オリ忍空技がちょこちょこ出てきますが名前がいいのがあればそちらを採用することもあります
放課後、グランドには人だかりがあった
「風助くん、凰さんはあぁ言ってましたが全力でやってくださいね」
人だかりの原因は風助である
体力測定のためグランドの一部を借り行うのだがやはり、男性と関わることが少ないIS学園では興味を惹くのか大勢の見学者が現れていた
「おう!わかったぞ」
授業が終わり体力測定に向かう風助を鈴は呼び止め
「いい、半分くらいの力でやるのよ。絶対本気でやっちゃ駄目だからね」
と注意してきた
だがそれでは実技などでどれほどできるのかわからなくなるため真耶は風助に全力で挑むように言った
「では遠投を始めようと思います。では円の中でボールを投げてください」
ソフトボールを手に円に入り投球体制に入ろうとした風助だが投げる前に鼻に埃が入ったのか顔を歪めた
「ぶぇくしょん!」
くしゃみをしたままボールを投げた
ボールは砂を撒き散らしながら彼方へと飛んでいってしまった
「あり?先生!ボールどこか行っちまったぞ」
風助は後ろに振り返ると唖然としている真耶達がいた
「ふむ、今のところ察って大きな問題はないか」
職員室で書類を整理している千冬はふと時計に目をやる
「ふむ、一段落したことだ。コーヒーでも……」
一息つけようと席を立とうとした瞬間窓ガラスが割れる音と共に室内で何か暴れまわるものが侵入するのを確認した
「何事だ!これは……ボール?」
外を確認するが野球をする生徒など周囲には見受けられない
困惑していると生徒が数人こちらに走っているのがわかった
「あ!織斑先生、この辺にボール飛んできませんでしたか?」
彼女らが探しているのは自分が手にしているボールらしいが見たところ近くで野球をしているようには思えず困惑した
「これがそうか?」
「あぁ!それです。」
「すごい、こんなとこまで投げるなんて」
ボールを見つけた途端に彼女らは声をあげる
ボールを探している間、風助は他の競技を消化していたのだがどれもこれもとてつもない数字を叩き出していた
「次は何をやるんだ?」
肝心の風助は疲労を一切感じさせない表情で真耶に訊ねる
「こ…これでおわりです」
かすれるような声でそう言うと周囲の生徒が風助に群がった
「風助くん、ぜひ陸上部に」
「いやここはテニス部に来るべきよ」
「いやいやサッカー部に」
次々と自分の部に勧誘しようとしたその時である
「あ!」
突如、風助の間の抜けた声が響いた
それと同時に突如、突風が巻き起こり風助を取り囲んでいた生徒が吹き飛ばされてしまう
その様子を見ていた人物の一人がつぶやく
「いまのは、風で周囲の敵を薙ぎ払う子忍流の空廻風!どういう事?」
これらの出来事が噛み合うのはまだ先の話である
終わりが強引かもしれませんがご愛嬌ってことで