ハイスクールD×D~転生せし守り手~   作:bridge

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投稿します!

一気に冷え込んできましたね…(;^ω^)

それではどうぞ!



Life.147~2つの戦い、作戦の行方~

 

 

 

始まった脱出作戦。

 

先手必勝で昴が赤龍砲で空間を支える3つの中心点の内の2つを消し飛ばす。

 

残り1つの中心点が駐車場へと飛び出した面々に死神達と英雄派達が立ちはだかるのだった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ※ ※ ※

 

 

――ギィン!!!

 

 

剣と剣がぶつかり合う音が響き渡る。木場とジークが激しい戦いを繰り広げていた。

 

「ディルヴィング!!!」

 

既に禁手(バランス・ブレイク)し、4本の腕を増やし、それぞれに魔剣を構えるジーク。ジークがその魔剣の1本であるディルヴィングを振り下ろす。

 

「…っ」

 

咄嗟に木場がその場から飛び去ると、今し方、木場が立っていた場所が陥没し、大きなクレーターが出来る。

 

「ハァ!!!」

 

すぐさま距離を詰めた木場がジークに聖魔剣を振るう。

 

 

――ギィン!!!

 

 

その剣をジークは冷静に受け止め、鍔迫り合いとなる。

 

「……気になるかい?」

 

ジークが鍔迫り合いをしながら話しかける。

 

「っ!?」

 

その指摘に、木場は思わず目を見開いた。

 

「木場祐斗。さっきから戦いに集中し切れてないね」

 

言葉通り、木場が戦いに集中し切れていていなかった。その理由は、自身にとっての1番の友であり、尊敬している昴の存在。

 

「何を考えているのかは察しが付くけど、考えるだけ無駄さ。彼はどうせ死ぬ」

 

「…何だって?」

 

その言葉に、木場の視線が鋭くなる。

 

「如何に赤龍帝でも、あのプルートに勝てる訳がない。プルートは冥府でも指折りの実力者だからね。正直、僕じゃ勝てないし、曹操でも相当苦戦するレベルさ」

 

「…」

 

「万全な状態ならいざ知らず、サマエルの呪いで身体が蝕み、ましてや、光を失った彼では話にならない…よ!」

 

鍔迫り合いをしながら、魔剣を木場に対し、横薙ぎする。

 

「…っ」

 

咄嗟に剣を弾いた木場が上半身を後ろに倒し、その斬撃をかわすと、すかさず後ろへと飛び下がり、距離を取った。

 

「もう一方のヴァ―リもサマエルの呪いのせいでまともに戦えないみたいだし、今世代の二天龍も今日で終わりかもね。プルートは二天龍を逃すつもりはないみたいだし」

 

嘲笑するかの如く笑みを浮かべるジーク。

 

「他人の心配より、自分の心配をしたらどうだい? 人間と違って、悪魔は死んじゃったら死後に会えるとは限らないんだからさ」

 

「っ!」

 

思わず頭が沸騰しそうになる木場。

 

 

――俺の心配なんざ、100年はえーよ。

 

 

――てかいい加減、あの程度、超えて見せろ。

 

 

戦いの前に、昴にかけられた言葉を思い出した木場。

 

「……フゥ」

 

一息吐き、沸騰しかけた頭を落ち着かせる。

 

「…そうだね。彼の心配をするなんて、100年早かった。今は目の前のあなたをどうにかする事に集中する事が賢明だね」

 

昴の事を気にかけていた木場だったが、頭を切り替え、目の前のジークに完全に集中する。

 

「ようやく本気になったね。そうでなきゃ、こっちも楽しめないよ! ダインスレイブ!」

 

そう叫び、ジークが魔剣の1本を振るうと、地面から氷の巨大の氷柱が木場に向かって襲い掛かる。

 

「…っ」

 

咄嗟にその場から飛び退いた木場。しかし、氷柱は移動する木場に照準を合わせて襲い掛かり続ける。

 

 

――ガギン!!!

 

 

避け切れなかった氷柱を聖魔剣で叩き落した。

 

「っ!?」

 

氷柱を叩き落とした瞬間、聖魔剣が凍り付き始めた。

 

「くっ」

 

やむを得ず、木場は自身の身体が凍り付く前に聖魔剣を手放した。同時に聖魔剣は凍り付き、地面に落下と共に砕け散った。

 

「良い判断だ…って言いたいけど、足を止めたのは悪手だよ」

 

再びダインスレイブを横薙ぎにすると、再度、膨大な氷柱が木場へと襲い掛かる。

 

「(避け切れないか!)」

 

包囲するかの如く木場に襲い掛かる氷柱。その膨大な数から、もはや避ける事は出来ない。

 

「ならば、叩き落すだけだ! 魔剣創造(ソード・バース)!!!」

 

木場の足元から複数本の聖魔剣が発現され、その内の1本を掴み、二刀流で構え、襲い掛かる氷柱を次々と叩き落していく。

 

「…っ」

 

二振りの聖魔剣を振るい続け、氷柱を叩き落としていく。だが、氷柱に触れた事で当然、剣が凍り付く。その氷が身体に浸食する直前で剣を捨て、すぐさまあらかじめ発現させておいた聖魔剣を掴み直し、氷柱を叩き落とし、凍り付く前に捨てる。これを繰り返す。

 

「頑張るね。けど、いつまで持つかな?」

 

不敵に笑いながらダインスレイブによる氷柱の攻撃を繰り返す。

 

「むっ?」

 

その時、ジークフリートが背後からの気配を感じ、振り返る。すると、そこには数体の龍騎士団が迫っていた。

 

「これが新しい能力か。面白いね。だけど!」

 

動じる事なく、ジークフリートは別の魔剣であるノートゥングを振るい、龍騎士団を一刀両断にする。

 

「スピードだけで、テクニックが全く反映出来てない。そんなものでは僕には――へぇ」

 

表情が嘲笑から感嘆に変わるジーク。木場は龍騎士団の迎撃の際、僅かに氷柱の弾幕が緩んだ隙を狙い、氷柱の包囲網から脱出していた。

 

「次はこっちから行かせてもらうよ!」

 

包囲網から飛び出した木場が再び龍騎士団を生み出し、それぞれに片手に長さのある剣を突き出させ、逆の手に幅のある剣を持たせ、自らの盾代わり構えさせ、ジーク目掛けて突っ込ませた。

 

「龍騎士団の防御を固め、玉砕覚悟で突進させるか。考えたね。これなら反映出来ないテクニックをある程度カバー出来る。…けど、甘い。バルムンク!」

 

新たな魔剣を突き出すと、その魔剣に、膨大なオーラがドリル状に纏い、空間を削りながら迫る龍騎士団に襲い掛かる。

 

 

――ゴォッ!!!

 

 

龍騎士団は螺旋状のオーラで次々刈り取られ、霧散していく。

 

「拍子抜けだね。これ以上は楽しめなさそうだから、もう終わりにしようか!」

 

そう宣言したジークが木場との距離を一気に詰める。残った龍騎士団の攻撃をやり過ごしながら突き進む。そして、木場の前の最後の龍騎士団の1体がジークに斬りかかる。

 

「これで最後だ!」

 

最後の龍騎士団の1体をやり過ごし、本体へと斬りかかろうしたその時、これまで単純な動きしかしてこなかった龍騎士団が柔軟な動きをし始めた。最後の1体が、迎撃の為に雑に振るったジークの魔剣を掻い潜り、ジークの腕目掛けてその剣を振るった。

 

 

――ガギィン!!!

 

 

しかし、ジークは自身に迫る剣を難なく受け止めた。

 

「出し抜いた。とでも思ったかい?」

 

ニヤリとしたジーク。同時に最後の1体の腹に魔剣を突き刺した。

 

 

――フッ…。

 

 

同時に、最後の龍騎士団の後方にいた木場がフッと姿が消えた。

 

「やっぱり幻影だったか。僕が龍騎士団の弱点を掴み、油断した所を狙うつもりだったんだろうけど、考えが甘かったね」

 

最後の1体の甲冑の兜が割れると、そこから木場の顔が覗かせた。

 

「っ!? 祐斗ぉっ!!!」

 

その光景を見たリアスが悲痛な表情で叫ぶ。

 

「龍騎士団の1体がやけに消極的な動きしかしてなかったからすぐにピンときたよ。大方、僕が騎士団の対処に意識を割いた瞬間に入れ替わったんだろうけど。惜しかったね。相手が僕じゃなきゃ、通じていたかもね」

 

腹を串刺しにされた木場の両手がだらりと落ち、その手から剣が零れ落ちる。

 

「さよなら、木場祐斗。すぐに赤龍帝も後を追って――」

 

 

――ザシュッ!!!

 

 

勝利を確信した瞬間、ジークの腕の1本が飛んだ。

 

「なっ!?」

 

突然の事に状況が掴めず、ただただ驚愕するジーク。

 

「勝った…と思ったかい?」

 

突如として、木場の幻影の傍で倒れ伏していた龍騎士団の1体が動き出し、ジークの腕を斬り落とすと、口を開き、甲冑を脱ぎ捨てた。すると、そこから木場が姿を現した。

 

「祐斗!!!」

 

リアスの表情が悲痛から歓喜へと変わった。

 

「バカな!?」

 

ジークが先程串刺しにした龍騎士団に視線を向ける。すると、先程串刺しにした龍騎士団の甲冑の中の木場の姿がフッと消えた。

 

「それも幻影だよ。龍騎士団には僕のテクニックは反映出来ないと思っているようだけど、もちろん、以前までは出来なかった。だけど、鍛錬を重ねて1体にだけ絞れば、僕自身のテクニックを反映は出来るようになったんだ」

 

「っ!?」

 

驚愕の表情で木場に振り返るジーク。

 

「もっとも、その1体に僕のテクニックを反映させて操作すると、残りの騎士団達はより単純な動きしか出来なくなっちゃうのが難点ではあるけどね」

 

「…っ! だから、双剣の片方を盾に、もう片方を突進させた訳か…!」

 

「ご名答」

 

ニヤリと笑みを浮かべる木場。

 

「後は知ってのとおり、僕の幻影を後方において、僕のテクニックを反映出来る龍騎士団を敢えて(・・・)動きを消極的にしつつ油断を誘い、それを読まれた時の為に本体である僕が策を看破して油断し切った君を狙う。二段構えの策さ」

 

全ては木場が描いた作戦。龍騎士団の弱点を掴ませ、油断した所を狙う。万が一、それが読まれても、弱点を誤認させ、作戦を見切ったと思い込んだ所を本体である木場が狙う。

 

「曹操には二段構えでも通用しないどころか、逆手に取られたけど、あなたには通用したみたいで良かったよ」

 

「くっ! だが、まだ腕の1本さ。この程度で――っ!?」

 

仕切り直して反撃に打って出ようしたジークだったが、突然、片膝を付いてしまった。

 

「な、何だ、このダメージは!? …まさか、これは!?」

 

想像以上のダメージに驚愕するジーク。

 

「ええ。これは龍殺し(ドラゴン・スレイヤー)の聖剣。ドラゴンを冠する神器(セイクリッドギア)有する君には堪えるでしょう?」

 

手に持った聖剣を前に翳す木場。

 

「白龍皇や、それこそ、オーフィスさん対策に以前から少しずつ鍛錬してはいたんだけど、君が現れた事で急ピッチで完成させたんだ。今では聖剣だけじゃなくて、魔剣はもちろん、聖魔剣にだって出来る」

 

「ジャンヌでさえ、龍殺し(ドラゴン・スレイヤー)の聖剣を創り出せるようになるのにかなり苦労したって言うのに、君は短期間で。…曹操の言ったとおりか。大した才能だよ…!」

 

悔しさを滲ませながら語るジーク。

 

「さて、いい加減、あなたを倒さないと、今日まで僕の鍛錬に付き合ってくれた昴君に何を言われるか分からない。…だから」

 

木場は剣の切っ先をジークに向け…。

 

「ここで仕留めさせてもらうよ」

 

殺気を強めながら告げた。

 

「…っ」

 

立ち上がったジークが木場の動きに注視しながら少しずつ後退りながら一定の距離を保っている。

 

 

――ギィィィン!!!

 

 

その時、甲高い金属音が一帯に響き渡った。

 

「「っ!?」」

 

2人が思わず音のした上空に視線を向けると、そこには高速で動き2つの光が線を描きながら激しくぶつかり合っていた。

 

 

――ギィィィン!!! ドォォォォォッ!!!

 

 

2つの光がぶつかり合う度に激しい金属音と共に衝撃と震動が駐車場一帯に轟いていた。

 

「あれは、昴君とプルート……っ!?」

 

昴とプルートの戦いに視線を向けた木場。その時、視線をジークに戻すと、ジークの周囲に霧が集まり始めていた。

 

「くっ、逃がすもの!」

 

その霧がゲオルクの手のものであるとすぐさま見抜いた木場がジークとの距離を詰め、聖剣を振り下ろした。しかし、紙一重でジークがその場から姿を消してしまった。

 

「逃げられたか…」

 

トドメを刺す事が出来ず、悔しがる木場。

 

「昴君…」

 

木場は、激しくぶつかり合う昴とプルートの戦いに、改めて注目するのだった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ※ ※ ※

 

 

――ギィィィン!!!

 

 

けたたましい金属音が鳴り響く。

 

昴とプルート。両者の戦いが始まると、村雨を握った昴と、鎌を構えるプルートが空中を高速で飛び交いながら激突を繰り返していた。

 

 

――ギィィィン!!!

 

 

再び、両者が激突すると、金属音と衝撃波を震わせながら鍔迫り合いを始める。

 

《なかなかやりますね。さすがは赤龍帝、と言ったところでしょうか》

 

「…」

 

村雨と鎌がぶつかり合い、その場で互いの武器を押し合っていく。

 

 

――ガギィン!!!

 

 

互いに武器が弾かれると、同時に後方へ下がり、距離を取って対峙した。

 

《フフッ、目が見えない状態で存外頑張りますね。しかし、いつまで凌げますかね?》

 

余裕を感じさせる声のプルート。

 

「この程度か?」

 

これまで沈黙を保っていた昴が口を開く。

 

「最上級死神と聞いて少し構えていたが、拍子抜けもいいところだ」

 

《この程度? 何を言い出すかと思えば――》

 

突如、プルートの姿が昴の眼前から消え…。

 

《――私はまだ、全く底を見せていませんよ?》

 

昴の背後に現れ、昴の首を刈り取るべく、その鎌を横薙ぎした。

 

 

――ブォン!!!

 

 

鎌が首に触れる直前、昴はその場で屈み、その鎌をかわす。

 

 

――スッ…。

 

 

その体勢から背後のプルート目掛け、右足で蹴りを見舞った。胸部へと向かう蹴り、プルートは鎌の柄で受け止めた。

 

《おや? この程度のスピードならついて来れ――》

 

 

――ヒュッ…。

 

 

右足の蹴りがプルートの柄にぶつかると、右足の制服の裾から棒手裏剣が数本飛び出し、プルートに襲い掛かる。

 

《それがどうかしましたか?》

 

しかしプルートは一切避ける事なく、飛んで来た棒手裏剣は自身の仮面に弾かれた。

 

《こんな玩具で私をどうにか――っ!》

 

余裕の反応をしていたプルートが一変する。自身の足元いたはずの昴の姿が消えたからだ。

 

《っ!?》

 

気配を感じ取ったプルートがそちらへ視線を向けるとそこには、逆さの体勢で、一撃の威力重視の弓である、多幻双弓を構えている昴の姿があった。

 

 

――バシュッ!!!

 

 

目一杯弦を引いた手が放され、プルート目掛けて高出力のオーラの矢が放たれた。

 

「…」

 

身体の上下を元に戻した昴が弓を下ろす。

 

《…っ》

 

昴の視線の先には、プルートの姿が。さすがにこのオーラの矢は避けざるを得ず、回避行動を取った。その衣服のローブの肩付近からは煙が上がっており、昴の放ったオーラの矢の威力の大きさを物語っていた。

 

《…なるほど、大口を叩くだけの事はあるようですね》

 

ローブの煙を払うプルート。

 

「……以前、最上級悪魔であるタンニーンと修業する機会があったんだが」

 

唐突に、昴が語り始める。

 

「あのヒトの実力は半端じゃなかった。互いに手合わせだったから一線を超える事はなかったが、もし、本気で殺し合いをしたなら、正直、今でも勝てるかは分からない」

 

《突然、何の話です?》

 

話の意図が分からないプルート。

 

「同じ最上級でも、あんたはそれほどでもないな。タンニーンが強すぎるのか、それとも死神が大した事ないのか、それとも…、ただ単にあんたが最上級死神の肩書きだけで大した事がないのか」

 

フゥと呆れ顔で昴が一息吐いた。

 

《っ!? コウモリの羽を生やしたトカゲ風情が! 下手に出ていればつけ上がりよって!!!》

 

プルートのオーラが膨れ上がる。

 

《ならば情けをかけるのはここまでだ! 今すぐその薄汚い命ごと刈り取ってくれるわ!》

 

 

――ガギィン!!!

 

 

プルートが昴に突っ込み、鎌を振るい、昴が弓でその一撃を受け止める。

 

「…っ」

 

一撃を受け止めた昴だったが、その勢いに押され、地面へと叩き落される。

 

「っと」

 

地面に両足を付け、足を滑らせながら体勢を整えようとする昴。しかし、間髪入れず、プルートが追撃をかけるべく降下し、昴に対して鎌を振り下ろした。

 

 

――ドォッ!!!

 

 

すかさず昴が後方に飛び退くと、振り下ろされた鎌が地面に叩きつけられ、大きな音を立てて陥没する。

 

《逃がしませんよ!》

 

下がる昴との距離をすぐさま詰めたプルートがさらに追撃をかける。

 

《さっきまでの威勢の良さは何処に行きましたか!?》

 

怒り心頭のプルートが昴に向けて縦横無尽に鎌を振るい続ける。

 

「…っ」

 

昴は自身に襲い掛かる鎌を後ろに下がりながら身体を振り、何とかかわしていく。

 

《さあさあ! 手を出さなければ私は倒せませんよ! それとも、私の鎌をかわすので手一杯で手が出ませんか!?》

 

下がる昴に対し、一切間を与える事無くプルートは鎌を振るい続ける。

 

「っ!?」

 

鎌をかわしていた昴だったが、下がった拍子に瓦礫に躓き、バランスを崩してしまう。

 

《マヌケですね! 己の愚かさを後悔しながら死になさい!》

 

好機と見たプルートがバランスを崩した昴目掛け、その鎌を振り下ろした。

 

 

――ドォッ!!!

 

 

振り下ろされた鎌は昴の脳天から斬り裂かれ、真っ二つになった…。

 

《っ!?》

 

勝利を確信したプルート。その時、真っ二つになった昴がまるで蜃気楼の如くフッと姿を消した。

 

「ようやく隙が出来たな」

 

《なっ!?》

 

背後から響く昴の声。プルートが振り返ると、自身の頭上に舞い上がる、昴の姿があった。

 

 

――ガギィン!!!

 

 

村雨に持ち替えた昴がプルート目掛け、渾身の一撃を振り下ろすと、プルートは紙一重でその一撃を鎌の柄で受け止めた。

 

 

――ゴォッ!!!

 

 

同時に、昴の一撃の圧力で、プルートの立っていた足場が大きく陥没した。

 

《…っ、小癪な…!》

 

プルートが村雨を弾き飛ばそうと力を込める。

 

『Boost!!!』

 

昴は自身の力を倍化させる。

 

《…っ!》

 

圧力が倍になり、頭上に掲げた鎌が下がった。

 

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!!』

 

そこで終わらず、さらに倍化を重ねていく。そして…。

 

 

――キィィィン!!!

 

 

とうとうその圧力に耐えられなくなり、鎌の柄は真っ二つとなった。

 

《なっ!?》

 

驚きを隠せないプルート。咄嗟に上半身を後方に退いた為、ギリギリで刀をかわす事は出来た。

 

「これで決める」

 

昴は村雨から両手を放すと、両手に氣を集め始めた。

 

《…っ》

 

まずいと見たプルートが昴から距離を取ろうとする。

 

「逃がすかよ。ディープ…インパクト!!!」

 

 

――バギィッ!!!

 

 

それよりも速く昴がプルートの懐に飛び込み、右手に乱回転させた氣で身体の外部から、左手に集めた氣を身体の内部から打ち込み、身体の外内同時に攻撃を加えた。

 

《ガッ!!!》

 

苦悶の声と共にプルートの身体はくの字に折れ、背後に高速で吹っ飛んでいった。

 

「手応えありだ」

 

突き出した両手を引いた。

 

《ガッ…グッ…貴様…!》

 

ホテルの壁に激突したプルート。ディープインパクトのダメージは確実に受けており、立ち上がれずにいた。

 

《っ!?》

 

その時、プルートの被る仮面の中心から縦に亀裂が入り、その片側が落下。プルートは慌てて剥き出しになった片側を手で抑えた。

 

「どうやら、ご自慢の仮面が剥がれたみたいだな。しかし、この様じゃ、道化の中の顔を拝めそうにない。残念だ」

 

見えなくなった自身の両目に絡めた皮肉を飛ばす昴。

 

《貴様…! 許さんぞ。この屈辱、何倍にもして――》

 

 

――ドォォォォォッ!!!

 

 

怒りでその身を震わせるプルート。しかし、昴は言い終えるより早く村雨を構え、プルート目掛けて赤龍砲を発射した。

 

「死神と2度も顔を合わせるなんざ、縁起が悪いから御免だ」

 

フゥッと溜息を吐きながら昴はぼやいた。

 

「昴君!」

 

両者の戦いが終わるとそこへ、木場がやってきた。

 

「おー木場。首尾はどうだ?」

 

「…ごめん、逃げられたよ」

 

申し訳なさそうに告げる木場。

 

「勝ったんだろ? なら上出来だろ」

 

「…そう言ってもらえると救われるよ」

 

その言葉に、木場の表情が綻んだ。

 

「君はさすがだね。あの最上級死神のプルートをいとも簡単に――」

 

「――簡単…じゃねえよ。…ハァ…ハァ…!」

 

遮るように口を挟む昴。同時に、息を切らしながら村雨を杖代わりにして身体を支えた。

 

「っ!?」

 

ここで木場が気付く。昴の額から滝のように汗が滴っており、呼吸もかなり弾んでいる事に。

 

「ハァ…ハァ…。最上級死神プルート。その名に恥じない実力者だった。余裕かまして怒りを煽って、一瞬の隙を突かなきゃ、どうなってたか…」

 

戦闘中は余裕の素振りを見せていたが、実際は余裕など一切なかったのだ。

 

「…フゥ。後、やっぱり視覚に頼らない戦いは、精神的にも肉体的にも消耗が激しい。長丁場になったら、負けてた…かもな」

 

「…けど、プルートを倒せたんだからそれで――」

 

「――いや、倒せてねえ」

 

「えっ!?」

 

「俺の砲撃が当たる直前に奴の気配が消えた」

 

赤龍砲がプルートに直撃する直前、フッとプルートの気配が何処かに消えたのを昴は探知していた。

 

「っ!? まさか、ゲオルクが!?」

 

覚えがあった木場が思わず声を上げた。

 

「…その物言いからして、ジークフリートもか。ったく、面倒なこった」

 

思わず溜息が出る昴。

 

「昴! 祐斗!」

 

そこへ、リアスがやってきた。

 

「良かった…。信じていたわ。さすが、私の自慢の眷属ね」

 

「お褒めに預かり、光栄――っ!?」

 

おどけて返事をしようとした昴の表情が引き締まる。

 

「昴?」

 

「……どうやら、まだまだ正念場は終わらないみたいだ」

 

「「えっ!?」」

 

昴の言葉に驚いた2人が周囲を見渡すと、周囲に霧が集まり始め、そこから周囲を埋め尽くす程の死神達が現れた。その数は300を優に超えていた。

 

「…物量で押し切るつもりね」

 

死神の鎌は、触れれてしまえば生命力を削られる。数で押されてしまえば、その身は危険に晒される。

 

「あらあら、これは大変ですわね」

 

そこへ、朱乃も合流した。

 

『…』

 

4人がそれぞれ背中合わせとなって死神と対峙。死神達はジリジリとその包囲網を縮めていく。

 

「…リアス、朱乃。ホテルの入り口を塞ぐ死神を攻撃してくれ。後は俺と木場で道を切り開く」

 

「…分かったわ」

 

「任せてちょうだい」

 

昴の提案に頷いた2人が魔力を集め…。

 

「消し飛びなさい!」

 

「雷光よ!」

 

 

――ドォォォォォッ!!!

 

 

言われた通り、ホテルの入り口付近で構える死神達に滅びの力、雷光を打ち込んだ。

 

「よし、ホテルに逃げ込め! 木場、行くぞ!」

 

「了解!」

 

昴の号令を合図に4人は動く。昴と木場が先頭を走り、残った死神と、新たに道を塞ぎ始めた死神を斬り捨て、道を切り開いた。

 

《逃がすな、追え!》

 

指揮系統を努める死神が号令を飛ばすと、死神達がホテルに駆け込む昴達を追撃する。

 

「…っ」

 

ホテルの入り口で立ち止まり、他の3人がホテル内に入り込んだ後、昴は連射重視の弓、餓狼爪を展開し、自分達に迫る死神達に大量のオーラの矢を放ち、牽制した。

 

「黒歌、頼む!」

 

「合点♪」

 

頭上に向かって昴が合図を出すと、黒歌はホテルに全体に結界を張り、昴は結界が張られる前にホテル内に逃げ込んだのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・

 

 

《奴らを逃がすな! 必ず二天龍は仕留め、オーフィスを手に入れるのだ!》

 

指揮官が指示を飛ばし、死神達が各々、張られた結界に攻撃を加え、突破を試み始めた。

 

「やあ」

 

空間を支える最後の中心点を守っていたゲオルクの前に、ジークがやって来た。

 

「手酷くやられたみたいだな」

 

「…油断したよ。まさか、短期間であそこまで成長しているなんてね」

 

肩を竦めるジーク。視線をホテルに移す。

 

「頑張ってるね、死神達。突破出来そう?」

 

「時間の問題だろう。既に、ルフェイ・ペンドラゴンはこの空間にはいない。グレモリー眷属で魔法に長けたロスヴァイセもいないとなれば、あの結界を張っているのは猫又の黒歌だろうが、奴ではこの規模の結界を張れば、その強度もたかが知れている」

 

「だよね。…それじゃ、後は外部からの敵の増援が来るまでに目的が果たせるか、だけど」

 

「それも問題ない。この空間は特別仕様だ。仮に、初代孫悟空が来ても、短く見積もっても、後丸1日は侵入出来ない」

 

「なら、問題ないね」

 

懸念点が解消され、笑みを浮かべるジーク。

 

「それにしても、ここに来て籠城なんてね」

 

「後は死神達に任せればいい。プルートの命を救ったんだ。文句は言われないだろう」

 

目的が達成するまで、静観を決め込むのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・

 

 

――パリン!!!

 

 

《今だ、進め!》

 

とうとう、結界が破られ、死神達が一斉にホテル内に雪崩れ込んだ。

 

《オーフィスさえ確保してしまえば、残りは始末して構わん!》

 

ホテル内に侵入した死神達がオーフィス達の探索を行う。

 

 

――ドォォォォォッ!!!

 

 

階段に死神が入り込むと、頭上から砲撃が飛来し、死神達を消し飛ばす。

 

《怯むな! 進め!》

 

しかし、死神達は一切怯む事無く、向かってくる。

 

「…キリがねえな」

 

どれだけ砲撃を撃ち込んでも次から次へとやってくる死神達にげんなりしながら下がる昴。

 

各所で抵抗を続ける昴達。しかし、数の暴力で押し返す事が出来ず、徐々に追い込まれていく。やがて、先程、この空間の中心点の1つがあった2回ホールまで防衛線を下げていった。

 

《いたぞ!》

 

ホールに続々やって来た死神達。その視線の先に、オーフィスを始め、リアスとグレモリー眷属達、ヴァーリチームの面々もいた。

 

《かかれ!》

 

指揮官が号令をかけると、ホールに侵入した死神達がオーフィスを守るように前に立つリアス達目掛け、襲い掛かった。

 

「…昴、どう?」

 

「…頃合いだ。大多数の死神達がこのホテルに入り込んだ」

 

「了解。…黒歌、今よ!」

 

「りょーかい♪」

 

リアスからの合図を受けた黒歌が魔力を展開すると、リアス達を覆うように魔方陣が現れた。

 

《っ!?》

 

突然現れた魔方陣に驚くも、死神達は構わず突進。

 

「じゃあな、死神達」

 

挨拶の言葉を昴が残すと、昴達はその場から姿を消したのだった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・

 

 

「時間かかってるねー」

 

ホテルの外で戦況を見守るジーク達。

 

「……ん?」

 

その時、ゲオルクが魔力の波動を感じ取った。

 

「何かあった?」

 

「ホテルから魔力が……これは、転移の魔術式?」

 

「転移? この空間からは逃げられないんじゃないの?」

 

「ああ。だが、確かに感じた。…むっ?」

 

その時、ゲオルクが、ホテルの外に僅かに残っていた死神達が姿を消したのを捉えた。

 

「なっ!?」

 

そして、入れ替わるようにリアス達が姿を現したのだった。

 

「今の転移の魔術式は、ホテルの外の死神達と、リアス・グレモリー達を入れ替える為の…」

 

「まさか、ホテル内に死神達を誘い込んで、その隙に僕達を倒すつもり? 甘いね。死神達が外に出てくるまでの時間くらい、容易に稼げて――」

 

「今よ!」

 

ホテルの外に現れたリアスが号令を飛ばす。

 

「分かった」

 

頷いたのはオーフィス。オーフィスがホテルに向かって右手を翳す。

 

「っ!? まずい!」

 

状況を理解したゲオルクがホテル内に霧を飛ばそうとする。

 

「もう遅い。全員、備えろぉっ!!!」

 

そう叫ぶのと同時に…。

 

 

――ドゴォォォォォォッ!!!

 

 

オーフィスの右手が光ると、ホテルを中心に、膨大な爆音と共に、爆発が起こった。

 

「こっちにゃ!」

 

既に備えを施していた黒歌が呼び込むと、リアス達が一斉に集まり、迫り来る爆発の衝撃をやり過ごす為の結界を張る。

 

「うにゃ! こ、これは、もつかにゃ…!」

 

「泣き言言わないで下さい! 私も手伝いますから!」

 

思いの外、爆発の衝撃が強く、堪える黒歌だったが、小猫が支えるように仙術を黒歌に注ぎ込んだ。

 

やがて、爆発が治まり、爆煙が治まると…。

 

「「っ!?」」

 

視界がクリアになり、飛び込んで来た光景に言葉を失うゲオルクとジーク。

 

「…さすがオーフィス。力が弱ってもこの威力か。オーバーキルだ」

 

苦笑する昴。ホテルは、跡形もなく消し飛んでいたのだ。

 

「…っ、ホテルに逃げ込んだのは、時間稼ぎの籠城の為ではなく、死神達を1ヶ所に集める為か…!」

 

ワナワナと震えながら言葉を捻り出すゲオルク。

 

「ご名答♪」

 

ニヤリとする昴。

 

時は、作戦会議時まで遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ※ ※ ※

 

 

『1つ、確認したい事が、ルフェイ』

 

『は、はい、何でしょう!』

 

『この空間の外には転移は出来ないって話だったが、この空間内なら転移は可能か?』

 

『? はい。それ位でしたら』

 

昴の問いに頷くルフェイ。

 

『俺の見立てでは、敵の主戦力である、プルートとジークフリートを退けたら、素直に撤退するか、数を増やして物量で押し切ろうとしてくるか、まず後者だろう』

 

『…』

 

昴の言葉に耳を傾ける面々。

 

『その場合、前衛は速やかにホテルに撤退。籠城するように見せかける。…黒歌。俺が合図を出したら、ホテル全体を結界で覆ってくれ』

 

『にゃ? 私は結界系はルフェイ程得意じゃないから、ホテル全体を覆う程の結界張ったら、数分ともたないよ?』

 

『それでいい。俺達が1ヶ所に集まる為の時間が稼げれば充分だ』

 

『…それから?』

 

リアスが続きを尋ねる。

 

『ホテル内に逃げ込んだら、俺達は1ヶ所に集結しつつ、敵勢を出来るだけホテル内に引き込む。大半をホテル内に集めたら、俺達はホテルの外に転移する。そして、外からホテルごと消し飛ばして敵を一掃する』

 

『っ!?』

 

昴の作戦を聞いた面々は言葉を失う。

 

『…だ、大胆な作戦を思い付いたものだ』

 

退き笑いを浮かべるゼノヴィア。

 

『てな訳で、悪いが、この空間の外に脱出する為の魔法の他に、ホテルの内部から外に出る為の魔方陣も構築して、他の奴でも扱えるようにしてほしいんだが、出来るか?』

 

『はい! 幸い、この空間内においての転移は特に妨害はされていないみたいですので。何なら、ホテルの外にいる誰かと入れ替わるようにしておきましょうか? さすがにゲオルクさんは無理ですが、それ以外なら可能だと思います!』

 

『そこまで出来るなら尚良しだ』

 

『分かりました! 任せて下さい!』

 

『よし、後は、ホテルに誘い込んだ敵の一層だ。残ったメンバーでありったけの――』

 

『我がやる』

 

その時、沈黙を保っていたオーフィスが名乗りを上げた。

 

『我が狙われているなら、我がやるのが筋。このホテルを破壊する程度の力は残ってる』

 

『…分かった。なら、その言葉に甘えよう』

 

オーフィスの提案に昴が頷いた。

 

『決まりだ。てな訳で、皆、追加でよろしく頼む』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ※ ※ ※

 

 

これが、先の作戦会議で追加で決まった作戦だ。作戦は功を奏し、死神達は一掃。この空間は、ホテルが消し飛んだ影響で荒廃し、ゲオルクが装置を防衛した事で辛うじて維持出来ていた。

 

「チェックメイトよ。もはや死神はいない。残っているのはあなた達だけ」

 

ゲオルク達に向き直ったリアスが告げる。

 

「…潮時か」

 

「…っ」

 

ゲオルクは肩を落とし、ジークは表情を歪めていた。

 

「お前ら2人…特にゲオルクは逃げられると面倒だ。ここで――」

 

昴が残った2人の掃討に乗り出そうとしたその時!

 

 

――バチッ!!!

 

 

突如として、異音と共に空間に歪みが生じた。

 

「なに? 空間に穴が? 何者かがこの空間内に入ろうとしている?」

 

リアスがこの空間に侵入しようとする気配を感じ取る。

 

「っ!?」

 

昴が目を見開く。

 

 

――旧魔王の末裔には、くれぐれも気を付ける事だ。

 

 

曹操が言い残した言葉を思い出す昴。

 

旧魔王の末裔、ヴァーリは論外。クルズレイ・アスモデウスは既にサーゼクスによって討たれ、シャルバは昴…正確には刃が討った。残るのはカテレアだが、今更カテレア・レヴィアタンが昴達や三大勢力に害を及ぼす行為をするはずがない。

 

「……まさか、生きていたとはな。…シャルバ!」

 

姿を現した者を睨み付けながら叫ぶ昴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「久しいな、赤龍帝。…ヴァーリ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧魔王の末裔、シャルバが現れた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ※ ※ ※

 

 

始まった2つの戦いは、それぞれ、木場、昴が勝利を収めた。

 

残った死神達の軍勢も、昴の考案した作戦の下、一掃に成功した。

 

残るはゲオルクとジークのみとなり、戦いは終焉を迎えると思ったその時。

 

かつての倒したはずのシャルバが、現れたのだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 





キリの良い所まで書いたらまさかの文字量…(;^ω^)

読まずに溜まっていたラノベを消化していたら2週も空いてしまいました…(>_<)

おかげで1巻しか読んでいなかったジュニア・ハイスクールd×d読了出来ました…(^-^)

2025年も残り約1ヶ月と半分。健康で今年も終えたいものですね。ちなみに去年は年末に体調壊して大晦日から年明け2日まで寝込みましたorz

感想アドバイスお待ちしております。

それではまた!
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