ある日、十一人の男女は同じ夢を見た
人が人を撃ち殺し、切り捨て、散っていく夢を
そんな中一際、異端な集団がいた
一切武器を所持せず己の肉体のみで迫り来る敵を打ち倒し銃弾も通用しない男たちがいた
男たちの内十二人の技に驚かされる
一人の少年が手を翳すと周囲の物が宙を舞い
一人の男が地面に手を突き立てれば大地が砕け地割れが起こり
一人の男が放たれた砲弾を全身が鉄になった様に体で受け止め
一人の女性は手にした植物を急激に成長させ動きを封じ
一人の男が地面に手を当てればそこから水が噴き上がり
一人の男はどこからともなく現れた動物達と共に敵に襲いかかり
一人の男が手を上げると周囲に落雷が落ち
一人の青年が翼が生えた様に空高く飛び
一人の少女が突如姿を消したり数人に増え
またあるものは手から炎出し敵を倒し
あるものは氷を作りだし身を守っていた
まるで特撮映画の様な光景に夢を見ている者達は信じられない気持ちでいっぱいであった
そんな彼らの中心にいるのは風を操る一際小さなまるでカエルの様な顔の少年であった
世紀の天才科学者、篠ノ之束博士が開発した宇宙開発用パワードスーツ、インフィニット・ストラトスが生まれ数年世界は劇的な変化を遂げた
世界各国のミサイルが日本に向かい発射されそれを第一号機となる白騎士が全てを撃ち落とした白騎士事件により世界最高峰の兵器となった
兵器転用を禁じるアスラカ条約があっても重要性が揺るぐことはなかった
これだけであれば世に劇的な変化をもたらすことはなかった
インフィニット・ストラトスには致命的な欠陥があった
それは女性にしか動かせないというものである
この欠陥が世の女性優位を絶対的な物へ変貌させてしまい男卑女尊主義なるものまで生まれてしまった
劇的過ぎる変化は時として毒になりこれ幸いと傲慢な態度を取り始める女性も大勢現れ、更にはこれまで良好だった夫婦間に溝ができ別居、離婚というケースも次々と起きた
過激な男卑女尊主義の団体による女権団体の一部では男性の奴隷化を復活させる動きを見せ始めていた
世は男性のいや人々の自由と平和が脅かされる事態へとなっていた
時代という川は今男卑女尊主義という激流に飲まれ氾濫寸前であった
そんな折り一人の少年が誕生した
それは小さい、小さい小石かも知れない
だがその小さい小石が川の流れを変えることになるかどうかは誰にも分からない
これは荒れすさんだ世の平和を復活させるために奮闘した心優しく強い少年とその頼もしい仲間達の奮闘記である
如何ですか?
これで前と大差ないなら削除します