為母と2人で暮らしていた。
かなりのマニアックである。特にミリタリー系に興味がある。
料理も上級であり、たまに朝ごはんや夕ご飯など作っている。1番の得意料理はフランスのラタトゥイユ。
好きな食べ物はカルボナーラ。嫌いな食べ物はカレイと
チノを妹のように可愛がっている。
呼び方
ココア→ココア
チノ→チノちゃん
リゼ→リゼ
千夜→千夜
シャロ→シャロ
タカヒロ→タカヒロさん
呼ばれ方
ココア→楽兎君
チノ→楽兎さん
リゼ→楽兎
千夜→楽兎さん
シャロ→楽兎さん
タカヒロ→楽兎君
かなりの学力があり、チノの宿題を教える事もある。
懐かれやすい体質であり、うさぎや猫などの動物が寄って来る事も。
母の仕事・前は受付嬢として働いてたが、現在はパティシエとして働いている。
父親がジグソーパズルが好きだった為、その影響で多くのパズルを完成している。
イメージキャスト・斎藤壮馬
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まあこんな感じでプロローグが終わりました。次回はアニメ1話からスタートです。
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