ご注文は従兄ですか?   作:naofree

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甘味処甘兎庵。そこにココアが来店した。

千夜「いらっしゃませ。」

ココア(私のクラスメイトの千夜ちゃん。甘味処甘兎庵の看板娘さんです。)

千夜「兵どもが夢の跡、お待ちどうさま。」

新作の兵どもが夢の跡。『あまうさ』と書かれた5本の旗が飾られてた。

ココア「わー今度の新作もすごいねえ!まるで本物の戦場だよ。あ!でもちょっと味は物足りない気がするかな。」

千夜「ココアちゃんもそう思う?やっぱり、形から入らなきゃダメね。」

兜を被る千夜。

ココア「おー!」


10羽「対お姉ちゃん用決戦部隊、通称チマメ隊」

今日のラビットハウス。ラテアートを作ってるリゼ、コーヒー豆を磨り潰すチノ、テーブルを拭いてる楽兎。今日はやけに静かだった。

 

リゼ「ココアが居ないと静かだな。」

 

それは以前。

 

チノ『テスト前の連休だから。』

 

リゼ『千夜の家で勉強合宿?』

 

ココア『そうなの!と言う訳でチノちゃん、ティッピー貸して?』

 

チノ『何を企んでるんです?』

 

ココア『私、もふもふしないと寝れないから!』

 

チノ『安眠グッズじゃないです!』

 

ココア『じゃ、じゃあせめて夜を越すために、今からもふもふ成分の蓄えを!』

 

そう言ってチノにもふもふするココア。

 

楽兎『お前は冬眠する熊か!?』

 

今に至って、現在ココアは甘兎庵へ勉強合宿しているのだった。

 

チノ「でも今は静かですが、これから騒がしくなります。」

 

リゼ・楽兎「え?」

 

チノ「マヤさんとメグさんがお泊りに来るんです。」

 

するとドアが開く音が聞こえた。来店して来たのはマヤとメグだった。

 

マヤ「やっほー!チノー!リゼー!楽兎ー!」

 

メグ「お世話になりまーす。」

 

マヤ「ココアの代わりにお店を盛り上げるよ!」

 

メグ「頑張ろうねー。」

 

リゼ「ココアが居たら喜んだろうに。」

 

楽兎「確かに言えてるな。」

 

ココア(妹がいっぱい!)

 

マヤ「今日は宜しくー!」

 

チノ「はい。」

 

リゼ「んー・・・」

 

チノ・マヤ・メグ「ん?」

 

リゼ「小さいのが3人彷徨くと、名前を間違えそうになるな。」

 

チノ「私も!?」

 

リゼ「チノ、マヤ、メグでまとめて、チマメだな。」

 

マヤ・メグ「何かヤダー!」

 

チノ「私も!?」

 

その後女子更衣室に移動し、バーテンダーの制服に着替えたリゼ。

 

マヤ「うわー!リゼ格好良いー!」

 

メグ「バーテンダーの制服素敵ー!」

 

リゼ「そ、そうか?ほら、働くならこの制服着ろ。」

 

自分の制服をマヤに貸す。

 

マヤ「良いの!?じゃあモデルガンも貸してくれたり?」

 

リゼ「調子に乗るな!」

 

マヤ「ちぇー。」

 

リゼ「じゃあ、着替え終わったらホールまで来いよ。」

 

マヤ・メグ「はーい!」

 

ホールに向かうリゼ。更衣室で制服に着替える2人。

 

マヤ「私のレベルじゃ、まだ制服までって事みたい。」

 

メグ「じゃあもっと経験積まないとね。」

 

制服に着替えた跡、マヤが持ってる箒をティッピーに向けた。

 

マヤ「レベルアップするぞー!」

 

ティッピー「あわわわわわわわわわ!!」

 

マヤ「覚悟ー!」

 

ティッピーは怯えていた。

 

チノ「ティッピーは魔物じゃないです!」

 

マヤ「テッテレー!」

 

レベルが上がったマヤ。その頃仕事をしているリゼと楽兎。

 

マヤ「お待たせー!」

 

リゼ「ん?」

 

楽兎「え?」

 

なんとマヤとメグがツインテールをしていた。

 

マヤ「私達が働いてる間はツインテデーね。」

 

メグ「お揃いー。」

 

リゼ「妙なルールを・・・」

 

楽兎「世の男子が堕とされそうだな・・・」

 

マヤ「リゼの真似ー。」

 

チノ「まあ良いでしょう。」

 

ティッピー「悪くはないな。」

 

チノとティッピーもツインテールしていた。

 

するとマヤとチノがリゼの横に立つ。

 

マヤ「メグー!本物のリゼはどーれだ?」

 

メグ「え?えっと・・・えっと・・・」

 

マヤ「皆ツインテだから見分け付くかな?」

 

メグ「わ、ワカンナイヨー。」

 

リゼ「律儀に乗らなくて良い!」

 

メグ「だってー・・・」

 

一方その頃甘兎庵では、大忙しだった。ココアが手伝いをしていた。

 

ココア「らっしゃい!本日のおススメはみぞれ天竜おろしだよ!メニューです!お会計ですね!お茶ですね!」

 

見事に接客をこなしてるココア。

 

ココア「あがり二丁!それと翡翠スノーマウンテン追加で!」

 

千夜「あいよ!今朝仕上がったばかりの氷削り中よ!」

 

ココア「へーい!翡翠スノーマウンテンお待ち!生きのいい氷削りたてだよ!」

 

青山「まあ!ピッチピチですね!」

 

翡翠スノーマウンテンに感動してる青山ブルーマウンテン。

 

千夜「凄い!こんな気持ちの良いお仕事は初めて!就職しちゃう?」

 

ココア「まだまだ私と踊ってもらうよ!」

 

周りを気にせず踊ってるココアと千夜。その頃ラビットハウスでは、マヤとメグが手伝いをしていた。

 

メグ「お待たせしましたー。」

 

女性客「あら?私が頼んだのはカプチーノよ?」

 

メグ「あ!すみません!」

 

カプチーノではなくミルクココアを差し出してた。

 

メグ「間違えてミルクココア出しちゃった。」

 

リゼ「ん?飲み物作ってるのって・・・」

 

楽兎「まさか!チノちゃん!何でミルクココアばっかり作ってるの!?」

 

いつの間にか無意識にミルクココアを大量に作ってしまったチノ。

 

チノ「いつの間にこんなに・・・」

 

リゼ「まさか・・・ココアシック!?」

 

同じ頃甘兎庵では。

 

ココア「は、はぎゅ!!」

 

ココアがくしゃみをしていた。

 

千夜「あら?大丈夫?」

 

ココア「変なの・・・チノちゃんが寂しがってるのかな?」

 

また場所が変わってラビットハウス。チノがミルクココアを見て疑問を抱いてた。

 

楽兎「とりあえず俺がカプチーノ持って行く。」

 

出来たカプチーノを持って女性客の方へ行く。

 

メグ「とりあえず飲も?」

 

大量のミルクココアを飲む事に。また場所が変わって甘兎庵。青山があんこを見ていた。

 

青山「あなたって、本当に動きませんね。」

 

ココア「分からぬかー。不動こそが王者の姿だと言う事を。道化は無駄に騒ぎ喜劇を演じるという。狩人は来るべき時に備え静かに牙を研ぐのだ。」

 

青山「何をする気ですか!?」

 

ココア「大地の掟だ。食物連鎖において我々が上に立っているだけの事。全ては自然が生み出す必然。」

 

あんこが喋ってるのではなく、ココアがカフェインファイターを音読していただけだった。

 

青山「ココアさん!」

 

ココア「ん?」

 

青山「私の書いた本、音読しないで下さい!」

 

ココア「えー?」

 

青山「は・・・恥かしい・・・!」

 

自分が作った作品を音読されるのを恥ずかしがってる青山。その頃チノ達は、ココアを全て飲み干した。

 

メグ「飲み切ったねー。」

 

リゼはキッチンでパスタを茹でていた。

 

マヤ「ねぇリゼ、私にもアルゼンチン教えて。」

 

リゼ「アルゼンチン?社会の宿題でも教えて欲しいのか?」

 

メグ「アルデンテの事じゃないかな?」

 

マヤ「そう!それそれ。」

 

リゼ「通訳か!?」

 

チノ「メグさん達は以心伝心なんです。」

 

楽兎「へぇー。」

 

チノ「私とリゼさんも心が通じ合えば・・・」

 

リゼ『エスプレッソミックスサンドだな!』

 

と想像するチノ。

 

リゼ「言葉なしで通じ合いたいならハンドシグナル教えてやるよ。」

 

チノ「ハンドシグナル?」

 

楽兎「主に軍隊が使う奴だ。手のサインだけの指示で行動する。それでリゼ、例えばどんな?」

 

リゼ「これが撃て。っでこれが弾よこせだ。」

 

右手を前に出したり、右手を上下に振る。

 

チノ「そんなの使わないです。」

 

楽兎「全部軍用だけじゃねえか!」

 

リゼ「そうか?あはは・・・」

 

マヤ「じゃあリゼ!」

 

リゼ「な、何だ?」

 

ジッとリゼを見つめるマヤ。

 

マヤ「私は今、何を思っているでしょう?」

 

リゼ「ん?えっと・・・銃貸してとか?」

 

マヤ「ブブー!」

 

メグ「はいはーい!」

 

マヤ「はいメグ!」

 

メグ「仕事が終わったら温泉プールへ行って疲れを取ろうー!」

 

マヤ「ピンポーン!」

 

見事的中した。

 

チノ「凄い・・・!」

 

マヤ「この前、チノに話聞いてから生きたかったんだー!もうリゼー、それくらい分かってくれないとー。」

 

リゼ「分かるか!」

 

ティッピー(そうじゃよ。)

 

その頃甘兎庵では、仕事が終わってた。

 

千夜「勉強合宿だったのにお仕事まで手伝ってもらえて何時もの倍楽しかったわ。」

 

ココア「ふぅ〜、謎の充実感があったよ。」

 

千夜「うちの店には同世代の子は居ないからラビットハウスさんが羨ましい。」

 

ココア「また何時でも手伝いに来るよ。」

 

千夜「ココアちゃん・・・嬉しい!素早く着せ替え出来るように頑張るわ!」

 

帯を素早く引っ張ってココアをコマのように回す。

 

ココア「脱ぐのは1人でも出来るよー!」

 

そして着替え終わって、勉強開始。そこにシャロが呼ばれて来た。

 

シャロ「で、2人で勉強を教え合うなら私を呼ぶ意味あるの?」

 

ココア「私達の集中力が切れそうになったら。」

 

千夜「ハリセンで引っ叩いて欲しいの。」

 

ハリセンを持ってる千夜。

 

ココア「あれ?課題のプリントどこやったっけ?」

 

千夜「やだ・・・これだわ。」

 

シャロ「帰って良い?」

 

早速勉強開始。まずは英語。

 

ココア「コーヒーのおかわりを下さい。あいど・りけ・そめ・もれ・・・Coffee!」

 

シャロ「りけじゃなくてlikeでしょ。そめもsomeで、もれはmore。」

 

丁寧に発音を教えるシャロ。

 

ココア「Coffee!」

 

シャロ「どうしてそこだけ良い発音なのよ。」

 

千夜「Green Tea!」

 

ココア「Coffee!」

 

千夜「Green Tea!」

 

ココア「あいど・らいく・さむ・もあ・Coffee!」

 

千夜「あいど・らいく・さむ・もあ・Green Tea!」

 

CoffeeとGreen Teaだけ良い発音を言う2人。通じ合ったのかグッドする。

 

シャロ「帰っていい!?」

 

これにはシャロも怒ってる。

 

ココア「んー・・・千夜ちゃん、英語のノート見せてくれる?」

 

千夜「良いわよ。」

 

ココア「この前の授業中うたた寝しちゃって。」

 

千夜「はい。」

 

ノートを貸す。

 

ココア「ありがとう!千夜ちゃんまとめ方上手いから黒板見るより分かりやすくて助かるよ。ん?・・・・あれ?ぴかぴか主義、黄金色の岩、ゴールデンスパイラル・・・」

 

ノートに書かれてたのは、千夜のメニュー名のアイデアだった。

 

千夜「やだー!それメニュー名のアイディアノートだわ。」

 

ココア「なーんだ!あっはははははは!」

 

シャロ「もう帰って良い!?」

 

これにはシャロもかなり激怒。その頃チノ達は、温泉プールに来ていた。

 

マヤ「温水プール楽しみー!」

 

メグ「ワクワクだねー!」

 

リゼ「はしゃぎすぎてはぐれるなよ?・・・ん?チノは?」

 

野良うさぎを触ろうとしてるチノを見付けた。

 

チノ「あ!野良うさぎがいたので・・・」

 

楽兎「チノちゃん、段々ココアっぽくなってないか?」

 

チノ「え・・・?」

 

その頃順調に勉強しているココア達。次は数学。計算するココア。

 

ココア「出来た!」

 

シャロ「計算間違ってるわよ?」

 

ココア「え?そんな事ないよ!」

 

シャロ「ほらここ。」

 

間違い箇所を教えるシャロ。

 

千夜「シャロちゃんも計算強いわよね。」

 

シャロ「何よ!ケチな買い物で鍛えられてるとでも言いたいの?」

 

ココア「私の暗算も古代エジプト文明に通用するよ!」

 

シャロ「さっきのところ計算し直してもやっぱり間違ってる。」

 

ココア「じゃあどっちが沢山素数言えるか勝負だよ!」

 

シャロ「何で素数よ!?」

 

素数で争うココアとシャロ。

 

その頃温泉プールでは、マヤとメグが元気に遊んでいた。リゼはビーチチェアでゆったりしていた。楽兎はお湯に浸かっていた。チノはティッピーとチェスをしていた。

 

チノ:おじいちゃん、お友達を泊めるのは初めてでちゃんともてなせるか不安です。」

 

ティッピー「ん〜。」

 

チノ「今思えばこう言う時はココアさんに頼りっきりでした。」

 

???「ありのままのお前で接すれば良い。」

 

チノ「あれ?おじいちゃん声・・・青山さん!?」

 

いつの間にか青山がそこに居た。

 

青山「ってマスターならきっと言うと思うんです。」

 

チノ「あ・・あの・・ここへは良く来るんですか?」

 

青山「小説のアイディアはどこに転がっているか分かりませんから。ではではー。」

 

また何処かへ彷徨いに行く青山。

 

マヤ「チノー!見て見てーリゼに買ってもらったー!二手に分かれて銃撃戦やろうぜ!」

 

チノ「は・・・はい。」

 

水鉄砲で銃撃戦をする事に。リゼ・チノペア、マヤ・メグペアに分かれた。

 

リゼ「よーし!スタートだ!」

 

チノ(リゼさんが輝いてる!)

 

テンションが上がったのか、何時もより輝いてるリゼ。

 

メグ「ねえ、これどうやって水入れるの?」

 

マヤ「使い方分かってなかった。」

 

水鉄砲の使い方を把握していなかったこの2人。

 

リゼ「そう言う事は先に言え!」

 

メグ「ごめーん。」

 

楽兎「やっぱ温泉は良いな〜。」

 

呑気に浸かってる楽兎。そして銃撃戦スタート。物陰に隠れながら相手を探すリゼ。

 

リゼ(こっちか?)

 

その頃チノは物陰に隠れていた。そこに彷徨いに行った筈の青山が来た。

 

青山「そんな所でどうしたんですか?」

 

チノ「メグさんマヤさんには以心伝心のチームワークがあると思うのでリゼさんに任せて隠れているんです。あ、そうだ、ティッピーは人前で濡れるの嫌がるので預かっててくれませんか?」

 

ティッピーを青山に預けようとするが。

 

青山「困りましたね、実は私・・・・マヤさんに銃を託されてまして。」

 

後ろに水鉄砲を隠し持っていた。

 

チノ「え!?」

 

青山「リゼさんの居場所を聞いて来いと。」

 

するとティッピーを人質?にする。

 

ティッピー「わしを人質にする気か!?」

 

するとそこに。

 

リゼ「はあーーーー!!!」

 

青山「はうっ!」

 

ティッピー「わ!?」

 

リゼが水鉄砲を放ち、青山と何故かティッピーに直撃させた。

 

チノ「ティッピー!」

 

リゼメグも見付けたぞ!」

 

プールに隠れてるメグを見付けて直撃。

 

メグ「うわ!?見つかっちゃった。」

 

チノ「マヤさんは何処です?」

 

リゼ「そんな簡単に口を割る訳・・・」

 

するとメグが指差して。

 

メグ「あっち!」

 

マヤ「なっ!?」

 

なんと簡単に場所を教えた。

 

リゼ「バカ正直だったか!?」

 

マヤ「メグのアホー!」

 

青山「悪役って楽しいですね。」

 

水に濡れたティッピーは体を細める。そして銃撃戦はリゼ・チノペアの勝利。

 

その頃まだ勉強中のココア達。ココアはまだ素数を数えていた。

 

ココア「9649・9661・9677・9679・9689。」

 

シャロ「何時まで数えてるのよ、勉強しなくて良いの?」

 

ココア「あ!アルバム発見!」

 

棚にあったアルバムを発見。

 

シャロ「何処まで脱線するのよ!?」

 

早速アルバムを見る。

 

千夜「それは確か・・・」

 

高校入学前の写真を発見した。

 

シャロ「高校入学前の写真ね。」

 

ココア「千夜ちゃん浮かない顔してる。」

 

シャロ「私と学校が遠くなるから友達できるか不安がってたんだっけ。ホント心配性なんだかうぐ!?」

 

千夜に口封じされた。千夜は顔を赤くしていた。

 

ココア「へえー意外!」

 

その頃チノ達は、夜景を眺めていた。

 

メグ「先生!お風呂上りにコーヒー牛乳飲もう!」

 

コーヒー牛乳を持って来たチマメ隊。

 

リゼ「先生?」

 

マヤ「リゼのこと先生だって。」

 

メグ「つい学校にいる感覚だった。体育の先生みたいだからかな?」

 

リゼ「(先生・・・教官でなく。)何故隠れている!?」

 

何故かリゼの後ろに青山が隠れている。

 

青山「すみません、先生と聞いて担当さんがここまで原稿を取りに来たのかと。」

 

楽兎「おいおい・・・」

 

その後帰宅する5人。

 

マヤ「プール面白かったなー!」

 

メグ「ねー!」

 

チノ(今日の報告ってするべきなのかな?)

 

ココアにメールしようとするチノ。

 

メグ「早くココアちゃんとお話したい?」

 

チノ「そ・・そんな事言ってないですが・・。」

 

マヤ「最近のチノはよく顔に出るし。」

 

チノ(こ・・これが以心伝心・・・)

 

リゼ「よし!ラビットハウスまで競争だ!私達が勝ったらお前らは明日からチマメ隊だ!」

 

楽兎「え!?俺も走るの!?」

 

全速力で走り出すリゼと楽兎。

 

チノ・マヤ・メグ「えー!やだー!」

 

その頃ココアとシャロは、お風呂に入っていた。

 

ココア「でもあれだな、千夜ちゃん自身の昔話って新鮮だったな。」

 

シャロ(これって何時もの私が恥ずかしい思いをするのと逆かも!?)

 

自分の秘密をリゼの前で暴露されるのを想像するシャロ。

 

シャロ「気が合う友達見付られて喜んでるみたいだからこれからも仲良くしてあげてね。」

 

ココア「え?お湯流す音で聞こえなかったよ。」

 

さっきのお湯の音で声が聞こえなかったココア。シャロは恥ずかしくなったのか、お湯に潜った。

 

シャロ(どっちにしろ恥ずかしい・・・)

 

風呂から上がった後も勉強する3人。途中でシャロが寝た。

 

ココア「ねえねえシャロちゃん寝ちゃった。」

 

寝てるシャロに布団を被せる千夜。

 

千夜「バイトばかりで疲れているのよ。強がってるけど今の学校で不安も多いと思うからこれからも仲良くしてあげてね。」

 

ココア「もしかして入学前に不安だったのってシャロちゃんの心配してたのもある?」

 

内緒にして欲しいのか、指を口に当てる千夜。

 

ココア「良いな。幼馴染って羨ましい。私も2人と一緒の夢があったらな。」

 

千夜「思い出なら、これからだって一緒に作っていけるわ。」

 

ココア「そっか!じゃあ前髪を切ってみよう!」

 

千夜「そこなの!?」

 

同じ頃、チノとマヤとメグとティッピーは、チノの部屋に集まっていた。

 

マヤ「夜はこれからだよ!何して遊ぶ?」

 

チノ「クロスワードやりましょう。」

 

メグ「心理テストは?」

 

マヤ「もっとはじけろよ!」

 

チノ「でも、私の部屋で遊べる物はチェスくらいしか・・・」

 

するとドアのノックが聞こえた。ドアを開けたのは、父のタカヒロだった。ボードゲームを持って来ていた。

 

チノ「お父さん?」

 

タカヒロ「盛り上がるよ。」

 

ボードゲームで遊ぶ3人。

 

マヤ「あはは!面白いねチノ!」

 

チノ「はい!」

 

だがチノは不安になっていた。その頃ココア達。千夜の携帯にメールが来た。

 

千夜「あらチノちゃんから。」

 

チノが送ったメール『ココアさんがご迷惑をおかけしてませんか?』

 

ココア「チノちゃん私が居なくて寂しくなってるのかな?」

 

チノが送ったメール『この前千夜さんが見たがっていた濡れティッピーを今日撮ってきました。』

 

濡れティッピーとチノとマヤとメグの写メ付き。

 

ココア「ウェ!?凄く満喫していらっしゃる!」

 

千夜「しおしおで可愛い!待ち受けにしておきましょ。」

 

ココア「私も行きたかったー・・・」

 

その時寝ていたシャロが起きた。その頃チノは、廊下でココアに電話を掛けようとしていた。その時ココアから電話が来た。

 

チノ「も・・・もしもし。」

 

ココア『チノちゃん、写真見たよ。楽しかった?』

 

チノ「は、はい・・・楽しかったです。」

 

するとココアが泣いてしまった。

 

ココア『私も一緒に遊びたかったな・・・』

 

チノ「え?泣く程ですか?でもココアさんと暮らし慣れてなかったら緊張してしまって、2人を家に呼ぶ事も無かったのかもしれません。」

 

ココア「そっかー!」

 

シャロ「泣いたり笑ったり忙しいね。」

 

ココア「明日には帰るから。うん!おやすみ。」

 

電話を切るココア。

 

千夜「ねえココアちゃん、私達も楽しそうな画像を送りましょうよ。」

 

その頃リゼの部屋。リゼの携帯にメールが届いた。

 

ココアが送ったメール『チノちゃん!こっちは前髪パッツン祭りだよ。』

 

写メには3人が前髪がパッツンと切られたいた。

 

リゼ「何故このメールを私に?この髪型流行ってるのか?」

 

場所が変わって甘兎庵。

 

千夜「シャロちゃん、今から怖い話する?」

 

シャロ「もう寝るの!」

 

布団に潜るシャロ。

 

ココア「やっぱりもふもふしないと落ち着かないな。」

 

あんこを連れて来たココア。シャロが怖がる。

 

シャロ「やめて!そんなの連れて来ないで!」

 

千夜「それなら、代わりにシャロちゃんはどう?」

 

シャロ「そ・・そうよ、私をもふもふしなさいよ!」

 

ココア「もふもふに自信があるとは強気だねえ。」

 

シャロ「無いから!」

 

千夜「まるで狩人に追われるうさぎね。」

 

そして夜になった。チノの部屋では、チノとマヤとメグは一緒のベッドに寝ていた。楽兎の部屋では、まだ楽兎は起きていた。

 

楽兎「ふぅ〜・・・さってと寝るか・・・」

 

すると携帯にメールが来た。

 

楽兎「ん?メール?ココアからか?」

 

メールを見るとそこには。

 

楽兎(え!?彼奴からか!?高校以来会ってなかった彼奴が!?)

 

送信相手を見ると楽兎が驚いた。早速メールを見る。すると楽兎は安堵の表情をした。

 

楽兎(まさかまた会えるとはな。今度会えるのは冬辺りだな。)

 

メールを送信してベッドに潜って寝る。ココア達もぐっすり寝ていた。そしてシャロは可笑しな夢を見た。

 

シャロ『あ、あれ!?』

 

なんとココア達が通ってる学校の生徒になっていた。制服もココア達と同じだった。

 

ココア『授業中居眠りするなんて珍しいね。』

 

千夜『早く行きましょう。』

 

ココア『購買のパン売り切れちゃうよ。』

 

シャロ『ま・・・待ってー!』

 

走るがココア達に追い付けない。そして目を覚ました。

 

シャロ「私の所持金52円!!!な・・・なんて夢・・・」

 

ココア「シャロちゃん、わたしのメロンパンいる・・・」

 

千夜「そんなに食べたら午後の授業も寝ちゃうかと・・・

 

2人もシャロの夢と同じ夢を見ているらしい。

 

シャロ(二度寝したら続き見れるのかな?)

 

翌朝。リゼが前髪を切っていた。切った後の自分を鏡で見る。

 

リゼ「お・・・可笑しいかな?」

 

外は雪が降っていた。リゼはラビットハウスに向かっていた。

 

リゼ「(あいつら、ちゃんとやってるかな?)ん?楽兎?」

 

楽兎「ん?リゼか。」

 

そこに楽兎と会った。

 

リゼ「どうしたんだ?そんな所で。」

 

楽兎「タカヒロさんからコーヒー豆の買い出しを頼まれて、それで今戻ってる途中なんだ。」

 

リゼ「そっか。」

 

2人はラビットハウスに向かった。その頃ラビットハウスでは、マヤが何かを思い付いてた。

 

マヤ「ねえねえチノ、メグ。喫茶店といえばやってみたい事があったんだ。」

 

チノ「何ですか?」

 

メグ「何?」

 

マヤ「えっとねー。」

 

その頃2人はラビットハウスに着いた。

 

リゼ「今日はお客として入ってみよう。」

 

そしてドアを開けて来店する。

 

楽兎「ただいまー。ん?」

 

リゼ「ん?」

 

ドアを開けるとそこには。

 

チノ・マヤ・メグ「おかえりなさい!お姉ちゃん!お兄ちゃん!妹喫茶だよ!」

 

ランドセルを背負ってポーズを取ってる3人が待っていた。

 

リゼ「な、ななな何してる!?1列に並べ!チマメ隊ー!」

 

楽兎「俺達を堕とせると思ったら間違いだぞー!」

 

3人は怯えていた。

 

マヤ「教官と兄貴には効かなかった!?」

 

チノ「やっぱりココアさんにしか効きませんね。」

 

その頃ココアは気持ち良さそうに寝ていた。こうして楽しい経験を重ねたチマメ隊であった。

 

「END」




         キャスト

      綾部楽兎:斎藤壮馬

       ココア:佐倉綾音
        チノ:水瀬いのり
        リゼ:種田梨沙
        千夜:佐藤聡美
       シャロ:内田真礼

        マヤ:徳井青空
        メグ:村川梨衣
青山ブルーマウンテン:早見沙織
     ティッピー:清川元夢
      タカヒロ:速水奨
       女性客:村中知

タカヒロ「今年はどうする?」

ティッピー「何が?」

タカヒロ「クリスマスだよ。クリスマス。」

ティッピー「今年は静かな聖夜を。」

チノ「大クリスマス会開催です!」

タカヒロ・ティッピー「え?」

次回「少女は赤い外套を纏いウサギを駆りて聖夜の空を行く」

この回は良かったですね。妹喫茶行ってみたいですね。

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