強いて言うならばシャルの親父の名前が変わったくらいです
「それで、そちらのあなたはお二人とはどういった関係なのですか?」
それぞれ席に座ったところでセシリアが鈴の事を訊ねる
「鈴は幼馴染なんだよ」
それに答えるように一夏が言った
「なっ!幼馴染は私だけだろ!」
箒がその発言に過剰に思えるほどの反応をみせる
「鈴は箒が転校した後入れ替わるように転校したんだ。まぁセカンド幼馴染ってやつだ」
納得なったのかやや機嫌が良くなったがそれに反比例するかのように鈴が不機嫌になった
「まぁ、よろしく。凰 鈴音よ。鈴って呼んでね」
軽く手を振り自己紹介した
「一夏さんとのご関係はわかりましたが、風助…くんとのご関係は?随分と親しい様子でしたが」
セシリアは風助に視線を向ける
「ん?」
最後の米をじっくりと味わうようにペースを落としていた風助であるが周りには空となった皿が散乱していた
「こいつは中国の弟分みたいなもんよ。母さんと一緒に風助のお母さんに世話になっているってだけよ」
鈴の言葉に一夏は疑問を抱いた
「あれ?親父さんは一緒じゃないのか?」
「うん…父さんと母さん、離婚してたまたま訓練所の近くに食堂をやっている風助のお母さんのところに居候させてもらうことになったの」
「ごめん……」
一夏は自分の不用意な発言で空気が一気に沈みいたたまれなくなり謝罪の言葉を吐き出した
「別に気にしなくてもいいわよ。こっちに居た頃と比べると母さん男卑主義だったのが大分マシになってるからアタシが向こうに戻ったら案外より戻しているかもしれないし」
そう言い鈴は笑みを浮かべた
「それよりもあんたISまだ大して動かせないんでしょ?アタシが教えてあげようか?」
鈴の言葉に今度は箒だけではなくセシリアも過剰に反応した
「その必要はない、一夏は我々だけで十分だ」
「その通りです。第一、鈴さんは風助くんに教えるのが筋ではなくって」
風助は最後の一口を飲み込んだ後に返答した
「俺はISに興味ねえから教えてもらう必要なんてんねえぞ」
「そうなのか?」
一夏は意外に思った
女性しか乗れないISの例外だから進んで乗りたがるものだと思っていたが風助は顔だけではなく精神面でもどこか異質な感じであった
「俺は喧嘩や争い事が嫌いだからな」
その言葉に腑に落ちない感じではあったが一夏たちはとりあえず納得した
と話が一段落仕掛けた時声をかけてきた者が現れた
「山田先生、ちょっといいですか?」
「あ!千冬姉」
「織斑先生だ!」
どこから取り出したのかわからない出席簿で一夏の頭を叩いた女性は凛として女性ながら格好良いと言われるような容姿である
「千冬姉?」
突然現れた女性を一夏が姉と呼んだことに首をかしげる風助
「お二人は実の姉弟なんですよ」
山田は風助にこっそりと教えた
「む?桐山も一緒か、丁度よかった。放課後桐山の体力測定を行うのでそれを伝えるように頼もうと思っていたのだ」
これが学園に大いな話題を運ぶことになるのは鈴以外分からなかった
ボツネタ
絶対に出さない干支忍候補
寅忍 精霊のチェルシー
ボツ理由 ISに乗れるし女性と言うことで後々影響がでる設定になるので絶対に出しません