*注意
オリ主がいます!ご注意ください!
話の展開は蝸牛並、戦闘描写力はあまりありません、ごめんなさい!
多作品のキャラもいます!
『私は一向にかまわんっっ‼』の方、ありがとうございます!
なんということでしょう。目が覚めたのは朝の9時ですよ。結局寝付けなかったからな。お隣のおバカ共がドンパチするわで耳が痛い。
「どーしよ…さぼろっかなー」
掲示板じゃテストもねえし、ろくなクエストもねえし強襲科にいってもすることねえし、今日は寝過ごそう!と思った矢先に携帯が鳴る。
「もしもし?」
『ユーキャンノッ』
速攻で切る。なんでジークの野郎にモーニングコールされなきゃなんねえんだよ!てかまた鳴ってるしよ!
「んだよジーク!なんのようだ!?」
『HAHAHA!ノブツナ、おはよう!』
「5秒以内に言え。切るぞ」
『なに、頼み事を思い出したのだ。朝食も用意しているぞ』
「…仕方ねえな。ちょっと待てっろ」
『40秒で支度しな!』
「やかましいわ!」
言われるもなく、40秒以内で支度はしました。
「で、どこで待ってんだ?」
『このままベランダまで来てくれ』
指示通りにベランダに出てみると、ジークがクルーザーに乗ってドヤ顔で待っているのが見えた。豪華なクルーザーを見るところさすがは『何でもやるわよ』をコンセプトとしたハワード・コネクションだな。
クルーザーへと飛び乗っていざ学校があるメガフロートへ。ジークの部下の人が朝食を運んできた。牛乳にトーストにシーザーサラダとハムエッグ。うん、コメントするまでもない
「朝食セット、590円でございます」
「とるのかよ!?」
安くもなく高くもねえ料金だなおい!…まあおいしいけどさ
「頼み事はなんだ?碌でもねえことだったら今すぐ金返せよ?」
「そう急かすな。話は簡単だ。『武偵殺し』の共犯者を捕まえるのを手伝ってくれ」
また『武偵殺し』か。気になったから昨日ちょろっと調べたけども、犯人はとっくの前に逮捕されている。…まあ昨日の朝にキンジを襲った輩が『武偵殺し』だとすれば模倣犯か共犯者かもしくは…
「…世間様は犯人は捕まったと思っているが、あれは明らかなフェイクだろう」
「だよねー。手がかりはあんのか?」
「サウスタウンで爺様が似た様な事件に襲われてな。まあ無事なんだけど」
「お前の爺さんが死ぬ姿は思い浮かばねえよ」
「それで爺様が調べたところ、『マッドギア』の残党の仕業ときた」
マッドギア。たしかサウスタウンの隣町、メトロシティとかいう街であれこれやってた犯罪組織。市長の娘を攫ったことで市長の逆鱗に触れてしまい、筋肉もりもりマッチョの市長に潰されたというお茶目な組織だったな。
「てか、お前の爺さん狙うとか命知らずだろ」
「オレもそう思った。で、爺さんが残党の一人をとっちめて問い詰めたらジャパーンで『武偵殺し』とつるんでいることがわかった。爆弾の手口もそいつに教えられたようだ」
「ようはその奴さんに雇われたってところか」
「良く調べないとわからんな。偽名で依頼を出している。Sランクだ。頼めるか?」
さて、報酬はあまり期待しないがどうしようかなー。こちとら退屈はしているが…
「とりあえずは乗ってやるよ。」
「うむ。助かる。…ところで、学校はどっち方面だっけ?」
「え?」
この後めちゃくちゃ迷ってめちゃくちゃ遅刻した
__職員室
「あー、やっぱり乗るんじゃなかった…」
学校に着いたものの、まさか先生たちがスタンバっていたとは…案の定捕まり職員室へ連れて行かれたンゴ。ジークの野郎は笑顔で俺を囮にして逃げやがった。会ったら殴る。
「犬塚ぁ、始業式早々さぼるたぁいい度胸してんじゃねえか」
「あ、犬塚君は2年A組ですよ?」
「いやー教室わからんかったんですよねー、高天原先生、かんぴょう先生」
「蘭豹だ!ぶっ殺すぞ!」
俺を心配してくれる眼鏡の笑顔を絶やさない穏やかな女神なのが高天原先生、『ぶっ殺す』とかぶっそうなことを言うのがらんぴょう先生。てか教師が物騒な事言っていいのかいな
「よかった、教室が分からなかったんですね。これで来てくれますね?」
「あー、どうしよっかなー…」
「ゆとり、こいつを甘やかすな。去年なんか半年も授業をさぼっていたアホだぞ?」
「ままま、そう怒らないで下さいよ、伝票先生」
「蘭豹だ!」
ウガーと俺に怒鳴る信憑先生。そんなに怖いから彼氏が…おっとその話はやめておこう。マジで殺されるかもしれん
「どうせお前は2年生になっても屋上でさぼるんだろ?」
「さっすが蘭豹先生。わかってるー」
「そこで、罰としてお前に課題を与える」
「あ?課題ですと?」
「今月中にSランク任務を最低3つこなしてもらうぞ」
あ、なーんだ余裕っすよー。それならゆっくりやっても怒られはしねえし、存分に屋上で寝過ごせる。
「それだったらお茶の子さいさい。軽ーくジャブ程度で片づけてやりますよ」
時は金なり。俺は早々に去って屋上でシェスタでもしたいのだ。職員室を後にしようとすると思い出したかのように蘭豹先生が付け加えた。
「あ、今週中に1つやらないと退学にするからな」
「鬼!悪魔!バツイチ!」
『誰がバツイチだ!ぶっ殺す!』と叫んでS&W M500を発砲する寸前に俺はダッシュしてその場を離れた。スマヌ高天原先生、あの野蛮人を止めてくれ。つか今週かよ!?今日は木曜だし早くやらねえとやべえ!こうなったら…頼めるのはあいつしかいねえ!俺は走って屋上へ向かう。そして扉を蹴り開けて、いつも屋上で景色を眺めているあの子に話しかける
「レキィィィッ‼手を貸してくれぇぇぇっ‼」
俺は三回転半・空中スピン・ジャンピングスライディング土下座をレキの前でやった。去年はトリプルアクセルフライング土下座をしたんだっけな。
「…」
あれ?無言?あれか、レキの前まで滑り込んでの土下座はまずかったのか!?恐る恐る見上げると…あ、やっぱり無表情ですね。というか驚いたり、苦笑いしたり、養豚場の…それはいいや、なにかアクションしてくれないとこっちが困るんだが…
「…ノブツナさんが早かったですね」
「ん?それはどういう…」
「…わかりました。手を貸しましょう」
「嗚呼、なんというご慈悲!さすがはレキ大明神!いや女神さま!」
まさかすんなりOKとは。まあ去年もこうやって組んだんだけども。それにしても…俺が早かったってどういうことだ?
___
「『武偵殺し』の捜査ですか?」
とりあえず、今週中にSランク任務を適当にやるのと並行してジークの頼み事である『武偵殺し』について調べることをレキには話した。ジークの言う通り、偽名で依頼をはっつけてあるけども…『しょうゆ・ハワード』は明らかにバレバレなんですけどねぇ。
「おう、親友の頼みだ。真犯人とその協力者をとっちめる」
「そうですか…それで今はどこへ向かっているんですか?」
レキも気になったか。今は学園の離れの教室、いわば空き室と特進クラス『X組』がある棟の3階の端っこにある『文学部』とかいう教室の前に着いた
「まず捜査するには情報と証拠が必要だ。『虎穴に入らざれば虎子を得ず』、ということで『虎穴』をよく通っている奴に会う」
いわゆる同じ穴の狢?そっち側に詳しい奴に協力を要請するところだ。俺は古い木製のドアを押し開ける。鍵もかかってない上に入れば誰もいない空き部屋に見えるが…
「おーい、いるんだろ?隠れてねーで出てこいや」
俺の声が虚しく響く。けどもそうしないとあいつは出てこないんだよな
「いやー誰もいない教室で男女が入ってナニをするか楽しみにしてたんっスけどねー」
ほら来た。誰もいない教室に第三者の声が響く
「んなアホな。お前に用があるんだっての」
「はいはいっと。ノブちゃんがうちに会いに来るのは遊びじゃなくて仕事の話だけなんっスよー。レキレキは羨ましいっス」
俺とレキは近づいてくる声の方に視線を向けばそこにそいつはいた。いや、最初からそこでじーっと見ていたといった方が正しいのかな。レキより慎重は低く、ツンとしたアホ毛が目立つふんわりした金髪のショートに赤い瞳。彼女は武偵の生徒とは違う制服を着た少女。
「よっす、鳰(にお)っち。おひさ」
「はーい、皆さんこんにちわーッス!強くて可愛い、走り鳰ちゃんっスよー!」
走り鳰。俺の腐れ縁2号。去年まではミョウジョウ学園とかいう学校の生徒で生徒会長とかやってたとか聞く。でもそのミョウジョウ学園、実のところ暗殺者とかがよく集まる学校である。前までは何かチートじみた能力を持つ学生をターゲットに暗殺しろとか物騒な事をしていたらしい。で、その走り鳰も案の定、暗殺者でもあるのだがどういう風の吹き回しか武偵に入学してきた。
鳰の業なのか、彼女を知る人は教師陣とごく一部の生徒だけのようだ。
「それでノブちゃん、ウチに協力要請っスか?」
「話が早くて助かる。『武偵殺し』と『マッドギアの残党』について調べてくれるか?あと手伝え」
おっと、これを聞いた鳰のやつすんげえゲスい笑みをだしやがった。どうやったらバイ〇ンマンみたいなギザギザな歯になるんですかねぇ
「へー、ノブちゃん。いきなりハードな頼みをしてくるっスね」
「文句を言うならジークに言え」
「仕方ないっス…でもそれ相応の報酬は頂くっスよ?」
「ほれ、メロンパン。お前の大好物だ」
「yes、マイロード。うちに何でも任せるッス!」
ちょろい、大丈夫なのかこいつ‥‥
「…情報は早く欲しい。んで確実な証拠は集めれそうなら集めてくれ」
「ラジャ―ッス!」
「…犯人お前じゃねえよな?」
「やだなー、そんなことしたらウチ、ノブちゃんに『ブチ☆コロ』っスよー」
「「あはははははは‼」」
「‥‥」
‥‥やっぱ不安だ。
用語集
マッドギア: ファイナルファイトという2Dアーケードゲーム。メトロシティという町を暴力と恐怖で脅かす犯罪組織。筋肉もりもりマッチョな市長の娘を攫ったことで市長とその彼氏の逆鱗に触れて壊滅。哀れマッドギア
市長: 本名、マイク・ハガー 筋肉もりもりマッチョな市長。投げ技が得意。市長の娘がさらわれ激おこプンプン丸でマッドギアと戦う(本当はコーディ―というキャラが主人公なんだけどね!)
土下座: 日本の礼式の一つ。単なる謝罪と侮るなかれ。嘆願・敬服・崇拝など、あらゆる自身の『心の深さ』を顕示する姿勢である。そのためフライング土下座、ジャンピング土下座など様々な土下座のパフォーマンスがあり、作品によっては土下座で相手を一撃でKO(心身的に)させる程
ミョウジョウ学園: 『悪魔のリドル』より。見た目は普通の学園。しかし『10年黒組』となるクラスがあり、一人の生徒をターゲットに暗殺をするために暗殺者が集うというトンデモクラス。標的を仕留めれば何でも願いが叶うとかいう『神龍システム』があるから仕方ないね
走り鳰: はしりにお 「悪魔のリドル」より。ふんわりとした可愛らしい見た目の女の子。でも、暗殺者。どういう能力かは『緋弾のoutlaw』で(ごめんなさい!)