~ Border Break another ~ その瞳は、何を見る? 作:白銀之鴉
二人は、通路を走り回る戦闘員とドローンに警戒しながらも、走っていく
(やはり、警備は厳しいか…)
通路には、ほぼ、常時戦闘員かドローンが居るため、思うようには動けない。
それに、至るところにある監視カメラもあるため、そちらも警戒しなくてはならない為、実際は少しも動けていない
だが、ゼクスは見付かった際の動きを鴉に教わっているために、今の所は見付かっていない
(今度は、カメラが無い通路か。なら奴等が行った瞬間に…)
今、ゼクスの目の前の通路には、戦闘員が警戒の為、徘徊している。
少しすると、戦闘員が、別の部屋に入る瞬間を狙ってゼクス達は別の通路に、走り、入り込む
(確か、次を曲がれば……)
ゼクスは、次の曲がり角をみると、そこには誰の姿も無く、何も考えずに走ってしまう
(よし、行ける!)
だが、その焦りが油断であった。曲がった瞬間に、近くに監視カメラがあるのに、気付き、バッチリ、二人がカメラに写りこむ
「しまっ!!」
ゼクスは、慌てて隠れようとするが、施設内に再び警報が鳴り響く
《ビー!ビー!ビー!!侵入者を第六カメラのE通路で確認!!直ちに、向かわれたし!繰り返す…》
「急いで!!」
後ろからは、近くに居たドローン部隊と戦闘員が、二人目掛けて走ってくる
「居たぞ!!二人を捕縛しろ!!」
二人は、入るときに通った薄暗い通路に、入り込み、全力で逃げる
後ろからは、銃弾が何発か飛んで来るため、前に女の子を行かせ、後ろにゼクスが付き応戦しながら、通路を走り抜ける
少しすると、エレベーターがある、格納庫に着き、女の子をエレベーターに向かわせる
「きみ!エレベーターのスイッチを!!」
「はい!」
だが、女の子がエレベーターのスイッチを押すと、女の子は叫び声をあげる
「キャアアアアアア!!」
「ど、どうしたの!?」
ゼクスは、慌てて女の子に駆け寄るが、女の子は気絶してしまう。
「まさか、これに電気が!?」
その一瞬だった、ゼクスが女の子を抱えると同時に、戦闘員とドローンが二人を囲む
「動くな!!動けば撃つ」
「く!!」
ゼクスは、銃を構えるか、瞬間、ドローンがゼクスに向け電撃を放つ
「ぐぅぅぅ!!!」
構えてた銃が、落ち、その場に倒れこむ。
「では?ご同行願おうか?ネズミ君?」
「く、くそぉ……」
戦闘員は、二人を拘束すると、とある部屋へと連行する
「入れ」
捕まった二人は、投げ捨てられる様に、とある部屋へと入れられ、ドアを閉められる
「大人しくしていろ。」
戦闘員は、ドア越しに言うと鍵を閉め、立ち去る
戦闘員が居なくなるのを、見計らい、ゼクスは、拘束されながらも、女の子に近付く