本当は問題児は異世界からと忍空のクロスだったのがこれになりました
『つまり、誰かに呼ばれて触ったら起動したということなのね』
風助は、中国政府のIS部門の役人に事情聴取を鈴と母の美鈴とともに受けていた
二人が一緒にいる理由は至って簡単、風助が流暢な中国語がわからないからである
中国にきて数年経っているが彼は中国語を単語ごとでしか喋れず学校のクラスメートも風助に気遣って単語ごとで要件を伝えているのだ
役人は困り果てる
織斑一夏という男性操縦者が見つかっているのだから風助もそれと同じように扱えばいいのかというとそれは正しいとは決して言えない
彼はまだ小学生であり織斑一夏のように純粋な日本人と違い父が日本人、母が中国人のハーフなのである
故に彼の扱いは非常に難しい状況であった
(どうするべきか、正直彼に中国の所属になってほしいけどそれを飲ませる材料がないし……それに)
役人はもう一つ懸念していることがあった
それは女権団体の存在だ
訓練所がある地域は中国の中では田舎の部類に入り近代的なトレーニングだけではなく自然を利用したトレーニングも組み込めるメリットもあるがそれよりも女権団体の人間が頻繁に来られないようにするが大きい
彼女らの思想は危険でありその思想に染まるのを恐れ片田舎に訓練所を設けたのだ
だがISという絶対的な女の武器を風助が使えることが分かれば彼の命を奪いにかかることもあり得る
役人は決断をくださねばならない
「凰訓練生、日本行きは一週間延期。彼と共にIS学園に転入してもらう」
役人の言葉に鈴は目を見開き驚く
「そんな、こいつはまだ小学生ですよ!」
「現段階ではこれが最良の道だ」
「?」
二人が何を言ってるのかわからない風助は首を傾げる
「最近の女権団体は日々、過激化している。そんな現状で彼の身の安全を確保できるほどの力は今の政府にはない」
鈴は口を閉じ黙ってその言葉を聞く
「ならばある程度の干渉を禁じるIS学園に身を置いたほうが彼のためにもなる」
美鈴はその言葉に納得し風助に役人の言葉を伝えた
「それは困るぞ。父ちゃんとの約束破っちまう」
風助はIs学園行きを拒否した
「どういう言うことかね?」
鈴は風助の言葉を役人に通訳する
「彼のお父さんが迎えに来るまでお母さんを守るように言われたらしいんです」
その言葉を聞いて、役人は風助に関する資料を眺め考え込む
「ではこういうのはどうかな……」
一週間後鈴と風助は日本行きの飛行機に搭乗していた
空港には風助のクラスメートや政府そして風助の父親、桐山光侍が見送りに参加していた
中国政府の提案、それは彼の父親を中国のIS製造開発部門で雇うというものであった
職人気質で外観よりも中身を重視する思想で彼のいた工場では質が桁違いのパーツが作り出されていたのだがクライアントとの衝突も後を絶たず解雇され復職もできずにいた
中国政府は彼に風助の専用機作成を依頼と共に彼を中国のIS開発者として雇うことに成功したのだ
こうして風助は中国の所属としてIS学園に転入することになった
(父ちゃん、母ちゃん。向こうでも頑張るぞ)
見送りに来た両親に活力をもらい鈴と共に風助は日本へと出発した
懺悔します
正直風助と鈴がヒロインってすげぇ書き辛い
要因としては風助は基本的に戦闘否定なので話作りが大変。鈴は原作スタート時点で一夏ラブなので路線変更まで手間がかかる
やらかした感がすごいね