鉄也のヒーローアカデミア 磁場鉄也:オリジン   作:そうちゃん

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お久です。少し時間が空きました。


第15話 衝撃の結末

 

鉄也が爆豪に吹き飛ばされる少し前...

 

 

 

(チッ。めんどくせぇな。このままじゃ近づけねぇ。...?あいつもし

かして...)

「どうした爆豪!防戦一方じゃねぇか!」

「うるせぇ今すぐブッ殺してやるから待ってろ!」

「やってみろよ!」

 

試合が始まって時間が経ちスロースターターである爆豪もそろそろ100%を発揮できる頃だ。しかし鉄也も一筋縄では行かず中々近づけない。けれど先程よりも砂鉄を避けるのに余裕が出来始めた。

 

(思った通りだ。あいつ砂鉄を操ってるときはあいつ自身は動けねぇ。けどまだ近づけねぇ...あと一つ何かあれば。)

「舐めてんじゃねぇぞクソがぁ!」

 

爆豪は腕を振り上げるようにステージを爆破させ破片を武器として鉄也へ攻撃を仕掛けた。しかし鉄也は砂鉄を前方に壁のように展開し簡単に塞がれる。

 

(⁉︎...)ニヤ

 

だがこの攻撃で爆豪の策は組み上がった。防がれるのは承知で爆豪は爆破を続ける。それにシラを切らせた鉄也は上へ回避し爆豪の頭上から攻めてきた。

 

(キタ!)

「そんなんじゃヤラレねぇよ!」

「んなもん分かってやってんだクソ野郎が!」

 

鉄也が頭上に来た瞬間にステージに向け先程より強目の爆破で鉄也を吹き飛ばす。しかしこの爆破は鉄也を吹き飛ばす為では無く鉄也の視界を塞ぐ為。普通なら爆豪も視界を塞がれていて鉄也の位置を把握できない。だが目がダメなら『耳』で相手の位置を知ればいい。爆豪は予想で鉄也がいるであろう方向に向け爆破させステージの破片を飛ばす。鉄也もこの状況での攻撃を読んでいて前方に壁を展開する。ガガガガガン!だが目で見えないこの状況でも爆豪の攻撃は防がれてしまう。しかし爆豪は『防がれる』のが目的で攻撃を続ける。そう、爆豪は鉄也が爆豪の攻撃を壁でガードした時の音を頼りに鉄也の位置を確認していたのだ。鉄也の位置を確認したら移動しながら攻撃を続け鉄也のへ近づいていく。そして攻撃をやめた頃には既に爆豪は鉄也の後ろを取っていた。

 

「死ねぇ‼︎」BOOOOOOOOM!!!

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(俺が砂鉄を操ってる時は脚が止まるのがバレたか。)

「けど俺だって自分の弱点をほっとく程バカじゃねぇよ!」

 

すると鉄也の操っている砂鉄の束が6本から2本へと減り始めた。

 

「てめぇ舐めんのか‼︎」

「いや全然。むしろさっきよりも本気だよ!」

 

鉄也は爆豪に向かって走り出すと爆豪に向かって砂鉄の横払いをして来た。それを躱すが鉄也は爆豪に接近しながら次々と砂鉄での攻撃を仕掛ける。しかし先程よりも攻撃の手数が減り、突き入る隙が多くなった。その隙を爆豪は見逃さなかった。

 

「やっぱ舐めんじゃ...⁉︎」ガッ!

 

隙をついたはずが逆にカウンターを食らった。辛うじでガードしたが体制が崩れ逆にその隙を鉄也に突かれ横払いで吹き飛ばさせる。

 

「くそが‼︎」

 

『ワーオ!凄い反射神経!けどなんで磁場は砂鉄の数を減らしたんだ?』

『多分自分の弱点を克服してる最中だろ。』

 

そして立て続けに鉄也は爆豪へ接近戦を仕掛ける。砂鉄で左右から攻めて空いたところに自身で攻撃。距離を詰めたがっていた爆豪はまたもや守りに入ってしまっている。

 

「こいつ動きながら⁉︎」

「言ったろ!いつまでも弱点はほっとかないって!」

(けど動きながらだと2本が限界か...。それに2本じゃ捕まえきれないし肉弾戦じゃ負かせるのは厳しい。)

「めんどくせぇな!」

「お前もな!」

 

そこからは互い攻めては守り掴んでは投げるの両者引かず長い攻防が続いた 。

 

「二人ともすげぇな。でも磁場の方が若干押してるのか?」

「磁場君は爆豪君の爆破を食らってから磁場君の攻め方が少し変わってきているな。」

「磁場自身も攻撃に参加し始めて爆豪はいまいち攻めきれないな。」

「どっちが負けるか予想が全然つかないわね。」

「お二人の『個性』からして場外はないでしょう。なので降参か気絶かのどちらかではないでしょうか。」

「これはどっちが勝ってもおかしくないね!」

「実力が近い戦いは少しのことでひっくり返るって聞いたことがある。多分この勝負は少しでも隙ができた方が負けるんじゃなあかな。」

 

 

お互いに疲弊して来たが鉄也の攻撃で状況はひっくり返った。

 

(このままじゃキリがない。やっぱり数で押して隙を突く!)

 

すると鉄也は2本へ減らしてた砂鉄を6本へと戻し再び爆豪へ攻める。時間が経ち爆豪のエンジンも温まって来たが6本同時に来られると中々攻めには出られない。しかし爆豪も簡単には捕まらず未だ攻めには転じられないが逆転のチャンスを伺う。そこで一瞬爆豪は鉄也の方へ視線を向けると先程までいた位置に鉄也の位置が見えない。周囲を探そうとした瞬間急に視界がグルリと周り爆豪が地面にうつ伏せの状態で地面に押さえつけられた。さらに上に乗られた状態で喉を腕で締められた

 

「ガハッ!いつの間に⁉︎」

「捕まえたぁ!」ギリギリ

「あ″ぁ!離せクソ野郎が!」

「暴れんな!」ギリギリギリギリ

(や、やべぇ。息が...)

 

首を絞められながらも必死に抵抗するが背中に乗られている上に首まで締められたら十分に酸素は肺へ入らず徐々に爆豪の意識は薄れていく。

 

俺はここで一番になってやる!

上に上がりゃ関係ねぇ。

俺が一位になる。

取るのは完膚なきまでの一位なんだよ!

 

 

(まだだ...こんなとこで負けてらんねぇ!)

「クソがぁぁぁぁぁああああああ‼︎」

「さっさと落ちろ!」

「まだだぁぁぁぁぁああ!」

 

爆豪が声を上げるとともに爆豪がステージに爆破をした。至近距離での爆破でダメージを負ったものの磁場の拘束から逃れられた。

 

「ゴホゴホッ。...往生際が悪いな爆豪。」

「こんなとこで負けてらんねぇだよ俺は。」

「あそこで気絶しときゃ良かったって後悔すんぞ?」

「ハッ。俺が勝つんだから後悔なんてしねぇよ!」

 

爆豪が爆破による加速でこちらに向かってくる。鉄也も砂鉄を集め半身になり構える。ここで話が逸れるが今鉄也達がいるステージは爆豪と鉄也の激闘の余波のせいでステージにはヒビ割れや陥没している所などがステージ全体にある。そして先程の爆破で鉄也はステージ端、爆豪はステージ中央部分へ吹き飛んだ。更にこのステージの形状は凸状になっていてステージ内と場外には段差がある。現在鉄也は今全体がヒビ割れた凸状のステージの端に位置する。そのステージ端で半身に構え左足を後ろへ下げた。それによって鉄也の左足はステージ端ギリギリの所にある。ここでステージ端のヒビ割れた所に重さを掛けるとどうなるだろう?答えはこうだ。

 

「勝つのは俺「ガラッ!」...だ?」

 

左足が沈み気付くと自分は場外へ落ちていた。余りにも急な事で何が起こったか磁場は理解出来なかった。

 

「...は?」

『...あ。』

「...え?」

「...は?」

「...じ、磁場君場外...」

「「「「...えーーーーー⁉︎」」」」

『な、なんだこの結末はー⁉︎あまりに斜め上過ぎて一瞬理解出来なかったー!』

「いやいやいや⁉︎これ無しですよね⁉︎ノーカンですよね⁉︎」

「けど左足はステージから出ちゃってるし...」

「て、てめぇふざけんなよ!こんなんで勝ったとか俺は認めねぇぞ!」

「俺だってこんなだせぇ負け方やだよ!無しって言って下さいよミッドナイト!」

「でも君だけ特別って訳もいけないし。実際に左足は場外に出てるでしょ?」

「ぐっ...。確かにそうですけど...」

 

この納得の行かない負け方に相澤先生に救済を求めた視線を送るが...

 

『.........ハァ』

 

「...マジで?」

「磁場場外。決勝戦進出は爆豪くん!」

「ふざけんな磁場!こんなの認めねぇぞ!」ユッサユッサ

「ハハハ、マケタ?コンナダサイマケカタデ?ウソダロ...」ブンブン




話の都合上少し短くなりました。今回のタイトルは笑撃とも読みますw仕事の事情でまた更新が遅くなると思いますが見て頂けると有難いです。感想待ってます!
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