鉄也のヒーローアカデミア 磁場鉄也:オリジン 作:そうちゃん
(私は磁場恭子。鉄也の母で専業主婦だ。今朝、郵便受けを見ると鉄也が受検した雄英から受験結果であろう封筒が来ていた。それを今鉄也がリビングで開封しようとしている。鉄也の初めての受験でわたしもかなり緊張しているが鉄也の方は私よりも緊張しているだろう。あ!今鉄也が封筒を開けた!え⁉︎急に鉄也が泣き始めた⁉︎...と言うことは落ちたのだろう。何せあの雄英だ。なにせ雄英高校は超難関高校だ。私には慰める事しか出来ないけどそれが私が今出来る精一杯の事だ。)
「あ、あの雄英受けただけでも私は凄いと思うよ?確かにもう雄英には落ちちゃったけどまだ他にもヒーロー科はあるしね?大変だと思うけどまた頑張「...てた。」
「え?」
「...受かってた。」
「え?」
「鉄也雄英入学おめでとー。初めはいきなり泣き出すから落ちたかと思ったよ。何はともあれ無事合格する出来て良かった。この時の為に予約しといた特注寿司取っといたからジャンジャン食べな!」
「いやーありがとう。だけどもし俺が落ちてたらこの予約してた寿司どうなったの?」
「...う、受かるって信じてたから予約してたんだよ。」
「真っ先に励ましてたじゃん⁉︎まぁいいっか別に。それじゃいただきます!」
「食べな食べな!鉄也が好きなネタばっかだから。お父さんは仕事で遅いのは残念だけど気にせず食べな。」
無事に試験に合格し特注寿司をたらふく食べた鉄也は緊張が解けたのかベッドに入った瞬間眠ってしまった。
そして雄英高校入学当時
「...何これ」
「何これって朝食だよ。」
「俺朝からカツ丼なんて食えないしなんで今カツ丼なの。」
「だって雄英高校の初日なんだから気入れないとさ。」
「分からなくもないけど朝からカツ丼はなぁ〜」
「文句言わないで早よ食え。いらないなら下げるよ!」
「わかったよ。いただきます。」(あれ、意外と食えるぞ?)
「どお?うまいでしょ。」
「うん。ありがとう。」
「チャッチャと食べちゃって早く着替えちゃいなよ。」
母の気合い注入カツ丼を平らげ支度を終え玄関へと向かうと柄にもなく母が玄関まで迎えに来た。
「ちゃんと必要な物もった?」
「大丈夫だよ。」
「道間違えないようにね。」
「大丈夫だって。」
「クラス間違えないようにね。」
「だから大丈夫って。じゃあ行ってきます。」
「ちょっと待ちなさい。ネクタイ曲がってるよ。初日なんだからビジッ!と決めないと。...ハイ、これでよし。」
ネクタイを直し終わると母は鉄也の背中をバンッ!っと強く叩き「いってらっしゃい」と大きな声で迎えてくれた。
「あぁ、行ってきます!」
自転車で25分の道のりを緊張と不安と興奮が混ざったような複雑気持ちで自転車を漕いでいるとあの試験の時と同じ場所に来た。正門をくぐり雄英の中に入り一年用の案内看板にし従い教室へと向かう。
(はぁ〜高校時代自体デカイけど教室のドアもデカイな。ここに俺のクラスメイトがいるのか...緊張してきたな。)
一回深呼吸を入れ落ち着かせて教室のドアをあける。入ったそうそう見るからにヤンキーっぽい奴と真面目眼鏡が言い争いをしている。
(早速何かもめてるよ。てかこいつらあのヘドロ乗っ取られ野郎と試験説明よ時の真面目眼鏡じゃん。)
少しクラスメイトに不安を抱いたがスルーしつつ自分の名前が書いてある席に座りこの後のスケジュールでも確認しようとすると誰かに「すみません」後ろから肩をつつかれ振り向くと。
「あ!八百万じゃん!良かった受かったんだな。しかも同じクラスなんて!」
「えぇ、磁場さんこそ合格おめでとうございます。私も知っている方がクラスメイトで嬉しいですわ。」
「こっちも嬉しいよ。同じクラスになったんだからLI○E交換しようよ?」
「は、はい!...来ましたわ。では改めてお願いします。」
「こちらこそよろし「友達ごっこしたいなら他所へ行け。ここはヒーロー科だぞ。」
(誰だこのくたびれた引き篭もり見たいな人?)
急に現れた無精髭を生やした男は何故か入っていた寝袋から出るなり生徒たちを見回すと気だるそうな声で
「はい。静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠けるね。」
急に現れるや否や説教染みた事をしクラスのみんな(誰だこの人)状態だ。
「俺は担任の相澤消太だ。」
(このくたびれた引き篭もり見たいな人が担任かよ⁉︎て事はこの人もプロヒーロー?見た事ないな。)
「さて急だが君たちにはこれ着てグランドに出ろ。」
クラス全員に雄英の体操着が配られた。皆体操着に着替えグランドに既に相澤がいた。
「個性把握テストォ⁉︎」
「え⁉︎入学式とかはどうするんですか⁉︎」
「雄英は〈自由〉な校風が売りだ。それは先生側も然り。入学式に出る時間があるならその時間をヒーローになる為の訓練に使え。時間は有限だ。有意義に使わないとな。」
((...?))
「ソフトボール投げ、立ち幅跳びとかの『個性』禁止での体力テスト。国は未だ画一的な記録を取っていって平均を作り続けていている合理的じゃない。」
相澤先生の説明によると今から『個性』有りの体力テスト行い個人の得意不得意を見つける合理的手段らしい。そこまではいい。その後体力テストのトータル成績がビリの奴は除籍になるらしい。
「災害はいつ何処から来るか分からない世界は理不尽に溢れている。そうゆうピンチを覆すのがヒーローだ。これから3年間雄英は君達には苦難を与え続ける。【Plus Ultra】だ。全力で乗り越えてこい。」
(結果から言おう。超余裕でした。これもしかしたら一位行けんじゃね?って位自分でも良かったと思う。元々自分の個性には自信があったし色んな事が出来るのは分かってたけどここまでとは...。周りもみんな凄い奴ばっかだけど自信が溢れるばかりだぜ。フッ、自分の才能が恐ろしいな。)
自分の才能に浸っていると一人気になる生徒がいた。
(一人全然個性使わない奴がいるけどどうしたんどあいつ?ソフトボール投げで相澤先生になんか言われてるけど平気か?多分あいつ除籍かな?は⁉︎今になって個性使った⁉︎しかも記録結構凄いし!でも指なんか紫じゃね?)
体力テストも終わり遂に結果発表。自分が一位か気になり別の意味で緊張するがビリでは無いので焦りは無い。
「じゃあパパッと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合格した数だ。口頭での説明は時間の無駄なので一括開示する。」
「おおおぉぉぉぉおおお⁉︎チクショー。2位かぁ!」
(1位は八百万か、そういえばあいつの個性なんなんだ?身体から色んなもんポンポン出してたけど。ビリはあの指紫君か)
「ちなみに除籍はウソな」
「「⁉︎」」
「君達の最大限を引き出す合理的虚偽」
(なんだよ、別に焦らなかったけどビックリして損したわ。)
体力テストも終わりこの後は普通に授業があるらしいので皆教室に戻る途中で八百万を見つけた。
「おーい八百万!」
「あら磁場さん。体力テストお疲れ様でした。」
「お疲れ。にしても八百万が1位だったか〜、俺も結構自信あったんだけどな。」
「いえ、まさか私も1位を取れるなんて。先程の持久走はお見事でしたわ。
「いや、まさか急に原付出して来たのはビックリだけどガス欠でリタイアってのもビックリしたわ。八百万と最後まで競い合ってたせいで持久走の後は身体痺れて動けなかったわ。」
「私もまさかついて来られるなんて思っていませんでしたわ。次はプリウスでも出しますわ。」
「え?出せんの⁉︎てか運転出来んの⁉︎」
お互い体力テストの話をし更衣室の近くで別れた。授業は普通の勉強で少し退屈だったが次の授業はヒーロー科らしい『ヒーロー基礎学」でしかもあのオールマイトが務めるらしい。
「わーたーしーが普通にドアから来た!」
(うわー本物のオールマイト初めて見たけどやっぱり風格あるな。)
「ヒーロー基礎学!ヒーローの基礎つくる為様々な訓練を行う科目だ!早速だが今日はコレ!『戦闘訓練』。そしてこれに伴ってこちら。入学前に送ってもらった『個性届』と『要望』沿ってあつらえた戦闘服を着てもらう。」
「「戦闘服だぁぁぁ!」」
「よっしゃ戦闘服だ!これはモチベ上がるなぁ!」
「着替えたら順次グランドへ集まるんだ!」
「「はーい」」
思ったより長くなりました。書いてて思うけど鉄也の個性便利だなって思います。え?鉄也の体力テストの結果を知りたい?じゃあ本人から説明してもらおうかな。
「て事で俺の体力テストの各結果を教えよう。まずは『ソフトボール投げ』コレはなんと1005mも飛ばしんだぜ?凄くね?因みに飛ばした方法は二本のレールの間にボールいてれ発射した。次は『50m走』コレもレールを引いてその上を滑って移動した。記録は4秒ジャスト!早かったけどあの飯田って奴の方が早かったな。次は『握力想定』これは地力で頑張った。左右52だった。障子って奴は500とか出してたっけな?次は『持久走』これは八百万との一騎打ちだったな。あいつの原付にはビックリしたけど最後ガス欠ってのは後味悪かったな。『次は長座体前屈立』...全然ダメでした。さぁ次々!次は『反復横跳び』これは難しかったな。線のところに砂鉄敷いてその上を反発吸引の繰り返しだったけど調整してミスって何回か吹っ飛んだな。『立ち幅跳び』は80mとか凄くね?50m走のレールを上に向けただけだけど少し怖くてチキったわ。最後に『上体起こし』これは背中に砂鉄敷いてこれも反発吸引の繰り返し。120回だったけど腹筋死んだわ。とまぁこんな感じでした。」
鉄也君ありがとね。次は遂に戦闘訓練です。でもクラス21人だからどうしよう。