「先輩!! 大変です!!」
カルデアの廊下を慌ただしく走って来たのは、可愛い後輩にしてデミサーヴァント マシュ キリエライトだ。
どうしたんだ?マシュ。 そんなに慌てて?
「実は 何者かが貯蔵していた聖晶石を持ってレイシフトしたようです。」
ふむふむ…
とりあえず俺はドクターのとこに向かうから犯n… じゃなくて黒まk… じゃない… カエサルの部屋を見てきてくれないか?
「ところどころ本音が見えた気がしますが了解です。」
「俺も手伝おう。マスター」
いつの間にか現れたのは、帽子にインバネスコートという少なくとも見た目だけは果てしなく不審な男ー彼こそはかの有名な岩窟王エドモン ダンテスその人だ。
ダンテス、手伝ってくれるのか?
「何を驚くことがある? 監獄塔《シャトーディフ》では共に戦った仲だろう? それに何より、あのルーラーの女が何かにつけて部屋に来るのが鬱陶しくてならん。 」
あー…まあ、理由はともかく助けてくれるのは助かる。
多分…恐らく…十中八九…ほぼ確実にあのデブが犯人だろう。となるとレイシフト先でぶっ飛ばs…もとい鉄拳制裁する必要が出てくる。 となると戦闘向きのサーヴァントが手伝ってくれるのは心強い。
「結論から言うと やっぱりと言うべきか案の定カエサルさんはいませんでした。」
カエサルの部屋を見に行ったマシュからの報告を受け急遽組まれたカエサル討伐隊(仮) の面々はやっぱりか といった表情で頷く。
「よし準備できたよ」
そこへドクターもレイシフトの準備を終えてやってくる。
「にしても凄い面々だね… 倒す気満々というか…」
ドクターがカエサル討伐隊(仮)を見て苦笑いする。
と言うのも、 マシュ ダンテス アルトリア 玉藻の前 クーフーリン(槍)
「とりあえず お手柔らかにね?」
ドクターが笑いながらレイシフトを開始する。
視界が歪み気がつくとだだっ広い…って
ローマかよ…
どこかでみたことがあると思いきや、少し前に特異点として訪れたローマだった。
「ここにカエサルさんがいるのでしょうか?」
辺りを見回しながらマシュが呟くと
「みこーんっと マスター、あっちの方からサーヴァントの気配がしますよ」
よく分かるな?キャスターだからか?
「いえいえ、良妻ですもの♡」
つっこみどころが満載だが今は流しておこう。
歩くこと数分確かにいたよ。 あのデブ。
「遅かったなマスター」
おい、デb… カエサル 何でこんなことを?
「隠しきれない悪意を感じるが今は流しておこう。 マスターよ、貴様には使命があろう? そんな貴様には余も素直に感心している。 が、最近あまりにもひどくないか!? かの聖女もそこのマシュマロ嬢もロリっ子アサシンも 海賊っ娘二人も ノッポ魔眼女も ドラ娘も。 皆 貴様にしかデレぬではないか。 そこで余は思いついたのだ。いないならば召喚すればよいのだと!!」
とりあえずダンテス
「分かってるぞマスター。慈悲などいらぬ!!」
「早速戦闘態勢とはな。 この面子を相手に余が勝てる道理もない。 ならば仲間を呼ぶぞ」
あっ!? 思い出した。 確かここってローマで召喚サークルたてた場所じゃ…
カエサルの手から四つの聖晶石が離れるとサークルへ入っていき眩い光を放つ。
「さぁくるがよい。 余にデレる美人サーヴァントよ」
カエサル、お前は一つ間違えてるぞ。
「なん…だと…」
召喚はな……………誰が来るかわからねぇんだよ…
光の中からから現れたのは…
「サーヴァント、諸葛孔明だ。……何、別人じゃないかと? その通り、エルメロイ二世だ。だが力は引き継いでいる。問題じゃあない 」
「女じゃ…無い…」
カエサルは燃え尽きたように真っ白になって倒れ込んだ。 立つんだ、立つんだジ○ー
しかし召喚された彼を見て反応する狐が一匹。
「諸葛孔明…孔明ってあの? はわわ軍師の!?」
「言われるとは思っていたよ…」
「エレキギターかき鳴らして卑弥呼と戦った!?」
「何だそれは!? 私も聞いたことが無いぞ!?」
勿論俺もない。 玉藻さんやい。今度詳しく教えてよ。割とガチで気になる。
数日後ローマではお忍びで遊びに出ていたセイバー顔の皇帝様が 白く燃え尽きたデブを見たとか見ていないとか…
ぐだぐだな駄作ですが感想を貰えると嬉しいです。