(そろそろ慣れない一年の寮生が体力的についてこれなくなる時期なのに…
今年はあの子が作ってくれる弁当のお陰でそんな気配微塵もないし今日のホットケーキで皆のテンション上げてくれて助かる
何を悩んでるのか知らないけどなんとか力になってあげたいのだけど…)
勿論そんな大野木先輩の想いは僕には伝わらない、つか伝わるわけ無い
大きなヤカンふたつに水汲んで火に掛けてもらい僕はホットケーキの仕度に取り掛かりホットプレートを使って焼き始める
ふたつのヤカンのひとつはウーロン茶で残った分は部室の冷蔵庫で冷やす予定でもうひとつはインスタントコーヒー、紅茶、ハーブティーなど好みのティーパックを選んで飲む物に使う用で因に僕はココア
冷めるの待ちながらホットケーキを焼き続けている
佐武先輩と数名の男子が集まって話をしてた
「そう言えば赤松の俺様先輩って呼び方な…野球部の一、二年でも流行りだしたみたいだぞ?」
佐武先輩そうゆーと
「うちのクラスも所属部に関係無くそう呼んでる子もいますよ?俺様先輩って格好良いとか女子が話してますよ」
などと通学組の何て言ったけ?アニメキャラは速攻覚えれるのに三次元の人や地名ってなかなか覚えられない…いや覚えようとしないだかも?がそんなことを話しているといつの間にか現れた俺様先輩が
「全くお前らなぁ~っ…他人事だと思って言いたい放題だな?後輩だけじゃねぇんだからな…タメの奴等や先輩達にまで俺様先輩君って呼ばれてるんだぜ?」
そう言って溜め息を吐いてガックリ項垂れてる俺様先輩
そんなこんなで演劇部と女子バスの休憩中に学園長と演劇部、野球部、男女バスケ部の顧問と寮監が現れ
「唐突な話だがうちの連中から空き部屋が有るなら演劇部の寮に入りたいと言う声が有ってな…」
野球部の顧問が言えば
「うちの連中からもそう言う声が上がってまして学園長に相談したら考えてみようとなり現行寮生の意見も聞くことしようとなりこうして皆の前に来たわけだが…」
そう話が途切れたところで
「学園長先生と他の先生方に俺様先輩は何を飲まれますか?」
そう言ってリストを見せると俺様先輩と学園長に紅茶、後の先生方はコーヒー希望で取り急ぎ用意して飲んで頂き
「少し冷めてますけど…」
そう言ってホットケーキを出して味をみてもらったんだけど結果は概ね良好で
「先生、今年のレギュラー争いはし列ですよ…例年なら才能が有りながらホームシックと昼の食事の悩みから部を辞める娘がいましたけど今年は今のところその心配はありませんから…」
そう言ってホットプレートの手入れをしている大野木先輩だけど佐武先輩が
「その計画だと男女共に52名で女子51名、男子53名になるんですけど?」
そう声を上げると
「あー、私なら甘ちゃんとルームシェアして良いよっ♪」
僕の特技の?ひとつの聞き流しで話が全く耳に入って来ないけどそういった話し合いがなされていたけど一切気にしない僕