①いきなりですか?
夜明けにはまだ程遠い真っ暗な…朝と呼ぶにはまだ早すぎる時間に目を覚ますボク
小さい頃からの日課のステップを踏み軽く汗を流して炊飯器にスイッチを入れてからシャワーで洗い流してから朝ご飯の仕度してた
そのボクの視界に入ってきたのは最近知り合った三人の先輩方で
「あ、あの…演劇部の寮に何故先輩達がいるんですか?」
僕の視線の先に居る三人の先輩にそう聞いたら
「無作為に作られた学園都市の再編成の手始めとして中等部女子バスの寮を取り壊し野球部と男バスの合宿所を建て
移住が終わったら取り壊して高級感溢れる女子寮を建てるそうで独身であれば卒業後も入居可能になるそうで色々な設備を充実させるそうだ」
そう教えてもらったけど僕には関係ない部分はさておいて
「で、女子寮の先輩達がうちの女子寮の空き部屋に入るのは何と無くわかるけど何で俺様先輩までいるんですか?」
そう聞いたら
「「プーッ、俺様先輩だってさっ…」」
そう言って笑う大野木先輩を睨んでから俺様先輩は
「はぁ?何だよ、その俺様先輩ってのは何のつもりだ?」
そう言って睨まれたボクは首をコテンと倒して
「だってボク、俺様先輩の名前聞いてないし先輩ってどからどうみたって俺様に間違いないでしょ?」
そう答えたら又プーッと吹き出して
「確かに赤松は俺様キャラだけど面と向かって俺様って言ったのは甘ちゃんか初めてだよっ、良かったね?俺様先輩っ♪」
そう大野木先輩にからかれた俺様先輩がボクを睨むけど訳がわからないから先輩を見てたら
「俺様先輩はプレハブがお気に召さないんだよっ♪」
皮肉な笑みを浮かべる大野木先輩を再び睨む俺様先輩は
「んなこたぁどーでも良いだろっ!それより俺達も朝飯食っても良いのか?」
そう聞かれた僕は
「はぁ、土日はボク一人で用意しますからお気に召すかはわかりませんけどどうぞお召し上がりください
今朝は寮の共用の食器を使って貰いますけどおきに召さないようでしたら個人用のをご用意してください」
そう言って調理場に下がりミニ丼と汁椀に箸を用意して先輩達に渡し
「食堂の決まりでご飯とお味噌汁はセルフになってますので各自ご自由にどうぞ…」
その僕の業務的な発言に
「そこを私達二人は例外って事にはならないかな?」
そう聞かれたけど
「寮の決まりですから寮監の沖ノ鳥島先生に聞いてください」
そう答えたらそのタイミングで佐武先輩が食堂に入って来て
「話は聞こえたから教えとくけどそこ迄杓子定規じゃないから…
ただ後輩を無条件で濃き使うのを防ぐ目的だから代わりにお茶にでも誘えば良いんじゃねえの?
俺等だって頼んだときはジュース奢るくらいはやってるし…
捻挫とか特に女子バスのお二人さんだと突き指でやり難い時だって有るだろからな」
そう佐武先輩に言われた大野木先輩は
「未だこの界隈には慣れてないのでしょうから今日のお昼過ぎにお薦めの甘味処に招待しますね」
そう大野木先輩に言われて佐武先輩を見たら頷いたから
「ご飯の盛りはどうしますか?」
って僕が言ったろ佐武先輩先輩が
「ちょっと待ってな」
そう言って奥からお櫃と小鍋持ってきてそれに小分けして
「ここでよそえば良いからな?」
笑顔で言う佐武先輩に僕も笑顔で
「有難うございます、佐武先輩っ♪明日のお弁当楽しみにしてくださいねっ♪」
そう言ってからご飯と味噌汁をよそって三人の先輩達にも食べてもらったんだ
因に僕の食器類ははサンリオショップで買ってきたハローキティで統一されてるんだ、流行り廃りがない定番商品って感じたから
取り敢えず食堂で内職しながらほぼブランチの優子おばさんの食事が終わるまで過ごし
お昼は中華丼とかき玉スープなのでわりかし早く片付き洗い物を終えた僕はクリーニングから帰ってきたばかりのアリスコーデに着替え
プラチナブロンドの長い髪のウィッグとカラコン入れて碧眼に変身した