「どうしてこのような状態になっているんだぁ?」
アナゴは闘技場のような場所で、大量の甲冑をつけ、斧や剣を持ったゾンビ、ジェネラルゾンビの群れに囲まれていた。
なぜこうなったのか、少し時間を戻ることになる。
――――
アナゴはアブサロムとあった後に、693センチメートルの巨大な男、ゲッコーモリアのもとに連れてこられていた。「キシシシシ!!アブサロムよなんだそいつは?」
「どうやら海を漂流中に間違ってここに迷いこんだようです。ただ、びっくりゾンビを一人で全滅させるほどの素晴らしい力を持った悪魔の実の能力者です。ここに来るまでに大方のことを話たところ、部下になりたいとのことなんですが。」
「ほう、なぜ部下になりたいのだ?キシシシシ。」
アナゴは、ゲッコーモリアの大きさに圧倒されながらも、土下座しながらゲッコーモリアに答える。
「僕にはぁもう行くところがないんですぅ。僕の姿を見ればぁ、誰もが化け物といって逃げ出す始末、ここならそのような心配もないですしぃ。そして、もう一つはぁ、僕は海軍に追われているんですぅ。化け物というだけで。あなた様は王下七武海でぇ、海軍から見逃してもらっているそうじゃないですかぁ。部下になったら僕も海軍に追われることもなくなるのかとぉ。」
「キシシシシ。そうか、だが俺は、強くて、優秀で、死なない奴しか支えさせたくねえんだ。まあ、それでもなりてえんなら試してやってもいいがな。キシシシシ。」
アナゴはゲッコーモリアの言うことに、なんとも言えない恐ろしさを感じたが、もうやるしかない、ここしか私が居られる所はないのだからと決心を決める。
「アブサロムよ、ジェネラルゾンビを集めろ。」
「はっ。」
――――
という話があり、今に至る。
「ホロホロホロホロ、あいつが新入りになりそうなやつか。まああの唇だけは可愛いかもな。」
「フォースフォスフォスフォス、わたしが作ったマリオにかなうか…〔スッ〕…ってシンドリーちゃん前に立たれると見えないから。」
ペローナ、ドクトルホグバックといった残りのメンバーも集まり、闘技場には4怪人が集結していた。
ついにアナゴの力をみせる場面が訪れた。
「やってやるぞ。」
ジェネラルゾンビに恐れを抱きながらも、セル化し、臨戦態勢に入る。
「始めろ。キシシシシ。」
ゲッコーモリアの掛け声のが響くと同時に、ジェネラルゾンビが四方八方からアナゴに襲い掛かる。
「こいってやっぱり恐いぞぉ~。ヤメテ~。」
アナゴはウソップ並みに臆病者であり、ジェネラルゾンビが一斉に襲いかかってきたのを見て心はすでに折れていた。
ただし、四方八方から襲いかかってきていたために、逃げ道はない。ということで丸くなって守りに入る。
周りから剣や斧が降り下ろされる。
武器がアナゴの背中に当たると同時に、ガキンという金属音がする。
ジェネラルゾンビの剣は悉く折れ、斧はアナゴの黒い羽に刺さっているものもある。
「少しいたかったぞぉ。」
アナゴの恐怖心は薄れていた。セル化するとなぜか気持ちが高ぶり、戦いたくなってくる。これも全てセルに含まれるサイ〇人の遺伝子のためである。
「フッフッフ、私のパーフェクトな力を見せてやる。」
アナゴは体に刺さっている斧を抜き投げ捨てる。斧によってついた傷は瞬時に塞がる。
「ほう。」
ゲッコーモリアは嬉しそうに笑うが誰も戦いに集中しておりきづいてはいなかった。
「全員で一斉にかかるんだ!」
『おう!』
「有象無象があ、消しとべえ。」
襲い掛かるジェネラルゾンビに向けて、手を向け衝撃波をとばす。
『うわー。』
吹き飛んでいくジェネラルゾンビ達を見て驚愕するものがいた。
「あれはおいらの『死者の手』と同じだ!!」
アナゴは気は使うことはできないが、セルの力はかなり使うことに慣れ始めていた。
「弱すぎる。いや、私が強くなりすぎてしまったのか。」
衝撃波によって吹き飛ばなかったゾンビや、衝撃波がくる範囲外のゾンビは、健在だが、目の前で力の差を見せつけられ、目の前の規格外の虫男に襲い掛かることすらできなくなっていた。
「もういいぞ。」
闘技場にゲッコーモリアの声が響く。アナゴは、だんだん戦意が湧いてきたところで止められたので、少し残念ではあった。
「合格だ。攻撃を受け付けない強靭な肉体、たぐいまれなる再生能力、そして言うまでもない戦闘能力。お前を部下にしてやるぞ。キシシシシ。ただ新入りであるからまずは、アブサロムかペローナのどちらかの部隊に入ってもらう。」
「ではおいらの「私の所に来い唇。ホロホロホロホロ。」っておーいペローナ。」
アブサロムが自分の所へといいかけた所にペローナの横槍が入り、アナゴはペローナの部下になった。
虫も動物のうち。またあの唇はびっくりだということで許してください。